Movies!!

映画感想ブログです。3周年を迎えました♪
相変わらず、日本映画と香港映画が好きです。

年末ですね~

2006-12-27 15:47:24 | 本・雑誌、その他雑記
皆様、こんにちは。
年も押し迫ってきました。
2006年の総括をしたいと思っていたのですが、ちょっとバタバタしておりまして、難しそうです。
更新も滞ってて、何本か映画は観てるのですが、レビューを書いていません。
年が明けて、落ち着いてから、書けたら書きたいなと思っています。

今年もガンガン試写会に行き、劇場に行き、と映画を観てきたので、年末になって尻すぼみになり、ちょっと残念ですが、また来年以降もどんどん映画を観ようと思っていますので、これからもよろしくお願いします。

皆様、良いお年を!

テンプレート変えてみました。

2006-12-22 11:59:05 | 本・雑誌、その他雑記
本文の字が小さくなって、色も薄くて読みにくいような気がしますが、期間限定なので、お許しを。

もうすぐクリスマスですね~~~

個人的には体調悪く、クリスマスどころじゃない感じが・・・(泣)。
せっかく頑張ってた大掃除も力つき、コンプリートするのは年内は無理そうだ。


皆様、ステキなクリスマスを~~~



大奥(舞台挨拶付き試写会)

2006-12-19 11:42:47 | 映画(あ行)
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仲間由紀恵、西島秀俊、井川遥、及川光博、高島礼子、杉田かおる、松下由樹、浅野ゆう子、木村多江他(書ききれないのでこちらを参照)林徹監督作品。

時は第七代将軍・家継の時代。第六代将軍・家宣に取り立てられ、幼き家継の後見人として摂政の地位に登り詰めた側用人・間部詮房。異例の出世に不満を抱く者も多く、老中たちとの激しい権力争いが続いていた。一方大奥でも、家宣の側室でありながら将軍の生母となった月光院に対し、家宣の正室・天英院を擁する陣営から敵意と中傷の嵐が降りかかる。そんな辛い境遇の月光院を身を挺して守り抜くのは若くして大奥総取締を任された絵島だった。やがて、月光院と間部の禁断の恋が表面化し、勢いづく天英院派は、まずは月光院の右腕である絵島を陥れようと歌舞伎の看板役者・生島新五郎を絵島に接近させるのだった。(allcinema onlineより)

公式サイト

TVドラマシリーズは2003年のから観てました。すぐにハマりました。もともとドロドロのドラマ好きなので(笑)。スペシャル(という名の総集編)はあまり好きじゃなかったのと、華の乱は微妙に破綻してる雰囲気があって(汗)、あまり好きではなかったのですが、とにかく衣装が派手で見応えがあるし、出演者の演技も同じく見応えがあったので、毎週楽しみにしているドラマでした。
とうとう映画になるのかー(最近、特にそのパターンが多いな・・・)と、まぁそんなに期待はしてなかったのですが、この日の舞台挨拶付き試写会は狙ってて、当たった時は小躍りでした(笑)。あれだけ応募して当たったの1通だもんね・・・・・・。

舞台挨拶は東京国際フォーラムでしたが、仕事が終わってから整理券の交換をしに行ったので、当然のように2階席。ちっちゃ~い登壇者を見ました。(双眼鏡持っていきましたけど)
女性陣(仲間由紀恵、杉田かおる、高島礼子、浅野ゆう子、松下由樹、鷲尾真知子、山口香緒里、久保田磨希、敬称略)は全て着物姿。仲間由紀恵さんの赤を基調とした着物の艶やかなこと・・・・・・。本当にウットリしました。他の出演者も着物も素敵でしたよ。松下由樹さんのピンクというか藤色というか、あの着物はちょっと地味めでしたが。
後から登場した倖田來未さんは着物をアレンジした衣装でブーツでしたが(笑)、髪の毛も凄いことになってて(派手だった)、そういえば、仲間由紀恵さんの髪型も凄いことになってるように見えました。アフロみたいに見えたので(爆)。ただ今朝の芸能ニュースで観たら、素敵な髪型でしたね。遠かったから微妙に見えただけみたい。
書き忘れましたが、ミッチーは黒のタキシードに蝶ネクタイ、西島さんは黒のスーツでした。全然目立たないの(爆)。しょうがないよね。大奥だもん。
それから何より登壇者のコメントが素晴らしい。ベテラン陣が揃っているというのももちろんあると思いますが、何より、「大奥」を知り尽くしていて、このシリーズを好きなんだろうなと思いました。席は舞台から遠かったけど、私はこの舞台挨拶にかなり満足しました。これだけ満足した舞台挨拶付きの試写会はそうそうないと思いますね。舞台挨拶の模様をどこかで観れないですかね?DVDの特典じゃないと無理かな~浅野ゆう子さんのドスの効いた声をもう一度聞きたい(笑)。
そういえば、久保田さんが「届くかな」と前置きして「美味でございます~」をマイクなしでやってくれました!生で聞けてなんか嬉しかった(笑)。
ミッチーは全然目立ってなかったと書きましたが、手を振って客に答えてたのは彼だけで(笑)、「ベイベーたち」という言葉は聞けませんでしたがコメントの最後に「チャオ」とおちゃめに締めてました(笑)。そういえば、私は舞台挨拶付き試写会でのミッチー遭遇率はかなり高いと思われます。「キューティーハニー」「日本沈没」「大奥」と特にファンじゃないのにすでに3回生で観てるわけです(笑)。


舞台挨拶のことだけですでにこんなに長くなってしまった・・・・・・。本編もあまり書きたい事を全部書くと長くなってしまうので、出来るだけ簡潔に書こうと思います(出来るのか?)。
この映画のキャストは、TVシリーズを観ている人にはおおー!という人ばかりが続々出てきます。ファンはそれだけでも満足かも(笑)。上で参照してもらった人以外にも出てますよ~。これは観て確かめて下さい。
脇を固める役者陣が凄すぎるので、さすがの仲間由紀恵さんも存在感が薄まるかなと思ったのですが・・・・・・まぁ迫力という点では高島礼子さんはじめとする女優陣にはかなわないですが、なかなか良かったと思います。私は全体的に満足しました。


以下、ネタばれもありますのでご注意願います。

仲間由紀恵さんがいじめ抜かれるのかと思いきや、いじめられていたのは、井川さん扮する月光院でした。それを守る立場でしたね。月光院&間部詮房カップルと絵島&生島カップルを対照的に描きつつ、家宣の正室や側室たちの嫉妬心ドロドロが見れました。ただ間部詮房が本当に月光院を好きだったのかどうかはアヤシイ感じでしたね。保身が第一という臭いがプンプン。それが普通なのかもしれませんが・・・。
罠にハメるつもりが絵島に惚れてしまった生島は、色っぽさも漂わせつつ、宮路まで惚れさせてしまってましたが(放火犯だけどあの後どうなったんだ?)最後は漢でしたねぇ・・・・・・。
観ていて思ったんですが、現代劇での嫉妬や復讐のドロドロってちょっと冷めた目で見てしまって、そんな悲劇のヒロインみたいにならなくても、あーやってこーやればいいじゃん!みたいな気持ちになったりすることもあるんですが、時代劇となると、とたんにキューンとせつなくなるんですね(笑)。いろいろな制約の中、たった一度だけ一緒に観た花火とか、風車のせつなさといったら・・・。風車の小道具ポイント高いですね。
一夜でも恋を知ることが出来たから、あとは余生として生きることができるって27、8歳でなかなか言えないっすよ。なんかちょっと時代劇ってズルいなと思ったり(笑)。

それぞれの役者さんが皆素晴らしかったので、いちいち書くと長くなりますが、木村多江さん・・・まゆげが薄くて怖かったよーーー(爆)。
高島礼子さん、あなたが「おなごはおなごを裏切るものでございます・・・」というと、納得してしまいます(笑)。
ミルフィー竹中直人さんが出てきた時には、たまげました(笑)。いつものテンションで笑いを誘ってました。

時代劇って最近はめったに観ないのですが、ゆったりとした時間の流れが結構好きだったりします。展開の早い「24」なんかも大好きなのですが、役者の演技をじっくり観れるのもいいですね。

王の男

2006-12-14 11:20:45 | 映画(あ行)
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カム・ウソン、イ・ジュンギ、チョン・ジニョン、カン・ソンヨン、チャン・ハンソン、ユ・ヘジン、チョン・ソギョン、イ・スンフン出演。イ・ジュンイク監督作品。

時は16世紀初頭。旅芸人一座の花形チャンセン(カム・ウソン)と女形のコンギル(イ・ジュンギ)は、国一番の芸人になろうと誓い合い、一座を抜け出し漢陽の都にやって来る。そこで時の王、ヨンサングン(チョン・ジニョン)の悪評を耳にした2人は、宮廷を皮肉る芝居を思いつく。たちまち民衆の人気を博した2人だったが、噂を聞きつけた王の重臣によって捕らえられてしまう。そして、人前で笑ったことがない王の前で芝居を披露し、王が笑わなければお前たちは死刑だと宣告される。ところが、妖艶なコンギルの芸が王を虜にし、ついに王を笑わせることに成功、彼らは死刑を免れ、宮廷に住むことを許されるのだったが…。(goo映画より)

公式サイト

久しぶりの更新になってしまいました。ほんとに映画観てませんでした(笑)。師走だし、それが当たり前なんでしょうが、今迄は映画中心な生活でしたからー。
でもこれはずっと気になっていた映画で、昨日観てきました。

私的にはなかなか楽しめました。一番目を引いたのは、やはりイ・ジュンギでしたね。女の子みたいで、かわいいなーと何度も思いました。ただ想像していたほど妖艶な感じはありませんでした。タイトルが「王の男」というくらいですから、そっちの話が中心なのかな・・・と思っていたのですが、違いましたね。たぶん、そのせいもあると思います。
チャンセンとコンギルの絆、暴君ヨンサングンの悲しい生い立ち、そして暴君を支える重臣の話でした。
チャンセンの人物像がよく描かれていると思いました。チャンセンとコンギルの話が中心ではありましたが、ヨンサングンの置かれた立場や殺された母親のことなども描かれていたので、ただの暴君というより、コンギルもそうだったと思うんですが、同情心が芽生えました。
しかし、何より心惹かれたのは、王の重臣であるチョソン。彼は王をからかう芸をやっていたチャンセンとコンギルを見つけ、宮廷へ招き入れます。しかも、それは腹黒い重臣を追い出すための策略で、王を想ってのことでした。しかし、王はそんなチョソンを追い出してしまいます。チョソンはその後、王を倒すための叛乱に参加するよう説得されますが、それには加わらず、しかも芸人を宮廷に招きいれた理由も口外せず、静かに自らの命を断ちます。うーん、漢だなぁ・・・・・・。

チョソンの策略の一つとして、チョソンが考えた劇(王の母親が毒殺されるというストーリー)をチャンソンたちがやるシーンがありますが、京劇の格好でした。レスリー・チャンの「さらば、わが愛~覇王別姫」を思い出しました。レスリーももちろん美しいですが、イ・ジュンギもなかなかでしたよ。

タイトルからして王とコンギルが愛し合うようになるのかな?と思ったら、そうではなかったですね。王がコンギルに惹かれるのは、まるで人形を愛でる感じで、コンギルも王に対する気持ちは同情だったように感じました。それよりもさらにチャンセンとコンギルがお互いを大切に想う気持ちの方が観ていてせつなかったです。

久々に韓国映画を劇場で観ましたが、オジサマ、オバサマが多かったのは、映画の時代背景のせいなのか、韓流のせいなのか、分かりませんでしたが、若い人が観ても十分楽しめると思います。現代劇しか観ない、という人にはオススメしませんが。

愛の流刑地(試写会)

2006-12-05 16:40:04 | 映画(あ行)
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豊川悦司、寺島しのぶ、長谷川京子、仲村トオル、佐藤浩市、陣内孝則、浅田美代子、佐々木蔵之介、貴地谷しほり出演。鶴橋康夫監督作品。渡辺淳一原作。

「本当に愛しているなら、私を殺して」。夏の日の明け方、都内マンションの一室。女の声がする。声に誘われるように、男は女の首に手をかけた。何かが折れる鈍い音。そして女は息絶えた……。男は村尾菊治(45)。かつてはベストセラー作家として名を馳せたが、最近は新作を発表することもなく、妻子とも別居し、大学の講師や雑誌のアンカーマンをしながら細々と生活している。女は入江冬香(32)。見合いで結婚したエリートサラリーマンの夫と3人の子どもと、一見何の不自由もない幸せな生活を送っていた。しかし、何かにせきたてられるような焦燥感を常に感じている。男は何故、女を殺めたのか…?(goo映画より)

公式サイト

TV CM用のコメント撮影込みの試写会に行ってきました。好きじゃない類の試写会(笑)。
コメント以外にもアンケートを書かないといけないし・・・・・結構大変です。
「ALWAYS 三丁目の夕日」「LIMIT OF LOVE 海猿」の試写会でこの手のに参加しましたが、その二つは観ている時の表情も映すとの事で上映中、私達に向けてカメラが回ってました。でも今回はありませんでした。泣く映画じゃないからか(笑)。

観る前にアンケートを一通り見たのですが、「エロ度」がどれくらいだったかというのに答える項目がありました(笑)。そういえば、かなりエロ度が高い映画だという宣伝だったなぁと思い出したりして。

実際観てみたら・・・かなりエロかったです。冒頭からいきなりベッドシーンでもちろんトヨエツも寺島さんも真っ裸。この1回のワケないよなぁと観ていくと何度もベッドシーンが出てきますが、そのうち慣れました(爆)。半分くらいはそういうシーンなのかなぁ。
客を呼ぶためにもそういうシーンをふんだんに入れているのでしょうが、全体のストーリーを考えると、エロ度が高い必要があるかどうかは・・・・・・?
村尾(豊川悦司)は、自分のファンだという入江冬香(寺島しのぶ)と出会い、二人は惹かれあいますが、冬香は夫と3人の子持ち。不倫の話というのは、特に目新しい物ではないですが、冬香が村尾に惹かれる気持ちは理解出来ました。自分が好きな本を書いている作家に特別な想いを抱いてしまうというのは、個人的に理解出来るところがあります。ただそれは幻想である事が多い(笑)。このストーリーの場合は、村尾も冬香に惹かれてしまったため、不倫という形で二人の愛し合うことになったわけです。
冬香は村尾を愛しているけれど、夫と子どもたちも捨てられず、どちらも上手くやっていくという器用さを持ち合わせていなかった為、「殺して欲しい」と願いうようになり、結局は村尾が冬香を殺してしまう事になりますが、この映画の目線は村尾で描かれているため、冬香の気持ちが全体を通して伝わってくるわけではなく、感情移入がしにくい印象を受けました。たぶん、私が女性だから冬香の気持ちに寄り添って観てしまったからでしょうね。
ただ、ラストの冬香の手紙。あれはとても良かった。あの手紙の内容を聞いたら、二人の愛が美しい・・・・・・と思えました。
冬香が村尾と出会い、どんどん美しくなっていく様子などは見所だと思いますが、私の感想としては普通かな。そしてやはり大人向けだと思います。

寺島しのぶさんの母親役として、実生活でも実母の富司純子さんが出演していて、これは真に迫る演技だなと思いました。しかし・・・女優とはいえ、娘があんなあられもない姿で映画に出演してても平気なんだろか・・・・・・

陣内さんの弁護士役はいいとして、ハセキョーの弁護士役はちょっと・・・・・・ハセキョーはなぜかお色気たっぷりの検事で、その色っぽさは良かったんですが、セリフのしゃべり方が検事にしてはねっとりしすぎな感じ。そのハセキョーとブチューとやっていたのが、佐々木蔵之介さんでした(笑)。
貫地谷しほりさんは、村尾の娘役でした。凄くいい娘で、父親に理解がありすぎな気もしましたが・・・・・・父娘のシーンではウルっと来てしまいました。
村尾を逮捕する刑事役で佐藤浩市さんが出てましたが、あまり出番は多くないです。豪華なキャストだなぁ。

エンディングの曲を平井堅さんが歌っています。歌詞まではしっかり聞かなかったけど、声とメロディは映画に合っていて、せつない気持ちになりました。いい曲です。

パプリカ

2006-12-04 14:46:36 | アニメ・バラエティ(映画・TV)
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声の出演:林原めぐみ、古谷徹、江守徹、堀勝之祐、大塚明夫、山寺宏一。今敏監督作品。マッドハウス製作。筒井康隆原作。

精神医療研究所に勤める美しきサイコ・セラピスト、千葉敦子。彼女は、開発されたサイコセラピー機器を用いてクライアントの治療を行う極秘のセラピーを行うことがあった。そんな時、彼女は少女の容貌を持った人格“パプリカ”となって他人の夢に入り込み、心の秘密を探り出していくのだった。そんなある日、敦子の同僚で天才科学者の時田浩作が開発した画期的サイコセラピー機器“DCミニ”が盗まれる事件が発生する。それは悪用されれば他人の人格をも破壊する危険があった。そして、その不安は的中、所内に次々と犠牲者が出始める…。(allcinema onlineより)

公式サイト

もともと面白そうだなと思っていたのですが、何かで来たメルマガに、「パプリカ」の携帯の公式サイトで二重人格占いか何かをやっているとの事で、やってみたら、100%二重人格という結果が出て(汗)、これは観に行けって事なのね、と勝手に解釈して観てきました(笑)。
面白かったです。正直、ストーリーはもっとワケワカランという感じなのかと思ってましたが、ちゃんとストーリーになっていました(笑)。
映像が綺麗だし、夢と現実が曖昧になっていく感じがよく表現されてたと思います。こういうストーリーは、絶対にアニメの方がいいですもんね。
音楽も映像に合ってました。この映画、どういう感じか説明しろと言われると難しいので、ストーリー重視じゃなくて、音楽と映像を楽しむアニメでも大丈夫!な人にオススメです。
主人公は美人なんだけど、主人公とラストでいい感じになる時田でデブり具合が凄すぎてちょっと引く・・・・・・(苦笑)。人は見た目じゃない、とは思いますが、ダイエットした方がいいですね、ハイ。
声優陣が豪華です。林原めぐみさん、古谷徹さん、山寺宏一さん、大塚明夫さん・・・・・・江守徹さん(笑)。
この手のアニメはDVDより劇場がいいと思うので、興味がある方は早めに劇場へ!

かもめ食堂

2006-12-04 11:32:16 | 映画(か行)
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小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ、ヤルッコ・ニエミ、タリア・マルクス、マルック・ペルトラ出演。荻上直子監督作品。郡ようこ原作。05年。

フィンランドのヘルシンキに“かめも食堂”という小さな食堂をオープンした日本人女性サチエ(小林聡美)。シンプルな“おにぎり”を看板メニューに、フィンランドの人にも日本食のおいしさを伝えたいと張り切るが、やって来たお客は日本のアニメが好きなおたく青年だけ。それでもめげずに淡々と営業を続けるサチエは、やがて訳ありな2人の日本人女性と出会うのだった。(allcinema onlineより)

劇場公開中、なかなか評判の良い映画でしたが、なんとなくDVDでも良さそうな気がしたので、観に行きませんでした。
評判通り、ほのぼのとした映画でした。ストーリーが凄く面白い!というわけではないけれど、こういう変わった日本映画もいいなぁと思います。
ごく普通の日常を描いているんだけど、場所がフィンランドでヘルシンキでのオールロケという面白さ。フィンランドで日本食堂を開き、客が来なくてもあまり気にしない主人公のサチエ。なんとなくフィンランドに来て、サチエの部屋に住み、食堂を手伝うミドリ。日本アニメおたくの青年。夫が出て行ってしまった中年女性。シナモンロールの匂いに惹かれて、店に来るようになる中年女性のグループなどなど、だんだん店が繁盛するようになる過程を見ているだけで楽しい気分になります。
なんといっても、あのシナモンロールが美味しそう!焼きたてほやほやのシナモンロール食べてみたいです。
おにぎりも美味しそう。おにぎりは日本にしかないんでしたっけ。
サチエが作る食事はみんな美味しそうでした。料理が美味しそうな映画といえば、「木曜組曲」(篠原哲雄監督)。



本当にお腹が鳴るくらいに美味しそうです。
映画はミステリーで、女優5人(鈴木京香、原田美枝子などなど・・・)の共演も見所なんですが、ストーリーうんぬんよりも、とにかく食事を見て欲しい(笑)。

今日はパン屋さんでシナモンロール探してみます♪

2006年11月のレビュー

2006-12-04 10:48:36 | 本・雑誌、その他雑記
【香港・台湾・中国映画】
「エレクション 黒社會(第7回東京フィルメックス映画祭・特別招待作品)」
「エレクション2 黒社會2以和為貴(第7回東京フィルメックス映画祭・特別招待作品)」
「ドラゴン・プロジェクト」

【韓国映画】
「デュエリスト(韓国版&コメンタリー)&1%の奇跡&私たちの幸せな時間(仮題)」

【アメリカ映画】
「硫黄島からの手紙(ワールド・プレミア試写会)」
「ジャケット」
「ディパーテッド(東京国際シネシティ映画祭・招待作品)」
「ヒストリー・オブ・バイオレンス」
「ボーイズ・ドント・クライ」
「ロード・オブ・ウォー」

【日本映画】
「こおろぎ(第19回東京国際映画祭・日本映画 ある視点)」
「子ぎつねヘレン」
「THE 有頂天ホテル」
「椿山課長の七日間(試写会)」

【その他の国の映画】

【アニメ】

【ドラマ・舞台】


今月は劇場4本、試写会2本、DVD8本。計14本のレビューを書きました。
最近、試写会に当たる率が減ったような気がします(笑)。用事がある曜日と嫌いな会場には応募しないようにしているんですが、なぜかその曜日、会場が多い気がする(苦笑)。ま、いいんですが。
DVD組が復活。なのでアメリカ映画が多いですね。
韓ドラ見終わったんですが、12月2日から「チェオクの剣」がNHKで放送始まりました。たまたま1回目の放送前に始まることが分かったので、観ようと思っています。(DVDで借りるつもりだったし)だた吹替えはどうも違和感がある・・・。他の国の吹替えに比べて、韓国映画やドラマはなぜか違和感があるんですよね、なんでだろう?
後は先月に引き続き「プリズン・ブレイク」のテレビ放映を観てます。2日にまたDVDが発売されましたが、それも続けて放映してくれるのかしら・・・・・・。
印象に残った映画は、「エレクション」シリーズ。「ディパーテッド」ですね。両方とも試写会の募集が始まっています。応募してみましたが、「ディパーテッド」は当選しても行くかどうか分からない・・・(苦笑)。2時間半はキツイっすよ、マジで(笑)。

デスノート the Last name(鑑賞2回目)&デスノート、スピンオフ決定!

2006-12-01 17:20:46 | 映画(た行)
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水曜日のレディースディに「デスノート the Last name」を観て来ました。「パプリカ」を観ようと思ってたのに、デスノート関連の掲示板等を観てたら、なんだかもう1回観たくなり、デスノートを観てしまいました。
前編は試写会で、後編も試写会(ジャパン・プレミア)で観たので、結局一銭も払っていなかったわけで、興行収入が50億になるかも!?(前・後編合わせて80億とか?)なんて話を聞いて、そのうち1000円くらいは貢献したくなったわけです(笑)。

ジャパンプレミア試写会の時のレビューはこちら

前回観た時は、ストーリーを追っていたので、今回は役者の演技をじっくり観て来ました。
藤原くんも松山くんも特に気になる役者さんではないのですが、二人の演技はもともと嫌いじゃなかったし、この映画ではかなり良かったのではないかと思います。
藤原くんは、デスノートの記憶を失った時と、再び記憶を取り戻した時の顔つきが全然違う。ちゃんと意識して演技してるんだなぁと感心。藤原くんって26歳だったんですね。もっと若く見えるな~。
ライトの最期のシーン、思わず涙ぐんでしまいました。感情移入はしてないはずなんですが、なんていうか表情が良かった。
松山くんは、前回のレビューでも書いたかもしれませんが「男たちの大和/YAMATO」で初めて観たのですが、なかなかいい役者さんだなと思っていました。今回の役はメイクもバッチリしているけど、変なしゃべり方が妙にハマっててLのキャラを引き立てていましたね。Lの最期でも、夜神パパに向けた笑顔に思わず涙が・・・(笑)。やっぱり感情移入していないはずなのに、表情にヤラれてしまいました。
松山くんは21歳でまだまだこれからの役者さんですね。

実はこのレビューは特に書かないつもりだったのですが、なんと、「デスノート」のスピンオフ企画が決定したそうです!
「デスノート」事件より前の話で、Lが主役だそうです。
関連記事は以下の通り。

公式サイト
デスノート:松山ケンイチがアニメ版にも声で出演 「L」主役のスピンオフ作品も
今度の主役は“L”、映画・デスノート“外伝”上演決定!
『デスノート』早くもスピンオフ作品制作決定!主人公は"L"=松山ケンイチ!!

なんだかLのキャラが好きになってきているので(笑)、何気に楽しみなんですが、公開が2008年になりそうとのことで・・・・・・
それまで今の気持ちが持続しているかなぁ(苦笑)。
現在、日テレの火曜日深夜に放映中の「デスノート」アニメ版は観てるんですが、実はあまり面白くない。映画の方よりずっとテンポが悪いからだと思います。原作はきっとああいう感じなんですね。否定するわけではないけれど、普通に面白くないなと思ってます。最後まで観ようとは思ってますけど(笑)。