三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

七つの子?

2006年05月29日 | 三味線のはなし
宿題にとりくみました。

BATI-HOLICの7月自主公演でやる予定の笛とのデュオ曲。
笛メロディーの楽譜をもらって、
それに三味線をつけてたんですが。

なんか・・・途中のフレーズが・・・

<七つの子>にそっくり! なんですけど・・・

あれですよ、 からすなぜなくの~ という童謡。
楽譜を見たときから思ってたんだけど、
そのときは、きっと私のソルフェージュ能力の低下で、
勘違いを起こしているに違いない、と思い直したんだけど、
キーボードで弾いたらやっぱりそうだった。

これは、わざとなんですか?
それとも、気づいてない??
どういたらいいのでしょう。
ききたいけど、すごーくききたいけど、
作曲者は確か、今、船上の太鼓打ち。。。
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日本音楽史における食卓の音楽。

2006年05月22日 | 三味線のはなし
BGM的な演奏は可能ですか? というお話をいただいています。

津軽三味線というのは、わりと派手な曲が多いので、
BGMにはいささか喧しい気もします。
あ、でも私がこよなく愛する 三味線よされ とか、
三味線じょんから とかいった曲なら、
片隅で鳴っててもいいかもしれない。うん。
まぁ、これを機会に、相方さんとかと相談して、
新たなジャンルの開拓に励むのもまたよし。

で、ふと考えてみると、日本の音楽って、
BGM的な使われ方をしてこなかったのではないか、と思ったのです。

西洋には、<ターフェルムジーク>、
直訳すると<食卓の音楽>というものがあって、
その名のとおり、貴族社会で宴会や食事のかたわら演奏された音楽、
のことなのですが、そういうのって日本にはなかったような。

お座敷の音楽といっても、
BGMとして聞き流すより、余興として楽しむ感じなのかな、と。
踊りとかもついてるし。粋な人は一緒に楽しむもののようだし。
まぁ、このへんのジャンルには詳しくないので、
間違ってるかもしれないけど、どうなんでしょう? あったのかなぁ?
源氏物語の世界の、管絃の遊びなんかは・・・どうなんでしょう。
でも、あれも貴族自ら演奏してて、下賎な職業音楽家ではない。
民謡酒場ってのもあるけど、あれもまたショウ的な面が強い気がするし。
だいたいが、器楽オンリーのジャンルが少なくて、
語りだったり、歌だったり、舞踊だったり、
いろんな要素が結びついた総合芸術的なものが多いですね。

知らないことはいっぱいあります。
いずれの世界も奥は深し。
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復活の狼煙が見えたか。

2006年05月19日 | 響喜
企画公演をやる、と決めたときから、
絶対に呼ぼうと思っていたプレイヤーがいます。

言わずと知れた、響喜の相方の篠笛奏者、なんですが。

やっぱり彼女がいなきゃ始まらない、でしょう。
で、先日、公演の待ち時間にメールしてみたら、
すごく乗り気の様子。
これは決まりですね。
先輩からも、私が予想してたよりかなり早い時期にやりましょうか、
というお返事が返ってきたし。

とりあえず、第1回、というか、
響喜復活ライヴは8月か9月を目指します。
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体内メトロノームのない人。

2006年05月17日 | ライヴ日記
BATI-HOLIC公演でした。

今日もアイヤ節を演奏。
自分では結構気持よく弾けたのですが、
終了後、踊り手から「(テンポ)遅かった」と言われてしまいました。
けど、唄は今日ぐらいのテンポがいい感じやなーという声も。。

いつも分からないんですよね…
手踊りと一緒にやり始めて、もう5年ぐらいになるのですが、
未だに最適なテンポがわかりません。
まぁ、ほとんどぶっつけ本番で練習できてないのもあるでしょうが。

手踊りのテンポは基本的にかなり速めです。
が、私が好きな速さはもう少しゆっくりなのです。
そこにズレがあって、
おまけに練習ほとんどなしで、ぶっつけ本番が多いので、
なかなか掴めないのです。
ひとりで練習してると、つい自分のテンポで弾いてしまう。

だいたい私には絶対的なテンポ感がないのです。
昔、ピアノのレッスンに通ってた頃、
ハノンという練習曲集をやってました。
はじめに好きな速さで弾いて、
先生がメトロノームでテンポを取ってくれるのですが、
いくつやと思う? と訊かれても、
いつもさっぱり分からなかったんですよね。
自分に余裕のある時は、80で弾いてても70ぐらいに感じるし、
余裕ないと逆になるし。
よくそれでドラマーが務まったな…

今度、手踊り最適テンポをメトロノームで測って、
それを体で覚えるようにした方が良さそうだ。
感覚ではまったく自信ない…
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出稽古。それは口実か。

2006年05月15日 | 三味線のはなし
津軽三味線を教えに行ってきました。

などと、堂々と言い切っちゃっていいものかどうか。
他ジャンルの三味線をやってるゼミの先輩が、
津軽三味線も、ということで、行ってきました。

先輩のお宅への角を曲がったところで、
後ろから呼ぶ声がして、???と思ったら、
たまた学会で来阪中だったT先輩! 偶然の再会でした。

そんなわけで。(え?)

先輩と一緒に、第一回企画公演をやることにしようと思います。
何をやろうかな。夏ごろに、何かできたらいいなぁ。
夏、だったら、テーマは<祭>ですかね。
1回目なので、真面目に三味線のいろんなジャンルの話、
とかでもいいような気はします。
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とりあえず完成。

2006年05月05日 | 三味線のはなし
GWの課題、
津軽三味線合奏曲3分以内、
とりあえず完成しましたーーー!

はぁ。最初にこの話が決まってから、
3ヶ月は経ちましたね。。。
楽器に向かうより、楽譜に向かった方が、
話早かった、というわけのわからんオチでした。
前に作ったフレーズをいろいろ使いまわしもしたけど・・・

走り書きの楽譜(おそらく読めるのは私だけ)ができあがったので、
明日、仮デモ録って、正確な時間を計って、
音の絡み方が変じゃないか、手直しして終了です。

なんとか、つじつまは合わせた。

しかし!!

ロック魂が炸裂してしまったので(結局。)、
これを、みんなが弾けるのか、弾いてくれるのか、
心配です。
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おしゃれ園遊会@京大和

2006年05月02日 | ライヴ日記
懲りずに毎度毎度のBATI-HOLIC公演に参加してきました。

おしゃれ園遊会という名のイベントのアトラクションです。
素敵な着物姿のお客様がたくさん。
私も今日は負けじと(?)珍しくきちんとお太鼓結びました。
ちなみに今日の着物はおニューです☆
緑の着物もいいですね。紫はこの季節、さすがに暑苦しいので。
帯は、母のもの。



さて。今日は久しぶりに、よされ節の手踊りを。
よされ、好きだーー。
派手さはないけど、あの津軽の訛ったリズムがたまらなく好き。
そして、個人的な好みだけど、
ヨサレは、竹山流のヨサレがいちばん渋くかっこいい。
これは譲れません。

そのあと、続けて曲弾き。
先日の嵐山はひどかったけど、今日はだいぶマシ。
客席の雰囲気もあったかくて、
聴いてくれてるな。というのが、ひしひしと伝わってきたし、
気持ちよく演奏させてもらいました。
この技を見せてやる! みたいな、
変に力んだところなく、無心で演奏できたのが良かったかな。

嵐山での演奏の後、
いろんなことを考えました、今も考えてますが、
まず、できるところから一つずつ。
そろそろ、自主企画も具体化させていこうと思います。
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