主人公はメイベル・ビアズリー。
サロメの挿絵を描いたオーブリー・ビアズリーの姉で女優である。
弟の才能を信じ、支えてきたメイベルだが
世間の注目を浴びるようになったオーブリーに対して
女優として芽の出ない自分に焦りを感じ
また、オスカー・ワイルドと弟が親密さを増すにつれ
置いて行かれたように感じて、ワイルドを遠ざけようとする。
しかし、オーブリーは結核のために早逝してしまう。
これは、メイベルの物語としてとても面白いのだけれど、
ビアズリーのサロメの絵がそもそも私はそれほど好きではない。
確かに一度見たら忘れられない絵だけれど
物語とぴったりはしていない感じがする。(そういうのがいいのかもしれないけど)
私は、サロメの物語が好きだ。

一部の方には懐かしい?このコンビで
今夜はリハでした。
先日のブログにも書いてた
サロメを一緒にやったのが小梅さん。
そういえば
サロメの公演パンフに
各演者の今後やってみたい作品というのが載ってるんですが、
わたくし、カルメンと答えてます。
それは覚えてたけど、
今見たら、小梅さんもカルメンを挙げてました。
気が合うな。笑
そんなわけで
二人の夢のカルメンを
5月5日に食博にてやります。
3号館UTAGE ステージで
12:00~と14:00~。
小梅さんとは
表現したいものが似てる気がします。
去年作ったカルメン組曲、
思わぬなりゆきで
最初に小梅さんと一緒にやれるのは
すごくうれしい。楽しみ。
直前の追い込みと本番に強い二人だから!
ぜひ見に来てくださいませ。
ていうか、
いつもムチャぶりのコンビなんで
なんか他にもやることになりそうだ…
こんなやつ(笑)
※写真はイメージです

とても気になっているのですが、
しかし、このためだけに東京まで行くか?となると
ちょっと踏ん切りがつかない。
宮本亜門演出・平野啓一郎翻訳、というタッグは
とてもとても魅力的なんですけど。
ちょうどいい時期に東京方面での公演とか
入ってこないかしら。笑
先日、テレビで日韓ダンスチーム対決をやってるのをたまたま見かけて、
日本チームの監督が宮本亜門さんだったのです。
振付家と演出家って、こう違うんだ。というのが、
見ていて面白かったです。
そして、その中で言われてたことが、
上手く言えないけど私が最近考えてることと一緒だなと思って。
上手く言えないけど、こういうことなんだよ。
オーラ様。。。
昨日今日と
いろんな方からお祝いのメッセージなどを
頂戴しまして
ありがとうございます。
意外な方からのメッセージというか
ご無沙汰してます方からも
メッセージをいただいて
びっくりするやら嬉しいやら。
でしたが。
正直に言います!
この2日間で
いちばん嬉しかったメールは…
舞台関係の一通でした。
誕生日とか全く関係ないし。
ようするに、今年もこんな感じで生きてます。

篠井サロメで懐かしくなり、
EN版サロメのDVDをみました。
あぁ、本当に懐かしい。
まだ記憶に新しかった時には、高揚感も残っていたのか、
あまり気にならなかった自分の下手さ加減が
ものすごく耳についてしまいました…。
今聞くと、
間を取ってたつもりが、全然待ててなくて、
とくに前半は緊張からなのか焦って弾いてるみたいに聞こえたし、
何より何より、ツボが甘い……!
テンポも平板で変化が乏しく感じたり、
歌詞の言葉も全然立ってないし。
まぁいろいろ気になってしまいました。
ちょっとは成長したのかな(笑)
でも、“七つのヴェールの踊り”以降は今見ても、やっぱり好き。
中でも、アリアのシーンは個人的にすごく好き。
舞と芝居と音楽のコラボ、そのバランスがうまく取れてる感じ。
生首持って踊ってる小梅さんのサロメの笑顔が良いわ~(笑)
ていうか。
作品そのものより何より、
あの作品を作ってた時間が懐かしい。
本っ当に楽しくて充実してた。
みんな元気?
ちょっとホームシックみたいな変な気分。





サロメが終わって、一週間経ってしまいました。
終わっちゃったんだなぁ。
半年間、何よりも大事にしてきたサロメが。
もう遠い夢のような気がしてしまいます。
あの緊張感も、
満員の客席をみたときの胸に迫る想いも、
半ば自己陶酔しかけながら歌ってたアリアも、
最後の公演の絶好調だったタンゴも、
降りそそぐ花びらも。
みんなみんな夢だったのかもしれない。
相変わらず、腑抜けのような生活をしています。
なんだろう。三味線さわる気になれない。
三味線、組み立てたら、また、
サロメの稽古始めちゃいそうです。
まだ、ほかの曲を弾く気になれないんだ。
何より、ひとりで弾くのが寂しくてたまらないの。
こういう精神状態って、私にはすごく珍しい、
というか、有り得なかったといってもいい。
舞台に立ってる瞬間は最高に幸せで、
終ってしまったあとの寂しさを感じるのはほんのひとときで、
すぐに次に向かいたくなる方だから。
今回なんて、ありがたいことに、
もはや休みがなくなるほどライブの予定が目白押し☆なのに
なかなか前向きになれない。
多分、まったく同じものをやることはもうない、
というのがさびしいんだと思う。
これだけの時間をかけて作り上げたものが、
終わってしまったということが。
響喜とかだったら、
ひとつのライヴが終わっても、
また同じ曲を演奏することって普通だし、
すぐにでも次をやることが可能だし。
でも、いつまでも後ろ向きではいられません。
とりあえず、明日は絶対、津軽ものを弾くことにする。
やはり、去年のDOJYOJIの二の舞なのか……
昨日、三味線ケースが破損しました(>_<)
まぁ、去年のキャリーの大破(笑)ほどの事故ではないのですが、
ケース、去年買い換えたばかりなのに…。
本体が元気なら、入れ物はいいんだけど。
“厄払い”だって。
しかし本体も、若干、糸巻きに不安が??
そして、唄も相変わらずギリギリまでできませんねー(笑)
でも、帳尻合わせるのは得意ですよ☆
サロメ、見に来てくださいね!