三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

いつか巡りあう運命。

2008年11月28日 | 三味線のはなし
やりたいと思っていた曲とは、
いつか本当に舞台で演奏する機会が巡ってくる。

たとえば?

今やってるのは、「黒田節」と「越中小原節」。

黒田節は、ずいぶん前にちょっとだけ顔を出してみた
三味線サークルで楽譜をもらったことがあります。
津軽民謡は派手だけど、あんまり知名度高い曲ではないので、
こういうメジャーな民謡もいくつか弾けると、
何かと便利。

越中小原も、ずっとやりたくて、
三味線だけはやったことがあるんだけど、
いつかは唄も‥‥! と思ってました。
みつやこまちで、やろうって話もあったのですが、
実現を見ないまま今日に至る。

いや、本当にやりたいのなら一人でこつこつ練習すればいいのですが、
ソロの舞台はまだまだ少ないし、
本番が決まらないと、お稽古に力が入らないダメ体質なもので。。

曲選びで衝突しない仲間っていいなーなんて暢気に考えてますが。
結局は、自分がやりたいものをやる方向に持っていってる、
ワガママさんなのでしょうか、私は?!

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ゆるりライヴ vol.2

2008年11月23日 | ライヴ日記
今日のテーマは「津軽マニア」(笑)

以下、セットリスト。

  三味線じょんから
  じょんから新節
  じょんから旧節
  旧アイヤ節
  古調アイヤ節
  十三の砂山
  三味線よされ~よされ節

ここまで津軽オンリーでやったのって、初めてじゃないでしょうか。
しかも、選曲がマニア、というか、地味というか、渋いというか。
最近、オリジナルをやることが多かったのですが、
今回は封印。

持ち時間が1時間に対して、曲数が少なかったので、
今日は津軽三味線について、かなり熱く語りましたよ。
津軽三味線について、というより、
初代竹山への想いを語った、という方が正しいかもしれませんが(笑)

なんとなく、いちばん評判がよかったのが
アンコールの「秋田大黒舞」だったような気がするのは、
やや残念というか、この選曲では仕方ないというか。。
でも、よされが良かった、と言ってくださった方もあり、
嬉しかったです。
よされは、本当に大好きな曲なので、
渋い曲ですが、これからもずっと演奏し続けて、
いつか「万響といえばヨサレだよね」ぐらいまで(笑)
究められたらいいなと思います。



本日は、ご来場ありがとうございました。
渋いスタイルの津軽ものを愛する私だけでなく、
ちょっとくだけたスタイルで歌謡曲をやってたり、
新しい音の世界を真剣に追求するオリジナルも、
色気のある津軽三味線を目指してたり、
いろいろやってますので、また何かの機会にいらしてください!


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日曜日。

2008年11月20日 | お知らせ
もうさっそく、三味線弾きに復帰して、
日曜日はソロコンサートです♪

今年3月にもさせていただいた、
カフェ&サロンゆるり にて。

里夢コンサート以来、ピアノに必死だったもので、
どんなプログラムにしようか、まだ詰め切れていませんが、
ふだんはなかなかできないような、
ちょっとマニアックな曲を入れてみようかなと思っています。
そう、普通にはなかなか聴く機会がないような、
マイナーなんだけど、素敵な曲。

オリジナル色を前面に押し出した構成も考えてみたのですが、
こっちは時期尚早というか、他の所でもできるなと思ったりして。

三味線の生の音色を、
そのサワリの余韻の最後までを聴き届けられる場所でこそ、
聴いてほしい曲たちがある。




万響 ソロ・コンサート

11月23日(日) 14時~

  @ カフェ&サロン ゆるり
   
    (大阪市旭区清水2-20-17
      地下鉄今里筋線 清水駅2号出口 西へ5分
      または 京阪千林駅 東南へ4分)

   お茶&お菓子付き 1000円

  ★ご予約は TEL:06-4254-6886
    残席わずか

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Strauss vol.3

2008年11月17日 | ライヴ日記
昨日は、大学の同級生2人の自主公演で、
声楽の伴奏をしました。

数年ぶりに人前でピアノを弾いたわけですが、
思ったほどには緊張せず、
致命的なミスもなく、
無事終了。

人生って不思議ですね。
学生時代、大学には声楽の先生が2人いて、
私と彼女は別の先生に習っていたので、
在学中には伴奏したことのない相手だったのに、
卒業してから、今回が2回目の共演。
伴奏って、ソロより責任重大な部分があるので、
無事終わってホッとしました。
もちろん、細かいミスはあったし、
そもそも、昔ほど基礎レベルが足りないので、
客観的には褒められたものではなかったかもしれませんが。。。

今回は、マリンバ奏者のゲストの方もいらっしゃって、
素敵な演奏に、舞台袖でお客さん気分で聴き入ってました♪

みんなそれぞれに頑張っていて、
フィールドを広げていて、
そういうのって嬉しいですね。


それにしても、当日のプログラムに掲載された私のプロフィール、
知らない方には本当に謎だらけだったことでしょう。
ピアノで出演してるくせに、
三味線のことしか書いてなかったですからね(笑)
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豚道楽。

2008年11月07日 | つれづれ
ってまた、エラい名前の店ですよね(笑)

今日は、ゼミコンサートの打ち合わせでした。
まだまだ先のようですが、実際2ヶ月切ってますからね…
みんなで集まって話し合える貴重な機会に、
がっつり進めなくては間に合わない!というわけで、
ばっちり資料用意して、プレゼンです。
ま、一部、間に合わなくて手書き資料でしたけど。


ていうか、
構成とか印刷とかにばかり追われてますが、
新曲を書かなくちゃ!
だって、書きたいんだ!!

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源氏幻想。

2008年11月04日 | 鑑賞
今日は、「源氏幻想」を見に、ゆんぴとおデート。

歌舞伎の市川段治郎、元宝塚の愛華みれ、月影瞳、愛耀子、
日舞は若柳吉蔵、尾上青楓、プロデュースは田中傳次郎…と、
とにかく錚々たる面々の豪華キャスティング。
でも、私のお目当ては、もちろんいつだって英哲さんw
そして、ゆんぴのお目当ては逸平くん。
この二人が同じ舞台なんて、そうそうないですよ(笑)

英哲さんは、とにかく“特別出演”オーラが出てました。
ちゃんとソロがあったりして。
他のお囃子さんとは扱い違います。当然ですけどね。
あくまで地方なのに、太鼓が三つに、
サヌカイト、銅鑼、その他いろいろ持ち込み過ぎです。
やっぱり、打楽器の表現域の広さはすごいなと思います。
ENの舞台でも、打楽器入ったら、多分ガラッと変わる。
舞台で舞やら朗読が行われているにもかかわらず、時々、
待機中の英哲さんに見とれてたのは、公然の秘密でしょ(笑)

全体的には、演出とか構成がイマイチでしたね。
あまりに豪華キャスティングすぎて、生かしきれなかった感じでした。
明石の鯛(茂山逸平)と明石の蛸(茂山童司)が、
いちばんオイシイところを持ってった、みたいな。

音楽は、けっこう良かったです。
歌舞伎も能も男の世界だから、こういう編成で女声が入るのは新鮮だったし、
ハモっちゃったりするのも、面白かったです。
英哲さんの見せ場は、もっとあっても良かったなぁ(笑)

んーー、これで今年最後になってしまうのか、
あるいは栃木とか沖縄とか東京とか、行けるのか…‥
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ティータイムコンサート。

2008年11月01日 | ライヴ日記
ティータイムコンサート@里夢。終了しました♪


響喜の最初は「燐」。やや緊張? ちょっと調弦に失敗してました(?_?)
相方は、笛が風邪ひいてたらしいし(笑)
今日は珍しく相方の楽器紹介MCを挟んで、
二人の定番「コンドル」。このアレンジは、本当に理想形ですが、
なかなか全ての曲にそこまでのアレンジができるわけではなく、
前半のラストは、話題のあの曲をサラッと。
子どもたちが遠慮がちに(笑)口ずさんでくれたので、
まずは成功でしょうか。

後半は、津軽三味線の紹介と曲弾き。
お決まりの拍手レクチャーなどして、
かなり気分よく演奏させていただきました(笑)。
響喜の締めは、やはり「サロメ」。
お子さまには、やや長かったかもしれませんが、
演奏の安定感は抜群でした。


子どもたちはピアノ教室の生徒さんですが、
ひとりでも二人でも、和楽器に興味を持ってくれたら、嬉しいな。
もしかして、
私がやりたかったのはピアノじゃなくて三味線だった!
なんて目覚める子がいたりなんかしたら、感激です(笑)
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