三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

食べて、祈って、散歩して。

2011年01月31日 | つれづれ
正確に言うと、

祈って、歩いて、食べて。
(Pray,Walk,Eat)

でも、語呂が悪いので順番捏造。



そんなわけで、本日ハッピーバースデーなわたくし、
朝から同級生ゆっこちゃんと
懐かしの阪堺電車に乗って、住吉大社へ厄除祈願のお参りに。
なんと私たち今年が本厄だそうで。

お参りをして御祈祷をしていただき、
おもかる石や五大力石も回り、
住吉公園を散策してから天王寺へ。



天王寺も久々に来たら、ずいぶん様子が変わってます。
LUSHでプリンセスパックを試してもらって、
劇的ビフォアアフターぶりに昂奮してから、
遅めのランチ。
店名はイタリア語でランチメニューは洋食、
でも実は焼肉屋でBGMは沖縄音楽、
という不思議なお店でカレーを食べました。

その後、HOOPをぶらぶら歩いて買い物したりしても、
けっこうなボリュームでカレーが胃に居座ってるので、
腹ごなしに天王寺から天満橋まで谷町筋をてくてく歩いて、
最後に足裏リフレクソロジーでリフレッシュ。

そこから、ゆんぴと合流して
いつもの3人でイタリアンディナー。



お料理も美味しかったし、
デザートがバースデー仕様で嬉しいけど照れました///



こちら、ゆんぴからのプレゼント。
あと1か月少ししか飾れないのが残念な可愛さ。



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球戯の話。

2011年01月30日 | つれづれ
サッカー、すごかったみたいじゃないですか。


残念ながらわたくしサッカーの楽しみ方がよく分からないので、
全然観ないんですけど。

今朝、駅の改札にスポーツキッズがたむろしていて、
ちらりと横目に見ながら通り過ぎようとしたら、
引率してたのが幼稚園から高校まで一緒だった男子でびっくり。
なるほどサッカー少年たちか。
この寒い日にサッカーするキッズより、
社会人の休日の朝から引率できる彼に敬意を表したいと思います。

最近読んでる寺山修司の随筆で、
サッカーはタマが大きいから、それをずっと追って観ればいいけど、
野球のタマは小さすぎて、かくし球なんてものまで出来る。
とか書いてあったけど、
私は別に野球というものが好きなわけでもない。
かなしいほどトラキチだから、
日本代表も素直に応援できない。
ハンカチ王子様にも興味がない。
マートン来日。今年も宜しく!!
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スマートフォン。

2011年01月29日 | 三味線のはなし
あんまり機械に詳しい方ではないし、
むしろ仲良くしてもらえない(あくまで相手のせいにする)ので、
新しいのが出たから、って飛びつくこともなく。

実は最近、ケイタイの機種変をしましたが、
スマートフォンは初めから考えてなくて。

ところが、この間お稽古に行ったら、
師匠がスマートフォンに変えてました!
チューナーとかメトロノームをダウンロードできるし、
けっこう長時間録音もできるし、
これ一台あれば間に合っちゃうらしい。

なるほど。
そういうの知ってたら、もうちょっと考えたかも。
まぁ、もう遅いけど。

うーん…でもやっぱりケイタイは折りたためなきゃイヤかも。
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正調。

2011年01月29日 | 三味線のはなし
民謡で「正調○○節」なんていうのがあって、
よく例に挙げられるのがコンクールもある「江差追分」だったりしますが、
“伝統は変容するものだ”というのが、
我等が教授の持論なもので、
私もすっかりそう思って過ごしていました。
つまり、これこそが絶対的だという形はないということ。

ちょっと意味合いが違うけど、
即興が本質である津軽の唄には「正調」はないわけだし。

そもそも民謡はもっと日々の暮らしに密着したもので、
普通の人たちが口ずさんで、自由に楽しむものだったので、
人によって多少の節回しが違ったところで
何ら問題ではないはずのもの。

それって、わらべうたも同じじゃないのかなぁ、と思った今日。
五線譜は便利だけど、日本音楽をやる上では、あくまで便宜上のもの。だと思う。

そういえば、
某グループが歌って有名になった「竹田の子守唄」も、
地元では全然違う節で唄われてたらしいです。

何が正解かなんて分からない。
私は最近、津軽ものにすごくこだわってるけど、
別にそれが正しい姿だと思ってるわけじゃなくて、
ただ好きだからそうしたいだけ。
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道成寺。

2011年01月28日 | 三味線のはなし
「津軽もの」といったら三つしかないけど、
「道成寺もの」といえば様々なジャンルにあって、
さらに新しい作品が現代においても生み出され続けるテーマ。


わたくしの道成寺ヒストリーは…

響喜で長唄の「娘道成寺」をアレンジした「四人娘道成寺」を作り、
EN初参加作品が「DOJYOJI」、
その後ENでもう一回「DOJYOJI」の新バージョンを作り、
それをもって、ピアノのaccoちゃんやダラブッカの充とセッションもあり、
地歌 「古道成寺」を昨年は舞台で二回やり。

そして。

地歌「鐘が岬」に挑戦することになりました。
鐘尽くしの歌詞を二回目の「DOJYOJI」で使わせてもらった曲です。
妙に縁があるよねぇ…。


これはもうマジで、道成寺尽くしの企画を考えたらいいんじゃない? 笑。
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KY。

2011年01月26日 | 三味線のはなし
次回の今昔館のテーマが“津軽尽くし”になりました。

前回の公演後に
「本格的な津軽三味線を聴きたかった」というお声もあったそうなので、
それじゃあ一丁がっつり津軽でいってみましょか? となりまして。


しかし。

そこで敢えて派手な曲弾きを封印したい私。

空気読めてないよ。
天邪鬼(あまのじゃく)かよ。

いえ、そこは津軽でいう“じょっぱり”。

今昔館みたいにじっくり腰を据えて聴いて下さる方が多いところでこそ、
渋くて味わいのある哭きの津軽、
私のこだわりの津軽をやりたいと思うわけです。

がっつり弾き込んで持っていきたいと思います。

三味線よされ。
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やっぱり嬉しかったこと。

2011年01月25日 | 三味線のはなし
先日のパーティ演奏。
定番の津軽アイヤ節もやったんですが、
あるお客様から、

踊りが入ってても三味線に目が行く

とのお言葉を頂戴しまして、感激した次第。


普通はやっぱり、自然に踊りを見ると思うんですよ。
それはもう仕方ないことだし、
その視覚効果に助けられてる部分もあります。
とくに、ああいうパーティーなんかでは、すごく心強い。

とはいえ、その一方で、
踊りの伴奏に過ぎない自分が残念だったりもするわけで。
やっぱり踊りに合わせて無理をしている部分での不完全燃焼感はある。
例えば、踊りのテンポでは出せないリズム感とか。
それは、バチホリックの頃からずっとあって、
結局、手踊りの伴奏しかないんだったら自分を出し切れない、
と思ったからバチとは距離を取った。
最近は、ゆっこちゃんと一緒にやることが増えたから、
息も合ってきたし、この組み合わせだから出来ると感じるようになってきて、
楽しめるようになったけど、
昔はここまで舞台を作る上で良い関係ではなくて、
お互いの足りない部分を補い合うだけで、
プラスを生み出せてはいなかったと思う。

もちろん、伴奏は影に徹するべきだとも言えるし、
地歌なんかだったら確実にそうだけど、
津軽三味線はその草創期から唄い手と競ってきて、
少しでも唄より三味線を聴いてもらおう、拍手をもらおう、
その想いが今日の器楽として独立した津軽三味線を生んだ。
と考えれば、踊りより目立つ三味線を弾きたい、と思ってしまうのは
津軽弾きのサガだ。

踊りを越えるなんてスゴいじゃないか。
やっぱり素直に嬉しい。

だから、伴奏にも妥協せずに弾けるようになるべく、
研究しているこの頃。

来月の今昔館は“津軽尽くし”の予定です。
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和楽器で何か楽しいこと。

2011年01月23日 | 三味線のはなし
常日頃からやってるんじゃないの?
と言われそうだし、実際そうなんだけど。

また新たな顔合わせ。

三味線職人であり演奏家でもある方と、
雅楽の龍笛の演奏者と、
京の町家でコラボする計画を立ててます。

続報を待たれよ。
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じょんからの太鼓。

2011年01月23日 | 三味線のはなし
アイヤとかヨサレみたいな三拍子ノリの曲よりは
二拍子だから分かりやすい、
でも、やっぱり津軽三味線って、
じょんから節に始まり、じょんから節に終わる、
みたいなところがあるからナメてかかってはいけない。

今までは、正直、地方は地方、と割り切ってたけど、
手踊りの地方をやるときにも、
ちゃんと自分のじょんからを弾かなくちゃ。と思い始めたら、
太鼓の部分がやっぱりキライで仕方ない。
というのも、地方のときは踊りの尺に合わせて
ソロのときとは太鼓の部分の手が違う。
そこが、やっぱり自分の手じゃない違和感が消えなくて、
試行錯誤中。

なかなか尺が合わず、絶賛イライラ中。。。


とりあえず今日は時間切れ。
これから京都で打ち合わせ。
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パーティー。

2011年01月23日 | ライヴ日記
今日は、ゆんぴ&ゆっこちゃんと三人で、
とあるパーティーにて演奏して来ました。

最近すっかり定着した三人バージョンで、
津軽アイヤ節
RIN-輪-
南部俵積み唄
の3曲。

パーティーだと、あまり聴いてもらえない時もありますが、
今日は皆さん笑顔で聴いてくださり、
おひねりまで頂戴しました。
有り難うございます。

さらに福引きで、
写真の見るからに斬新!な
田辺大根ロールケーキまで当たりまして、
打ち上げがわりに早速いただきました。



いや…
写真がロールケーキなのはね、
うっかりして衣装で写真撮るのを忘れたからなんですけどね。
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パスタかラーメンか。

2011年01月22日 | 三味線のはなし
というわけで、
練習後にゆっこちゃんとゆんぴとラーメン屋さんに。


ていうか、練習は本当に明日の本番の曲を
さらっと一回通しただけ。
まぁ、定番になってきた曲ばかりなので安心。

最近、手踊りのお囃子でもリズムのタメにこだわり始めたんだけど、
それにいち早く気づいてくれるゆっこちゃん。
嬉しいじゃないか。
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メイク研究会。

2011年01月21日 | 三味線のはなし
稽古の後半は月夜先生の指導によりますメイク研究会。

私はいつも舞台のときも普通の化粧品を使ってます。
もちろん、メイクの仕方は普段とは全然違いますが。
以前一度、何かの間違いで白塗りになったことはあるけど、
それを除けば初めての舞台化粧。

ドウラン塗るのも初めてなもので手間取りましたが、
最終的にはこんな感じ。


パーツごとには、いつもと同じみたいだけど、
全体でみると印象が違いますねーー面白かった。

しかし、響喜でいつもこのメイクだったら怖いよね。笑。
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妖刀。

2011年01月21日 | 三味線のはなし


光を発する剣を抜こうとしているところ。

みたいに見えませんか?


昨日はまた久々で斬!の稽古に行って来ました。
概ね木刀を持って稽古してたはずが、
こんな一枚。笑。

最近ずっとダラダラぐったりしていたせいで、
久しぶりに体を動かすと気分が良い。
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再開。

2011年01月18日 | 三味線のはなし
クルーズの後、
喉の粘膜が痛かったり目眩がしたり胸やけしたりと体調不良が続き、
普段にもまして何もやる気が起きない日々でした。
どうにかこうにか仕事はこなしてましたが、
斬!の稽古初めも休み、
めりさんの舞台も観に行けず、
ぐったりしてブログも放置してました。

が。今日から再開。

夕方からは、ゆんぴとゆっこちゃんと稽古。
いつものように、稽古よりおしゃべりが長かったり。笑。
さらにその後、ゆっこちゃんと食事に行って、
日付が変わるまでさらに語る。
あーー元気になった。
やっぱり今年は創作したい。
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ただいま。

2011年01月10日 | 三味線のはなし
今朝、無事に神戸港に戻って来ました。

出発したのはたった3日前なのに、
なんだかずいぶん久しぶりの神戸みたいな気分でした。
時差ボケってやつかしら。笑。

そして、何だかまだ頭がぐらぐらしてるような感じなのも
気のせいかしら。
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