三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

着物デート。

2011年06月26日 | 着物


かなり久々に着た麻の葉模様の単衣。
涼しげな柄なので好きなんだけど、
もっと粋に決まる帯が欲しいなー。
今日はもう暑さに負けて半幅帯でした。

大混雑のビッグマンで待ち合わせたのは小梅さん。
このシックな着物の2人組はかなり異質だったでしょう。

さて。
今年、一度は「葛の葉」制作に動きかけたものの
止まってしまっていたEN新作。
仕切り直してスタートします!
あ、すごい楽しみ。
うずうずしてきちゃった。
このモチベーション、なんか久々。
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2つのG。

2011年06月25日 | つれづれ
甲子園にやってきたG(オレンジとか黒とかの奴ら)。

江草トレードの傷心を忘れたわけではありませんが、
やっぱりG倒は気分が良いです。


しかし、我が家に現れたG(茶色い奴ら)は憂うつの種。

暑くなったと思ったら途端に姿を現した。
この夏、あと何度、奴らを目にするのだろう…。
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バンドとソロ。

2011年06月21日 | 三味線のはなし
この間、スタジオ帰りに和民に行って、

バンドで活躍してる人が
ソロ名義でも活動するのはなぜか

という話になった。


本当に信頼するメンバーとのバンドは楽しい。
同じメンバーで積み重ねていくことで生まれるものとか
気心知れたメンバーとだから出来る遊びとか。
単発のセッションも楽しいけど、
そこでは作りきれないものがある。

でも一方では、バンドの色ができてきて
そのバンドは得意としないような表現に
興味が出てきたとき、ソロに向かうのかなと。

バンドが嫌になるわけじゃなく、
それはそれ。これはこれ。

そんな浮気性が私かな(笑)

響喜で続けたいこと。
ENで挑戦したいこと。

どっちも本気。
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ランチミーティング。

2011年06月20日 | 響喜
初☆キューズモールで
ナシゴレンを食べながら
久々に作戦会議。

少し本番から遠ざかっていた響喜ですが、
この夏はお寺で1時間のコンサートをします!
はい、あのバリ島ツアーメンバーで。



私の中では、今年のキーワードはやっぱり“東北”。
いつも以上に、東北の芸能への想いを強く持って
やっていきたいと思っています。
そんなのは綺麗事で何の力にもならないことかもしれないけれど。
そして、箏弾きゆんぴには、あまり関係ないテーマだけど。
個人的な思い入れで突き進みかけてます。。


他にもいろいろ展開させたいことがあるんだけど、
まだうまく考えを整理しきれてません。

一週間ぐらい、どこかに籠もりたい。

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気になる作品たち。

2011年06月18日 | 三味線のはなし
小梅さんがブログで「やりたい人物」を挙げてたので、
わたくしは「やってみたい作品」を挙げてみませう。

以前、サロメの公演パンフにも書きましたが、


智恵子抄

カルメン


とくに、「智恵子抄」は学生のころからやりたいテーマの一つ。



他には


「曽根崎心中」に再挑戦。

小泉八雲「雪女」と「耳なし芳一」。

実はサロメのエンディングテーマのモチーフでもある竹久夢二「小夜曲」。

究極の形式美だと信じる能楽の「葵上」や「井筒」。

難しそうだけどやはり心惹かれるテーマ「葛の葉」。

サロメのパターンを踏襲して小川未明「赤い蝋燭と人魚」。

音楽的な野心を刺激されるプッチーニ「蝶々夫人」。

二面性を表現してみたい谷崎潤一郎「刺青」。




そして、絶対に反対されるのを承知で「四谷怪談」。。。



でも、本当はストーリーがあってないような、
いろんな要素を削ぎ落とせるだけ落とした、
シンプルな作品を作ってみたい。

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洗練によって失われるもの。

2011年06月17日 | 三味線のはなし
「驚異の歌声」というテレビ番組で
フラメンコのカンテ(歌)が取り上げられてました。
あの魂の叫びというべき力のある歌声。

フラメンコも昔から大好き。
どこか津軽三味線と通じるものを感じます。
どちらも、虐げられた人々が生み出した芸能であること。
だからそこには哀愁がある。
同時に、世の中への怒りだとか、
ぎりぎりの生活を生き抜く力強さといった
強い想いも感じる。
そして、どんなに貧しくても失われない誇りと。

でも、そういうものは時代とともに失われつつある。
それが悪いことだとは言わないし、言えない。
社会的な差別は許されないことなのだし、
誰だって良い生活したくて当たり前。

番組に登場したのは、
職業としての歌ではなく、
生きることそのものとしての歌を歌う昔気質の父と、
若くして商業的成功を収めながら
何かが足りないと模索し続ける娘。
きれいな声で上手く歌うことだけでは足りない何か。
父にあって、娘にないもの。
なんか分かる気がする。
元ちとせが「娘さんのは“歌”って感じがするけど、
お父さんのは“語り”って感じがする」みたいな
すごく上手い表現をしてたけど、そんな感じ。
なんていうのか、直に魂を掴んで揺さぶられる感じ。

津軽三味線もそうだと思う。
今、上手い人は沢山いる。
でも、昔の名人たち、白川軍八郎や木田林松栄や高橋竹山、
彼らの音は、録音からでさえ力を感じる。
その時代、三味線弾きが生きていくことがどんなに過酷だったか、
今とはまるで比べものにならない。
竹山さんが自伝の中でも語ったように、
そんな苦しい生活、誰も望んでしないけど、
津軽三味線を生んだのは間違いなくそういった環境だったのだろう。
今はもうそんな時代じゃないし、
津軽三味線ってかっこいい、と言われるようにさえなった。
それは先人の努力の賜物でもあって、喜ぶべきこと。
でも一方では、かつて津軽三味線が持っていた“何か”は失われただろう。
津軽三味線の創始者といわれる仁太坊の話を読んだとき、
彼の演奏は想像するしかないけれど、
そんな命がけの演奏は私には出来ないと感じて、
ちょっと打ちのめされた気分になったのを思い出した。

何だか長々とよくわからないことを書いてしまいましたが。

とにかく、その番組に出てたお父さんの歌、最高でした。
テレビで見てるだけなのに、涙が出た。

テクニックを磨くことも大事。
でも、もっと根源的な部分で、音と向き合いたいと思います。

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更新。

2011年06月15日 | 響喜
もう本当に久々にホームページ更新しました。

わたくしのホームであります和楽器ユニット〈響喜〉には
実はちゃんとホームページがあるんです。
知ってましたか皆さん。

トップページには公演依頼メールフォームも装備。
時々ここから御依頼をいただくこともあります。
知らなかった!という貴方。
是非この機会にお気軽にどうぞ。


ホームページ、充実させたいなとは思っているのですが、
それよりもまず、こまめに更新しなくちゃ。
反省。

いっそ、万響 official site にしてみようかなぁ。

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雨天決行。早乙女太一。

2011年06月14日 | 鑑賞
日曜日、京都は黒谷さんにて
早乙女太一の朗読活劇「沖田総司」を観てきました。

音楽が、津軽三味線と箏だというので、
ちょっと気になってて。

しかし!
まさかの野外!雨天決行。
客席はお寺の境内。簡易の屋根も何もなし。
みんなレインコート着て、雨に打たれながら観劇。
ちょっと有り得ない。。


早乙女太一は思ってたよりずっと良かった。
なんて言ったら叱られそうだけど、
私の興味は「朗読と和楽器のコラボ」ってとこにあったので。
殺陣が舞台映えして良かったし、
前腕筋が意外に逞しかったのが印象的(笑)。

でも、音楽は正直、期待外れでした。
せっかくの生演奏が全然生かされてなかったと思う。
もちろん、あの天候は楽器にとって最悪だったけど、
明らかに三味線の調弦がおかしかったところもあったし、
女性陣の衣装のコンセプトが分からない。

自信過剰の謗りも覚悟で敢えて言います。
ENはもっと頑張ってた。
トータルで舞台作ってたと思う。

いろんな舞台を観るたびに、
あたしたち、頑張ってるよなーって思う。
負けてないレベルで挑戦してると思う。
そして、創作意欲に火がつく。
そろそろ何かやらなきゃ死にそう。


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またコラボの話。

2011年06月09日 | つれづれ
今回は羨ましいコラボの話です。


いや、もちろん、
初恋の新さんとコラボ、
も出来たらすごいですけど、
小心者ですから。私。
そこはちょっとビビっちゃうところでしょう。

でも。
永遠の子猫ちゃんである、この子となら!


ハローキティ×T.M.Revolution


それは素直に羨ましいなー。

津軽三味線キティもいますけどね。
何なら、うちにも5人ぐらいいますけどね。
でも、響喜とコラボしてほしいなー(笑)
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中学校。

2011年06月07日 | ライヴ日記
今日は中学校で公演でした。

去年も広島でご一緒させていただいた和太鼓OTO座の皆さんと。

実は、OTO座のリーダーさんと
斬!の月夜リーダーはお知り合いだったそうで。
世間の狭さに毎度驚かされます。



さてさて。
さすが大阪の中学生は元気いっぱい。

津軽ってどこか知ってる?

って訊いたら

滋賀県ー 北海道ー 青森ー

と口々に。
意外と北海道だと思ってる子が多かった。
近いけどね。

そして、わたくしの飛び道具、りんごメドレー、
拍手で喜んでくれました。
こういうので、三味線を食わず嫌いにならずにいてくれたら嬉しいな。


撤収してたら、女の子が声をかけてきてくれて、
「歌うまいですね」って。
ありがとうございます。
最近よく言われます。
三味線うまいですね、とは
あまり言われません。
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コラボ。

2011年06月06日 | 三味線のはなし
何でもかんでもコラボすれば良いっちゅうもんと違う!
と思うんですけど。

これは……意表を突かれすぎて、
どう受け止めればいいか分からない。




暴れん坊将軍×仮面ライダー



何それ。
全然想像つかないんですけど。
ほんとに映画になるの?
わたし騙されてないよね??

どんな客層なのかも予想がつかなくて、
劇場に行くのがちょっとコワいけど、
新さんは見たい…‥!!
本気で復活希望。


あ。「阪急電車」も観に行かなくちゃ。
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ガトーフェスタハラダ。

2011年06月05日 | つれづれ
いつも開店前から行列で
2時間待ちとか日常茶飯事なのに、
もう7時を過ぎていたからか
まさかの5分待ちだったので行ってみた。

かの有名なホワイトチョコのラスクは
夏場は詰め合わせに入ってるやつしかないらしいのですが、
何だか妙に体育会系な店員さんにびっくりでした。

帰り際に
「並んでいただいてありがとうございました!」って
大きな声で言うの。みんな。

私の中の洋菓子店の店員さんのイメージとまるで違う…
いや、それは勝手な思い込みなんですけど。

それにしても。
彼が1日に何時間接客してるのか
時給換算でいくらなのか
分からないけど、感心しちゃう。
マニュアルなんだろうけど、
それでもああやって元気良く言われたら、
悪くないなと思ってしまう。

なんか新鮮でした。

そして、己を振り返って。反省。。。
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頭痛。

2011年06月04日 | つれづれ
朝から1日頭痛い。

でも、ちょっとしんどいぐらいじゃ休めないのがオトナの事情で、
ちょっとしんどいぐらいじゃ休まないのがオトナの礼儀だ。

そして、行くからには、
やたらとしんどい素振りをアピールしたりせずに、
仕事は最低限ちゃんとするのが
オトナの態度ってもんだと思う。


間違ってる、という人も多いけど、
プライド、って言葉が好きだ。
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少しずつ。

2011年06月01日 | 三味線のはなし
夏の予定が何にもなくて
どうしたものかと思っていたら、
ここ数日でちらほらと予定が入り始めました。

動き出すときって、そんなものなのかも。

とはいえ、私まだまだ出来る子ですから。
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hibiki-01@goo.jp
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