Movies!!

映画感想ブログです。3周年を迎えました♪
相変わらず、日本映画と香港映画が好きです。

流星 THE KID

2006-04-03 16:58:28 | 映画(ら行)
レスリー・チャン、エリクソン・イップ、ティ・ロン、ラム・ガートン、キーキー出演。ジェイコブ・チャン監督作品。

敏腕の証券アナリストのウェイは、株価大暴落のあおりを受けて失脚、恋人にも見捨てられる。絶望の淵をさ迷う彼が、自分の住処に戻ってくると、そこには捨て子が置かれていた。“金持ちに拾われろ”と、赤ん坊を夜の港に置き去りにし、眠りにつくが、降りしきる雨音に目覚めたウェイは、慌てて赤ん坊を連れ戻しにいく……。(allcinema onlineより)

レスリー・チャン メモリアルナイト3本目の映画でした。
この映画が一番泣きそうだなぁと思って観ました。子どもが出てくるストーリーに弱いもので・・・・・・
この映画で何が一番良かったかといえば、レスリーとエリクソンくんの二人がとても自然だった事。エリクソンくんがとっても可愛い!そして、レスリーの自然な笑顔がなんてステキなんでしょう!レスリーの魅力一杯でした。
脚本に惚れこんでノーギャラで出演したそうですね。トークショーでも、香港映画に元気がなかった時に自分でプロデュースもして、いい映画を作ろうとしていたという話がありました。
ストーリーとしては、目新しいものではないですが、この二人の自然な演技が、この映画を素晴らしい物にしていると思います。
他にはティ・ロンが出演していて、警官の役でした。なんか普通のオジサンでちょっと悲しい気持ちになりましたが(「男たちの挽歌」を観たばっかりだったので)、いい味出してましたね。
それからラム・ガートンも、レスリーの同僚役として出演してました。出演シーンは少なくて、ちょっと残念でした。

以下、ネタばれも含みます。

冒頭は、スーツをピシっと着込んでいるレスリーだったので、これはこれでかっこいいなと思ったのですが、仕事で失敗し、失業した後は、大した仕事はしていなくても、血の繋がっていない子どもを愛し、育てる、こんな生活もステキかも・・・と思ってしまうくらい、ウェイ(レスリー)がイキイキしてました。

映画の中では、血の繋がらない子どもを引き取る事がどういう問題を引き起こすのか、そして、老人ホームなどの社会問題についても描かれてましたね。
観ながら、いろんなことを考えてしまいました。

ミン(エリクソン・イップ)の母親が誰なのかというのは、ほぼ最初から分かりますが、彼女の葛藤も描かれてましたし、ラストで、母親が、自分がミンを捨てて傷つけたのに、またウェイから引き離すとミンを傷つけてしまうのではないか、それに、ウェイがミンを育てた4年間は決して短くはない、と養子縁組の書類を差し出しますが、ウェイは断ります。母親が引き取るべきだと。
ミンの母親と二人で話をするまでは、おそらく、手放さないつもりだったのではないかと思いました。でも母親があそこまで分かってくれているならば、と手放す決心をしたのではないかと。私でもきっとレスリーと同じようにするだろうな・・・ととても共感しました。

レスリーの主題歌もステキでしたね。

金玉満堂(きんぎょくまんどう)/決戦!炎の料理人

2006-04-03 16:24:45 | 映画(か行)
レスリー・チャン、アニタ・ユン、ケニー・ビー出演。ツイ・ハーク監督作品。

マフィアの兄貴分であるサン(レスリー・チャン)は、山口百恵のいるカナダへ移住したい為に、コックの資格を取ろうとし、とあるレストランに弟子入りする。その店の店長が料理対決をする事になるのだが、倒れてしまい、代わりの料理人を探し出し、対決させるためにサンと店長の娘のアニタ・ユンが奮闘するコメディ。

レスリー・チャン メモリアルナイトの2本目の映画でした。

ツイ・ハーク監督の映画なので、どんな感じだろうとちょっとドキドキしてたのですが(笑)、面白かったです。
レスリーのファーストシーンが、コックの資格を取るために料理をするシーンですが、他のコックは皆、コックの服を着ているのに、レスリーだけ革ジャン姿(笑)。それにサングラスかけて料理する人はいませんて(大笑)。
それになぜ山口百恵がカナダに?(爆)実際、レスリーは山口百恵のファンだったようですね。財布に入れておいた山口百恵のブロマイドを、アニタに自分の写真と入れ替えられてしまった時に怒ったのは、マジでしたか(笑)。
この映画を観る前は、レスリーが料理人として一人前になって、誰かと対決する、というストーリーなのかと思いましたが、違いました(笑)。主役だけど主役じゃない感じで・・・まぁラブストーリーとして観れば、主役なのかもしれませんが・・・。
冒頭のシーンが、レスリーと関係なくて、その後しばらく、そのシーンと関係のある事柄が出てこないので、すっかり忘れてしまう所でした。
冒頭の料理対決で出てきたケニー・ビー(シブい!)が、奥さんよりも仕事を選んでしまった為に、落ちぶれてしまう役で、本来はこっちが主役じゃないかと思うようなストーリーでした。が、ラストの対決は、意外とアッサリした感じ。やっぱりラブストーリーなのか(笑)。
熊の手の料理とか猿の脳みそとか、うわ~~と思いましたが、あれって本当においしいのかしら・・・・・・

レスリーのはちゃめちゃぶりも凄かったですが、何が凄いって、アニタ・ユンが凄すぎ。あんなに可愛いのに、あそこまでやらなきゃいけないなんて、恐るべし香港映画(大笑)
旧正月映画らしく、ラストはレスリーの掛け声で「撮影お疲れ様!」で終わるのが、楽しいですね。

もういちど逢いたくて/星月童話

2006-04-03 15:47:23 | 映画(ま行)
レスリー・チャン、常盤貴子、リウ・カイチー、星野貴子出演。ダニエル・リー監督作品。

婚約者を亡くした悲しみの癒えない瞳は、香港をひとり訪ねる。ホテルのロビーで死んだ婚約者達也にそっくりの男を見る。その男は、視線が合った瞳を突然抱き寄せ、激しく唇を重ねてきた。追ってくる警官たちの目をくらますために……。彼の名は家寶。香港警察の麻薬捜査官で、このホテルの一室で香港マフィアと接触中だったのだ。(allcinema onlineより)

レスリーの命日、4月1日に観たのですが、観る映画を間違えました・・・。ほとんどずっと泣きながら観るはめに・・・・・・。涙は出なくても涙目のままでした。

冒頭の部分は日本人役だったので、吹替えでした。え、もしかしてずっと吹替えなんてことないよね?とちょっとびっくりしたのですが、その日本人は事故で亡くなり、その後、その日本人そっくりのレスリーが出てきました。

二人の出会いのシーン。
警官に追われているガーポウ(レスリー)は、亡くなった婚約者とそっくりのガーポウを見て、呆然としている瞳(常盤貴子)に言います。
「ずいぶん、待った?」
そして、熱烈なキス。

少しだけ妄想しました。「待った?」と言いながら、レスリーが戻ってきてくれたら。
「嘘ついてごめんね」とちょっと申し訳なさそうに、そしていたずらっ子のように笑ってくれたら・・・・・・。

ストーリーは潜入捜査官であるガーポウの麻薬捜査と、リアルなエピソードと、ガーポウの中に亡くなった婚約者の面影を観ている瞳とのちょっとファンタジックなエピソードの二つが折り重なっていて、不思議な感じでした。
主になっているのはラブストーリーの部分だと思うのですが、レスリーの魅力に引っ張られ、すんなりと観る事が出来ました。涙目でしたけど(苦笑)。レスリーのサービスショットもたくさんありましたね。
リウ・カイチーが出ていて、嬉しかったのですが・・・・・・(観た人には分かりますね)。ちょっと残念でした。

常盤貴子の役名が瞳なので、レスリーがhitomiと名前を何度か呼んでいて、そのたびにドキっとしました。hitomiという名前は、ありそうで、実はそんなにないんです。しかも、香港人のレスリーが日本人の名前を呼ぶことはそうないのではないかと。
自分の名前がhitomiで良かったような、せつなすぎるような・・・

ラストシーンは、あれはガーポウの夢なんでしょうか。

そういえば、メモリアルナイトのトークショーでこの映画のラストシーンに、レスリーは納得いかなかったという話がありました。あのラストは嫌なのか(笑)。実は私も微妙でしたけど。ラスト、ハッピーにしたいから、しょうがないのかなと思いましたが・・・。

ウィンシャ エキシビジョンとレスリー・チャン メモリアルナイト「HAPPY TOGETHER」

2006-04-03 14:32:50 | 映画(あ行)
4月1日に行われたレスリー・チャン メモリアルナイトに行って来ました。私は正直に言って、レスリーの大ファンというわけではないので、最初は参加することにためらいがあったのですが「ブエノスアイレス」を大きいスクリーンで観たかったし、他の2本の映画も未見だったので、友人を誘って行って来ました。
そのイベントの前に今、六本木ヒルズ内の森美術館で行われている「ウィンシャ エキシビジョン」にも行ってきました。
松浦亜矢の写真などもありましたが、私のお目当ては「ブエノスアイレス」から「2046」(「愛の神 エロス」の写真もちょこっとありました)までの写真。ポスターなどもあり、じっくり観てきました。
レスリーだけのコーナーもあり、大きな写真も飾られていました。自然な笑顔が印象的でした。

イベントでは、映画の前にトークショーがあったのですが、レスリーの音楽の話や映画の話しを聞く事ができました。
私は生前のレスリーを知らないので、話の中で、レスリーがとても生真面目な人だったと聞いて、驚くと同時に納得もしました。
ウォン・カーウァイ監督は映画のキャラに出演者本人の性格も反映させると聞いていたので、レスリーはもっと不良っぽいというか(笑)、世間離れしているというか・・・上手く言えないのですが、そんな感じの人かと思っていました。だってヨディに陽峰にウィンですから(苦笑)。
でも、そんなウォン・カーウァイ映画の中のレスリーがとても好きな私。「楽園の瑕」では、トニーよりもレスリーの方が断然好きなのです。
他にも周りにとても気を使う人で、映画の撮影時にもスープを作ってきて、みんなに分けていたという話もありました。
コンサート終了後はいつも反省会になったそうで、終了後、明るく騒ぐアラン・タムとは真逆だったという話もありました。私はレスリーの歌を少ししか聴いた事がないですが、CDよりもコンサート映像を観てみたいですね。いつかそういう機会があればいいなと思います。
レスリーが住んでいたお屋敷についても少し話が出てましたね。シンプルな家だったそうです。無駄な物はなかったと。想像がつくようなつかないような・・・

「ブエノスアイレス」は観た事がありましたが、大きいスクリーンで観ると、やはり印象が少し変わりますね。冒頭の例のシーンは、かなり強烈でした・・・・・・。「ブロークバック・マウンテン」なんて、目じゃないですよ。
そして、その分、とても好きな二人のダンスシーンがますますせつなくて、胸を締め付けられました。あれ、こんなシーンあったっけ?というシーンもありました。大きいスクリーンで観ると隅々まで目が行くので、やはり好きな映画は大きいスクリーンで観たいですね。

うろ覚えですが、ラストにファイがこんなモノローグを残します。

「僕は確信した。会いたいと思えば、いつでもどこでも会えることを」

他の映画2本については、別にレビューをアップします。

2006年3月のレビュー

2006-04-03 12:01:17 | 本・雑誌、その他雑記
【香港・台湾・中国映画】
「男たちの挽歌」
「SPIRIT 霍元甲(試写会)」
「ダイエット・ラブ」「ブラック・シティ 黒白森林」
「香港国際警察 NEW POLICE STORY」
「マッスルモンク」

【韓国映画】
「美しき野獣」
「うつせみ 3-Iron(試写会)」
「うつせみ キム・ギドク監督&行定監督トークショー」
「オオカミの誘惑」
「タイフーン(試写会)」
「南極日誌」

【アメリカ映画】
「ザ・インタープリター」
「サウンド・オブ・サンダー(試写会)」
「スタンド・バイミー」
「ソウ2」
「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」
「ブラザーズ・グリム」
「ブロークバック・マウンテン」
「プロデューサーズ(試写会)」
「ミュンヘン」

【日本映画】
「SHINOBI」
「探偵事務所5 FileB 私立探偵522~失楽園」
「探偵事務所5 Another Story1~2 「5を継ぐ者たち(前・後編)」


【その他の国の映画】

【アニメ】
「蟲師」

25本・・・・・・また増えてる(苦笑)。
ラスト1週間は香港映画をたくさん借りて、観たけどレビューを書いてない映画がいくつもあります。4月に書きます。忘れないうちに・・・
4月はちょっと落ち着いて、本数減らしたいですね。本読みたいし。
あと、レビューが長すぎるので、もっと簡潔に書くよう努力します。ハイ。書くのに時間かかって、面倒になってしまうし(苦笑)。