Movies!!

映画感想ブログです。3周年を迎えました♪
相変わらず、日本映画と香港映画が好きです。

深紅

2006-04-19 14:50:50 | 映画(さ行)
内山理名、水川あさみ、小日向文世、緒形直人、内田朝陽、塚本高史、堀北真希出演。月野木隆監督作品。

修学旅行中の小学生・秋葉奏子は、家族が事故に遭ったという知らせを聞き、タクシーで4時間かけて病院に駆けつけた。そして、両親と2人の弟が都築則夫という男に惨殺されたことを知らされる。以来、奏子は家族の死体と対面するまでの出来事をリアルタイムに追体験する“空白の4時間”の発作に襲われるようになってしまう。8年後、大学生になった奏子は、都築に死刑判決が下りることを知る。そして、都築の娘・未歩に興味を抱いた奏子は、素性を隠したまま未歩に近づいていくのだった…。(allcinema onlineより)

故・野沢尚氏が原作の映画化です。脚本も担当されています。
公開時、興味があったので劇場に観に行きたいと思っていたのですが、タイミングが合わず、結局観れませんでした。DVDが出たので、DISCASで待ってたのですが、なかなか送られてこないので、TSUTAYAで借りてきちゃいました。

ワタクシ、内山理名ちゃん、苦手です。が、この映画ではなかなか良かったと思います。水川あさみちゃんは、あまり演技を観た事がなかったのですが、ドラマ「西遊記」でちょっと好感度アップ(笑)。
被害者の家族の生き残りの娘と加害者の娘が背負っているトラウマと二人の交流がうまく描かれていた映画でした。
奏子が家族と対面するまでの出来事を追体験するという発作を見て、分かるなぁと思いました。あそこまで酷いトラウマになることは、やはりこれくらい酷い状況でなければないと思いますが、受け入れがたい事実は、何度も思い出し追体験することで、少しずつ受け入れていく事が出来るのだと思います。たぶん、そういう経験している人いるんじゃないかなぁ。
ミステリーというには、完全犯罪の部分は、ほんとにそれで完全犯罪なのか??という疑問は残ったものの、ラストの二人のキスはとても綺麗で、その後はたぶん、二度と会わないのだろうと思わせるシーンが秀逸です。
加害者の娘と被害者の娘が会うなんていうことは、まずないでしょうが、私にはこの二人がこれから生きていくために必要なことだった、と思えました。

アンダーワールド エボリューション(試写会)

2006-04-19 14:22:39 | 映画(あ行)
ケイト・ベッキンセイル、スコット・スピードマン、トニー・カラン、ビル・ナイ出演。レン・ワイズマン監督作品。

ヴァンパイアの闇の処刑人セリーンは、一族を治めるビクターが自分の家族を虐殺していた過去を知り、復讐を果たす。同族から追われる身になった彼女にとって、唯一の味方はヴァンパイアとライカン(狼男)の混血種であるマイケルだけ。2人は追っ手をかわしながら張り巡らされた陰謀を暴くうちに、何世紀にもわたって種族闘争を繰り広げてきた、ヴァンパイアとライカンの創世の秘密に迫っていく。やがて2人は、血族を超えた禁断の恋に落ち…。(goo映画より)

公式サイト

ソニー・ピクチャーズの試写室で観て来ました。試写室だと椅子がソファみたいにフカフカで座り心地が良いので好きです(笑)。プレスシートもくれて、満足♪

この映画、前作の「アンダーワールド」は未見です。劇場には観に行かないタイプの映画なので、せっかく当たったし観て来ました。
主役のケイト・ベッキンセイル、どこかで観たっけ?と思ったら「ヴァン・ヘルシング」の王女役の人でしたねー。以前より美しさが増していたような気がするのは、主役だったからでしょうか?
というかこの女優さんは、こんな役ばっかりなの?(苦笑)。
話しや映像はグロいシーンが多いけれど、ケイト・ベッキンセイルのアクションは凄いし、綺麗だし、スタイルいいし、その点は素晴らしい。
お腹一杯のヴァンパイアものですが、ストーリーは悪くないと思いました。CGは凄いですしね。ライカン(狼男)の変身シーンなんて、何の違和感もありませんよ(笑)。
「ヴァン・ヘルシング」の時も書きましたが、好きな人は本当に好きなタイプの映画なんでしょうねー。
ラストのシーンが「ターミネーター2」と酷似しているのは、OKなんでしょうか???
監督と主役の女優が結婚しているというのも同じだし(いや、ジェームズ・キャメロンとリンダ・ハミルトンは離婚してますけど)。

R-15指定なのはグロいシーンが多いせいなんでしょうか?それともHシーンが生々し過ぎるからか・・・両方かな(笑)。