新塾長日記(魚歌水心)

魚歌水心

波にまかせて、泳ぎ上手に、雑魚は歌い雑魚は踊る。けれど、誰か知ろう、百尺下の水の心を、水の深さを。

黒帯を締めるということ

2016-03-16 21:30:48 | 稽古
今日は肌寒い気候でしたが、稽古中は湿度も高くなり寒さを感じませんでした。

黒帯は、たとえ少年部といえどもしっかり後輩を指導できないといけません。集中力の無い道場生は、危険の無いように見取り稽古をさせたり、ぶつからないようにさりげなく黒帯が他の人との距離を測ってやる必要があります。

稽古納めの常套句である「今年も大きな怪我なく・・・。」というのは、実際に何事もなく過ぎたからこそ言えるわけであり、一瞬目を離すと大きな怪我に繋がることをしているのだと常に意識しなければいけません。

少年部黒帯も、いつまでも少年部でいられるわけではないのですから、強くなる努力をしないといけません。重心が高いまま修正できていないと相手に振り回され、ひっくり返されます。背中を相手に向けるのは、はじめから負けが決まっているようなものです。ただダラダラ稽古していても強くなれません。少しは考えながら集中して稽古しましょう。

本日は、一般部5名、女子部2名、少年部10名の17名でした。

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