紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

畑で食べるのは 「日の丸弁当」

2017年09月15日 | 田舎暮らし&家族

朝から「さつま芋掘り」。

汗ビッショリで服も土まみれになるので着替えないと食卓では食べられないし、食べた後は作業着に着替え直さなければならない。それが面倒で、こんな日は畑で弁当を食べることが多い。

畑の弁当は、ご飯とご飯の間に鰹節を挟み、漬物を入れ、真ん中に梅干しを載せた「日の丸弁当」と決まっている。汗ダクダク、お腹ペコペコ状態の中、野外で食べる「日の丸弁当」は、どんなご馳走よりも美味しい。

家内に「日の丸弁当」を頼んでおいた。何とおせち料理みたいな弁当箱に入れてくれた。しかも、幕ノ内弁当みたいにいろんな物が入っていた。

卵焼き、焼き鮭、ナスビの味噌和え、ウィンナーが添えられていたが、自分のメインは、挟んだ鰹節・漬物・梅干しの「日の丸弁当メニュー」だった。


さつま芋作り コミュニケーション・ツール?

2017年09月15日 | 家庭園芸&直売所

①「芋ほり」をしていた時だった。

「エエ芋 ようけ ついちょるのー」との方言に、思わず作業の手を止め声のする方に振り向いた。

歩道をみると、知らない70代後半ぐらいの「おばあちゃん」だった。

自分:「イヤー それほどでも・・・」と曖昧な答え方をした。

見知らぬおばあちゃん:「この芋、植えるの早かったものなあ。やっぱり、早よ植えなアカンなあ」と返ってきた。

エー、見知らぬ人なのに、いつも我が家の畑を見てるんやと気づきビックリ。そこから、見知らぬ人との会話が始まった。

 

②「芋ほり」を休憩している時だった。畑へ出かける途中だという「近所の農家のおばちゃん」が声をかけてきた。

農家のおばちゃん:「大きい芋やなあ」

自分:「お盆に掘らなアカンのやけど、暑かったんでサボったんや。大きくなり過ぎて掘るのが大変や」

自分:「今日、旦那は?」と聞くと

農家のおばちゃん:「畑ばっかりと違うて好きなこともさせてやらなアカンので、パチンコに行かしたんや」

自分:「ようできた奥さんやなあ」

一緒に缶コーヒーを飲みながら、井戸端談義。

 

 ③「急に、これから薬剤散布することにした」のでと、隣地でミカンを作ってる「おじいちゃん」が声をかけにきた時のこと。

農家のおじいちゃん:「後で植えた芋苗、葉が黄色くなったりしてるけど、どうしたん?」と聞いてきた。

自分:「7月末に苗を植えたんで日除けネットしてあったけど、盆前に台風が来たので外したんや。台風が去った後、カンカン照りやったんで日除けネット作業する気が失せたんや。散水も放置したし。そやからや。二番苗で植えた芋、今年はアカン」

農家のおじいちゃん:「そうやったんか。家内と、なぜやろなあと言うてたんや」

 

「さつま芋畑」が、人と人を繋いでくれていると感じた。


 <これくら連なっていると、掘るのも楽しいんだが・・・>

<珍しい芋:2つが縦に繋がっていた。>