hiroの花便り

我が家に咲く花や日々の暮らしを綴っていきたいと思います

富士山すそ野ぐるり一周ウォーク・第2回 忍野八海(筧公園)~山中湖村役場手前②

2015-03-18 | 富士山すそ野ぐるり一周ウォーク 
午後からはバスで花の都公園まで戻り
山中湖まで、相模川の支流・桂川沿って歩きました。
桂川はお掘のように小さな川ですが、相模川が一級河川なので、
ここも一級河川になるそうです。



宿り木
歩いている途中、いたるところで見られました。
1つや2つなら鳥の巣と間違えそうです。
宿主の木から養分を吸収し、逞しく生きています。



約35分で山中湖畔北側に到着。
山中湖は富士五湖最大の湖で、湖面の標高は
982mと最も高く(日本で3番目)
冬に周囲は凍結しますが、湖底にいくつもの湧水があるので
全面結氷はないそうです。
昭和25年6月、世界文化遺産に登録されました。

雪で対岸の景色がぼんやりとしています。    



白鳥をズームアップ
一年中定住しているコブハクチョウです。
沢山の野鳥の中に、一羽だけまぎれていましたが
大将のような風格がありました。
講師の説明を聞くため、集まっているのを見て、
餌を貰えるのかと勘違いしたらしく、
まっしぐらに向かってきました。
講師の先生、鳥撮りに夢中でごめんなさい。



山中諏訪神社
安産子授けの守護神。
起原は崇神天皇御代7年(西暦104)。
本殿は武田晴信が北条氏との合戦に際し、
戦勝を祈り、寄進したそうです。



土俵
山中明神例大祭安産まつり(9月4日~6日)
の後祭り(9月6日)の際、奉納相撲が行われます。



山中浅間神社 
平安時代(西暦931)に富士山の怒りの火を鎮めるために
三柱の神(木花開耶姫命、天津彦々火瓊々杵尊、大山子祇命)
を勧請して奉ったことが始まり。
昔から山中集落の氏神様として信仰を集めてきたそうです。



神輿殿の中に安置されていた煌びやかなお神輿



ユニークな狛犬
横から見たらなんて可愛い狛犬と思ったのですが、
回って前から見るとプフッでした。

浅間神社の西側の旧国道は甲府から鎌倉までの旧鎌倉往還で、
山中はこの街道の宿場町でした。
本日のウォークの仕上げは山中宿を通り、
山中湖村役場手前までの30分です。



口止め番所跡
甲斐と駿河、相模の国境に近い分岐の宿場として
戦国時代に武田氏が置いた関所です。



山中諏訪明神御旅所
安産祭りで担がれた神輿の宿泊所です。



馬頭観音
走る馬が浮き彫りになった珍しい観音です。



再び山中湖に近づいてきました。
時々みぞれにもなりましたが、雪は一向に止みません。



ゴール地点は山中湖村役場手前の鶴塚。
こちらのお土産屋さんで温かいお茶とお菓子を頂きました。



石割の湯
1時間のリラックスタイム

3時40分に石割の湯を出発し、御殿場インターから東名に乗り、
5時35分には出発地に無事、戻ることが出来ました。

富士山を見ることが出来ず、写真も綺麗に撮れないのは
残念でしたが、四季を感じながら歩けることは幸せでした。
コメント (16)
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