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映画感想ブログです。3周年を迎えました♪
相変わらず、日本映画と香港映画が好きです。

K-20 怪人二十面相・伝

2008-12-31 16:27:49 | 映画(か行)
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金城武、松たか子、國村隼、高島礼子、仲村トオル出演、佐藤嗣麻子監督作品。

1949年、第二次世界大戦を回避した日本の都市、帝都。そこは、19世紀から続く華族制度により極端な貧富の格差が生まれ、ごく一部の特権階級が富を独占する社会となっていた。折しも巷では、そんな富裕層だけを狙い、鮮やかな手口で窃盗を繰り返す怪人二十面相、通称“K-20”が出現し世間を騒がせていた。ある日、サーカス団に所属する天才曲芸師・遠藤平吉は、見知らぬ紳士から羽柴財閥の令嬢・羽柴葉子と名探偵・明智小五郎の結納の儀を写真に撮ってほしいとの依頼を受ける。しかし、それは二十面相の罠だった…。

公式サイト

総合:★★★☆☆
ストーリー:★★★☆☆
映像・演出:★★★☆☆

観てから、またしても時間が経ってしまったのですが、今年最後に劇場で観た映画なので、レビューをあげておきます。
総合は★3.5あげてもいいと思います。なかなか面白かったです。お正月映画として最適じゃないでしょうか。エンターティメントに徹していて良かったと思います。
戦後の貧困層などの描写がありますが、特に説教臭いわけでもなく。
江戸川乱歩の怪人二十面相は読んだような読んでないような…という程度でよく知りません。この映画の原作も読んだことがなかったのですが、特に問題なく楽しめました。あまり予備知識を入れていかなかったので、怪人二十面相が誰のかとか、全然考えずに観てたので、普通になるほど~と納得したりして、お手軽な客でした(笑)。
CGがすごいな~と思ったら、「Always 三丁目の夕日」のスタッフだったのですね。あれ、観てて、引くというか、なんだこりゃと冷める人もいるかもしれませんが、私は普通にすごーいと思いました(笑)。
アクションもなかなか見ごたえがありましたが、金城くんは、足にけがをしていたとかで、どこまで本人がやったのか分かりませんが…。

予告での金城くんを観て、コメディタッチだなぁと思ったのですが、正直、ここまでコメディタッチだと思いませんでした。いい意味で裏切られた感じ。金城くんは、コメディが似合うんだよね~。松たか子さんも同じく。
ヒロインが松たか子さんだし、主役が金城くん、仲村トオルさんが出演って、メインが年齢層高いなぁと思ったのですが、予想以上に松たか子さんが綺麗でした。さすが女優さんなのか、私生活でも結婚されて、より一層綺麗になったのか…。

今年最後のレビューでしたが、来年も劇場で映画を観たいと思います。
来年も楽しい映画がたくさん観れるといいな~。

年間ベストは、年が明けてから書きたいと思います。
今年もブログを読んでくれて、ありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。

皆様、良いお年を~。

エグザイル/絆

2008-12-17 16:37:25 | 映画(あ行)
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アンソニー・ウォン、ジャン・ユー、ニック・チョン、ラム・シュー、ロイ・チョン、ジョシー・ホー、リッチーレン、サイモン・ヤム、ラム・ガートン、エレン・チャン出演。ジョニー・トウ監督作品。

中国返還間近のマカオ。乳飲み子を抱えた妻が夫の帰りを待つとある家。この家の主ウーは、かつて香港マフィアのボス、フェイの命を狙ったために逃亡の身となった男。そんなウーの家に現われた4人の男たち。2人はフェイの命令でウーを始末するために、そしてもう一方の2人はウーを守るため。そこへ、ついにウーが姿を現わし、ほどなく三すくみの銃撃戦が始まるが…。(allcinema onlineより)

公式サイト

総合:★★★★☆
ストーリー:★★★★☆
映像・演出:★★★★☆

ジョニー・トウ監督の最高傑作と言われるこの作品、観て来ました~。
渋谷のシネマ・イメージフォーラムという映画館で観たのですが、道を間違え(正確には、他の映画館と間違え)、予告が始まる時間に着いたのですが、まだ入れます~とのことで、真っ暗な中、こそこそと入り、観て来ました(笑)。映画には間に合いましたよ。
当初「ザ・ミッション 非常の掟」の続き物かと言われていましたが、主要キャストが再び集い、違う話を展開していました。

以下、ネタばれ含みますので、ご注意願います。

やっぱり、この面子、いいな~~~と見ていて、にんまりしてしまいます。
この5人、幼馴染なんでしょうか。そのうちの一人、ウーをめぐって対立していましたが、徐々に結束を固めていきます。アンソニー・ウォンの心の変化と悩む姿が、なんともいえず、渋くて良かったですねー。この5人の演技も素晴らしいですが、個人的に、金塊を警備してた軍曹?のリッチー・レンがかっこよかったです(笑)。銃の腕はピカイチだし、男性出演者の中で、警官以外に(ほぼ)唯一生き残ってたし。仲間は全滅でしたね、見事に。ハーモニカなんて吹いちゃって、キザなんですが、なんかかっこよかったです。
金塊強奪の話も、ウーの金儲け話のときにチラっと出てきますが、立ち消えになっていたのに、それが伏線になっていて、後でちゃんと出てくるところがいいですね。
しかし、何よりも、この映画、したたかな女どもが生き残ってるのが凄いです。
母は強し、というのは分かりますが、ただおいしいところを持っていく娼婦でさえ、生き残ってます。
この映画では、警官はめちゃめちゃ情けないことになってましたね。もうすぐ退職だから関わらない~と最初から腰が引けていて、ロイ・チョンに弾で缶蹴り(笑)されて、頭にカーンと当たったシーンなんて、笑ってしまいました。

救いはあるものの、最後があまりにも人が死にすぎで、「ザ・ミッション」とどっちが好きかと聞かれたら、「ザ・ミッション」を選んでしまうかなーという感じですが、単に好みの問題かな。
ラム・シューが娼婦を見て、にやにや~とする顔が印象的でした(笑)。


ワールド・オブ・ライズ(ジャパン・スペシャル・スクリーニング)

2008-12-04 13:47:26 | 映画(わ行)
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レオナルド・ディカプリオ、ラッセル・クロウ、マーク・ストロング、ゴルシフテ・ファラハニ、オスカー・アイザック、サイモン・バークニー出演。リドリー・スコット監督作品。

ヨルダンを拠点に大規模なテロを計画する首謀者の手がかりを得たロジャー・フェリス(レオナルド・ディカプリオ)は組織に潜入しようと試みる。そのためには狡猾なCIAのベテラン、エド・ホフマン(ラッセル・クロウ)らの協力が必要だった。味方とはいえ過信ができない不安定な状態の中、潜入作戦実行の期限が迫っており……。(Yahooレビューより)

公式サイト

総合:★★★☆☆
ストーリー:★★★☆☆
映像・演出:★★★☆☆

ジャパン・プレミアなのかと思いきや、“ジャパン・スペシャル・スクリーニング”というよく分からないタイトルの試写会でした。リドリー・スコット監督の来日が予定されていたそうですが、急遽キャンセルで、レオ様のビデオレターが流れました。
どうやら、アメリカでは大コケしたらしいという噂を聞いたんですが、真相はいかがなもんでしょ。

映画はなかなか良かったです。CIAのエージェントが中東の情報局と協力して、テロ組織に挑んでいく話ですが、エンターティメントとしては、楽しめると思います。こういう世界があるのね~みたいな感じで。
まともに考えてしまうと、作戦とはいえ、CIAが勝手に作り上げたテロ組織に無関係の一般人を巻き込んで、しかも、その人が本物のテロリストに殺されちゃうという、あまりに無責任な展開があったりしますが・・・。どう考えても、中東の人たちからクレーム来そうです。
ヨルダンの情報局のボスの人がなかなか良かったです。最後、おいしいところを持って行きましたしね。
それにしても、レオ様はいい役者になったねぇ・・・って他の映画でも、同じこと書いたような気がします。
オスカーを取りたくて、必死になっているという報道を時々見かけますが、そんなに必死にならなくても、そのうちくれるじゃないの?という感じ。まだ若いしね。
ラッセル・クロウは・・・あんなにオッサンだったっけ?髪を白っぽくしているせいなのかな。いつも悲しそうな目をしてて、あまり好きじゃないんですが(笑)、今回は、子どもの世話をしたりして自分は安全なところにいて、アメリカを守っていると自負している嫌味なCIA幹部を演じていて、いつもよりずっといい感じに見えました。

クライマックスの展開は、ハリウッド映画的な感じですが、私はラスト、レオ様が味方に殺されるんじゃないかと、妙にハラハラしてしまいました(笑)。
PG-12がついているのは、拷問シーンがあるからでしょうかね。

リドリー・スコット監督は、最近「アメリカン・ギャングスター」をDVDで観ました。観始めた時は、ふ~ん、みたいな感じで見てたのですが、なかなか面白かったです。事実を元に描いている映画でしたし。ちょっと長いですが、ギャング映画好きな方、オススメです。

レッドクリフ パート1(吹替え版)

2008-12-03 15:44:24 | 映画(ら行)
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出演者・あらすじは、字幕版をご覧下さい。


前売券を使って、吹替え版を観て来ました。すでに公開から5週目に入ってましたが、吹替え版も、客入りは悪くなかったですね。席、半分は埋まってたかな~。
劇場で吹替え版を観るなんて、アニメ以外では、久々でしたが、吹替え版も良かったです。なんと言っても、分かりやすいし、映像に集中できます。
最初は、金城くんの声が全く違うので、かなり違和感がありましたが、すぐに慣れました。トニーも違いますが、それは他の映画でもありましたからね。
字幕版で見たのと同じシーンのはずなのに、ああ、こういうシーンだったんだ~ということも何回かありました(笑)。
2時間半と長い映画ですが、全然長さを感じませんでしたね。
前回よりも、それぞれのキャラクターをじっくり堪能できたので、面白く観れたかもしれません。
やはり戦闘のシーンが良いです。少ししつこい感じがしたところもありましたが(笑)。
あとは、ベッドシーン、やっぱり必要かなぁと疑問に・・・。やたらエロい包帯巻きも。トニーが微妙にニヤけているのも、見逃しませんでした(爆)。

早くパート2が観たいですね。4月まで長いです。


2008年11月のレビュー

2008-12-03 15:27:11 | 本・雑誌、その他雑記
【香港・台湾・中国映画】

【韓国映画】

【アメリカ映画】

【日本映画】
「ハッピーフライト」
「ハンサム★スーツ」
「容疑者Xの献身」

【その他の国の映画】

【アニメ】

【ドラマ・舞台】



11月は邦画3本のみのレビューでした~。
「容疑者Xの献身」はなかなか良かったです。
体調不良で、試写会にも行けませんでしたが、本日、「ワールド・オブ・ライズ」のジャパン・プレミアに行ってきます。久々の試写会です。

「レッドクリフ パート1」、おかげさまで、“まさか”の大ヒット中でございます(笑)。
私も先日、吹替え版を観てきたので、後でサラっと感想を書こうと思います。
早くパート2が観たいよ~。