紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

家内の愛車

2021年11月08日 | 旅行・街歩き・お店・写真

家内の愛車は、前進が5段ミッションの軽トラ。

<5段ミッション>

近くの買い物は勿論、高速道路でも乗用車を使わず軽トラを使う。

『理由は、前も後ろも見やすくて運転しやすいし、狭い道も走りやすい』・・・確かに。

 

・・・使わないミッションの5段目・・・

先日、家内が助手席に座り、自分が久しぶりに軽トラを運転して高速道路を走った。

前進5段のミッションなので、時速60km付近で5段目に入れた。その時、隣に乗っていた家内の言葉にビックリ。

『5段目なんて使ったことない』と。

「エッ 高速道路走るときも?」

『ウン』

家内は近隣を走り回ることが多く、制限速度も40~50km以内の道ばかり。そのためか、前進5段のミッションの5段目を使ったことがないらしい。たまに高速道路を走っても5段目を使う習慣がないから使わないとのこと。可哀そうな5段目。使うのは自分が乗った時だけ。

 

・・・坂道発進・・・

自分は軽トラにはたまにしか乗らないこともあって、信号で上りの坂道に止まってからの発進時には、サイドブレーキとアクセルの同時操作にドキドキしたりする。

<ミッションとサイドブレーキ>

でも家内は手慣れた操作で坂道発進する。愛車だけにミッションの軽トラ操作は自分より上手い。

自分も昔は、サイドブレーキを使わずとも、半クラッチにし、ブレーキとアクセルの両方に右足をひっかけ、徐々にアクセルに踏み替えるテクニックもあったのに・・・オートマ車に慣れてくると、思うように手足が反応しなくなってしまった。

 

・・・ミッションは、お年寄り向けかも?・・・

ブレーキとアクセルを踏み間違えての事故報道を見る度に思う。

ミッションの車だったらそんな事故は起こらなかったし、被害者も命を落とすこともなかったし家族も悲しまずに済んだのにと。

<クラッチ・ブレーキ・アクセル>

クラッチ操作・ミッション操作・坂道発進など操作が便利になったオートマだが、アクセルとブレーキの踏み間違えで、かけがえのない命を奪ったり、運転手自身も辛い思いをしたのは事実。

操作が煩わしいミッションだが、うっかりのアクセルとブレーキの踏み間違えもないし、手足も脳もフルに動かしボケ防止にもなる。

ミッション利用はマニアが多いらしいが、意外にもお年寄りにおすすめかも知れない。

便利になればなるほど、五感も手足も衰えるしかない。自動運転になれば、なおさらのこと。