お寺さんぽ Ver.03

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戦女神 アテナ (ギリシャ神話) <後編>

2006年06月08日 | 仏像
のんびり気軽にさんぽがてら。
本日もギリシャ神話・オリュンポス十二神の一人「アテナ」です。
英語名は「アシーナ」、そしてラテン語では「 ミネルウァ」なんだって。
戦略、知識、技芸の最強女神ですよん。

…そう言えば、日本にはこの手の女神さまはいませんねぇ。なんでだろ。


「アテナ、いっきまーす!」
と、言う訳で。
遥か昔、「屍愚魔」という化け物がおりました。
屍愚魔(しぐま)は勇敢な古代人によって地底深く封じ込められていましたが、いつしかその封印は解かれ、再び地上へと姿を現したのです!
「悪魔が地上に現われしとき、東の地より光の戦士来たる…」
そんな予言どおり、超能力を有した高校生。平和を愛するサイコソルジャー「麻宮アテナ」はサイコパワーを駆使して「屍愚魔」に戦いを挑むのでした。
おしまい。


…それはどこぞのゲームの話、って前回と同じパターンではないですか!
ちょっと書きたかっただけです、すんません。
ゲーム詳しい人は予想ついたかもしれませんね。うふふふ…。


前回のあらすじー。
ゼウスの額から女神アテナは生まれました。
そんなん。


さて、当時はまだ名前のなかったギリシャ共和国の首都「アテナイ」
ここの領有権をかけて、水神ポセイドン(※ちなみにアテナとは叔父という関係)と我らが女神アテナが争い、戦いに勝利しました。アテネの古名、「アテナイ」の名はそれにちなんで付けられたそうです。
この以後、アテナはアテナイの守護神として崇拝されることとなりました。

そんな勇ましいアテナさんもやっぱり女の子(?)
ヘラクレスやペルセウスなどの勇者に対しては大変に好意的でありまして、幾度も冒険の手助けをする一方で、同性にはずいぶん手厳しかったようです。
ひでるさんが好きでファンクラブ(←そんなのない)に入っている「北条政子」さまみたいですね。
近くにいると嫌かも。

…では、せっかくなんでその詳細をば。
機織りの娘「アラクネ」はその腕を誇っており、機織りをも司る女神アテナとの勝負となりました。勝負は一応引き分けみたいになるんですが、神さまを皮肉ったため怒りを買い、アラクネをいじめます。彼女は神に逆らった愚行を反省し、自ら死んでしまうのです。
また、映画「タイタンの戦い」でも有名な、水神ポセイドンの愛人「メドゥーサ」は、その美しさを誇った(※)ことでアテナの怒りを買い(またかよ)、自慢の金髪を醜い蛇にされてしまうのです。

……生まれる子供が自分を脅かす存在と知って、妊娠した妻を飲み込んだ父ゼウス。
気にいらないやつをいじめるその娘アテナ。
こりゃ、どっちもどっちですね(笑)
日本の神もそうですが、なんで神さまってーのはこういうふうに性格破綻者が多いんでしょうか?



(※)「メドゥーサ」について
もともとギリシアの先住民族では大地と水の女神なんだって。びっくりしたでしょ。
しかも、そりゃあもうアナタ、たいそうな美人であったようですよ。
ちなみに、アテナに支援されたペルセウスによって首を落とされますが、献上された首をアテナは自分の盾にとっつけてしまうのでした。…重ね重ね残酷な話ですね。
メドゥーサも踏んだり蹴ったりですよ。
この盾というのが、今では軍艦でもお馴染みのイージスの盾。
いまは懐かしい「ソーサリアン」でもメドゥーサの首は盾として装備できたりしました。いいなぁ、ソーサリアン。

 ちなみに、今回写真は飛び出し少女です。全然関係ありませんね。
 同じ写真を掲載するよりいいと思いまして。
 だいたいアテナの写真なんてそういくつも持ってませんって。


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※そーさ、僕らはソーサリアン!!
 と、言う訳でソーサリアンです。なんとこれだけで「ロマンシア」も楽しめるという、お得なゲームです。
 ひでるさんと同時期にパソコンやってた人にはお馴染みのタイトルなんですが…どっちか知ってますか?

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