hiroの花便り

我が家に咲く花や日々の暮らしを綴っていきたいと思います

韓国・ソウルの旅(1日目・景福宮ほか)

2014-05-24 | 外国旅行
5月18日から2泊3日で韓国・ソウルに行って来ました。
同行者はご近所の友人Hさん。
韓国が好きで、今回で4回目の旅となるそうです。
私は今まで特に韓国に関心はなかったのですが、
良い機会だったので、ご一緒させていただきました。
羽田空港09:15のKE2712便で出発。
約2時間後にはソウルの金浦空港に着くので、国内旅行感覚でした。



機内食



ティーマークホテル明洞
金浦空港到着後、荷物を受け取り、現地ガイドさん
の案内でホテルに向かいました。
ツアー参加人数は2組5名。
午後はフリータイムだったので、
私達二人はガイドさんにタクシーでの市内観光を
お願いしました。あと一組の方は市内を
ブラブラ歩くとのことでした。

案内していただいたのはソウル特別市にある
景福宮(けいふくきゅう、キョンボックン)
1395年に創建された朝鮮王朝(李氏朝鮮1392~1910)の王宮で、
約200年間、正宮として使用されてきましたが、
1553年の大火により焼失。
さらに1592年、豊臣秀吉の朝鮮侵略(文禄の役)では
朝鮮の民衆による略奪と放火の対象となり再び焼失。
その後は離宮の昌徳宮が正殿に使用され、
景福宮は約270年の間、再建されませんでした。
1868年 高宗(李氏朝鮮第26代国王)の実父・大院君に
より再建されましたが、1910年~1945年日韓併合で景福宮内に
朝鮮総督府庁舎(日本の官庁)が建てられ、
多くの楼閣が破壊されました。
1991年から復元事業が始まり、2025年には完了する予定。



景福宮の正門「光化門」(2010年に再再建)
王宮守門将交代儀式





興礼門(2001年に復元)
このあたりに朝鮮総督府庁舎が建てられていた。



勤政門



勤政殿
景福宮の正殿。景福宮内で一番大きな建物であり、
韓国でも最大の木造建築。
国王主催の国家的行事はここで行われていた。



勤政殿の玉座と日月五峰山図
後ろの屏風に描かれた日月五峰山図は
10,000ウォン紙幣の絵柄になっている。



天井には華やかな黄金の双龍が。
縁起のよい龍は、王の象徴とされている。



王宮建築に施される色は青、赤、黄色、黒色、白色
の五色が使われている。建物を荘厳に見せる
ことの他に、防腐、防水効果を高め、
建物は100年長持ちすると言われている。



思政殿
国王が居住し、政治を行う場所。



思政殿の玉座と日月五峰山図。
上に掛けられているのは双龍画。
勤政殿のものと比べると地味で落ち着いた感じ。



康寧殿
王の寝室。



交泰殿
王妃の寝室。



慶会楼
重要な宴会や外国からの使節を接待するための楼。



「光化門」に戻ってきました。
これで広大な景福宮の見学は終わりました。
韓国の歴史は世界史の中でほんの少しかじる程度
でしたが、素晴らしい王宮文化に触れ、感動しました。

私達は現地ツアーガイドさんの説明で見学しましたが、
景福宮は専門のガイドさんから、韓国語、英語、日本語、中国語
による案内を無料で受けることが出来ます。
ただし月曜日はお休み、言語別に時間は指定されています。



光化門広場に立つ2つの銅像
左:世宗(セジョン)大王像
ハングルを創製した朝鮮王朝第4代王
右:李舜臣(イスンシン)将軍像
豊臣秀吉が朝鮮半島に攻め込んだ文禄・慶長の役に
おける朝鮮側の将軍。
朝鮮水軍を率い、日本軍との戦いで活躍した韓国の国民的英雄。



明洞(ミョンドン)
ガイドさんと別れて、お買い物や散歩を。
日本の銀座のような場所で、韓国で一番地価が高いそうです。



夕飯は焼肉、チヂミ、スンドゥブなど・・・
焼き肉はもちろん、チヂミがとても美味しかった。
よく歩き良く食べた一日でした。(朝から15000歩位)
コメント (10)
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