三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

あー夏休み。

2012年08月31日 | 三味線のはなし
なんですか世間の子どもたちはもう学校が始まってるんですか
まだ8月なのに。
カワイソウに。

私は学校なんて好きじゃなかったから
夏休みって幸せだったなー。


毎年、夏イベントを企画したいと思うのに、
今年もやれなかった。
盆踊り的なものを集めて、
賑やかに打ち上げたいんです。
伝統芸能が消えゆくこの日本で、
まだ祭りは生きてると思うから。

来年こそ。

そうなれば、最後は絶対に阿波踊。
みほりん必須。

で、これもやりたい。
あー夏休み。by TUBE。
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勝利の瞬間。

2012年08月30日 | 三味線のはなし
ジッタリンジンの「夏祭り」を
三味線一挺で弾き唄いしてみたら、

スゲェ

って客席で呟いてた子がいたらしくて、
ガッツポーズです。

同じ曲をやっても、
何十人ものブラスバンドでやるのとは
全然違う面白さを引き出す、
そういうアレンジこそが私のこだわり。

親しみやすい曲を選ぶだけじゃダメ。
そこにもう一ひねり二捻り加えて、
意外な発見をしてもらえたら、
勝ちだと思います。

もちろん、それはすごく難しい。
どんな曲でもやれるわけじゃない。
はっきり言って、和楽器ではやれない曲もある。
でも、そんなのって、例えば、
ギターで義太夫の伴奏できないのと同じこと。
やれるわけないし、やる必要もない。
そこに和楽器の限界を見るのは間違ってるし、
根本的な視点の転換が必要。

カバーアルバムが流行ったことがあったけど、あんな感じ。
原曲が好き、でも、自分のアレンジでやる。
たいていは原曲の方が良い、ってなるけど、
ごく稀にオリジナルを超えるアレンジがある。
ああいうのを狙いたいと思ってるのです。
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アイ・アム・三味線弾き。

2012年08月28日 | 三味線のはなし
自己流で始めた弾き歌いスタイルもすっかり定着してきて、
最近では唄の方が目立ってる感もあるのですが、
私はやっぱり三味線弾きです。

唄も大好きだけど、
三味線あっての唄だと思います。
だから、例えば、長唄をやるなら、
唄じゃなく三味線を選ぶだろう。
いや、やらないけど。

七月の華蓮の会では、三味線がすごく良くて、
楽器と自分が一体化した感じで、
撥が引っかかるとか、ツボが狂うとか、
一切の不安がなかった。
元々、津軽弾きなんだから手が回るのは当たり前なんだけど、
久しぶりに“三味線弾き”の面目躍如、な気分でした。
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迫力不足の津軽三味線。

2012年08月28日 | 三味線のはなし
これまたよく言われます。
言われるのが鬱陶しいので、
あまり曲弾きをやりたくないとか思ったりしますが、

そういう時には、

私は竹山流の叩かない三味線をやってますので

と、にっこり笑顔でご説明するわけです。



それでも昔は気にしてた。
お客さんを満足させられないのが悔しいとか、
叩き以外の良さを伝えられない歯がゆさとか、
どうしたら、自分もお客さんも気持ちいい演奏ができるのか、
葛藤してた。

今は、確信を持って、
私は叩き三味線はやりません、と言えるし、
津軽三味線の良さは叩きじゃない、と言い切れる。

これは竹山先生のワークショップで得た確信です。

だから、最近はこんなこと言われても、
へっちゃらで流しちゃいます。
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三味線弾きの顔。

2012年08月27日 | 三味線のはなし
よく、弾いてる時の顔が怖いと言われます。

自分でも多少は気にしてます。

でも、どうしようもないこともあります。

だって、あんな切ないよされを弾きながら、
にこにこは出来ないでしょ。
あんな怖ろしい古道成寺を弾きながら、
笑顔だったら怖さ倍増でしょ。



その真剣な顔が「三味線弾きの顔」って感じで良い。


そんな嬉しいことを言ってくれる人もある。


なので、芸風を変える予定はありません。


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お箏やらないの?

2012年08月27日 | 三味線のはなし
って、最近時々訊かれます。


なので、書いときます。



やる予定はないです。
今のところ。



お琴が弾けたら良いかもな、と
思うことはある。
主に、響喜のアレンジをしながら。

でも、これ以上、手を広げてやれる自信ないし。
それより三味線をもっともっと追求したいし。


別に、お箏が嫌い、というわけではないけど、
過去にトラウマもある。

昔、津軽三味線がやりたい!と言い始めた高校生の頃。

そんな青森の芸能、大阪で習えるわけないやろ、
邦楽がやりたいんなら、家に楽器もあるし、お箏やれば?

と言われたことがあります。

違うんだ。
三味線とお箏は全然違うんだ。
三味線でも、地歌と津軽は全然違うんだ。

そう叫んでいた十代が私にもあったのだ。
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この夏の断章。

2012年08月27日 | 三味線のはなし
七月、八月、
いくつかの舞台で言われたこととか思ったこととか。
何となく書くタイミングを逃した諸々、
思いつくまま書き残しておこうというシリーズ。
始めます。
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琵琶湖ホテル。

2012年08月24日 | 三味線のはなし
澤先生のチャペルコンサートに行ってきました。

私はお琴は全く弾けないので
こういう本番には出番はないわけで、
今日は名ばかりスタッフ。

ただ、基本的には、箏アンサンブルの現代曲って、
洋楽っぽすぎてあんまり好きじゃない。
耳馴染みは良いかもしれないけれど、
構成として面白くなくて、
やってみたい!と思えない。

現代曲やるなら、三味線は津軽の方が音が立つよなーとか。
私だったら、ここはこうアレンジしてみたいなーとか。
どうも純粋に観客になりきれません。

澤先生にはよく、津軽ソロで舞台をやれと言われますが、
その気持ちが分かる気がします。。


しかし。
帰り道、情熱大陸が脳内リピート中。

大好きな曲ですが、響喜だったら手を出さないかな。
みほりんが復帰したら考えてもいいけど。笑
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浪花の会。

2012年08月22日 | ライヴ日記
今年も。
浪花の会に参加させていただきました。

5月に悔いの残る出来だった「山姥」に
こんなに早くリベンジの機会が訪れるとは。

しかし、今回もすっきりとは終われませんでした。
何となく一の糸の調子が違う気がして、
うまく修正できないままでした。
どうも舞台に出ると、微妙な調子のズレに対する判断がつかない。

それでも、
昔みたいに逃げ出したくなるほど怖くはなくなったし、
古典をもっとやりたい気持ちも強くなってきた。

だからこそ、もっといろんな場所で
演奏する機会を作らないと。
って、ちょっと焦ってる。
自分の活動っていう意味でも、
活動の目標っていう意味でも。

舞踊会って、やっぱり閉鎖的というか、
一部のコミュニティ内でのイベントであって、
一般のお客さんがやってくるようなものじゃないから、
ここだけではなかなか広がっていかない。
古典の良さを伝える、ってすごく難しいけど、
やらなきゃ何も始まらないし、
やらなきゃいけないことだと思ってる。

思ってるけど、今うまく動けてなくて、
もやもやしてます。
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勘所。

2012年08月17日 | 三味線のはなし
22日の本番まで、2回目にして最後のお稽古。

今日はツボが良いって珍しく褒められました。
最近、地歌の三味線しか触ってないからかしら。
それはそれで問題アリか。

しかし、本番でもこれぐらい弾けたらなぁ。
ちょっとすっきりした気分で帰れるのに。
なかなか自分の100%を出せず、
いつも悔しくて凹みます。
今度は一曲なので、集中して臨みたいと思います。
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1日10分5日間で音域が広がるヴォーカルトレーニング。

2012年08月16日 | 読書
そんなウマい話があるわけねえだろ。

と思いつつ。

でも、あるんだったら知りたいよね。

と思って読んでみました。

1日10分5日間で音域が広がるヴォーカルトレーニング
瀬川 忍
永岡書店


うん。分かってた。
大体、この手の本はクラシック、ポップス問わず、
高音域をいかに出すかがポイント。
私、高音はかなり出ます。
ソプラノの曲でも結構歌えちゃうぐらい。
今、私が欲しいのは低音域。

しかし、

高音域は広げやすく、低音域は広げにくい

と明言されてて、残念でした。
知ってるけど。
私が知りたいのは、そこをどうするかだよ。

ま、簡単にできれば誰も苦労しないってね。
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花火。

2012年08月15日 | つれづれ
蚊取り線香と
バケツと
チャッカマンを
用意して。

ガレージの前で花火。

派手なやつはなくて、
小さい頃、よくやった手持ちの花火。

懐かしい。

線香花火の良さって、格別だよね。


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ハローキティアート展。

2012年08月14日 | 鑑賞
行ってきました。

毎年テーマを変えて登場するキティちゃんの年譜的展示に、
見覚えのあるグッズがちらほら…。

例えば、初代の小銭入れ。
あれ絶対持ってた!
他にも色々あったのに、みんなどこへ行っちゃったのかなぁ。
たかがキティグッズごときで大げさかもしれないけど、
見栄張って自分の気持ちに嘘ついちゃいけないなって思った。
もうキャラクターグッズは卒業する年だろ、なんて
他人の目線で自分のことを決めたら、いつか後悔する。
小さなことから大きなことまで。

だから、
大人になった私は可愛い子猫ちゃんに出会ったら、
連れて帰るようにしてるのですよ。

とはいえ、やっぱり小さな頃から見てきた
赤いリボンにオーバーオールのキティちゃんが好き。
ピンクより赤でしょ。
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うまくいかない。

2012年08月10日 | つれづれ
観たい舞台。
会いたい人。
行きたい場所。
やりたいこと。

いっぱいあるのに。

やりくりできない。



結局のところ
ひとりの腕に抱えられるものには限りがあって
あれもほしい これもほしい 全部ほしい
なんてムリで
いちばんほしいものを決めたら
そこに向かうしかないのだ


分かってはいても
欲張りたい。



とりあえずさー
大丸のキティ展と
それに便乗したあれやこれやに
見事に踊らされたいんだ。
夏だもの。
踊る阿呆になりたい。
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舞子ビラ。

2012年08月06日 | つれづれ
懐かしーー。

昨日は二次会が舞子ビラでした。
回し者か何かのように、
シャトルバスで行けるよー
なんつって道案内できちゃう私。

しかし、懐かしかった。
お土産のロールケーキが暑さでほどけそうになったこととか
年末にみほりんと打ち合わせに来て愚痴大会やったこととか
打ち上げ帰りも皆でシャトルバスに乗ったなーとか。
大変だったけど、何だかんだと先生やゼミの皆さんと集まるのは楽しかったな。
今思えば。

ゼミの集まりがご無沙汰で寂しいです。
寂しいです先生。
また飲み会はないのかしら。
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