クチナシのような香りのする、白い花に出会いました。
蕾は昨年育てたクルクマに似ています。
夫がジンジャーではないかと言うので、
ネットで検索すると、
ホワイトジンジャーであることがわかりました。
ジンジャーと言えば生姜のことですが、
食用の生姜とは全く別の種類で、日本には江戸時代に渡来。
九州や沖縄では野生化しているそうです。
ショウガ科シュクシャ属のインド原産の常緑多年草
(寒さに当たると地上部は落葉)
清楚で涼しげな花も素敵ですが、何といっても香りが魅力。
花言葉は「信頼」「豊かな心」「慕われる愛」「無駄なこと」など。
畑の隅に植えられていたマツバボタン
色とりどりの花に心が和みます。
日当たりの良い耕作放棄地の隅に咲いていた
イチビやオオセンナリにも初めて出会いました。
イチビ
アオイ科の一年草で別名:キリアサ、ボウマ。
黄色の小さな花。葉はハート形で
先が尖っています。
かつては繊維をとるために、
中国を経て日本に渡来し、広く栽培されたそうですが、
雑草化してしまったようです。
種は花よりも大きく、不思議な形をしています。
名前を調べるのはちょっと時間がかかりましたが、
楽しい作業でした。
オオセンナリ(大千成)
ナス科オオセンナリ属の一年草
南米原産で、日本には江戸末期に渡来。
薄いブルーの花が素敵です。
蕾
実
実を見ていただきたいのに、
写真を撮るのを忘れてしまいましたが、
花に焦点が当たっているこの画像でわかるでしょうか。
花のあとにはほおずきのような実が出来ます。
色は緑から黄色っぽくなります。
有毒植物なので食べられませんが、
切り花やドライフラワーなどに用いられるそうです。
どこでもよく見られる野草や草花です。
上段・左より
ツユクサ ヒメジオン ヘクソカズラ
下段・左より
ヤマノイモ オオイヌタデ ケイトウ
(歩いた日:8月18日)