三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

この胸の高鳴りを。

2007年11月29日 | 鑑賞
ドラマ「相棒」にハマってます☆

今日のは、被害者がミュージシャンという話でした。

  
 ★以下ネタバレ注意です★



盗作とかゴーストライターとか…才能がある人間と華がある人間と…
ミュージシャンとしては、ちょっとイタイ話でした…。

理想論かもしれないし、いつまでも青臭いと思われるかもしれないけど、
私は仲間を大切にするミュージシャンであり続けたい。
自分だけが売れたら良いとは思えないし、それで売れても嘘だと思うんです。
たとえ、曲を書く人間は一人だったとしても、
一緒にステージに立つということは、一緒に音楽を作ってるということだし、
代わりなんかいないと信じてます。
プレイヤーが変われば、同じ譜面見てたって、音は変わるんですよ。
その仲間と作ってきたものとは別のものになるんですよ。

だから、今日のドラマの被害者には正直、同情の余地ナシでした…。
仲間を裏切って盗作して自分だけデビューして、
その後もゴーストライターの曲を歌い続けた。
一度そうすることを選んだなら、どんなに苦しくてもやり続けなきゃ。と思います。
それが、報いなんだと思う。

私って、心が狭いのかしら?
イイ年して青臭すぎます??

まぁ、そんなことをつらつら考えてしまったドラマでした☆


それにしても。

この胸が高鳴るのは………

英哲さんまで あと2週間。
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桜の下のサロメ。

2007年11月27日 | サロメのはなし
ENのサロメは、
オスカーワイルドの「サロメ」と
坂口安吾の「桜の森の満開の下」の
チャンプルーです。

というわけで、
音にも「サロメ」的な要素と
「桜」の要素の両方を使いたいなと思っています。

先日、友人のコンサートに行った影響で、
久しぶりにピアノを弾いてみました。
もちろん、ぜんぜん弾けなかったのですけれども、
まぁ、お遊びですから。
で、「さくらさくら」のバリエーションを
いくつか作って遊んでおりました。

ピアノという楽器は、
メロディーとコードを一つで出せてしまえます。
が、三味線と篠笛は、基本的にはどちらも単音楽器。
どこまで、コード感を出せるのか。
それは、技術的な面、アレンジ面もそうだし、
感覚的に、和楽器でどこまでコード感を許容できるのか、
という両方の部分で思案中です。

あと2ヶ月!!
相方とのチームワークで頑張ります!!






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アートユニット「EN」第二回公演

SALOME

書 舞 劇 樂 影   のコラボレーション

■2008.2.2.sat.  19:00開演
      2.3.sun.  14:30開演 / 18:30開演
        受付開始:上演1時間前より / 開場:上演30分前より
■会場  一心寺シアター倶楽
        大阪市天王寺区逢阪2-6-13
■料金  前売り 2000円 / 当日 2300円
■チケットご予約は「EN」サイトで受付中です

 



オスカー・ワイルド原作の戯曲『サロメ』と
坂口安吾作の『桜の森の満開の下』をベースに
新たな解釈を加え、ENの“SALOME”が誕生します。

サロメをとりまく3人の男と純粋な欲望
舞台に流れる三味線と篠笛の音色が
幽玄の世界へと誘います。

ENの“SALOME”で
非日常な一時をお楽しみください。

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サロメの聴きどころ。

2007年11月23日 | サロメのはなし
それはタンゴです(笑)

昨日の稽古には本番映像を撮ってくださる方が来られて、
タンゴいいですね~って言ってくださいました♪

母からは、なんでサロメにタンゴ? と言われましたが、
フラメンコ版サロメもあるんですからね☆

まぁ、私は三味線弾きなのに、サロメでタンゴですから、
意味不明予測不能です(笑)

これはもう、見に来ていただく他ございません!


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アートユニット「EN」第二回公演

SALOME

書 舞 劇 樂 影   のコラボレーション

■2008.2.2.sat.  19:00開演
      2.3.sun.  14:30開演 / 18:30開演
        受付開始:上演1時間前より / 開場:上演30分前より
■会場  一心寺シアター倶楽
        大阪市天王寺区逢阪2-6-13
■料金  前売り 2000円 / 当日 2300円
■お問い合わせ  sakiyama@wa-EN.net



オスカー・ワイルド原作の戯曲『サロメ』と
坂口安吾作の『桜の森の満開の下』をベースに
新たな解釈を加え、ENの“SALOME”が誕生します。

サロメをとりまく3人の男と純粋な欲望
舞台に流れる三味線と篠笛の音色が
幽玄の世界へと誘います。

ENの“SALOME”で
非日常な一時をお楽しみください。


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夢だから美しいこともある?

2007年11月22日 | つれづれ
まさか。現実になるとは思ってもいなかったことが。


阪神新井誕生「甲子園、楽しみ」


阪神以外にも何人かいる贔屓選手のひとりだった新井が阪神入り。
まだ新井がエラーばっかりしてた頃から、
阪神にほしーーって言うてましたけどね、私。
でも、新井は広島一筋なんやと思ってたし、
そういうとこも好きやったんですけど、、
泣くぐらいやったら、広島におったらええやん!て思いましたけど。

けど、応援しますよ~(笑)心おきなく。
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バレーボール。

2007年11月21日 | つれづれ
男子バレーボールの植田監督が好きです☆

いっつもスーツで
試合中も顔色ひとつ変えず
厳しい目でコートを見て



誰かそんなふうにあたしを見守っててくれないかなぁ(笑)




ちなみに。体育のバレーボールは大嫌いでした。
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うっとりするような。

2007年11月20日 | サロメのはなし
少々ご無沙汰してしまいました。
サロメ、順調に追い詰められております(笑)
「EN」ホームページで日々カウントダウンされてます!!



さて、昨日は稽古でした。
音は少しずつ形になってる部分も出てきましたが、
手付かずで残ってるところも、実はあるんですね~。
相方とイメージは共有できてるんですけどね。

ずばり。

うっとりするような甘美で切ないメロディー。

どちらかといえば、西洋クラシックが得意とするような。
イタリアオペラ級の美しさ。

イメージはあるんですが、実際の音としてなかなか浮かんでこない…


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アートユニット「EN」第二回公演

SALOME

書 舞 劇 樂 影   のコラボレーション

■2008.2.2.sat.  19:00開演
      2.3.sun.  14:30開演 / 18:30開演
        受付開始:上演1時間前より / 開場:上演30分前より
■会場  一心寺シアター倶楽
        大阪市天王寺区逢阪2-6-13
■料金  前売り 2000円 / 当日 2300円
■お問い合わせ  sakiyama@wa-EN.net



オスカー・ワイルド原作の戯曲『サロメ』と
坂口安吾作の『桜の森の満開の下』をベースに
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長いお別れ。

2007年11月18日 | 読書
村上春樹の新訳によるレイモンド・チャンドラー『ロング・グッドバイ』に没頭してました…。

 

ミステリーだかハードボイルドだか、普段なら素通りするジャンルの小説ですが、
前にドラマ「相棒」で、チャンドラーの小説に出てくる私立探偵マーロウに憧れてる探偵が出てきたり、
村上春樹の文体が好きだったり、で気になったのです。
ところが、実際の本を見てびっくり。
厚さ4センチはあろうかという長編、
しかも「予約の多い本です」の図書館シール付き!

というわけで、一生懸命読んでました(笑)。
村上春樹の文章は、なんとなくすらすら読めるので、
長さが苦になるとかはなかったのですが、
やはり、この手の小説は私に訴えるものがないようで……。
どこにも感情移入できずじまいでした
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キキョウフェスタ。

2007年11月12日 | ライヴ日記
初ソロライブ@キキョウフェスタ、終了。



ちょっと心配していた天気も、
私の演奏中はけっこう晴れてたし、
寒くもなかったし。

さてさて演奏ですが。
いろいろバラエティ豊かに取り揃えてみました。

まずは津軽タント節。
これは前奏が派手なので、オープニング向きかなぁと。
あんまり舞台でやったことなかった曲なんですが、意外に気持ちいい。
三味線もいかにも津軽っぽく細かい手が多くて、
唄もコブシあり、途中セリフみたいな部分もあり、
すごく難しいことやってるように聞こえるんじゃないかしら(笑)
や、実際、これ弾き語りできるようになるには結構かかった。

次に、リンゴの唄~リンゴ追分メドレー。
これは、WADONA時代に作ってて、気に入ってます。
個人的には、追分の方が好き。

そして、問題の(?)宵待草。
やっぱり青空の下でやる曲じゃなかったですねぇ(笑)
それ以前に、作り込み不足でした…反省。

気を取り直し、最愛の津軽ヨサレ節。
でも、これも野外のざわざわしてるところ向きじゃなかったです。
本当にいちばんやりたい形では弾けませんでした。

最後に、サロメの宣伝を兼ねて、DOJYOJIの唄を。

これから、ソロではオリジナルをもっと増やしたいと思ってます。
今回はかなり頼ってしまいましたが、津軽モノは一曲ぐらいにしたいなぁ。

反省や課題もいろいろありますが、はじめのいっぽ。

見に来てくださったスナさん、マエアシ恵さん&英二さん、
そしてメッセージくださった皆様、
ありがとうございました(^o^)/
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贅沢な悩み。

2007年11月09日 | サロメのはなし
サロメの稽古には、映像チームが来てくれて、
メイキングから撮ってくれてます。

昨日は、通し稽古を撮影してもらって、すぐ鑑賞会。
なんて恵まれた環境。
なんですが、全く完成してない唄とか、
聴くに堪えないものがあります…。



でも、映像で見ると、
また違うアイデアが湧いたり、
実際の音と自分のイメージと違ってる部分が分かったり、
良い刺激になって良かった。

オペラがひとまず最後まで辿り着いて、
やや気が緩んでおりましたが、
実はまだ半分もできてないんですよね~。
こうやって客観的に見れると、完成度高まりそうです。
上を向いて歩こう。


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SALOME

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■2008.2.2.sat.  19:00開演
      2.3.sun.  14:30開演 / 18:30開演
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        大阪市天王寺区逢阪2-6-13
■料金  前売り 2000円 / 当日 2300円
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オスカー・ワイルド原作の戯曲『サロメ』と
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アラビアンナイト。

2007年11月07日 | サロメのはなし
昨日は、相方が稽古に来てくれて、
“アラビアンナイト”と“タンゴ”を合わせてみました。

これはもちろん、通称です。
響喜でいうところの“上妻風”みたいな感じ(笑)

いや~でも、予想どおり、“予想以上にイイ感じ”です。
さすが相方☆
テンション上がってきましたよ。
やっぱり、笛が入ると雰囲気変わるし、幅が広がります♪
これだけで、前回のDOJYOJIを超えてるといってもいい。
…って、それじゃあまりに他力本願?
でも、笛と合わせるために、ある程度作り込む必要に迫られてるから、
ひとりで練り込む作業ができてる。

で、笛が入るシーンに比べて、
三味線だけのシーンのレベルが明らかに低い現状…。
がんばらないと~~!

というわけで。
DOJYOJIの音に満足できなかった皆様にも、
次回サロメは全く違うものをお聴かせいたします。
是非お越しくださいませ。

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■2008.2.2.sat.  19:00開演
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久しぶりに泣いた。

2007年11月06日 | 読書
今更ながら、森絵都『風に舞い上がるビニールシート』を読みました。

風に舞いあがるビニールシート (文春文庫)
森 絵都
文藝春秋


本を読むのは好きですが、
小説はなかなか読めません。
選り好みが激しいので…。
ムダに人が死んだりするやつが嫌いなので、
推理小説一切不可。
今時流行りの小説は、殺人がつきものみたいなので、
読んでみたいなと思うものがなかなかありません。
暗い話は現実にイヤほどあるわけで、
せめて虚構の中では、ほっとするようなものに出会いたい。
強烈な個性や特別な能力を持った人物が出てくるような話じゃなくて、
どこにでもいそうな人の、どこにでもありそうな人生の、
誰にでも起こりそうな出来事が、
人の心のあったかさとか、
生きてることは素敵なことなんだ、とか、
そんなものを感じさせてくれます。
そういうのに心動かされて泣いたあとは、
何だか爽やかな気持ちがします。
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退化/初心。

2007年11月03日 | サロメのはなし
タンゴがマイブームの私に、
相方が「アストル・ピアソラのすべて」のビデオを貸してくれました♪

好きやわ~タンゴ。
私はきっと、タンゴバンドのピアノ弾きになるべきだったんですよ。
クラシックには、どうもハマりきれない部分がありつつ、
ロックバンドのキーボードじゃ欲求不満になり、
ジャズにも、あんまり興味が持てない、
そんなピアノ弾きでした。
タンゴは、私のストライクど真ん中なんですね。
あのマイナー調の熱情、たたみかけてくるリズム。
そう、津軽三味線と一脈通じる要素です(笑)
メロディー楽器のようで、リズム楽器でもある。

さて、ピアソラの話。

ピアソラがタンゴの革命児なのは、
ダンスや歌のバックだった音楽を、
独立したジャンルにしたから。
これって、津軽三味線の場合もまったく一緒で、
津軽三味線もまた、唄や踊りから離れて器楽として独立しました。

が。

我が身を振り返ってみますと。

独奏楽器としての津軽三味線を習いました。
曲弾きに憧れて、必死で練習しました。
それが、いつの間にか弾き語りスタイルに変わり、
最近では、自ら進んで舞踊と組んだりしてます。

おかしいな…これじゃあ退化? 先祖返り? 初心に戻りすぎ??


でも、これが今の私のスタイルです。
やりたいと思うことなんです。
そして、津軽三味線の新たな挑戦だと思うのです。



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アートユニット「EN」第二回公演

SALOME

書 舞 劇 樂 影   のコラボレーション

■2008.2.2.sat.  19:00開演
      2.3.sun.  14:30開演 / 18:30開演
        受付開始:上演1時間前より / 開場:上演30分前より
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