紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

白菜のお好み焼き

2021年11月17日 | 我が家の食&漬物作り

数年前、NHKガッテンでプロの料理人が「白菜」のお好み焼きを紹介した。

おぼろげな記憶では・・・

その時の料理人が、「この味を知ったら白菜売場から白菜が無くなってしまう」みたいなことを言ったが、ホンマかいなと・・・

 それを食べたゲスト出演の「歯に衣着せぬ物言いが心地よい」大阪のオバチャン「くわばた りえ」さんが、『これっ、山芋入っているみたい。メチャクチャ美味しい。今度、作ろう』みたいなことを言った。このコメントが自分を動かした。

白菜に旨み成分があると知った。中国の高級な宮廷料理には、白菜の芯の部分だけを使ったスープがあるとも知った。その時になって、白菜の漬物が美味しいのは旨み成分だと気づいた。

お好み焼きでは、白菜の上部1/3を使い、粉は少ない目にし、いかに白菜の旨み成分を引き出すかがポイントだとわかった。

以来、この時季になると、お好み焼きはキャベツではなく、白菜を使うようになった。今季初めての「白菜のお好み焼き」を作った。

ちょっと 粉を入れすぎてしまったが・・・

キャベツでは味わえないお好み焼きだった。

先日、初物の白菜を使って水炊きをしたとき、残った出汁で雑炊も作った。白菜と鶏肉の旨みがタップリだった。