三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

帝塚山音楽祭。

2008年05月29日 | ライヴ日記
おかげさまで満員御礼☆無事終了しました!

ご来場の皆様、スタッフの皆様、ゲストの遥華さん、本当にありがとうございました!!


今年のステージは、本当に豪華でした。
まずは、舞台。
前日から設営してくださって、遠目には緋毛氈な感じで、
後ろにはサロメで使った障子のセットが☆
そして、遥華さんには、お品書き風プログラムと、
本番に小道具として使う色紙を書いて頂きました。

客席も順調に埋まり、開演直前には椅子を増やしたほど!

で、オープニングは「娘道成寺」。
久しく四人でやってませんが(笑)、二人でやるのも、また違う表情になって面白かったです。
三味線と箏の掛け合いみたいな部分が多いので、そこが際立ってくる感じ。

「竹田の子守唄」は、いつもと同じ雰囲気で。
ただし、でんでん太鼓はありませんでした(笑)

ソロの曲弾きは、実は最近あんまり弾いてなくて(爆)
いまいちノリきれなくて、いちばんあっさりなバージョンでした…。

オリジナル「RIN-凛-」は、笛を唄に置き換えたアレンジで。
歌詞は、李白の「月下独酌」を使いました。
“我歌えば月徘徊し 我舞えば影零乱”というフレーズが好きなんです。
もともと、この曲はメロディーが二胡のイメージだったので、中国つながりで、しっくりきたみたい。

そして、お楽しみの童謡メドレー。
遥華さんに一曲ずつタイトルを書いていただいた色紙をお客さんに配って、
演奏と同時に立って客席に見せてもらうという、強引な巻き込み型演出でしたが、
皆さんばっちり参加してくださって、楽しかったです♪
やっぱり、客席が近いライブって楽しいですね。

最後は、遥華さんの書とのコラボ。
いつ見ても、遥華さんの書は素敵です。
本当に最後での登場は、勿体ないような気もしましたが、
だからこそ強い印象を与えられるものになったと思いました。
また機会があれば、ぜひコラボしたいなと思います。

で、実は用意していたアンコール曲を残したまま、終演……
だったのですが、その後に来られたお客様のために、ミニ・アンコール公演☆
昨日作った(そして、実はけっこう気に入ってる)アンコールも、
日の目を見ることができて、よかったよかった(笑)


今回は、初めての二人でのライブでしたが、
正統派な曲からオリジナル、みんなで楽しめる曲まで、
幅広くチャレンジしている響喜らしいステージができた気がします。
んーーでも、次こそはフルメンバーでやりた~い!!
コメント (3)
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明日は帝塚山音楽祭!

2008年05月24日 | お知らせ
そうなんです!
明日、14時~ディアハウスにて帝塚山音楽祭です。
バタバタしていて、書きたいこともいろいろあるのに書けてないままですが、
まずは明日の告知から☆
ゆんぴとの初デュオ、そして、遥華さんとの初コラボですよ、
お見逃しなく!!


昨夜は、お仕事帰りの遥華さん宅にお邪魔しまして、
打ち合わせをしてきました。
例によって例のごとく直前まで流動的な私なので、
ご迷惑ばかりおかけしてしまっていますが、
私自身もとっても楽しみです(*^^*)

演奏の方も、いい感じに仕上がってきました。
二人でやるのも、なかなか新鮮です☆
今日は、ゆんぴと最後の練習で、
はたとア○コールというものに思い到ったりも…


ただ、音楽を楽しむだけではない、
盛り沢山のお楽しみが待っていますよ~
ぜひぜひ、お越しください♪


5月25日(日)午後2時~ 
@ディアハウス(阪堺線姫松駅すぐ)
入場無料
出演:響喜 & special guest田面遥華

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万華鏡と曼荼羅。

2008年05月17日 | つれづれ
5年とは。
長いような短いような。

人より長い学生生活に終止符を打って5年。
でも、学生時代の繋がりは続いてるどころか、
更なる発展を見たりもして、
きっと、世間一般の社会人の皆さんよりは
ずっと身近に感じ続けているとは思いますが。

5年前。
学生時代の最後にやったのが、
ゼミのレクチャーコンサート「音の万華鏡」と
響喜のワンマンライブ「響喜★曼荼羅」。

今年は、5年ぶりの第二回音の万華鏡の企画が動き始めているのですが、
響喜★曼荼羅vol.2もやりたいな~。
別に今年じゃなくてもいいんですけど、
いろいろやりたいことができてきてるし、
万華鏡、ときたら、次は曼荼羅でしょ(笑)
ちなみに、このネーミングは相方の発案だったりします。


それにしても。
音の万華鏡、第二回があると思ってなかったので、
前回の資料がまったくなくて、大変です。記憶もありません(笑)。
流れも会計も業者も何も分かりません…。
誰か持ってたりしないのかしら。
しかも、前回は現役学生メンバーが多かったので、
何かと会う機会も多く、話し合いもできましたが、
大半が卒業生の今回は連絡取るだけでも大変。
本当に私に任せて平気ですか皆さん?
やるとなったら、これから鬼のように進めますよ多分。
やめてくれ~と心で叫んでる方は、こっそり先生に訴えてください(笑)

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途中経過。

2008年05月12日 | 響喜
週末は、帝塚山音楽祭に向けて、
みっちりがっつり(笑)お稽古しました。

数少ない練習日でしっかり打ち合わせしとかないと。ね。
もちろん、合わせて練習もしてますが、
打ち合わせで詰めておけば、
大きな間違いが起こらないのが響喜なのです。
こういうイメージで作ろうね、って言ってても、
いざ次の稽古で合わせてみたら、
てんでバラバラ・・・みたいなことも、
往々にしておこりがちなのですが、
響喜に限って、これがない。
そのへんが、長続きの秘訣かしら

さて、ゆんぴとの初デュオですが、
新しいネタとして、メドレーを作っていってて、
やればやるほど盛り上がり(笑)
マジメに遊んでます。お楽しみに♪
っていうか、思いっきり一緒に楽しんじゃってください。

もちろん、しっとり聴かせるバラードもありつつ、
遥華さんとのスペシャルコラボもありますし

ぜひぜひ、遊びにいらしてくださいね  くまさんも待ってます★


帝塚山音楽祭

    @ディアハウス 2Fサロン
     大阪府大阪市阿倍野区帝塚山1丁目6-17
     阪堺上町線姫松駅すぐ

5月25日(日) 14時開演  無料

  出演:万響(津軽三味線&唄)、植野由美子(筝)  from響喜
  special☆guest:田面遥華(書)

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美の巨人たち。

2008年05月04日 | 鑑賞
来月は安珍清姫に再挑戦なんであります。
そんなところに、
昨日は「美の巨人たち」で
小林古径の連作「清姫」が取り上げられました。


小林古径。
彼の描く清姫の表情は、静かでむしろ哀しげですらある。
日高川で立ちすくむ清姫の顔には怒りも憎しみもなく、
ただ川面に闇がわき起こっている。
鐘に取り付く清姫が、蛇ではなく明らかに龍でしたが…
道成寺のラストシーンといえば、鐘もろとも安珍を焼き殺す蛇身の清姫。
普通なら、そこで終わってしまうけれど、古径の道成寺のラストは違う。
そこには一本の満開の桜だけが描かれている。
川面に広がっていた闇も、鐘もろとも安珍を殺した炎も、跡形もない。
ただただ美しく静かな世界。
清姫の恨みも憎しみも、叶わなかった恋情も、
あるいは安珍の恐怖も苦しみも後悔も、
すべてが赦され、癒され浄化されたあとの世界。

きっと、蛇身に変わり果てて、安珍を道連れにしても、
清姫の想いは消えなかっただろう。
恋しくて苦しくて哀しくて。
画家はそれを確かに救っている。

さて。
来月の道成寺は…。
私が最後に見せたいのは、
ただ一途に安珍を好きだった清姫の哀しみ、でしょうか。

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スペシャル☆ニュース!

2008年05月03日 | お知らせ
帝塚山音楽祭で、書家の田面遥華さんとのコラボが決まりました!

遥華さんといえば、
ENの舞台でいつも、身が引締まるような書のパフォーマンスを見せてくれ、
響喜Tシャツを書いてくれた方でもあります。



ENの舞台では、直接からむ場面が今まではなかったので、
初のコラボになります。

ゆんぴとのデュオも初、
遥華さんとのコラボも初☆
期待が膨らみますね~
まぁ、焦りも膨らんでますが(笑)



    @ディアハウス 2Fサロン
     大阪府大阪市阿倍野区帝塚山1丁目6-17
     阪堺上町線姫松駅すぐ

5月25日(日) 14時開演

  出演:万響(津軽三味線&唄)、植野由美子(筝)  from響喜
  special☆guest:田面遥華(書)
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