三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

で、いつやりましょ?

2006年06月30日 | 響喜
今日はライブを見にいきました。

前にも一度行ったことのあるのですが、
梅田に移転したBar Casals でのEnsemble Trineのライブ。

今日は、舞曲・古今東西“Shall We Dance?”というテーマで。
ヨーロッパの宮廷舞曲とか、普段の生活ではまず耳にしない音楽で、
ちょっと優雅な気分に浸りつつ。珍しくカクテルなんていただきつつ。
うん、今日はいつもより小綺麗な服で来てよかった。

そういうのもいいですが、大衆音楽好きの私としては、
第三部のポピュラー寄りの選曲が楽しかった。
リベルタンゴ、ほんと好き。また響喜でもやりたいです。
タンゴは、比較的、三味線でも弾きやすいジャンルかなと思いますが、
ボサノバは、多分ムリ。さよなら、イパネマの娘。

さて、こちらのバーでは、毎週金曜日に生演奏があるのですが、
私たちも! 夏ごろにお邪魔させていただく予定です。
マスターがめっちゃ乗り気で、夏がいいですよ!と
大プッシュしてくださってるので。。。
こんなアンティークでアダルティーな場にしっとり馴染む音楽を、
響喜は演奏できるのか?!
乞う☆ご期待!
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よさこいと阿波踊。

2006年06月29日 | 響喜
今日は、響喜の練習。

今回、はじめて琴&和太鼓のメンバーと一緒にやることになり、
その初練習。
どんなのができるのか、わくわくします。
今日は、3曲やりました。

まずは、島唄。
この曲は、いろんな編成でやってて、
そのたびに、違った雰囲気で仕上がっていきます。
私と相方さんが、ほぼ同じことをしてても、
他のメンバーが変わると、全体の感じも変わる、
そういうのがセッションの醍醐味だな、と思うのです。
お琴でも、ふつうの十三弦と、低音の十七弦とでは、
また違った感じになって、可能性は無限にあるのです。
個人的に、今日、最大の発見は、
今の今まで、楽譜を無視していた私に気づいたことでした・・・

勝手にイントロ省略してたのです! 誰か指摘してくれていいのよ??

今日、いちばん面白かったのは、よさこい~阿波踊メドレー。
これは、響喜の定番で、ずっとやってたのですが、
はじめの頃は、別々の曲としてやってて、
去年、メドレーアレンジを作って、
それが気に入って、今回もメドレーを採用しました。
ただ、今まですごく短かったので、なんとかしたいなと思い・・・
鳴子を探しに行ってくれた二人をおいて、
相方さんと勝手に盛り上がって、
すごいのできましたよ!!
これは、かなり面白い。ぜひ聴いてほしいです♪

そして、新曲は、ジッタリンジンの夏祭り。
予想通り、この編成にぴたりとはまった感じです。
すごくやりやすい。
十七弦の低音が効いてます。

いやいや、楽しみです
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アフロ☆ボン

2006年06月26日 | 三味線のはなし
表記はこれで合ってるのでしょうか??

学生時代に一時期、一緒に活動していた日本胡弓奏者に誘われ、
8月に香川の盆踊りに行くことになりました。演奏しに。もちろん。

アフリカンドラムと盆踊りの融合、それがアフロ☆ボン、らしいです。

今日は、そのメンバーとの顔合わせ、
かつ、初回にしていきなり録音、というスケジュールでした。
といっても、盆踊りでやる3曲の練習だったので、
何とかなりました。みんな上手いし。
ちゃんと元唄の合いの手をコピーしたところなんかに、
しっかり気づいてくれるメンバーって素敵だわ☆

で、盆踊りの2日後に、ちょこっとライブもやれるみたいで、
あと1ヶ月ぐらいしかないけど、めっちゃ楽しみです♪
こういうイベントごと、大好きです。
どんな過密スケジュールも厭わず、やっちゃいます。
香川なので、讃岐うどんが食べられるのも、楽しみ。
なんだかわくわくしてきました。
うっかり浴衣を買ってしまいそうです
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音階の温度。

2006年06月20日 | 三味線のはなし
今日は、BATI-HOLIC自主公演に向けて練習でした。
この前、七つの子が・・・と言ってた、笛とのデュオ曲。
あれはパロディだから、それで良いらしいです。

一応、なんとなく手付してたのですが、
作曲者曰く、もうちょっとあったかい感じ、がほしいと。

なんでしょう、津軽三味線って、もともと酷寒の地の楽器なので、
やっぱり暗かったり、哀しかったりするんだと思うのです。
義太夫の演奏家が、津軽は暗くてあかん、と言ったとか言わないとか、
そんな話を読んだことがあって、そのときに、
あの津軽の風土から、明るいものが生まれたら変だと思いました。

が、そこは創作モノをやるわけで、
いろんなことを試せるのはオリジナルならでは。
かといって、いきなり琉球音階とかになっちゃうと、
別の意味で寒いので、
民謡の音階は保ったまま、音の動かし方で一工夫。
こういうアプローチって、自分ではなかなか出てこなかったりするので、
やっぱり人と一緒に音楽やるって楽しいなと思います。

ノスタルジックに泣ける三味の音、
そんな感じをめざしたいな。
音色へのこだわり。ポイントはここでしょうか。
世の中の津軽三味線のイメージを裏切る繊細さ。
・・・と色気が出ればいいな。

しかし、笛とあわせるときに、ピッチが気になるってのはナゼ?
相方さんとは全然そういうのなかったのになぁ。
彼女の笛は何か特殊仕様なのか??
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10月ライヴ決定!

2006年06月18日 | 響喜
しました!

詳細はまたお知らせしますが、

10月29日(日) @茨木ジャックライオン
響喜で出演します。


浪花えすぱ~にゃさんから
お声かけていただいた、民族音楽の祭典です。

みなさま! 
間違って、他の予定を入れてしまわぬよう、
今すぐ 手帳にメモですよ!!


不思議と、10月のイベントごとに御縁があります。
去年も、太閤大茶会やったし、
響喜の最初の企画公演だった泉の森ホール公演も、
青森遠征も、
んー、なんか他にもあったような気がするけど、
10月に大きなイベントに出れることがけっこうあるなぁ、と。

今年も、絶対に面白いライヴになること間違いなしです、
がんばります、
ぜひぜひ見にきてくださいね!
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ジッタリンジン。

2006年06月17日 | つれづれ
今度、<夏祭り>をやろうと思うのですが。

♪きみがいた夏は 遠い夢の中~

というやつです。


あの曲は、前から好きで、イメージも湧きやすい感じがします。

これをきいて、皆さんがぱっと思いつくグループはどっちなんでしょう?
私は、完ぺきにジッタリンジン派。
ていうか、あのミニ浴衣のグループの名前が思い出せません・・・
でも、ジッタリンジンを知らない世代もあるのですよねぇ。



だいぶ前に、カウチポテトでやった<ジェットにんじん>の歌詞で、

    むかし流行った歌手の名前は ジッタリンジン

という衝撃のフレーズがあったね、そういえば。
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タイミングは重要。

2006年06月16日 | 響喜
企画公演をやろうと思っていたところに、
タイミングよく、イベントの話が舞い込んできました。

8月に、商店街の夏祭りイベントで演奏します!

企画公演の計画を立てようと思って、昨日、
ゼミの後輩2人と、相方さんとでお食事会を開催したのですが、
その前に、こっちのイベントでやろう!と。
いや、その話は私がけっこう強引に突っ込んだんですが。

篠笛、琴、和太鼓、と津軽三味線、
はじめての編成になるし、めっちゃ楽しみです♪

といっても、打ち合わせはほんと最後にちょっとやっただけで、
完全にお食事会でした。
邦楽ミーハーネタで盛り上がれる人たちって、
学校出てからは、なかなか周りにいないので、楽しかった。

実は、イベント、もうひとつ決まるかもしれない感じ。

やっぱり、自分で動くぞー!と思ってやってると、
なんとなく、本当に開けていったりするものなのかもしれません。

相変わらず、体調は史上最悪を更新中ですが、
精神的にはかなり浮上してます。
私にとって、ライブは精神安定剤みたいなものなんで。
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ジャイアントコーン

2006年06月14日 | つれづれ
この前、CMを見て、
しょうもないCMやなーと思いながら、
でもおいしそう。と思ったことです。

そしたら、mikoの日記にジャイアントコーンの話がかいてあって、

なんかやたら食べたくなり。

買って帰っちゃいましたー。


11時半だけど。

ストレスにはあまいもの。

ダイエットは、そのうち。
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理想なき津軽じょんから節。

2006年06月13日 | 三味線のはなし
よされ節の理想が揺らぐことがないのに比べると、
じょんから節に関しては、かなり節操なしの私。
なんていうか、曲そのものが好き。

木下伸市さんがアルバム<傳>のライナーノートで、
じょんから旧節は、“マニアの間で人気が高い”と書いてましたが、
まさにそのとおりで、このなんともいえないリズム感が最高。
津軽を代表する曲だけあって、
いろんな人が弾いてるのを聴けますが、
それぞれに味があって、全部好き。いいなぁと思う。
どちらかといえば、やっぱり、訛りのきつい三味線、というか、
ちょっとゆったりめのテンポで、津軽的リズムの際立ってるのが好みだけど、
じょんから旧節には、そのリズムを自然に表出させる力が
曲自体に備わってるんじゃないかと感じます。

一人一人の個性を味わいながら、
津軽の三大民謡を聞き比べできる、
超☆おすすめの一枚がこちら

   ↓


決定盤 津軽三つ物(じょんがら、小原、よされ)全曲集
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理想的な津軽よされ節。

2006年06月12日 | 三味線のはなし
思いっきりマニアックな話で。

津軽の唄というのは、本当にいろいろで、
同じ唄でも、唄い手によってずいぶん変わってくるものです。
といわれても、実際に聴き比べでもしてみない限り、
実感としては分からないとは思いますが。
けど、本当に、面白いぐらいに違うんですよ。
というか、そこが面白いところです。

で、その中から今日は、よされ節の話。

津軽よされ節は、一般的には、じょんから節ほど有名ではありませんが、
津軽三つもの といわれる、津軽の三大民謡の一つに数えられる唄です。

よされ節も、唄い手、弾き手によって雰囲気はだいぶ違いますが、
これに関しては、絶対に! 竹山さんがいい。
と私は強く思うのです。
それはまぁ、どの曲でも究極的には竹山さんがいちばん好きなんだけど、
ヨサレはまた特別。
あの渋さは、他の人にはない。
で、唄は、須藤雲栄さんが唄ってるのがすごく好きです。
竹山さんの5枚組CDで聴いたのですが、
歌詞も好きだし、三味線の雰囲気に合ってる。

で、この、渋い感じを一生懸命練習してて、
“いまどき、これだけ竹山に傾倒して弾いてる奴はいない”と絶賛されたこともあり、
(ただし、曲弾きはまだまだやね、とも言われたけど)
私にとっては、ものすごくこだわりの一曲です。
ただ、あまりに渋くて一般受けは望めないので、
滅多にライヴで演奏することはないのですが。
それだけ、妥協したくはない曲、ということです。

興味のある方は、一度聴いてみてください。
(5枚組のはamazonでは入手不能のようです)
    
     ↓

決定版 日本の民謡2 青森


そういうこだわりについて、きちんと話し合える、
それが正しい仲間の姿だと思うのは、私だけですか?
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三味線弾きを逆ナンパ。

2006年06月08日 | 三味線のはなし
うわ。なんか最低だな、これ。

しかし! 決して不健全な話ではありませんよ!
出会い系サイトではありませんよ!!

大会に出るには、助っ人が必要だと思ったので。
いろんなミュージシャンと共演しているピアニストの友だちに頼んで、
三味線弾きを紹介してもらいました。


で。見事にGET☆です!

興奮しすぎて、昨夜はなかなか眠れませんでした。



・・・・・真相は、飲み会で食べ過ぎたためと思われます。
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レッツ☆豪腕コーチング!

2006年06月04日 | 三味線のはなし
ちょっと前に、<豪腕コーチング>というテレビ番組で、
庄司歌江→ヒロシ vs 小山流三代目→ジローラモ
というのをやってましたが。

わかる。わかりますよ。三代目!
年上の生徒さんに教えるというのが、如何に大変か!!
遠慮するなという方がムリだ。


それは昨日。三味線合奏練習第1回でした。

まだ何といっても初回なので、
できないことが多くて当然なのですが。
その、できないことをいかに克服していくべきか、
方法論が分かりません。

....思いきり弱音

もともとが西洋音楽畑の人間で、
今まで一緒にやってきた人たちも、
多かれ少なかれ、その語法を共有できる人たちだったので、
拍子の概念を説明するところから始まるなんて、
経験ないのです。

うーーーん。
私はバンマスになるには、かなり甘いタイプだと思います。
基本的に、ダメ出ししないし、
どんなシチュエーションにおいても、
きつい言葉を投げつけることができない性格なのです。
(例外的に、英哲さんと虎が絡むと、人格が変わりますが気にしないで。)

でも、だからといって、
大会に出るからには、それなりのレベルに仕上げたい。
参加することに意義がある、という言葉は、昔から大嫌いなのです。
参加しないことにも意味はある、そんなろくでもない人生です。
とはいえ“勝ちに行く”という目標を共有してるわけでもないので、
いろいろ難しいとは思うのですが。。。
まぁ。まだ時間はあるので、ちょっと考えます。
もしかしたら、1ヵ月後には豪腕コーチになってるかも☆
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万響-mayula

2006年06月02日 | 三味線のはなし
今月から、改名しようと思ったのですが、
一日に発表できませんでした。でも、します。

響喜、ていうのがユニット名なのに、
私が個人的に使ってたりもして、ややこしいので。
復活ライヴもやることだしね!
とりあえずしばらくは@響喜つけておきますー
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