Movies!!

映画感想ブログです。3周年を迎えました♪
相変わらず、日本映画と香港映画が好きです。

レッドクリフ パート1(吹替え版)

2008-12-03 15:44:24 | 映画(ら行)
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出演者・あらすじは、字幕版をご覧下さい。


前売券を使って、吹替え版を観て来ました。すでに公開から5週目に入ってましたが、吹替え版も、客入りは悪くなかったですね。席、半分は埋まってたかな~。
劇場で吹替え版を観るなんて、アニメ以外では、久々でしたが、吹替え版も良かったです。なんと言っても、分かりやすいし、映像に集中できます。
最初は、金城くんの声が全く違うので、かなり違和感がありましたが、すぐに慣れました。トニーも違いますが、それは他の映画でもありましたからね。
字幕版で見たのと同じシーンのはずなのに、ああ、こういうシーンだったんだ~ということも何回かありました(笑)。
2時間半と長い映画ですが、全然長さを感じませんでしたね。
前回よりも、それぞれのキャラクターをじっくり堪能できたので、面白く観れたかもしれません。
やはり戦闘のシーンが良いです。少ししつこい感じがしたところもありましたが(笑)。
あとは、ベッドシーン、やっぱり必要かなぁと疑問に・・・。やたらエロい包帯巻きも。トニーが微妙にニヤけているのも、見逃しませんでした(爆)。

早くパート2が観たいですね。4月まで長いです。


レッドクリフ パート1(第21回東京国際映画祭・オープニング作品)

2008-10-20 11:48:57 | 映画(ら行)
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トニー・レオン、金城武、チャン・フォンイー、チャン・チェン、ヴィッキー・チャオ、フー・ジュン、中村獅童、リン・チーリン出演。ジョン・ウー監督作品。

西暦208年。帝国を支配する曹操は、いよいよ劉備軍、孫権軍の征討に向け80万の大軍を率いて南下を開始した。最初の標的となった劉備軍はわずか2万。撤退が遅れ、曹操軍に追いつかれてしまい全滅の危機に。しかし、関羽と張飛の活躍でどうにか逃げ延びることに成功する。軍師の孔明は、劉備に敵軍である孫権との同盟を進言、自ら孫権のもとへと向かう。しかし、孫権軍では降伏論が大勢を占めており、孔明は若き皇帝孫権の説得に苦心する。そんな時、孔明は孫権軍の重臣・魯粛の導きで、孫権が兄と慕う司令官・周瑜と面会することに。最初は互いに警戒心を抱いていたものの、次第に2人は相手への尊敬と信頼を深めていく。(allcinema onlineより)

公式サイト

総合:★★★☆☆
ストーリー;★★★☆☆
映像・演出:★★★☆☆

東京国際映画祭のオープニング作品を観て来ました。舞台挨拶では、総勢12名が登壇しました。
トニーが見れて、私は大満足でした(笑)。

映画は、長いですが、なかなか面白かったです。ただ、おそらく後編のパート2の方が面白いんじゃないかと。なので★3つにしました。
登場人物が多いので、主役の周瑜は、なかなか登場しません(笑)。アクションシーンで一番目立っていたのは、趙雲ですね。フー・ジュン、なかなか良いです。アクションがかっこいい。それから、あまり登場シーンは多くないですが、孫権のチャン・チェンがいいなと思いました。どことなく品があります。戦うシーンは大提督であり指揮官である周瑜たちに任せちゃって、出てこないんですけど。逆に曹操は、現場行ってますって感じでした。
周瑜は、アクションシーンないのかな~って思ったのですが、最後にありました。当然、孔明である金城くんは、アクションなしです(笑)。
中村獅童さんは、あの面構えで選ばれたのかな、と思うくらい、荒くれな武将という感じでした。なかなかいいんじゃないかと。
女性陣のヴィッキー・チャオは、本当に目が大きいですね~。可愛いですが、男勝りの役でした。周瑜の奥さんの役であるリン・チーリンは、映画初出演でしたっけ。特に気になる感じもなく、綺麗でした。が、ベッドシーンは必要なのかなぁ。パート2で活きてくるのかな、と思いつつ、見てましたが。怪我をした周瑜に包帯を巻くシーンがありましたが、あれで十分エロいし、夫婦仲が良いことが分かると思うのですが。ま、いいや(笑)。

三国志は、名前だけ知っていて、ほとんど内容を知らなかったのですが、トニーが出演すると知ってから、漫画を途中まで読みました。
それから、この間、NHKで放送した「その時、歴史が動いた」の特集で、三国志の復習をしたので、映画を観た時に、内容が分からなくて、混乱する、ということはありませんでした。
ビジュアルブックなり、ノベルズなりが出ているので、そちらで予習・復習するものいいかもしれませんね。私も購入しました。ノベルズは見つけられなくて、別の本屋に買いに行こうかと思っています。

落語娘(試写会)

2008-08-08 15:38:51 | 映画(ら行)
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ミムラ、津川雅彦、益岡徹、伊藤かずえ、森本亮治出演。中原俊監督作品。

幼い頃に落語と出会い、虜になった香須美。大学で学生コンクールを総ナメにする実績を引っ提げ、憧れの三松家柿紅の門を叩いた彼女だったが、女を理由に門前払い。そんな時、香須美を拾ってくれたのが今の師匠、三々亭平佐。その型破りな言動が、伝統を重んじるお歴々の不興を買っている落語界の問題児だ。テレビ出演時の不祥事がもとで、もっか寄席も出入り禁止。おまけに、一度も稽古を付けてくれないばかりか、弟子の香須美に遊びの金をせびるていたらく。それでも二つ目目指して日々奮闘する香須美。そんなある日、平佐が起死回生を狙って禁断の演目“緋扇長屋”に挑むと宣言して業界を騒然とさせる。それは、高座にかけた噺家が次々と急死し、以来長年封印されている曰く付きの怪談。テレビ局が持ちかけたオカルト企画にホイホイ乗っかる平佐に対し、周囲の風当たりが強まる中、ひとり師匠の身を案じる香須美だったが…。(allcinema onlineより)

公式サイト

総合:★★★☆☆
ストーリー:★★★☆☆
映像・演出:★★★☆☆

監督の名前に見覚えがなかったのですが、「12人の優しい日本人」(脚本は三谷幸喜氏)を監督された方でした~。
映画はまぁまぁ面白かったです。落語娘=ミムラなので、ミムラの落語がバッチリ聞けるのかと思いましたが、そうでもなかった(笑)。
でも、じゅげむじゅげむ・・・の落語は凄かった。早口でも間違えず言えてました!観てると妙にドキドキしてしまうのはなぜだろう(笑)。
禁断の落語の話、(一つ目)オチは見えてるんですが、それでもなかなか面白く聞けました。おばあさん役の人の演技が素晴らしかった。「こんな事なら、好いた者同士・・・」というセリフ(と演技)は、時代劇にはよく出てきますが、それでも凄く良かったです。

後はやっぱり禁断の落語をやった津川さんが素晴らしかったですね。
試写会のお客さんは、年齢層が非常に高かったです・・・。

ラスベガスをぶっつぶせ

2008-06-13 14:26:10 | 映画(ら行)
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ジム・スタージェス、ケイト・ボスワース、ローレンス・フィッシュバーン、ケヴィン・スペイシー、アーロン・ヨー出演。ロバート・ルケティック監督作品。

理系大学の最高峰MIT(マサチューセッツ工科大学)の学生ベン・キャンベル。医者を目指している彼にとって目下の悩みは、そのあまりにも巨額な学費。そんなある日、ベンの頭脳に目を付けたミッキー・ローザ教授が彼を自分の研究チームに勧誘する。その研究テーマは、“カード・カウンティング”という手法を用いてブラックジャックで必勝するためのテクニックとチームプレイを習得するというものだった。一度はためらうベンだったが、チーム内に憧れの美女ジルがいたことも手伝って、学費のためと割り切り参加する。やがてトレーニングを積んだチームは、満を持してラスベガスへと乗り込むと、みごと作戦通り大金を手にすることに成功するのだが…。(allcinema onlineより)

公式サイト

総合:★★★☆☆
ストーリー:★★★☆☆
映像・演出:★★★☆☆

公開してすぐに観に行ったのですが、(「アフタースクール」の2回目の時に一緒に観ました。)あまり予備知識がなかったのですが、実話が元になっていて、その人物は、その時に稼いだお金で今も裕福に暮らしていると、どこかで読んだ記憶がありました。
なので、成功物語だと思ってたんですよね。
が、違いました。これ青春映画ですね。そしてある意味典型的なパターンの起承転結でした。それなりに楽しめたのですが、結局、お金は手に入らず・・・みたいなところで正直、拍子抜けでした。この経験を元に奨学生に選ばれたのだから、良しとするべきなんでしょうが、あまりにも分かり易すぎるというか、なんとも言えない気持ちになりました。ラスベガスのカジノとしては、これで大成功!みんなも金持ちになろう!という流れになると大いに困るわけで、やっぱりこういう構成の映画にするしかないのでしょうが。
もちろん、天才じゃないと無理ですけど。

で、私と言えば、観ていても、カウントの仕方がよく分かりませんでした・・・・・(苦笑)。すぐに理解することを放棄して観てたので、特に困りませんでしたが。
映画が終わった後、「面白かった~~!」と言っていた男性がいたので、きっと理解してたのでしょうね。数学得意な人には面白いのかな。
ラブ・ストーリーも絡んでいるし、裏切りや裏の裏をかく、みたいな展開もあるので、それは楽しめましたが、ケヴィン・スペイシーは某映画を観てから、何を観ても、怪しい人物に見えて(爆)。
主人公のジムは、たぶん初めて見ました。あまりイケメンじゃないところが、好感持てます(笑)。


ラッシュアワー3

2008-02-25 14:15:00 | 映画(ら行)
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ジャッキー・チェン、クリス・タッカー、真田広之、ノエミ・ルノワール、工藤夕貴出演。ブレット・ラトナー監督作品。07年。

ある日、ロスで行なわれたシンポジウムで、中国マフィアの“シャイシェン”の存在を突き止めた、との発言をした要人が何者かの銃弾に倒れてしまう。その警護に当たっていたリー(ジャッキー・チェン)は、暗殺者を確認し追跡を開始。また刑事から交通係へ左遷され、近くで交通整理を務めていたカーター(クリス・タッカー)も情報を聞きつけ、犯人を追いかける。そして、ついにリーは犯人を追い詰めるが、その暗殺者は、なんと彼と旧知の仲であるケンジ(真田広之)だった。しかし、カーターが駆けつけたスキに逃げられてしまう。やがて、事件の鍵を握る人間がフランスにいることを知るリーとカーター。こうして2人はさっそく現地へと飛ぶのだが…。(allcinema onlineより)

総合:★★★☆☆
ストーリー:★★★☆☆
映像・演出:★★★☆☆
真田さんのアクション、久々に見た気がする度:★★★☆☆

劇場に行こうかなぁと迷いつつ、結局DVD鑑賞になりましたが、面白かったです。コメディなんで、ストーリーは軽いっちゃ軽いんですが、ジャッキーと真田さんのアクション対決って、やっぱり魅力的。アクションといっても、剣での勝負ですけどね。そりゃそうです。カンフーじゃ、ジャッキーと勝負にならない(苦笑)。



真田さんは、今はもうアクションスターとは呼ばないのでしょうが、やはり動けるというのは、ハリウッドでも起用にも繋がるのでしょうね。もちろん、英語も堪能というのもそうですが。真田さんは英語と日本語を話してましたが、つられてジャッキーが片言の日本語をしゃべっていて、ジャッキーの日本語も久々に聞いたなと思いました。
真田さんが悪役をやっている映画って・・・急には思いつかないんですが・・・正義のヒーローのイメージが強いな~。「PROMISE」の真田さんの役は、あれは悪役なのか?(笑)

そうそう、書き忘れてましたが、「ラッシュアワー」も「ラッシュアワー2」も観てません。3も含めて、アメリカではかなりヒットしたそうですね。ジャッキーとクリス・タッカーのコンビがウケているそうで。私はなんとなくクリス・タッカーが好きになれない・・・。なぜだ。
この映画には、工藤夕貴さんも出てました。アクションこなしててびっくり。吹替えも、もちろんあるように見えましたが、頑張ってたんじゃないかな~。英語は綺麗な発音でした。「L change the WorLd」の時の日本語の方が微妙だよ(苦笑)。

私的には見所はジャッキーと真田さんのアクションでしたが、十分楽しめました。お金出して劇場で観るにはちょっと厳しかったかな。でも大きいスクリーンの方が迫力はあったでしょうね。

ライラの冒険 黄金の羅針盤(試写会)

2008-02-21 14:58:07 | 映画(ら行)
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ダコタ・ブルー・リチャーズ、ニコール・キッドマン、ダニエル・クレイグ、エヴァ・グリーン、サム・エリオット、サイモン・マクバーニー出演。クリス・ワイツ監督作品。

われわれの世界と似ているけど多くの点で異なるパラレルワールドの英国オックスフォード。その世界では人々は、それぞれの心が動物の姿で具現化したダイモンと呼ばれる守護精霊と片時も離れず行動を共にしている。幼い頃に両親を亡くし、オックスフォード大学のジョーダン学寮に暮らす12歳の少女ライラ(ダコタ・ブルー・リチャーズ)も“パンタライモン”というダイモンと常に一心同体。粗野で好奇心旺盛なライラは周囲の大人を困らせるほど元気いっぱいなお転婆娘。そんな彼女の叔父、アスリエル卿(ダニエル・クレイグ)はダストと呼ばれる謎の粒子の秘密を解明すべく北の地へと探検に向かう。一方、ロンドン上流社会の実力者コールター夫人(ニコール・キッドマン)はライラへの接近を図る。相前後して、ライラの周囲で子どもたちが行方不明になる事件が相次ぐ。そしてついに親友ロジャーまでも姿を消してしまう。子どもたちが北の地に連れ去られていることを突き止めたライラは、学長から手渡された黄金に輝く“真理計”を手に、北の地を目指し危険な旅に出るのだが…。(allcinema onlineより)

公式サイト

総合:★★★★☆
ストーリー:★★★☆☆
映像・演出:★★★★☆
予想より面白かった度:★★★☆☆

昨日試写会で観てきたのですが、サプライズゲストとして、クリス・ワイツ監督が来ました。ダコタちゃんやニコールも来てくれれば良かったのに(笑)。今日、ジャパン・プレミアですね。
この映画、アメリカでコケたという話を聞き(ヨーロッパではヒットしているらしい)、あまり期待していなかったのですが、十分面白かったです。原作は未読。3部作になっているそうですが、映画は続編の話は決定していないようです。ぜひ続きを作って欲しい。

ほとんど知識なしで観たので、ダイモンが何なのか知らなかったのですが、肉体と切り離された魂のことだそうで、動物の姿をしています。常にそばにいる存在。会話が出来るけど、つまり自分の心を話をしているという感じなんでしょうね。ライラのダイモンはねずみ(ハムスター?)だったり、猫になったり、鳥になったりしていましたが、子どものダイモンは姿が変えられるそうです。これがなかなか可愛い。ダイモンは全てCGだそうで、撮影は大変だったと監督が言っていました。

ライラは勝気な女の子で、男の子とけんかするし、ドアを足で蹴破ったりしてるし、この手のファンタジー映画の主人公としては、ちょっと変わったキャラかもしれません。でも正義感が強く、友情を大切にする子でした。話の展開が早いせいか、ライラは一人で行動して突っ走り、すぐに捕まってしまうというパターンを繰り返してましたね(笑)。なんとなくロールプレイングゲームをやっているような感覚で観てました。ピンチになると助けられて仲間になって、旅を続けていると新しい仲間と出会う、みたいな。

ライラがなんで特別な子なのかが分かりませんでしたが、羅針盤を読めるという能力があり、それを生かしたストーリー展開になっていて、楽しめました。ライラが羅針盤を覗き込むと、時々、頭の中に「テクマクマヤコン」という言葉が浮かんじゃいましたが(爆)。

ライラ役のダコタちゃんは、演技が初めてだそうですが、全然そうは見えなかった。よく頑張ってたのでは?ニコールは苦手な女優さんですが、悪女役は似合ってました。ダニエルは、思ったより出番が少なかった。さらわれた後どうなったのかがよく分からなかったんですが、なんか研究してたっぽい?
あと、イオレクというクマが凄かった。戦いのシーンは迫力があったな。
味方?らしき魔女や気球乗りのオッサンのキャラがなかなか良い。アスリエル卿やコールター夫人との関係が少しずつ分かってきたところで、終了。続く(笑)という感じでした。ニコールは妊娠中だけど、ダコタちゃんが大きくなる前に続きを撮って欲しいな~。

個人的には「ナルニア国物語」より面白かった。映像美はナルニアの方が上かなという感じでしたが。ナルニアは続きを観なくても別にいいけど、こっちは続きが観たいです。

ラスト、コーション(ジャパン・プレミア)

2008-01-25 12:00:10 | 映画(ら行)
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トニー・レオン、タン・ウェイ、ワン・リーホン、ジョアン・チェン、チン・ガーロウ出演。アン・リー監督作品。

1942年、日本軍占領下の上海。ごく普通の女子大生チアチーは、抗日運動に心血を注ぐクァンに秘かな恋心を抱き、彼と行動を共にする中で次第に感化されていく。やがてチアチーは、日本の傀儡政府に協力する特務機関のリーダー、イーに近づき暗殺を遂行する危険な任務を与えられる。さっそく身分を偽りイー夫人に接近し、冷徹で異常なほど用心深いイーを誘惑する機会を窺うチアチーだったが…。(allcinema onlineより)

公式サイト

総合:★★★★★
ストーリー:★★★★☆
演出:★★★★★
タン・ウェイの演技力に脱帽:★★★★☆

昨日、マンダリン・オリエンタルホテルにて行われたジャパン・プレミアに行ってきました。友人が当選し、ありがたいことに誘って頂き、正装をして出かけました。一般人もレッド・カーペットを歩かされると聞いて、どんな感じなのか、ドキドキしていましたが、単に入口にレッド・カーペットが敷いてあるので、歩かざると得ないという(苦笑)。しかも、大勢のマスコミが固唾を呑んで見守る中(笑)。正直、あまりいい気分ではなかった・・・。向いてないですね、自分にああいう場は。
電話確認等をしてくれた友人から、トニー・レオンは来ない、来るとしたら奇跡(笑)と聞いていたので、そんなにショックはありませんでしたが、やはりちょっとだけは期待していて、やはりトニーが来日しなかったと知って、がっかりでした。またすぐに日本に来るって言ってたのに残念です。ただ司会者によると、“延期”ということらしいので、「傷だらけの男たち」の時のようにフラリと来日してくれるかもしれません。その時にまた駆けつけられるといいのですが。しかし、しばらくは平日会社を休みにくいよ(笑)。
来日されたのは、アン・リー監督、タン・ウェイさん、ワン・リーホンさん。レッド・カーペットを歩いて中に入って来た時に近くで見ましたが、タン・ウェイさん、すんごく細くて綺麗でした~~。ワン・リーホンさんは、ちょこっとヒゲが生えてました。いやぁ、かっこいいです。トニーが来ないと知った私は、終始落ち着いていて、手を伸ばしたところで握手できなさそうだなと思ったのもあり、タン・ウェイさんたちが近くを通っても、座ってました(笑)。私の方が通路に近かったので、カメラ持ってる友達と席代われば良かった。
芸能人が来るかな~?と思ってたのですが、確認できたのは、高橋ひとみさんだけ。今朝のめざましTVで菊地凛子さんが来てたのを知りました。会場内にいた??
アン・リー監督は終始ニコニコしていましたが、ワイズ・ポリシーのブログによると、ホテルに向かう車の中で初めてヒース・レジャーの悲報を知ったそうです。

プレミアは、イメージソングを歌う中孝介さんなどが生で歌ったり、タンゴ歌手の冴木杏奈さんが歌ったりしました。
タン・ウェイさんたちは、日本でのプロモーションが最後であることを何度も言ってましたね。3人ともこの映画のプロモーションでは再来日で、何度も来日してくれるなんて、嬉しいです。トニーが一緒だったら尚嬉しかったなぁ・・・。
試写会が終わった後にパーティがあるようで、その時に皆さんとお話ししたいです、監督やタン・ウェイさんは言ってましたが、うちら一般人には当然関係なく(苦笑)、でもきっと彼らの知識や映画に詳しいのは、ファンの方じゃないかと思ったり。

映画は、2時間半超えのかなり長い映画です。私は台湾版を購入し、すでに1度視聴していました。が、「男児本色」の香港版を見た時と違って、英語字幕がなく、言葉が全く分からない。なので、台湾版を見た時に感想としては、タン・ウェイさんの目力が凄いのと、トニーがまるで別人に見えた、というくらいでした。
昨日初めて、日本語字幕付きで、言葉を理解して観たら、全然違いました。
素晴らしいです。もう他に言葉が見つからないくらいでした。この映画はヴェネチア映画祭で金獅子賞(グランプリ)を取っていますが、私は賞を取った映画や、評論家が絶賛した映画をそのまま素晴らしいと思えるほど、芸術作品を評価出来る人間ではありません。ただ、この映画は本当に素晴らしい。女スパイが、殺そうと思っている相手を好きになってしまう映画は、今までにあるだろうし、目新しいものではないのに、それをここまで素晴らしい映画にしてしまうとは。非の打ち所が・・・見当たらないのです(今の時点では)。まさに絶賛するにふさわしい映画だと思います。

以下、内容に触れますので、知りたくない方はご注意願います。

トニーは上にも書いたようにいつもとは別人のようでした。しゃべり方も。ただ女性を見つめる目がいつものあの潤んだ瞳でドキドキしてしまいますが(笑)。ワン・チアチーに指輪をあげた時のイーの表情(瞳)はもう・・・ほんとにとろけそうですよ。
激しい性愛描写が話題になっています。確かに凄いですが、3回あるベッドシーンのうち、2回目からは、私はせつなくて、泣きそうでした。台湾版を見た時には、ここまでやる必要があるのかなぁと思ったりしましたが、やっぱり必要なのでしょう。(あの体位が必要かどうかは分からないけど)
トニーはこの映画の中で2回泣くシーンがありますが、中年男の涙はせつないっすね。ラストは私も一緒に涙してしまいました。

タン・ウェイさんは、ほんとに映画初出演かという素晴らしい演技。終始出ずっぱりで、この映画は、まさにタン・ウェイさんのための映画ですね。目力が強く、とても印象に残ります。激しいベッドシーンについて、彼女が台詞で説明するシーンがあるのですが、その時の感情ほとばしる演技がほんとに素晴らしい。素晴らしいしか言えない語彙の少ない私を許して下さい(苦笑)。
そのシーンがあるからこそ、ラストの方で、指輪をもらった時に言ってしまう台詞に説得力が生まれるのだと思いました。

ワン・リーホンは、演技が初めて?と聞いてますが、本当でしょうか?「真昼ノ星空」で見てました。しかも誉めてる・笑)自然な演技で、私は全く違和感ありませんでした。なさすぎて、良いとも悪いとも何も考えなかったくらいで。演技の才能あるんじゃないでしょうか。ラストで、ワン・チアチーを見つめる目は、裏切りを憎む目ではなかったと理解しました。それだけでも、ワン・チアチーは救われたのではないかと。私も救われた気分です(笑)。

映画は、2月2日から公開です。R-18指定ですが、引っかからない方(笑)はぜひ。私は初日にまた見に行きたいと思っています。

Little DJ 小さな恋の物語(試写会)

2007-11-20 11:03:08 | 映画(ら行)
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神木隆之介、福田麻由子、広末涼子、西田尚美、石黒賢、原田芳雄、松重豊出演。永田琴監督作品。

1977年、函館。海辺の病院で少年DJとなった太郎。スピーカーから流れてくる太郎(神木隆之介)の声が、音楽が、病院で過ごす人々を勇気づけ、優しい空気で包んでいった。放送を通じて多くの人々とのふれあいも生まれた。そんな時に、太郎は美しい少女たまき(福田麻由子)と出会う。太郎とたまきの小さな恋が動き出した。言葉を伝えることに喜びを感じ始めていた太郎が、たまきに本当に伝えたかったこととは…しかし、太郎に残された時間は限られていた。(goo映画より)

公式サイト

総合:★★★☆☆
ストーリー:★★★☆☆
映像・演出:★★★☆☆
病気モノの王道を行くストーリー度:★★★★☆

病気モノの映画は、ラスト泣いてしまうので、自分からは観に行かないのですが、試写会に当たったので、行ってきました。
会場が渋谷C.C.Lemonホール(旧渋谷公会堂)だったので、まず当たるだろうなと(笑)思ってたのですが、行ってみるとほぼ満席でびっくり。やっぱり泣ける映画は需要があるのかなぁ・・・・・・。
映画は、なかなか良かったです。ラブストーリーが苦手って言っても、子どもの淡い初恋まで見ててうんざり・・・というわけではないので(笑)、大丈夫でした。神木くんと麻由子ちゃんが初々しくて可愛いです。映画の中では麻由子ちゃんの方が、年が一つ上という設定ですが、実際には神木くんの方が一つ上のようですね。でもなんだか実年齢よりも幼く感じます。普通、この年頃ってもっと大人びていると思うんですけど、逆に芸能界にいると、子どもでいることを要求されてしまうのかなぁと思ったり。
ストーリーは太郎が不治の病といういわゆる病気モノで、見ていてちょっとセカチュー(映画版はちゃんと見てないんですが)を思い出します。太郎が病院の放送でDJをやるというのが、面白い所ですね。しかし、病院内での放送、あんなに音がでかくていいのか(爆)。時代設定は77年ということでしたが、ラジオ全盛期だったのでしょうか?

太郎は野球とDJが大好きな少年という設定でした。私も子どもの頃はよく音楽のベストテン番組をラジオで聴いていた記憶があります。DJの真似事をして、録音してみたりもしました。従姉と一緒にやった事もあるんですが、10年くらい前に7歳年下の従妹に「○○(私が好きなバンド)が好きなんでしょ?」と急に言われ、なんで知ってるのか聞いたら、「DJみたいなやつが録音してあったテープが出てきて、そこで○○ちゃん(私の名前)がしゃべってた」と言われ、飛び上がるほどびっくりしたことが(爆)。従姉も取っておくなよ、そんなテープ(爆)。
子どもの頃は、DJへの憧れみたいなのがあったのかなぁ。最近は全然ラジオを聴きませんが・・・。
そういう事もあったりして、太郎には感情移入して観ていたかもしれません。
懐かしい曲もいくつか聴けましたよ。エンディングはキャンディーズの「年下の男の子」だし。77年当時、よくラジオを聴いていた人なんかはもっと楽しめる映画かもしれません。しかし、私は途中からは大泣き。会場からも鼻をすする音が・・・。

正直、なぜ今、この題材で映画を?という感じがしなくもないですが、この年代の子役で演技が上手い子がいたから、と説明されたら納得してしまうかも(笑)。二人とも違和感なく、演じてます。親子でも見られる映画ですね。(キスシーンありますけど・・・いや、キスしてないの、バレバレだけど・爆)
広末涼子ちゃんは、たまきが大人になって、ラジオ番組のディレクターをやっているという設定。ラストのリクエストハガキがまた泣けます。

神木くんが、12月8日にTOKYO FMでDJに挑戦するようです。覚えてたら聴いてみようかな~。

ラブ・イン・ザ・シティ(2007東京・中国映画週間)

2007-10-22 11:37:20 | 映画(ら行)
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ガオ・ユアンユアン、ショーン・ユー、鈴木仁、三宅尚子出演。ジングル・マ監督作品。

静かな古都の町。幼稚園の先生、小悠シャオヨウ(ガオ・ユアンユアン)は、子供たちを連れて道を渡っている。警察官の楊楽ヤン・ロー(ショーン・ユー)はいつもと変わりなく、交通整理をしながら彼女を暖かく見守っていた。優雅な小悠に惹かれる阿楽は彼女に思いを寄せていたが、小悠は耳も口も不自由だった。それでも、彼は小悠の身元を調べ、手話を勉強した。ようやく彼女に告白しようとしたその日、彼女が病気で倒れて田舎に帰ったと知った楊楽は勇気を出して実家まで訪ねることを決心した。
その頃、近くで、楊楽の腹違いの弟・福田誠(鈴木仁)は日本人女優・水野裕子(三宅尚子)の通訳として、映画撮影に参加をしていた。お互いに惹かれあう二人だが、撮影終了する日が近づき、裕子が帰国する日も迫ってきたのだった。
楊楽は障害を持つ小悠とカップルになれるのか。大スターの水野裕子は名誉を捨てて、福田との愛を貫けるのか…(映画祭パンフレットより)

公式サイト

総合:★★★★☆
ストーリー:★★★☆☆
映像・演出:★★★☆☆
ショーンの可愛さ度:★★★★☆

10月20日から映画祭週間が始まりました。この日は「傷だらけの男たち」とこの映画を鑑賞。「傷だらけの男たち」は何度も観たので、おなかいっぱいではあるんですが、シュー・ジンレイさんが来日するとのことだったので、チケットを取りました。が、来日キャンセルに・・・(泣)。なので、ただ映画を鑑賞。でもやっぱり面白かったので、満足したりして(笑)。ちなみにDVDは2月下旬の発売だそうです!

「傷だらけ~」の後にこの映画を鑑賞。ショーンのあまりの可愛さに★一つおまけ(笑)。純粋に恋をするショーンの姿がほんとにほんとに可愛いのです。私は香港の俳優はトニー・レオンとニコラス・ツェーが好きですが、この可愛さは二人には出せないです。そしらぬふりをして交通整理をしながら、目だけシャオヨウを追ってたり、目をキラキラさせながら告白するシーンなど、もう本当に可愛い(しつこいですね)。相手役のガオ・ユアンユアンさんも、とても可愛い人でした。「プロジェクトBB」に出てた人だったんですね!そういえば見覚えがあります。この方も来日する予定でしたが、キャンセルになりました。残念・・・。ぜひ観たかった。

ローとシャオヨウの二人の恋のストーリーは、シャオヨウが耳と口が不自由ということでしたが、補聴器があれば、聞こえるし、話すのもゆっくりではあるけれどちゃんと話せたので、ちょっとびっくり(笑)。障害というほどのこともなかったような・・・。それよりも後で発覚した心臓の欠陥の方が大きかったですね。すでに妊娠した後で分かって、産む産まないの騒動や、分娩室に行く時に別れ・・・このシーン、かなりベタなんですが、涙が溢れてしまいました(苦笑)。その前の生まれてくる子どもに宛てたビデオレターのシーンですでに大泣きしてましたけど(笑)。
もう一つのカップルの話は日本人同士の話。こちらは、大スターの女優と通訳兼付き人というのが恋の障害になってました。鈴木仁さんは噂に聞いてましたが、中国語が凄く上手いので、安心して観れました。が、日本人二人の時は当然日本語で、最初はいいんですが、最後の方のセリフがどうにもこうにもベタ過ぎて、観てて恥ずかしかった。「もう離さない!」みたいなセリフでゾっとするのは私だけですか?(爆)これが日本語じゃなければ、そうでもないんでしょうが・・・観ててありえな~いと思ってしまうんですね。二つのカップルの話は両方ともベタなんですが、日本人同士の話の方がキツかった・・・。
ただもう本当にショーンが可愛かったので、OKです(笑)。それに、制服フェチの私をまたまた満足させるショーンの警察官の制服姿。大満足で帰宅することが出来ました。


ラブ・イズ・マネー

2007-10-04 11:16:46 | 映画(ら行)
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トニー・レオン、スー・チー、ウォン・ヤッフェイ、ラム・カートン出演。バリー・ウォン監督作品。01年。

ファンド会社の社長であるリチャード(トニ-・レオン)は大金持ちだったが、捨てたガールフレンドの逆襲に遭って一文無しになってしまう。そんな時、結婚問題で悩むOLチョイ(スー・チー)と出会い、リチャードを貧乏だと勘違いした彼女は、お金で恋人のフリをして欲しいと持ちかける…。(amazonレビューより)

ちょうど1年前くらいにDVDを購入したトニー・レオン主演の映画ですが、最近やっと観ました。購入したことを忘れてた(苦笑)。たまたま時間があって、何を観ようかなと棚を観たところ目についた、と。
基本的にラブストーリーは苦手ですが、コメディになっていれば、なんとか観れることも多いです。この映画ももちろん、コメディ。バリー・ウォンのラブストーリーですから(笑)。

トニーの金持ちっぷり&ケチっぷりが気持ちいいです(笑)。本人も楽しんで演じてますね。暗くて重い映画をいくつも撮っているトニーも、たまにはこういう軽くて楽しいラブコメディに出演してみたくなるのでしょう。
スー・チーは可愛く、恋する女の子を演じてます。スー・チーも良かったのですが、スー・チーの友人役のウォン・ヤッフェイの男好きのキャラが笑えました。トニーもソファで寝ながら、シャツをはだけ、ズボンを脱ぎかけてるし(爆)。
おなじみラム・カートンは、リチャードの友人役ですが、ラム・カートンは、アンディとの共演も多いですが、トニーとの共演もよく見かけますね。安心して観れます。

バリー・ウォン監督らしい気軽に楽しめるラブコメディでした。この映画は、劇場公開スルーで、DVD直行でしたが、それも分かる気がする映画ではあります(苦笑)。特に何、というウリがないような・・・。DVDで楽しむ分にはまぁまぁだと思いますが。
しかし、トニーのキザっぽいあの髪型はちょっと微妙・・・(笑)。