hiroの花便り

我が家に咲く花や日々の暮らしを綴っていきたいと思います

大和市郷土民家園

2014-05-10 | おでかけ
大和市泉の森公園に行った時に立ち寄った郷土民家園です。
植物は季節と関係あるので、賞味期限が切れないうちに
投稿しなくてはとせかされますが、
民家園は季節に無いので少し気が楽です。
(訪れた日2014/04/16)



郷土民家園全景
(写真は大和市HPよりお借りしました)
泉の森公園の一画(約3900平方メートル)には移築復元された
2棟の 民家があります。



旧小川家は江戸時代中期に建てられた住宅。
まだ障子が無く、雨戸は下半分位が開閉ができる
仕組みになっていました。
雨戸は開け放たれていましたが、昼間でも家の中は薄暗く、
ひんやりした感じがしました。



左側半分が土間。カマドがおかれていました。
広いザシキは板の間で囲炉裏がありました。
デエ(出居)は8畳の和室で畳が敷かれていました。
今でいう客間なのでしょう。
後ろの窓もない暗いヘヤ(部屋)が家族の寝室のようでした。



大谷石でできたカマド



ザシキの囲炉裏



旧北島家は江戸時代後期に建てられた住宅。
民家ではこのころから障子が使われるようになったようです。



ダイドコロ(土間)。旧小川家と同じカマドがおかれていました。
ザシキは板の間で、囲炉裏と機織り機がおかれていました。
カッテも板の間。座り流しと水瓶が置かれていました。
オクとナンドは畳の間。



ザシキとオク。
機織り機(右端)の手前に囲炉裏があります。



カッテ(勝手)の座り流しと水瓶。



ダイドコロ(土間)の天井
入ってすぐのところに2階の蚕部屋に行く階段がありましたが
危ないので取り外されていました。







今年の2月は2度も大雪が降り、
裏屋根が落ちてきたので材木と鉄パイプで支えられていました。
茅葺屋根を全面改修するには1千万円もかかるそうです。
現在大和市では検討中だそうですが、せっかくの文化財なので
ぜひ改修してほしいものだと思いました。

いつもご覧いただきありがとうございます。
本日は都合によりコメント欄を閉じさせていただきます。

コメント
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