hiroの花便り

我が家に咲く花や日々の暮らしを綴っていきたいと思います

富士山すそ野ぐるり一周ウォーク・第4回 道の駅すばしり~樹空の森②

2015-08-03 | 富士山すそ野ぐるり一周ウォーク 
標高800mの道の駅すばしりから標高650mの樹空の森まで
歩く間に出会ったお花たちを御紹介します。



ヤマユリ(山百合)
今回歩いた静岡県小山町や御殿場市の林道脇や草地、
民家の庭などに沢山咲いていました。
花も美しいですが、道路にまで届く甘い香りが素敵でした。
講師の先生のお話しでは、
花は1年に1つずつ増えるそうです。
さて、この見事なヤマユリ、何年たったのでしょうか。



ホタルブクロ(蛍袋)
キキョウ科の多年草で、林道脇や草地など
何処にでも咲いていました。
釣り鐘状の大きな花がなんとも風情がありますね。



タマアジサイ(玉紫陽花)の花と蕾
花はガクアジサイに似ています。
玉のように丸い蕾が名前の由来のようです。
この花と初めて出会ったのは、
8月下旬に奥多摩の御岳山にレンゲショウマを見に行った時でした。
地味な花ですが、木陰や林で咲く姿は格別です。



ウバユリ(姥百合)
前回(7月4日)のツアーでは蕾だったのですが、
講師の先生が「また見られますよ」
とおっしゃっていたので
どんなお花が咲くのか楽しみにしていました。
花は先端がやや反ったラッパ型、花色は緑色がかった白、
内側の奥の方に赤褐色の斑点が見える、
どちらかというと地味なユリでした。
花の名前は花が咲くとき、すでに葉(歯)がないという
しゃれからつけられたそうです。
林や藪の中、林道脇、草地などで沢山咲いていました。



オカトラノウ(丘虎の尾)(左)とヒヨドリバナ(鵯花)(右)
オカトラノオは花穂がくにゃりと曲がった姿を
虎の尻尾に見立てて、
ヒヨドリバナはヒヨドリが鳴く頃に
開花することから、この名前がつけられたそうです。
どちらも蝶が好きそうな花ですね。



クズ(葛)の花
こちらでも東名のフェンスや人が住んでいない
道路端、藪の中などに繁茂し
よく見かけるやっかいな?植物です。
でも花は綺麗ですね。
葉っぱが茂り過ぎて見えないことが多く、
可哀そうなくらいです。



モンシロチョウとアザミ(薊)(左)とハギ(萩)の花(右)
モンシロチョウが吸蜜中。
3~4人、カメラを次々と向けましたが、
逃げようとしません。
よほど蜜が美味しいのでしょうね。

秋の七草としてよく知られているハギ。
9月頃から咲くのかと思っていましたが、
けっこう早くから咲いているのですね。
そう言えば、先ほどのクズも秋の七草ですし、
民家の庭先にも秋の七草の一つ、
オミナエシ(女郎花)が咲いていました。



ハナイカダ(花筏)
この花を初めて見たのは春の高尾山。
野草に詳しいお友達が花の名前や、若葉が食用に
なることを教えてくれました。
葉の上に花が咲くことの珍しさと、
ハナイカダというネーミングが素敵だったので
ずっと記憶には残っていましたが、
その花がその後どうなるのかなんてまったく
気にしていませんでした。
こんな可愛い果実になるのですね。
20数年ぶりの再会でした。



ヤブカンゾウ(薮萓草)
日当たりの良い草地に咲いていました。
似た花で一重の花がノカンゾウ。
園芸種がヘメロカリスとして知られています。
コメント (16)
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