Movies!!

映画感想ブログです。3周年を迎えました♪
相変わらず、日本映画と香港映画が好きです。

救命病棟24時 総集編

2005-03-30 10:35:26 | ドラマ・舞台
総集編ですか、そうですか・・・。
看護士たちが活躍する!と何かで読んだので、騙されてしまいました(苦笑)。
最近、新聞をとっていないので、テレビ欄をちゃんとチェックできないんですよ(言い訳)。
そういえば、このドラマが始まる前もスペシャルがあったけど、それも新しい映像とパート1、パート2の総集編みたいな感じだったので、がっくり来たんだった。
やっぱり、えぐっちゃん、ななちゃん無しでのスペシャルは難しいよね・・・。

なんだかんだ言いつつも、観ましたけどよ。ながら見だったけど。
私が感動したーと思っていた回(やっぱり評判がよかったのかな)が流れてましたね。
進藤先生の涙にはヤラれてしまいました。確か前に観た時も泣いたなぁ。
あと、消防隊員の人の話。あれ、凄く感動したので、もう1度観れてよかった。

看護士たちの話は、予想通りの展開で、もう一ひねりあっても良かったのでは・・・?

ところで、総集編だと泣く回数も増えるわけですよ。
別に泣きたくて泣いてるわけじゃないんですが、勝手に涙が出るので、しょうがないんです(開き直り)。
でもって、泣くのって思ってるより疲れるんです。
そういうわけで、今日は寝坊しました。ハイ。(またしても言い訳)

不機嫌なジーン 最終回

2005-03-29 11:04:02 | ドラマ・舞台
今、書いた記事が全部消えたので、ワタクシ、不機嫌ですけど(苦笑)

終わっちゃいましたねー。
ラブストーリーが苦手な私でも、ジーンと教授のラブな姿が受け入れられたのは、二人のキャラが好きだったからでしょうね。

時間拡大スペシャルもなく、寂しい終わり方でしたが、私はこのドラマ好きでした。
竹内結子、苦手だけどー。かわいかったぞ。
教授もかっこよかったよ。最後、女連れてるの観て「あーあ」とは思ったけど(笑)

教授が日本に帰ってこれない理由がいまいちよく分からなかったんですが、ハッピーエンドにしたくなかったのね、という風に理解しちゃいました。(ヲイ)
ラブストーリーが苦手で、ハッピーエンドもあまり好きじゃない私にはグッドでしたが。
最近の「結婚よりシングルで、仕事して自立」という女性には受け入れられるのでは?と思いつつ、そういう女性は忙しくてドラマなんて観な(省略)。

なんだか頭が働かないので、ドラマの考察は他の方におまかせするとして、評判が良くなかったという事は、もうこのテのドラマは作られないという事でしょうかね。
やっぱり月9は「ラスクリ」のようになってしまうのでしょうか・・・嫌なら観なきゃいいんだけどさ(苦笑)

次クールの予告観ましたが、なんだかよく分からなかった(笑)
挫折した男が、施設(?)の子どもと交流し、成長していく物語。設定としてはありがち?ありがちは嫌なわけじゃないですよ。おもしろければオッケー。F1だかF3000だか知らないのだけど、そういうドライバーの話は今迄なかったもんね?
小雪さんは苦手と好きの中間くらい。つまりどっちでもない。
「ラストサムライ」では、好きとかそういう問題じゃなく、トムとあんなに近くに!羨ましい!という感情が先に来た(大笑)

キルビルVol.2

2005-03-28 15:55:37 | 映画(か行)
1からの続きもの。「ザ・ラブストーリー」なんて副題がついてるんですが、これって邦題よね?
ブライドが復讐する理由が1よりもはっきりと、そして過去が語られます。んでもって、当然、ビルが登場します。
1よりも闘うシーンが少ないですね。1が凄すぎたのか(笑)
おもしろさ、という意味では、1の方が勝るかな。でも2も面白かったです。

ビルの弟を殺そうとして、逆にやられてしまい、あやうく生き埋めになる所で、昔修行した時のカンフーの技が役に立って、復活するのには参りました(笑)
泥の中から出てくるユマ・サーマン。なかなか怖いです。
スネークねーちゃんと対決する時はお互いの足を踏んづけたりしてて、女同士の姑息な対決も面白かった。

ブライドが妊娠検査薬で妊娠がわかった直後、殺し屋と対決するシーンがあるんですが、その時のブライドのセリフで、自分は世界で一番冷徹な人間だけど、お腹に子どもがいるとわかって、ビビっているというのがあるんですね。
それは分かる気がしたなぁ。相手の殺し屋も女だったからか、その話をしたら「Congratulations!」と言って去って行っちゃう。それを観て、

甘いな。

とは思ったけどさ。でも同じ女として、うん、分かるなぁとは思う。

あと、ラスト、ビルの家にブライドが着いた時、ビルが娘と一緒にいたので、普通に驚いてしまった。娘が生きてるというのは1のラストで明かされたことなんだけど、すっかり失念してました。
まさかこれから3人で仲良く暮らす…わけないわな。ちゃんと対決してくれてよかった。
月明かりでチャンバラって・・・あまりにベタでそれはちょっと・・・と思っていたら、そうじゃなかったのでそれもよかった。
なるほど、秘拳をここで使うのか。ま、ここ以外に使うとこないわな、と(笑)。
ブライドはビルを殺した後、泣いてたね。やっぱり愛してたんだろうな。
あの後、ブライドは娘を二人で幸せに暮らすのかなぁ。
基本的に人殺した人(特に殺し屋とかね)は、幸せになれない、というのが私の信念なんだけどさ。私の信念はどうでもいいやね(笑)

個人的に、あのスネークねーちゃん、美人で好きでした。両目くりぬかれちゃって、最終的には蛇にかまれちゃうのかしら。
あと、ビルが娘にサンドイッチを作って、食べさせる所。娘が金魚を死なせた事をセリフで言うんだけど、ああいうあった方がいいのか、なくてもいいのかよく分からないシーンが、意外と好きだったりする。
セリフがよかったな。

「きょうのできごと」というできごと

2005-03-28 15:40:09 | 映画(か行)
メイキングのDVDに感想をつける必要はないと思うんだが、これもDISCASで借りる時に1枚にカウントされるので、感想書いてやる(笑)
「きょうのできごと」の感想はこっち

まぁ感想と言ってもたいしたことを書くわけでもないんだが。
映画のメイキングを観るたびに思うのは、映画を撮るのは、本当に大変なんだってこと。映画に限らずドラマだってそうなんだろうけど。特にロケになる場合ね。

この「きょうのできごと」という映画は、なんてことない日常を切り取った映画。仲良しの若者の1日に加えて、その日に起きたちょっとした事件を描き出し、ちょこっとリンクさせているという。
何が良かったって、メイキングで監督も言ってるけど、若者たちが大阪弁だったのが良かったね。
特に生粋の江戸っ子(育ったのは埼玉なんだが)の私にとっては、登場人物のほとんどが大阪弁というのは、かなり新鮮。ブッキーやなっちゃん(もとい田中麗菜ちゃん)や伊藤歩ちゃんが大阪弁のイントネーションでどんなに苦労しようとも、大阪弁っぽくしゃべってりゃ私には全部大阪弁に聞こえるという(笑)。

そして、この映画のある意味主役(裏主役)は大倉さんじゃなかろうかと思ったりして。
この大倉さんは、ちょっとした事件うちの一つ、ビルとビルの間に挟まれて動けない人の役。
中途半端な位置でじっとしてる事の苦痛や、氷点下の寒さなのに薄着。もうね、メイキング観てて、笑うの通り越して、マジでかわいそうだった。役者ってほんと大変・・・あったかい所でシナリオ書いてりゃいいライターは楽だってば(いや、それなりに大変だと思うけどさ・笑)
スタッフもね、セット組んで、映画撮り終わったら、さっさと叩き壊したりさ。虚しいだろうねぇ。
ちょっとした事件のもう一つはクジラの座礁事件。このクジラはCGじゃなくて、造り物。あんな巨大なの造って、あっという間に壊すんだもんね・・・
雨降ってりゃ撮れないし、役者のスケジュールも組み直しだし、撮影の時間が押して、朝まで撮るなんて普通だし。海のシーン撮ろうと、朝、海に着いてみたら、海辺に海草がどっちゃり。スタッフ総出で海草の片付け。何が哀しくて朝から海草運んでるんだっ、って感じだよね。
ほんとに映画への情熱がない人には続かない仕事だ。
こういうの観ちゃうと、映画観て「つまんね」と思っても、どっかよかった所とか見つけてあげたくなってしまう。

自主制作の映画撮影を手伝った事があるんだが、たった5日間くらいの撮影なのに、すんごい大変だった。
私が撮影する時の事をな~んも考えずに、「学校(教室と体育館)」「車に引かれそうになる」「カラスの糞が落ちてくる」なんつーシーンを書いちゃったからイケナイんだけどさ(苦笑)。
撮影の3.4日前まで貸してくれる学校が見つからず(奇跡的に貸してくれる学校があった!)、道路での撮影は当然許可が必要だし、カラスが糞を落とすのをじーっと待ってても、落としてくれない(笑)。
ど素人が撮り終える事が出来たのは、奇跡に近い(笑)。
ネット配信してるはずなんで、興味にある方には見せてあげたいのだが、なんせ、本名が載っちゃってるんで、やめておきます(苦笑)


ムラジュン

2005-03-26 01:35:18 | 俳優・女優・監督
私が好きな役者は、自己紹介にちょこっと書いてある通り、安藤政信とキーファー・サザーランドなんですが、ムラジュンこと、村上淳も結構好きなんですよ。
ムラジュンは、デビューしたばかりの頃からTVで観たりしてたんですが、注目したのは、安藤くんと共演した「RED SHADOW赤影」から。
青影役をやっていたムラジュンは、赤影よりもちょっとコミカルな役だったんですが、安藤くんより忍者っぽかった(笑)もみあげも含めて。

その後、あるイベントでムラジュンを時々見かけてて、声をかけてみたいなぁと思いつつ、できなくて…
一昨年だったかなぁ。初めて声をかけて、サインをもらい、握手もしてもらいました。いやぁ、緊張した(笑)
顔ちっちゃかったなぁ。ゲイノウジンってどうしてあんなに顔ちっちゃいんだろ。



……すいません。前置きが長いですが(笑)

この間「歌の大辞テン」の最終回をビデオにとっておいて先程観たのですが、広瀬香美が出て来て、「ロマンスの神様」を歌っている時、当時、この曲がアルペンのCMで流れていたとの事で、当時のCMが流れたんです。
そこに映ってたのがムラジュン!!
ぼおーっと観てた私は目が点になりました。全然知らなかった!
っていうか、10年前のムラジュン、めっちゃかわいい!!!21.2歳くらいのはず。
うわぁ。いいもの見せてもらった!!とかなり、興奮しました。

……ただ、それだけなんですが(爆)
他に書く所ないので、ちょっと書いてみただけです。ハイ。

画像のムラジュンはかっこいい時のものですね(そんな言い方どうだい)。
私はイッちゃってる役のムラジュンが好きですが。

優しい時間 最終回

2005-03-25 11:03:48 | ドラマ・舞台
何かあっという間に終わったという印象のドラマでした。先週見終わった時、来週最終回?!と思ったんですよね。
ストーリーの核になっているのは、父と子の絆の回復でした。
まぁ、仲直りできるんでしょうね、と思って見ていても、やっぱり涙してしまいました。寺尾さんと二ノ宮くんは微妙~な演技でしたが(苦笑)

遭難したり、リストカットしてみたり、刺青を消す為に大やけどしてみたりと出来事はあるものの、それを大きな出来事としてとらえる事なく、ただ静かに流れていく人生の中の一つの出来事に過ぎないような、そんな感じで観てました。

ただですね。「北の国から」を連ドラも含め全て観ている人間としては、どうしても、何かあるんじゃないかと勘ぐってしまうんですよ(笑)
卓郎がコンクール(?)に出すために作り上げた作品を父親に見せに来て、その後やって来た梓が作品を手に取った時、「落として割るんじゃないか?」と観ていてハラハラドキドキ。一番優しい時間のはずなのに・・・(笑)
父が卓郎に「送って行ってあげなさい」と送り出した時も「卓郎と梓は事故って死ぬんじゃないか?で父親はたった一人になるっていう・・・」とまたしても余計な事を考えてハラハラドキドキ。
エンディングが流れるまで、緊張感いっぱいでした(ヲイ)。
ある意味不幸ですね(苦笑)

毎回ゲストがありましたが、ゲストが特に活躍するというわけでもなく、果たして意味があったのかどうなのか・・・
意外とサブちゃんが印象に残ってます。
あと、卓郎の昔のカテキョウは、意味ありましたね。

寺尾さんの奥さん役の大竹しのぶさんは、必ず毎回最後に出てきて、寺尾さんと話をしてました。
結局、あれは寺尾さんの妄想なのか、幽霊なのか。
でもそんなのは、たいした事じゃないですがね。
昨日の回では、最後ではなく、途中でそのシーンがあり、最後には、歌が流れてました。たぶん、大竹さんが歌ってたんですよね?それを聞いて、ああ、もう奥さんは出てこないんだろうなと思いました。
父と子が絆を回復するまでのものだったのかなーと。まぁ、これは私の勝手な解釈ですが。
けれど、奥さんは特別、息子と仲直りしろ~~~と言っていたわけでもなかった。それは凄く良かった。毎回、そんな事を言ってたら、たぶん引きましたね。

寺尾さんの演技は、黒澤監督の映画くらいしか覚えてなくて(もっと観てるとは思うんですが)、悪役ってやった事あるのかなぁ。
「亡国のイージス」では悪役っていうか・・・(あんまり書くとネタばれになる)
静かな演技には定評のある方なので、激しい役柄とか観てみたいですね。

半落ち

2005-03-24 11:47:19 | 映画(は行)
DVDを観たくて、ずっとDISCASに予約して待っていたのに、DISCASから来る前にTV地上放映ですか、そうですか…。
というわけで、TV放映を見ました。

ストーリー:現役警察官の梶という男が妻殺しを自供。ところが、彼が殺人を犯してから3日目に自供してきたことが問題になる。なぜすぐ出頭しなかったのか。梶は空白の2日間のことをいっさい語ろうとしなかった…。(amazonレビューより)

私の感想を参考にされる方は、DVDで観る時と、TV放映を観る時では、条件が違う(TVだとどうしても「ながら見」になってしまう事が多い)ので、それを差し引いて、読んで下さいね。

これも原作があるそうですが、原作に忠実に創られているそうです。
現役警察官の妻殺しという事で、警察側は警察の面子を保とうと必死で、検察も、自分の昇進の為にこの事件を担当しようとするし、弁護士さえ、名前を売る為に弁護をしようとする。そういう事も描かれてました。
梶が妻殺しを自供したものの、警察に出頭するまで2日間の空白があり、どうやら東京へ行ったらしい証拠があるが、梶が本当の事を話さない為、焦点は梶は本当に東京へ行ったのか、行ったとしたら、何をしていたのか、という事になります。
息子を急性骨髄性白血病で亡くしている事から、だんだん謎が解けていくんですが、裁判でも結局、梶は口を割りませんでしたね。

結局、オチとしては、2日間の空白の謎!という割に、そんなに奇をてらった感じではなかったんですが、日本映画によくある淡々と話が進む感じは嫌いではないです。
寺尾さんの静かな演技も良かった。けれど、はっきり言って、日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を取る程上手かったのか、と聞かれると「……」。
よほど他の役者さんの演技が下手だったんです…か?(毒)
まぁ、日本アカデミー賞にどれだけ権威があるのかと考えると別にどうでもいいような気もしますが。役者本人にとっては、賞を取る事は大きな意味がありますけどね。次からギャラが上がるだろうし。
作品自体も最優秀作品賞を取ってますね。日本映画らしさ、という事を考えると、ま、妥当なんでしょうか。
もちろん、難しいテーマを映画にしたという事は賞賛に値すると思います。

裁判官が「魂がなくなれば、命ではなくなるのですか?」と聞くシーンがありましたが、映画の中では答えは出していませんでした。すごく難しい問題ですよね。人の尊厳にも関わってくる。
人の命を奪う事はもちろん悪い事で、そんな権利誰にもないと思いますが、じゃぁ梶を責められるのか、と聞かれたら、私はきっと責めることはできないでしょう。
やっぱDVDで観たかったな。でもまた借りて観る、という気は起きないや。

そうそう。この映画で寺尾さんと原田さんは夫婦役でした。
「亡国のイージス」でも二人は夫婦役です。果たして一緒にいるシーンがあるのかどうかは疑問ですが(笑)、楽しみです。
他にも「亡国のイージス」に出演する豊原さんがこの映画に出てましたね。
「亡国のイージス」に出ている役者さんを見ると、すぐに意識が「亡国~」に行ってしまいます。
すでに私の頭の中では、「亡国のイージス」を中心に回っている(笑)

救命病棟24時

2005-03-24 11:40:07 | ドラマ・舞台
今週最終回でした。

初回見逃して、その後は全部見たと思います。凄く感動した回もあったし、微妙だった回もあったなぁ。
全体として、イマイチ不満が残るんですよね…。
1や2の時と違って、東京大地震が最初に起こって、その後の経過と共に毎回いろんな出来事が起きるドラマだったんですが、地震が起きた後、最初、病院はずっと暇そうだったんですよね。実際、病人やけが人がすぐに運ばれてくるような状況じゃないんだろうし、おそらくリアリティを追求した形になっていたんだろうと思うんですが、どうにも興ざめしちゃったんですよ。

このドラマは次々と運ばれてくる患者をすばやく処置するというスピード感と、素晴らしい能力と技術を持った進藤先生がウリ(と私は思ってた)で、それに加えて生と死に関わる人達の人間ドラマが描かれているので、非常に面白かったわけです。
「ER」と同じじゃんとか言われても、私としては面白けりゃいいじゃん、と。(ちなみに全部は見てませんが「ER」も大好き)
が、今回のパート3では、それがイマイチだったんですよね…いや、進藤先生はかっこいいんですが。

ただ世間の評判はまずまずだったようですね。今回ドラマが始まる前に新潟で大震災が起きていて、たぶん、その地域の人達にとって、励みにもなったんじゃないかと。(推測ですが)
やっぱり私の感覚というか感想は世間とリンクしない(苦笑)。

次回パート4をやると言ったら、また観ると思います。でもネタ切れなんだろうな、実際。


21グラム

2005-03-20 18:05:19 | 映画(な行)
ショーン・ペン、ベニチオ・デル・トロ、ナオミ・ワッツ出演。

ストーリー:クリスティーナは、ふたりの娘と優しい夫と幸せに暮らしていたが、その愛する家族を交通事故で失ってしまう。ひき逃げ犯は前科者のジャック。更生し、神を信じて真面目に働いていた矢先の不注意による事故だった。しかし、亡くなったクリスティーナの夫の心臓は、移植を待っていた大学教授のポールの命を救う。このことがきっかけになり、クリスティーナ、ポール、ジャックは引き寄せられるように近づく…。(amazonレビューより)

これまた時間軸があちこち行く映画でした。最近の流行りですか?
時間軸だけでなく、最初は話もバラバラで、何がどう繋がるのか分からないのですが、不思議と何の違和感もなく観る事ができ、自然に理解できました。
……何が違うんだ?エターナル・サンシャインと(笑)
こういう映画は家でじっくりDVDを観る方が性に合ってるのかもしれない。

それぞれの悲しみや苦しみに、涙なくしては観れませんでした。
ナオミ・ワッツの演技は初めて観たかも?綺麗な人だなぁと思って観てました。演技も悪くないです。
実はワタクシ、ショーン・ペン好きじゃないのです。どちらかというと嫌い。
それは別に演技の上手い下手とは関係なく、とあるハリウッドスターが彼についてのコメントしていて、それを読んだ時、一気に嫌いになってしまいました。ずいぶん昔の話しですが。
未だにそれを引きずっているんですが、私が好きなキーファー・サザーランドはショーンに恩があるらしい…。
ショーンの出ている映画は観ますが、彼のインタビューとかコメントを聞きたいとかは思わない。もちろん会って話したいとも思わない。(会えるわけないし、話せませんが・笑)

映画の中で時々出てくるセリフで「人生は続いて行く」というのがありました。
どんなに悲しい事や不幸が自分に降り掛かろうと、人生は続いて行く。
大切な人を失った人には辛い事ですね。
誰でも死ぬ時は、21グラムだけ軽くなる、というナレーションがありました。
その21グラムって何だろう。
それが何なのか解るような気もするし、解らないような気もする。

映画を観ながら、この映画に対して感想を持つというよりも、別の事を考えてました。
不良だったジャックが更正して、神を信じ、でも裏切られたと言っているセリフがあって。
何年も前に友人が言っていた事を思い出した。

「宗教を信じてる人って、ずるいと思う。祈ればそれで救われてしまうのだから」

人が死ぬのは、神の意志?だからしょうがない?車で人を引いてしまうのも、神に選ばれたから?しょうがない?だから苦しまないで、それを受け入れる?

今日は地下鉄サリン事件から10年。
「あれから10年、神もいないこの地上を、子供たちは走り続ける」
これは「カナリア」のコピー。

さっき、テレビで地下鉄サリン事件の特集をやっていた。
もう10年なのか、まだ10年なのか。
生き残った人達の人生は続いて行く。何かに傷付き、何かを背負って。

コラテラル

2005-03-20 01:08:49 | 映画(か行)
トム・クルーズ主演。ジェイミー・フォックス出演。マイケル・マン監督。
トム・クルーズが初めて悪役をやる、というので話題になりましたね。
というか、悪役初めてなのか!!!というのが、かなりの驚き。
「インタビュー・ウィズ・バンパイア」で悪役とはちょっと違うけど、という役はありましたね。
髪が白髪まじり(銀髪?)の殺し屋、かなりイケてると思ったけど、どうでしょ。
映画上映中に、友人が「つまらないらしいよ」と言っていたんですよ。
私は自分で観てから評価するようにしてるし、「つまらない理由」が分からなかったので、もちろん観るつもりでした。つーか、口コミってほんと、おそろしい…

ロスでタクシーの運転手をしているマックス。
一人の女性検事を乗せるのだが、お互いに好印象を持つ。それが最初の伏線。
その後にタクシーに乗せたのが殺し屋ヴィンセント。
不動産屋をしているというヴィンセントは、いくつかの商談をまとめて、朝6時に飛行機でロスを立つので、一晩タクシーで回って欲しいと言う。
しぶしぶ乗せる事にしたマックスだが、一人目を殺した時に、タクシーの上に殺した人が落ちてきちゃったもんだから、ヴィンセントが殺し屋だとマックスに分かってしまう。
結局脅されて付き合わされてしまうマックス。
ヴィンセントが殺しているのが、事件の証人である事が分かってきて、最後のターゲットが女性検事であるアニーであった…

なかなか面白かったと思います。私は好きだなぁ。TVの予告とかで流れていたけれど、すでに倒れている相手をまったく見ずに、ダメ押しの一発を打つシーンとか、非情な殺し屋な感じが出ていました。
マックスがタクシーの運転手の仕事は足掛けで、本当はリムジンの会社をやりたい事を、自分の母親に期せずして会わせた事でヴィンセントにバレて、説教されるシーンは聞いてて、ちょっとイタかった…
結局何も出来なかった年老いた自分を見る事になる、とか…

トムは悪役なので、最後は死ぬんだろうと思ってましたが、なるほど、途中で出て来た「地下鉄で死んだ男、それもずっと気付かれない」というのが、伏線になってたんだなぁと思いました。
いくら人が乗ってないにしても、地下鉄で銃声がして、誰も気付かないのかよ、というツッコミはしないでおこうかと。(してるじゃん・笑)
でも、あれ…?夜中に地下鉄走ってるのかなぁ。車掌とかいない無人電車だったりする?
外国の事は分かりません(苦笑)

さて。感想を書いたので、明日にでも副音声聞こうっと。