三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

夏の正装。

2011年08月31日 | 着物


新しく作ってもらったばかりです。
柄は正倉院の鏡の模様だそうですが、
どう見ても普通の人じゃない格好です。

昨日は本番で「珠取海女(たまとりあま)」のワキでした。

この話、能で知ってましたが、地歌にもあるんですね。
同じテーマが色んなジャンルに作品として取り上げられてるのが面白いです。
多くの人を引きつけるテーマってありますよね。
その中には私も創作意欲をかき立てられるものもありますが、
この話はね…
乳房を掻き切って宝珠を隠すくだりが生々しく痛い感じがするので、
ちょっとパスだなぁ…‥。

あ、でも、曲は好きでした。
ちょっと「古道成寺」に雰囲気が似てて
ドラマティックな展開が良いです。

それにしても最近、公演翌日の疲れがハンパない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ピース。

2011年08月29日 | 着物
今日は下ざらえでした。
久しぶりにちゃんと着物を着ましたが、
いつになくきれいに着られて満足。

これ無地ではなくて、所々に花の透かし模様があって、
襦袢の白が透けて可愛いんですよ。
夏着物ならではのお洒落なお楽しみ。
やっぱり着物っていいなあ。

しかし!

先日ばっさり髪を切って、
もう着物のときもアップにしなくていいつもりでいたら、
まさかのNG。
ゆうべ夜中に半泣きで研究して
何だかいつものお着物スタイルが出来ました。



が。
ヘアピース付けてるんだけど、
取れそうでどきどきします。
お家まであと少し!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

温泉温泉。

2011年08月27日 | つれづれ
伽耶院のライブ後、
帰り道にゆっこちゃんと三木で湯庵に寄り道。

天然温泉でのんびり露天に浸かりながら、
次回作のプランなんかもぼんやり描きつつ
帰ってきました。


そして翌日は山中温泉へ。

こちらはnot舞台関係のお友だちと遊んできました。
お宿の浴衣がそこはかとなく私好みでしたよ。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

万燈会。

2011年08月24日 | ライヴ日記
予定通り、本番のステージをやることが出来ました。

あいにくの天候の中、ご来場くださった皆様、
伽耶院の皆様、
スタッフの皆様、
ありがとうございました。



現場入りして舞台セッティングを始めてすぐに
心配していた雨が降り始め、
どうなることかと思いましたが、
本番には雨も上がり、途中で降られることもなく、
無事に予定していたプログラム&アンコールが出来ました。
お客様もあたたかく聴いてくださって、
良い雰囲気になったと思います。

詳しいリポートはまた後日。
まずは御礼とご報告まで。

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

でもやっぱり。

2011年08月22日 | 響喜
さすがの私も
今回の史上最短の稽古期間には一抹の不安を抱えてました。

さっきまでは。

そして、今日だって個人練習しかしてないのに。


やれる気がしてきた!!

今回もきっと、響喜ならではのステージになる、
そんな予感が沸々としてきました。


仕上がりギリギリだったのは確か。
でも、だからといって間に合わせとか妥協とかじゃない。
何かが降りてくるまで曲書けないから私。
つまり、書いたからには、そのときそう感じたものがあるということ。

だから、わくわくして明日のステージに立ちます。
晴れてくれ--。


ちなみに、バリの写真続きなのは、
あれ以来の4人でのライブになるからですよ☆
必見。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あれれれ。

2011年08月22日 | 三味線のはなし
明日、雨マーク出てるよ!?


そうなんです、
明日の万燈会は野外ライブのため、
雨天の場合は中止なんです。

もちろん、
雨天決行です、
とか言われても辞退したいところですが。
そもそも、誰も見に来ないですね。


三味線は湿気が嫌いですから、
雨天の野外ライブとか、普通は有り得ない。
このバリ島のときは、もうやけっぱちでした(笑)。



お天気、もってくれますように。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天然パーマに悪い奴はいない。

2011年08月21日 | つれづれ
くせ毛

っていうとまだ可愛げがあるけど

天パ

っていうともう愛情のかけらも感じられない気がする。


実はわたくし、かなりのくせ毛というか天パというか
どっちでも一緒なんだけど、
まぁとにかく大変なんです苦労してるんです。

そんな天パの救世主、縮毛矯正。
普通のストパーなんて一週間もたずに無に帰して
お金捨ててるみたいなもんだったけど、
これなら騙し騙しで半年近く効果が続きます。
昔は怖ろしくて絶対出来なかったボブだって
出来ちゃうもんね。



というわけで、先日ばっさりカットしました。

サロメが終わってからずっと伸ばしてたので、
実は腰くらいまでのスーパーロングだったのに、
すっかりクセが復活して下ろせなくなり、
毎日まとめ髪で全然長さが生かされないのにガッカリして
もう切ってやる--!となった訳です。
いや、すごかったですよ、切った量。
子犬一匹は軽くあるね、って言われました(笑)。

自分でも思ったけど、
若く見えることにかけては私の上を行く(かもしれない)さよちゃんに、
若返りましたね-
なんて言われました。

ちなみにタンクトップは響喜でバリ島に行ったときに買ったやつ。
ビンタン・バリって書いてあります。
やはり響喜メンバー、目ざとく気づかれちゃいました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

23日 万燈会。

2011年08月20日 | お知らせ
16日の朝日新聞夕刊のイベント欄に載ってます。


**************************************

送り盆 万燈会(まんとうえ)と山寺ライブ

23日(火)と24日(水)の午後7時
兵庫県三木市志染町大谷の伽耶院(がやいん、山陽道三木東インター、0794・87・3906)

震災で亡くなった人々に6000本のロウソクを手向け、約700個の手描きとうろうに灯を入れる。
両日7時50分から、山寺ライブを開催。
23日、和楽器ユニット響喜(ひびき)による和太鼓と津軽三味線、箏。
24日、グルージア坂口さんらによるハープとバイオリン。

**************************************


今回の響喜のテーマは東北へのオマージュ。
なかなか他では見られないライブになると思いますので、
是非。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東北民謡集。

2011年08月15日 | 響喜
日曜はレコーディングから帰って、
悶絶しながら2時間ぐらいで最後の一曲を書き上げ、
響喜の練習へ。

23日は東北民謡を中心に演奏しますが、
セットリストを見ると、かなり新鮮。
歌謡曲とか一切なし、ひたすら民謡、最後にオリジナル。
こういう響喜って、新しいわ。

そして、
津軽三味線弾きの万響さんと
津軽手踊り日本一の踊り子ゆっこがいるからには、
東北といいつつ津軽が多くなるのも仕方ないか、
と思っていたら。
全9曲中たったの2曲ですよ。
新しい世界に果敢に挑む(たとえ本番一週間前であろうとも!)、
これぞ響喜。

せっかくだから「東北民謡集」とか銘打って
アルバム製作しちゃいたい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

レコーディング。

2011年08月14日 | 三味線のはなし
澤先生のレコーディングに参加しました。

「五段返し」の低音三味線と
「淀の車」の替手。

長丁場のレコーディングはほんと厳しい。
後半になってくると、
うん、もう今のテイクでOK!
って言ってしまうでしょう。
時間も限られてることだし。


でも、それで録っちゃって、
響喜のCDは今ごろちょっと後悔が残る箇所があるからなー。

今回の1テイクOKの上方唄、大丈夫でしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

予定日でした。

2011年08月13日 | 三味線のはなし
世間様はお盆真っ只中の今日、8月13日が予定日でした。


何の、って。

EN新作の。

実現してたら、壮絶な追い込みが待ってたでしょう。
そう。今の状況なんか比べものにならないくらいの。

とはいえ、現在の私もかなり大変。
明日は急に決まった録音日。
一昨日になって、曲が増えたり。
そして、その後は響喜の練習。
いくらスロースターターな私たちでも、
さすがにそろそろ形にしないとヤバいので、
夜なべ仕事で曲書いてます。

反省なんかしてるヒマはないのさ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

先生!

2011年08月11日 | 三味線のはなし
それはもう私の人生を変えたと言っても過言ではない
偉大なる我らが岩井先生の話は何度も書いてきましたが、
響喜を語る上で欠かせない、もう一人の恩師。

菊地雅春先生。

今日、たまたま見ていた楽譜集に先生のお名前を見つけ、
懐かしさと嬉しさがこみ上げました。

先生には、
作曲の授業で一年間、
私とみほりんの初めての合作の創作を指導していただきました。
週に1ページ進めば良い方なスローペースな制作でしたが、
和楽器で曲を作るというのは洋楽と何が違うのか、
その根本的なベースの部分をしっかり教わったと思っています。

一年がかりで仕上げた初めての曲が「風舞」。
引き出しなんてほとんどなかった、あの頃の私たちが、
持ってるもの全部出し尽くすようにして作った曲。
響喜の出発点です。

あれから10年…!?
菊地先生に教わったことは今もマイルール。
今の響喜をいつか聴いてもらえたらいいな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

囲まれた!

2011年08月10日 | 三味線のはなし
ただいまの稽古場のご様子。



三味線だーらーけー。

何がおかしいって、これみんな種類が違うっていうのが普通じゃない。

いちばん手前がmy津軽三味線。
真ん中が、借り物の低音三味線。
向こう側がmy地歌三絃。

ちなみに、地歌三絃のケースの向こうには更に、
太棹と胡弓が隠れてますし、
写真の端っこに少ーしだけ立ち回り用の三味線も覗いています。

何だろ。ハーレム? 笑。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東北民謡の宵。

2011年08月09日 | 響喜
昨日は響喜の練習日。

前回からほとんど全く曲作りが進んでいない上に、
祭囃子を入れようかと目論んでいたのが予定変更になり、
じゃあ何をやるべきかと
みんなで東北民謡鑑賞会。

私が独断と偏見で選んだラインナップは

塩釜甚句(高橋竹山&須藤雲栄という私的黄金コンビ)
秋田音頭
会津磐梯山
相馬盆唄
花笠音頭
黒石よされ

岩手が入ってないのは、もうすでに2曲決定してるからであって、
決して漏れてるわけじゃありません。念のため。


さよちゃんが沖縄からお取り寄せしたという
スナックパインをちぎりながら
ひたすら東北民謡を聴いて解散。

さて何が採用されたか知りたい方は
23日、三木までどうぞ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サマージャム。

2011年08月07日 | 三味線のはなし
みーんなそそのかされちまう
つーいつい流されちまう
結局暑さでまいっちまう
誰のせい? それはあれだ! 夏のせい



っていうスチャダラパーの歌、知ってます?

聴いてるだけでダレてきそうな夏のダルい歌なんだけど、
妙に好きなんですよねー。
っていうか、これ、サマージャム'95 ですよ。
イヤだ年がバレちゃう(笑)
ジェネレーションギャップの話はしないでおこうぜ。


まぁ何だかそんな感じで
夏バテなのか集中力が全くなくて、
軽くスランプ状態突入です。
新曲、全然書けない!!

何かいろいろ聴き過ぎて、
あれもいいな、これもやってみたいな、になって
進んでおりません。

でも、やっぱり津軽ものはかっこいい。
民謡のCDなのに伴奏がオケ入り、
という残念なアレンジが氾濫する中、
津軽は潔く唄と三味線と太鼓だけで勝負。
結局、それがいちばんかっこいいと思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする