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映画感想ブログです。3周年を迎えました♪
相変わらず、日本映画と香港映画が好きです。

陽気なギャングが地球を回す(試写会)

2006-04-29 23:38:18 | 映画(や行)
大沢たかお、鈴木京香、松田翔太、佐藤浩市、大倉孝二、加藤ローサ出演。前田哲監督作品。

銀行での爆弾騒動の現場に偶然居合わせた4人の男女。なぜか他人の嘘を確実に見破ってしまう男・成瀬(大沢たかお)、どこまでも正確な時を刻む体内時計を持つ女・雪子(鈴木京香)、生まれついてのスリの天才・久遠(松田翔太)、ヘ理屈を駆使する演説の達人・響野(佐藤浩市)。風変わりな才能を持った彼らは、成り行きから爆弾事件を阻止したことで、図らずも4人が組めば自分たちの特異な才能が活かせることに気づく。かくして4人は銀行強盗チームを結成、抜群のコンビネーションで次々と成功を収めていくのだったが…。(allcinema onlineより)

公式サイト

人気ミステリー作家・伊坂幸太郎の同名ベストセラーを映画化だそうです。
当然(苦笑)、原作は未読。でも出演者の名前見ただけで、面白そう、と期待してしまいます。
冒頭のカーチェイスからありえないシチュエーション連発で、CGバリバリ、かなり漫画チックでした。が、テンポがいいし、なかなか面白いかも!と思いながら見ました。
ただ、ミステリーという割りには、途中から謎の部分がミエミエで、なんで彼ら4人が気付かないのか不思議~という感じでしたが……
そして、ラストの部分が回想というか、キュルキュルと映像が逆戻りしてタネ明かしみたいな感じのシーンがいくつもあって、逆に分かりにくい(苦笑)。
見終わった後に、で、結局どうだったんだ?と思っちゃいました。
原作ではどうなってるんだろう?
終わった後に、後ろの席に座っていた女性が「原作と全然違う~」と言ってましたが…その違うというのは、恋愛パートの部分のようでしたが。

ただ出演者はやっぱりいいですね。大沢たかお、佐藤浩市のベテラン、紅一点の鈴木京香、ヤングな(笑)松田翔太。
松田翔太は、お兄ちゃんの龍平よりも好きかもしれない~。この映画のキャラ、なかなか好きでした。
佐藤浩市の早口にしゃべる演説の達人が面白かったなぁ。もうちょっとじっくり聞いてみたかったけど。
加藤ローサちゃんは、佐藤浩市の奥さん役で、実年齢よりも上の役だったと思いますが、ローサちゃんがこの役をやる意味がイマイチよく分からない。可愛かったですけどね。出番は少ないですが。

それぞれのキャラに個性があるので、もうちょっと面白く撮れたような気がしなくもない(苦笑)。つまらないわけではないけど、もう少し上を期待しちゃってました。原作とか漫画の方が面白そうだなぁ。