三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

遅れをとっている気が。

2007年09月27日 | サロメのはなし
サロメの稽古でした。
久々に全員集合。

ってなわけで、いきなり通し稽古!!

といっても、ざっくり、ですけどね。もちろん。

しかし。
役者陣はどんどん進んで行ってるように見受けられます。

音楽チームは必死。。。



私。
やばいですよ?
やはり鬼門は歌ですかね(笑)
とはいえ、今回は自ら「歌います」って言ってしまってますから
がんばらないとなー。
いや、ヤル気はあるんですよ。思いっきり。
絶対にオペラやるんだ!
ドイツ語だってやるんだ!
でも、なかなか練習する時間が取れない
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難しい。。

2007年09月27日 | サロメのはなし
今日は、相方とサロメの練習。

前回のDojyojiは、全編即興でしたが、
今回はかっちり作りこみたいと思っています。
が、どうやって作っていくかが問題で。

やっぱり稽古をやっていく中で、
どんどん変わっていくものなので、
先に音をがちっと決めてしまうのもしんどいし、
かといって、動きを見ながら、
二人で即興で合わせられるほどの力もないし。。

まだまだ内容の固まっていない部分の方が多いので、
音楽も固めていく段階でもないのですが、
何か手を付けていかないと不安だし。
とくに、相方は初参加ってこともあって
プレッシャーかかってると思うので、
いい方法を考えないと。
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温泉でばったり。

2007年09月22日 | つれづれ
龍神温泉に来てます♪

宿から上り坂を歩いて20分、
曼陀羅の滝というのを見に行ったのですが、
本当にちょろちょろとしか流れてなくてがっかり…。

それから、龍神温泉元湯に入って、
脱衣所の扇風機の前で涼んでて、ふと振り返ったら。
どっかで見たことあるような顔が…
って、朋代ちゃん!?
なんと、大学の友達にまったく偶然に会ったのです!!
これはお互い、ほんまにびっくりでした~。

ごはんの後、今度は宿のお風呂に貸し切り状態で、
気付けば1時間ぐらい入って、
さらに、部屋の露天にも入って。

龍神温泉は三大美人の湯のひとつらしいです。
美人パックが気になるので、買って帰ろうかな☆
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ユダヤ旋法?

2007年09月21日 | サロメのはなし
って何ですか先生!



またまたサロメのお話です。

何かの参考になるかなぁと思って、
伊福部昭作曲の二十五弦箏によるバレエ音楽サロメを聴いています。

 

作曲者自身のコメントによると、
ユダヤ旋法を使っているらしいです。
ユダヤ旋法??
よく分かりませんが、中東っぽい感じなのではないかと(笑)
こないだの稽古で「アラビアンナイトみたいな感じ」って話があったので、
もしかして、こんな感じ?? また違う?違うかもな…。

まだちゃんと聴けてないので、
ちゃんとした感想は後ほど。
あ、ユダヤ旋法も調べないと☆
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感動のラストシーン。

2007年09月20日 | サロメのはなし
今日もサロメの稽古でした。

前回、すごくいい感じになってたので、
その勢いを消さないように、と
急きょ追加で稽古を入れました。

今日は、サロメと山賊のシーンを中心に。

山賊さんが、ラストの4場まで
ざくっとやってみたい、とおっしゃったので、
曲は何にもできてないので、見学してました。

なんかね…感動した。あのラスト。いいと思う。
自画自賛しちゃいます。
「サロメ」と「桜の森の満開の下」の見事な融合(笑)。
あらすじを考えてた最初から、
このラストだけは完璧に決まってたところ。
ほんと、すごい役者さんと一緒にやれて幸せ。
そのラストにもっていけるように、
がんばって曲も作っていかないと!!
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脳内メーカー。

2007年09月18日 | サロメのはなし
今日もサロメの稽古☆

今日は、いつもより早めに行って、
小梅さんと拓平さん(ヨカナン)と
ストーリーの詰め…?

とかいいつつ、
途中で、小梅さんが近くのケーキ屋さんで買ってきてくれた
チーズケーキでお茶しながら、
脳内メーカーをして遊んだりしてました(笑)。
脳内相性占いとかもできて、爆笑でした。

それでも、いつもより早めに稽古を始めて、
なんかいい感じに進んできました。
前回のDojyojiとは、進み具合が全然違います!
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サロメモード。

2007年09月17日 | サロメのはなし
頭の中は、もうすっかりサロメモードなんですが(笑)
お部屋もサロメモードに。

今回は、オペラを使ってみようと思っているので、
曲作りのために、キーボードをお部屋に入れました。

高校の頃にバンドで使うために買ったシンセサイザー。
けっこうデカいです。
で、これを入れるために、あれこれ移動させたのですが、
最大の問題は、キティハウス!!
かわいいんだけど。ものすごく場所をとるんですよねぇ。。

そんなわけで、
一日かけて頑張ったわりに、
部屋は以前にもまして、ごちゃごちゃ感が増し、
ちょっとやり甲斐がない…。
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お客さんに罵倒されました。

2007年09月16日 | 三味線のはなし
とある公演にて。

本編の前に座興をやる、て話になって、
対バン(とはいわないか)のよその民謡関係者と、
わかりやすそうな曲を選んでやってたら、
客席の和服の女性から
「全然気ぃ入ってへんやん。
 何が津軽のリズムやねん」
と罵声を浴びせられ…

当然のように頭にきた私は、
主催側の意向でやってんねん、
それやったら、本気でヨサレ弾いたるわ!
と息巻いて…



るところで目が覚めました。


夢オチです。すみません。


けど、こんなとこで目覚めるなよ私!
ちゃんとリベンジ果たしてから起きないと、
寝覚めが悪いったら。


やっぱり本気で古典をやれる場を自分で作らないとダメかなぁ。
どうしても、津軽三味線イコール曲弾き、を求められることが多くて、
私が本当にこだわり持って弾いてるようなヨサレとかって、
ウケないんですよ…実際。
それに、創作やってる方が楽しかったりもするし。

にしても最近、変な夢ばっかり見ますわ…
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波の谷間。

2007年09月15日 | つれづれ
いろんなことが、うまくいってるときと、
少しずつかみ合わないときと。
よく似てるけど違うパズルのピースみたいに。

このごろ、ちょっと気持ちが下向き。

お声かけていただいたイベントに
スケジュール調整ができなくて出られないことが続いたり。

はたまた。
一方的に私が勝手に傷ついてるだけなんですけど、
ちょっと淋しく思ってしまった出来事もあり。
私は、上手い下手よりも、
その人と一緒にやりたいかどうか、が大切なんです。
そういう考え方に反対な人もいるだろうけど、
私は情の部分の繋がりを大事にしたいと思うし、
どっかで相手にもそれを求めてしまってるから、
そこを切られると、傷ついたりして。
まぁ、そういう人たちなんだ、ということは分かってたはずなんだけど。
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アイヤベース。

2007年09月13日 | サロメのはなし
サロメの稽古でした。

タンゴ♪バージョンを軽く作ってみましたが、
今日、稽古で動きを見ていた印象としては、
いきなり冒頭からタンゴは重いかな、と感じてしまったので、
こいつは封印……しばし。
多分、どこか他のシーンに流用するんで♪

で、タンゴやめてどうするか、というと、
民謡調でいきます。
こうみえても津軽弾きなので、
明るい曲、といえば、まずは旧アイヤ。
自分では、民謡調なのはナシ、と思ってたんですが、
意外に皆さん気にならないってことで。
逆に私たちの方が、固定観念あったりするのかもしれません。

そんな感じで、皆さんのアイデアを頂きながらやってます。
とくに、ヨカナンと山賊さんは、
原作の読み込み方が深い!!
私の粗い粗い台本が、どんどん広がっていってます。
断片が、繋がりを持っていってるというか。
素敵です。
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足りないのは才能か愛か。

2007年09月11日 | サロメのはなし
今日は、サロメ音楽チームでこっそり練習の日。

新たに1場を書いていくと、相方に約束してたのに、あまり進まず。
やっぱり、英哲さんパワーに満ちてた先週の私は、特別だったんだ。
それでも力を振り絞って、3ページ書き上げ、
またロックっぽいなぁと思いながらも、出かけました。

ところが。
今日書いた譜面をコピーしようと思って鞄を覗いたら。

あれ??

……… も し や 忘れた  Σ(T▽T;)



というわけで、今日は1場の練習はできずじまい。
3場を合わせてみました。
これは、イケますわ♪ もう完成なんでないの??
イイ感じにまとまってますよ。さすが相方☆
1場の話から、
タンゴやりたい♪と盛り上がっちゃったので、
1場の裏テーマはタンゴでいきます!

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大阪こいや祭り。

2007年09月09日 | つれづれ
昨晩、電話で召集されまして、珍しく裏方で参加しました。

よさこい系のイベントです。

子どもの頃から本家本元のよさこいを見てたので、
よさこいのリズムや熱気はなんだか懐かしいです。
実は私の周りには、よさこい系の踊りが嫌いな人が多いんですが…。

よさこいの衣装が、けっこう好きです。
ちょっと和風でかっこいいのが。
赤と黒っていう組み合わせは、やっぱりいちばん目が惹かれます。
各チームそれぞれ工夫を凝らした華やかな衣装での総踊りの眺めは圧巻でした。
踊ってる人たちが、ほんとにその瞬間を楽しんでる感じで、
違うチーム同士でも一緒に踊ったり、盛り上げたりしていて、
そういうのを見てるのは、気持ちよかった。
でも、砂埃で目が痛かった…。
しかも、日焼けしたと思われるので、
今日は念入りにパックして寝ます。
来月まで手は抜けなくってよ☆
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西行のはなし。

2007年09月08日 | 読書
ネタバレ注意なので、多くは語れませんが、
このところのキーワードは「西行」でした。

西行の和歌についての本を読んでるうちに、
23歳の若さで突然出家した西行には、
自らが仕える帝の妻との身分違いの道ならぬ恋があった、
という話を知りました。
そう。西行は桜の歌人ですが、恋の歌人でもあるのです。

そこで、西行の恋をテーマにした小説を三つ。

最初に読んだのは、瀬戸内寂聴「白道」。

白道
瀬戸内 寂聴
講談社


これは、小説というよりも随想みたいな感じ。
読んでるうちに、西行の歌の別の面が見えてきました。
文字どおりに読んだなら、
それは風景をうたったものだったり、
具体的なシチュエーションが決まっていたりするのですが、
見方を変えると、そんな歌もまた、
決して叶わないと知っていながら忘れることのできない人の
面影をうたったものに解釈することができるのです。

次は、土岐信吉「西行花明り」。

西行花明り
土岐 信吉
河出書房新社


これは、正直、つまんなかったです。。
安っぽいメロドラマみたいになっちゃってて。
現実的には、出家しようとも生身の男と女、
抑えきれない衝動もあろうかとは思うのですけれど、
身分違いの、会いたくても会えない、
捨てるに捨てられないこの世のさだめ、を越えて、
さらには此岸と彼岸を越えて、
恋情が昇華されていくのが美しい、
と「白道」を読んで感じてしまったので。

最後はかなり長編の辻邦生「西行花伝」。
谷崎潤一郎賞受賞作とのこと。

西行花伝 (新潮文庫)
辻 邦生
新潮社


初めは、かなり読むのがしんどかったんですが、
最終的にはいちばん感動したのが、これでした。
恋の部分はそんなに多くはないのですが、
一生に一度の、一生を懸けた想いが詰まってます。
どんなに想っても会えない苦しさ、
ときに相手の心を疑ってしまいたくもなる、
そんな時期を越えて、
心はいつもそばにある、
浮世を越えた場所でいつもそばにいると
信じられるようになる、
並大抵のことではできない恋の姿だなと思ったのでした。

さて。これが実はサロメに絡んでくるんですよ~
真相は来年2月に、その眼で確かめてください☆


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サロメ第1回稽古から。

2007年09月07日 | サロメのはなし
昨日は、サロメの稽古第1回目でした。

今回は、音から先に作った方がいいかなぁと思って、
2,3日は睡眠時間を削って書いてみましたが、
やっぱり逆の方がいいかと。
一緒に作っていったほうが、
イメージも膨らませやすいし、
無駄もないなと思いました。

最近、人と一緒に何かを作っていくことって、
そういうことなんだろうと思うようになりました。
昔は、初めから完成形が見えてて、
みんなでそこに向かっていく、て感じだった。
だから、少しずつみんなの息が合ってきたり、
技術的な向上がほとんどだったけど、
今は、全然違う感覚で捉えてる。
ゴールは漠然とした形で、
それは完成形というよりは理想形みたいなもので、
やっていくうちに新しいものがどんどん生まれていく、
それこそが醍醐味だな、と思う。
そんな過程を共有できる人たちと出会えてることが
すごくうれしいし、幸せだなと思います。

私も人間丸くなったのかなぁ(笑)
実際、よく言われるしね。。
昔は、音楽やってても、もっとワンマンだった気がする。
自分の考えてることがいちばんで、
人の意見とか必要としてなかった。
今は、むしろいろんな人の考えを聞きたいと思うようになった。
たぶん、いろんな意味で余裕ができたからなんだと思う。
昔はものすごく突っ張って生きてた。
周りはみんな敵みたいに思えた。
ちょっと気を許したら、ちょっと失敗したら、
容赦なく攻撃されて、やられるんだと思ってた。
子どもの頃って、自分ではどうしようもない環境に
いるしか仕方ない部分があるわけで。
だんだんと、自分で自分の進む道を選びとれるようになって、
そうすると、周りにいる人や出会う人がどんどん変わる。
今は人間関係でしんどい思いすることが少なくて、
すごく幸せな環境にいるなと思います。

そんなわけで、話が逸れましたが、
サロメも、素敵な共演者とスタッフの皆さんに恵まれて、
すごくやりがいを感じてます。
大変なのは、それはもうめちゃくちゃ大変ですが、
当分はライブイベントとか自粛状態でも構わない勢いで
サロメを真剣に作ろうと思ってます。
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七つのヴェールの踊り。

2007年09月06日 | サロメのはなし
サロメ第一回稽古でした。

スタートが早いとはいえ、
かなりの大作になりそうなので、
精神的にはすでに焦りが。。。

今日はいきなり「七つのヴェールの踊り」に挑戦。
で、曲を作って持っていったのですが、

(見てください!この大量の手書きスコア!!)
やっぱり音先行ではなく、
動き先行で作っていったほうがやりやすいなぁって話に。
そうやって、一緒に作っていく過程がまた楽しかったりします。

ちなみに。万響版「七つのヴェールの踊り」は
かなりロックテイストです☆
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