お寺さんぽ Ver.03

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ゲーム大手のSCE離れ進む・任天堂向けソフト逆転へ (日経新聞)

2007年07月07日 | ネタ
ども、ちょっと都合があったので、一日早くこんばんわ。
お寺とか仏像とか歴史とか、そんなん読みたい方は下記リンクから引っ越し先へどうぞ。
(※織田信長の実弟「信行くん」の記事を続けています)
こちらはその跡地でして、好き勝手なたわ言ブログなのでした。でした。

 ★こっちみもみてね ⇒ お寺さんぽ ver.02 

さて、世の中の闇を一刀両断するこのブログ(大嘘)
本日は『 ゲーム大手のSCE離れ進む・任天堂向けソフト逆転へ (日経新聞) 』です。

期待通りの展開です。
うふふ…。
あちこちで言われてることなので、いまさらひでるさんが書いてもさして目新しさはないでしょうけれど、とりあえず↓こちらをご覧下さいませませ。


■ゲーム大手のSCE離れ進む・任天堂向けソフト逆転へ
 [NIKKEI NET]2007年6月25日

 バンダイナムコゲームスやセガなどゲームソフト大手が、ソフト開発の比重をソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)向けから任天堂に移している。
 バンダイナムコとセガは2007年度に発売する任天堂向けソフト数を前年度比で倍増を計画。
 SCE向けはヒットが見込める大型作品に絞って開発を進める。
 カプコンを加えた大手3社の出荷本数は任天堂向けがSCE向けを逆転する見通しだ。

 任天堂の携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」や据え置き型「Wii(ウィー)」の好調な売れ行きに対し、SCEの高機能機「プレイステーション3(PS3)」は伸び悩んでいる。
 ソフト各社は任天堂ゲーム機の普及をみて矢継ぎ早に新作を投入。
 一方で高い性能が売り物のPS3向けソフトは製作費が膨らむ傾向にあり、慎重にならざるをえない。
---------------------------------- 。。。


ちょっと前の記事ですが、そんなん取り上げてみました。
任天堂好調、おめでとうございます!
(※ひでるさんはソ●ーが嫌い)
”シェアの拡大”というのは、ゲーム業界に限らず何事でも勝負の核でしょう。
いままでそれを保ってきたソニーが次世代機をきっかけに転落し、再び任天堂が返り咲いた、と。
また、新規参入した携帯ゲーム機分野でも、首位に立つ任天堂に目下惨敗している状態。
わはははは。

現在、ゲーム離れしていた大人だけでなく、女性やお年寄りなどもともと無縁だった方までもがそれに注目しているという、過去に例のない不思議な状況。
これは何なのか?

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ゲームウオッチからファミコンへと進化し、技術の向上と共に今では映画と見間違うようなものまでが発売されるようになりました。
それは大変素晴らしいこと。
ただ、残念なことに、やっていることはあまりファミコンの頃から変化していなかった。
様々なタイトル・ヒット作が生まれたものの、基本はファミコン時代からの世襲。
そのため、出せば出すほど目新しさは欠けてしまった。
より複雑・難解なものになってしまった。
(※単にコントローラーでも、ボタンが十字と■二つだったのが、十字っぽいのが三つにボタン八つですからねぇ)
…これが、ゲーム離れの直接原因ではないか、と思うのです。

画面の美しさとか、迫力ある音楽というのはあくまでもゲームを構成するいち要素に過ぎず、それ以外はマンネリで複雑化する一方で、結果として面白味がなくなったのでしょう。
画像が綺麗で、実写のような世界。
それは見た目には良いものですが、ゲームとして楽しいか、とはまた別のことなのです。
入ってくる情報が多すぎますよね。

Wii

任天堂

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また、ハード性能のやたらな向上は記事にも書かれているように、ソフト会社を苦しめる直接要因になっているのです。
「ある程度性能を生かしたもの」
と考えると、ボリュームは自然と膨大なものとなります。
また、ユーザ側もせっかく買ったハードの性能を活かしたものを求めるものです。
そうすると、ソフト会社の利益なんて自然と薄くなる。
薄い、で済めばまだ幸せな方で、期待以下のセールスともなれば、たちまち会社自体が窮地に立たされてしまうでしょう。
前評判で「大作」とうたわれた、豪華声優陣とビジュアルに凝ったゲームが発売後に酷評されているのは何度か見かけています。

そうすると、自然とソフト数は減少し、結果としてハード自体の魅力まで薄れていくのです。
ソフトがなければ、あんなんただの箱ですから。

そんな訳で、これら一連の流れは、「機能がスゴければそれでいい」っていうことに対する、警告のように思いました。
その点、性能はある程度におさえ、従来と違った遊び方ができるものを開発した任天堂はえらいと思うのです。
リモコンのようなコントローラーとか、ペン入力とか二画面構成など、見慣れたものが目新しい、ってのはなにげにスゴイですよね。


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