三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

アイ・アム・三味線弾き。

2012年08月28日 | 三味線のはなし
自己流で始めた弾き歌いスタイルもすっかり定着してきて、
最近では唄の方が目立ってる感もあるのですが、
私はやっぱり三味線弾きです。

唄も大好きだけど、
三味線あっての唄だと思います。
だから、例えば、長唄をやるなら、
唄じゃなく三味線を選ぶだろう。
いや、やらないけど。

七月の華蓮の会では、三味線がすごく良くて、
楽器と自分が一体化した感じで、
撥が引っかかるとか、ツボが狂うとか、
一切の不安がなかった。
元々、津軽弾きなんだから手が回るのは当たり前なんだけど、
久しぶりに“三味線弾き”の面目躍如、な気分でした。
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迫力不足の津軽三味線。

2012年08月28日 | 三味線のはなし
これまたよく言われます。
言われるのが鬱陶しいので、
あまり曲弾きをやりたくないとか思ったりしますが、

そういう時には、

私は竹山流の叩かない三味線をやってますので

と、にっこり笑顔でご説明するわけです。



それでも昔は気にしてた。
お客さんを満足させられないのが悔しいとか、
叩き以外の良さを伝えられない歯がゆさとか、
どうしたら、自分もお客さんも気持ちいい演奏ができるのか、
葛藤してた。

今は、確信を持って、
私は叩き三味線はやりません、と言えるし、
津軽三味線の良さは叩きじゃない、と言い切れる。

これは竹山先生のワークショップで得た確信です。

だから、最近はこんなこと言われても、
へっちゃらで流しちゃいます。
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