三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

勝利の瞬間。

2012年08月30日 | 三味線のはなし
ジッタリンジンの「夏祭り」を
三味線一挺で弾き唄いしてみたら、

スゲェ

って客席で呟いてた子がいたらしくて、
ガッツポーズです。

同じ曲をやっても、
何十人ものブラスバンドでやるのとは
全然違う面白さを引き出す、
そういうアレンジこそが私のこだわり。

親しみやすい曲を選ぶだけじゃダメ。
そこにもう一ひねり二捻り加えて、
意外な発見をしてもらえたら、
勝ちだと思います。

もちろん、それはすごく難しい。
どんな曲でもやれるわけじゃない。
はっきり言って、和楽器ではやれない曲もある。
でも、そんなのって、例えば、
ギターで義太夫の伴奏できないのと同じこと。
やれるわけないし、やる必要もない。
そこに和楽器の限界を見るのは間違ってるし、
根本的な視点の転換が必要。

カバーアルバムが流行ったことがあったけど、あんな感じ。
原曲が好き、でも、自分のアレンジでやる。
たいていは原曲の方が良い、ってなるけど、
ごく稀にオリジナルを超えるアレンジがある。
ああいうのを狙いたいと思ってるのです。
コメント
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