Movies!!

映画感想ブログです。3周年を迎えました♪
相変わらず、日本映画と香港映画が好きです。

キングダム/見えざる敵(試写会)

2007-09-28 14:21:13 | 映画(か行)
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ジェイミー・フォックス、クリス・クーパー、ジェニファー・ガーナー、ジェイソン・ベイトマン、アシュラフ・バルフム出演。ピーター・バーグ監督作品。

サウジアラビアの外国人居住区で自爆テロ事件が発生した。事件で同僚を失ったFBI捜査官のフルーリー(ジェイミー・フォックス)は現地での捜査を強く主張し、マスコミの手を借りてそれを実現した。メイズやサイクスら同僚と共にサウジへと渡るフルーリー。サウジ国家警察のアル・ガージー大佐に迎えられた彼らは空港から爆発現場へと直行し、そのすさまじい状況を見て愕然とする。そしてフルーリーたちは早速本格的な調査を開始しようとするのだが…。(goo映画より)

公式サイト

総合:★★★☆☆
ストーリー:★★★☆☆
映像・演出:★★★★☆
テロとの闘いに終わりはないと実感した度:★★★★☆

この試写会、全部で3つ当たりました(全部別の日)。で、私が行ったのは友達が当たった試写会(苦笑)。友人にあげたりしましたが、さすがに全部は使い切れないです・・・。

テロとFBIと聞いただけで、面白そうかな、と思って観たいと思っていたのですが、想像以上に重い内容でした。冒頭から自爆テロのシーン。犠牲者多数。迫力も衝撃度もなかなかキツイです。
サウジへ行くまでの駆け引きや、サウジについてからの思い通りにならない捜査など、なかなか面白く観れました。サウジでの協力者である警察官と少しずつ打ち解け、クライマックスで、仲間が誘拐されてからのカーチェイスは、かなりの迫力と緊張感。そして、犯人を追い詰めていく銃撃戦の激しさは凄いです。ラストである人が撃たれてしまうシーンは思わず泣いてしまいました。

サウジにいた仲間が殺された時、FBIの仲間のメイズを慰める言葉が「皆殺しにしてやる」という復讐を誓う言葉でしたが、同じ言葉が、ラストで犯人が孫へ伝えた言葉でした。
こうやって復讐の連鎖は続いて行き、テロとの闘いは永遠に終わらないのだ、と悲しい気持ちになりました。この映画は決して、テロの首謀者を突き止めたFBIを賞賛する映画ではなく、こんなこと続けても、人が死ぬだけ、終わりは見えないのだ、ということを訴えているのだと思いました。

バブルへGO! タイムマシンはドラム式

2007-09-27 11:36:36 | 映画(は行)
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阿部寛、広末涼子、薬師丸ひろ子、吹石一恵、劇団ひとり出演。馬場康夫監督作品。07年。

2007年―現在。800兆円の借金をかかえ破綻の危機に瀕した日本を救うため、財務省大臣官房経済政策課の下川路(阿部寛)は、ある計画を進めていた。それは1990年にタイムスリップし、"バブル破壊"を止め、歴史を作り変えるという仰天プラン! その極秘プロジェクトが白羽の矢をたてたのは借金返済に追われるフリーターの真弓(広末涼子)だった。真弓はタイムマシンの開発者であった真理子(薬師丸ひろ子)の一人娘。一足先にタイムスリップした母親の真里子が90年の東京で失踪したことを知った真弓は、借金から逃れるため、そして母親を救うためドラム式洗濯機に乗り込み、タイムスリップを決行する!果たして、下川路と真弓は真理子を無事救出することができるのか!?
下川路と真弓が繰り広げる恋のゲームの行方は!?バブル破壊は食い止められるのか!?(amazonレビューより)

総合:★★★☆☆
ストーリー:★★★☆☆
映像・演出:★★★☆☆
90年ネタが面白かった度:★★★☆☆

予想通り、軽い映画でした。でも予想以上に楽しめました。タイムマシン物といえば、やはり「サマータイムマシン・ブルース」が好きな私ですが、この映画に関しては、タイムマシンに焦点が当たっているわけではなく、過去と未来の整合性がどうのとか、そういうことも考えてはいけないんだな、と思いました(笑)。もっと気楽にファンタジーとして観て、90年ネタを楽しむ映画でした。
とは言いつつ、どう観ても一人乗りなのに、帰りはどうやって二人で帰ってきたんだ、とか気になっちゃうわけですが(爆)。もうその辺は説明する気がゼロです、と言わんばかりのシーンだったので、忘れることにします(笑)。

やはりこの映画の見所は90年ネタです。私は残念ながら、バブルの恩恵を全然受けてない世代なので、お金が有り余っていたという時代に社会人だった人達が羨ましいです。まぁ親が金を持ってたかもしれないので、全く恩恵を受けていないというわけではないのでしょうが。
クラブには行ったことがあっても、ディスコには行ったことがありません(笑)。あの時代は、タクシーがなかなかつかまらないとか、近場だと乗せてくれないとか、そういう話を聞いたことがあったような気がします。その頃、タクシーなんて乗りませんでしたけど。
私としては、テレビ番組が一番懐かしいような。鉄骨娘のCMに「あ!」とか声出してしまいましたし(笑)。プリプリやリンドバーグなんかも懐かしかったです。

阿部ちゃんは、時々、凄くいい演技だな、と思うことがあるのですが、特にファンというわけではなく、出演作品を全て観ているわけでもありません。でも、今回もいいな~と思うシーンがありました。90年のシーンでは、女たらしのダメ男で、実は娘である広末涼子演じる真弓に迫ったりしてるわけですが、なんか全然かっこよくなく、ただのエロオヤジにしか見えなくて(爆)。正直、ほんとにキモかった・・・そう思わせるように演技してたのだとしたら、凄いわ。ただし、真弓が自分の娘であるということが分かった後で、真弓からキスを迫られたシーンはおかしかった。その後、真弓を寝室に押し込み、ソファに座って一息ついた時の表情。これが凄く良かった。なんかマニアックですが(笑)。
その時の下川路(阿部)の気持ちをよく表してて、私が考える、こういう表情をするだろうな、という予想にぴったりだったんです。一瞬シンクロしたみたいな気持ちになりました。うまく伝わりますかね?表現の仕方が難しいわ・・・(苦笑)。
阿部ちゃんの演技は、一本調子だな、と思う時もあるんですが、こういう演技を観ちゃうとまた観たいな、と思ってしまうんですよね。阿部ちゃん語りが長くなってすいません(苦笑)。
広末涼子ちゃんは、元気な女の子の役でした。本人のイメージにぴったりでしたね。子どもがいるとは思えない(笑)。薬師丸ひろ子さんは・・・老けたなぁ(苦笑)。「ALWAYS 三丁目の夕日」の時よりももっと老けた感じがしますねぇ。

ラスト、阿部ちゃんが総理大臣になっちゃったりして、なんじゃこりゃな感じではあるんですが、こちらの世界(笑)でも、内閣が組閣されたばかりだったりして、変にタイムリーでした(笑)。
この映画、君塚さんの脚本だったんですね~。


鳳凰 わが愛(完成披露試写会)

2007-09-26 14:08:05 | 映画(は行)
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中井貴一、ミャオ・プウ、グォ・タォ出演。ジヌ・チェヌ監督作品。

恋人を助けるために些細な諍いから相手に怪我を負わせ、懲役15年の罪で投獄されてしまったリュウ・ラン(中井貴一)。自分を待つ恋人を思いながら辛い刑務所生活を乗り越えるはずが、彼に知らされたのは恋人の突然の死の知らせ。生きる希望を失った彼は、恋人を死へと向かわせ、自分を刑務所へ追いやった男への復讐を誓うのだが、そこで運命とも言える出会いが…。日中友好35周年を記念して製作された壮大なラブストーリー。

公式サイト

総合:★★★☆☆
ストーリー:★★★☆☆
映像・演出:★★★☆☆
映画の地味度:★★★★☆

いつもはまったりと後ろの方に座るのですが、舞台挨拶があるということで、ちょっと前の方に座ろうかなと思って会場に着いたのですが、まだ会場時間ちょっと前にも関わらず、すでに会場しており、しかもほぼ7割近くが関係者席。一般客が座れるのは前の方の何列かと後ろの方何列かのみ。
すでに前の方の席は埋まっており、うろうろしてみたものの、諦めて後ろから2列目へ。これって、「包帯クラブ」の時と同じパターン(苦笑)。
案の定、一般客が席にあぶれてしまい、係りの人が後から「関係者席」と書かれた紙をはがしていき、後から来た一般客が前の方に座れるという最悪の事態に・・・。
後から来た客が座る前にちょっとずつ前に方に移動したりして、後ろから2列目ということはなくなりましたが、これじゃ早くに来た人がバカを見てしまいます。
仕切りが下手だな~・・・と思っていたら、やはり文句を言っている一般客がいました。責任者の所へ連れて行かれていましたが、その人が戻ってきたかどうか確認できませんでした。苦情とかって、一度言ってみたいと思いつつ、気の小さい私には無理です(笑)。でも誰かが言わないと、同じこと繰り返すと思うんだよね~・・・。

舞台挨拶には中井貴一さん、ミャオ・プウさん、ジヌ・チェヌ監督、S.E.N.S、そして、田中麗奈さんが途中から来ました。中井さんはこの映画でプロデュースもされているそうで、最初から最後まで関わって、結構大変だったようです。役者はわがままな生き物だけど、プロデュースも兼ねると我慢しなければならないことがいろいろ出てくるんだとか。こんな所に泊まるのか、と思っても、我慢したり、というような話をしていました。
田中麗奈さんは、この監督の映画に出演したことがあるそうで、しかも、中国語が堪能だとかで応援にかけつけたそうです。

この映画、東京国際映画祭のコンペ部門に出品されていますが、その時もまた出演者が登壇するんでしょうかね?

映画はとても地味なストーリーでした。実話が元だそうです。刑務所の中で男女が出会い、その愛を貫くラブストーリーですが、丁寧に描いているため、ラストは胸にグっと迫るものがあり、涙が出ました。1911年から1946年(くらいだったと思う)の映画で、映像も暗め、内容も地味なので、客を選びそうではありますが、私はこういう映画があってもいいんじゃないか、と思いました。
中井さんも監督も地味だ地味だと言ってましたし(笑)、監督は中国の若い人達もこういう映画を観ません、でも撮りたかったと言ってました。
全編中国語(普通語)ですが、中井さんは吹替えでした。最初なかなかセリフがなかったので、もしかしたら、一言もしゃべらないのかと思っちゃいました(笑)。
中井さんの演技も良かったし、ミャオ・プウさんも嫌味のない良い演技でした。同じ刑務所内での囚人役をやっていた、グォ・タォさんの演技も見事でした。


007 カジノ・ロワイヤル

2007-09-21 10:54:24 | 映画(た行)
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ダニエル・クレイグ、エヴァ・グリーン、マッツ・ミケルセン、ジュディ・デンチ、ジェフリー・ライト出演。マーティン・キャンベル監督作品。

殺しのライセンス“00(ダブル・オー)”を取得するため、昇格最後の条件である2件の殺害を実行したジェームズ・ボンドは見事ダブル・オーの称号を得る。そして最初の任務は、世界中のテロリストを資金面で支える男、ル・シッフルの資金を絶つこと。まずはマダガスカルで爆弾所有の男を追い、バハマ、マイアミでは武器売人と航空機爆破の阻止に奔走し、やがてル・シッフルに辿り着くボンド。すると、ル・シッフルがモンテネグロの“カジノ・ロワイヤル”で大勝負に出ることが明らかとなり、ボンドは更なる陰謀を阻止せんと現地へ向かうのだった。しかし、そんな彼のもとには、財務省からお目付役として美女ヴェスパー・リンドが送り込まれる。最初は彼女に対して懐疑的だったボンドだが、危険を共にする中で次第に心惹かれていく…。(allcinema onlineより)

総合:★★★☆☆
ストーリー:★★★☆☆
映像・演出:★★★☆☆
ダニエル・クレイグがかすむほど、爆弾男が凄かった度:★★★★☆

007シリーズは、ちゃんと観た事がありません。よくテレビ放映をしていますが、最初観ようかなと思っても、すぐに飽きてしまって、最後まで観た事はありません。
なのに、今回はなぜか観てみようと思いました。評判は良かったし、007の最初の話ってことなので。

いやーびっくりしました。面白いじゃん、007(笑)。ちょっと・・・いや、だいぶ長いのが難点ですが。(2時間半くらいあった)
ストーリーも面白かったし、アクションもgood。ポーカーなどで心理戦まで見れるし、裏切り者も出てくる、と。おなかいっぱいです(笑)。
何より凄かったのが、最初の方に出てくる爆弾魔の黒人の人。ダニエル・クレイグと追いかけっこするわけですが、何が凄いって、黒人の人の身体能力が素晴らしい。もちろん、高いところから飛び降りるシーンなどは、吹替えがいたり、ワイヤー使っているのかもしれませんが、ちゃんと顔が映っているシーンでもジャンプ力など、身体のバネが凄いです。工場(?)みたいなところを逃げまわるのですが、あれ、ボンドじゃなかったら、絶対逃がしてるね(笑)。ダニエル・クレイグがかすむくらいの素晴らしいアクションでした。あれ観れただけでも、この映画観て良かったと思いましたよ。

最後、裏切り者が出ましたが、普通に騙されてしまいまいした(笑)。銀行員が来て、口座番号と暗証番号を入力した時は、銀行員が怪しいなと思ったのですが、違った(爆)。
今度、007シリーズをテレビでやったら、ちゃんと観てみようかなと思いました。
次作もダニエル・クレイグがジェームズ・ボンド役をやるのかなぁ?今度は劇場に観に行ってみようかな。

ストレンヂア -無皇刃譚-(試写会)

2007-09-20 14:08:26 | アニメ・バラエティ(映画・TV)
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声の出演:長瀬智也、知念侑季、竹中直人、山寺宏一、大塚明夫、宮野真守。安藤真裕監督作品。

時は乱世。中国大陸より身寄りを亡くした一人の少年“仔太郎”が日本へとやって来る。仔太郎の身体に隠された秘密を狙って、明国より放たれた謎の武装集団が後を追う。その中にひときわ異彩を放つ金髪碧眼の剣士“羅狼(らろう)”がいた。一方、愛犬・飛丸を伴いある寺を目指す仔太郎は、追っ手に襲われたところを一人の男に救われる。男は名を捨て刀を封印した奇妙な剣士“名無し”。2人は反目しながらも道中を共にするのだったが…。(allcinema onlineより)

公式サイト

総合:★★☆☆☆
ストーリー:★★☆☆☆
映像・演出:★★★☆☆
飛丸(犬)が可愛かった度:★★★☆☆

TOKIOの長瀬くんが主役の声をやっていて、話題になってますね。声優をやるのは初めて、と言っているインタビューか何かを見たような気がします。印象としては、かなり抑えてしゃべってるな、と思いました。普段、怒鳴り散らしているイメージがあるからだろうか(笑)。大人な感じの役なので、そういうしゃべり方にしたのでしょうね。知念くんは、最初、これはアカンかも(汗)と思ったのですが、観ているうちに慣れました。頑張ってはいたと思います。知念くんは顔を思い出せないので問題なかったのですが、長瀬くんの方は時々ふと顔が浮かびました・・・。気が散るんだよね(苦笑)。

ストーリーがイマイチでしたねぇ・・・。少年が必要とされる理由があまりにもありがちで、食傷気味です。まぁいつの時代にも不老不死に対する憧れはあるし、権力者というものは、特にそういったことに執着するものなので、モチーフとして使うことは、分からないではないですが、正直、またか・・・という感じがしてしまいました。その割に明国の皇帝は出てこないので、あまりリアリティが感じられなかった。明国の剣の達人が、不老不死や皇帝なんかそっちのけで、強い者と闘いたくなってしまう、というのも、定番通りといった所。抜刀を禁じていた”名無し”が、剣を抜く理由もまたありきたり。でもこれはしょうがないか・・・。
新鮮さは薄かったですが、ラスト、仔太郎が走らせる馬に一緒に乗っている”名無し”が血を流し続けている所を見ると、ハッピーエンドではないのかな・・・という気がしました。それならばちょっとせつなくて、悪くないラストかなと思いました。

闘いのシーンなんかは悪くないですが、とにかく血がドバー!という感じで、これはアニメだからPG指定などは付かないのでしょうが、私はあまり気分が良くなかった。「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」なんかよりずっと嫌でしたねぇ・・・。
ラストの羅狼と“名無し”の闘いのシーンはなかなか良かったのですが、剣の闘いは実写で観た方が面白いし、迫力あるよな~~と身も蓋もないことを考えてしまいました(苦笑)。
絵は観やすくて綺麗だと思います。



スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ(日本語吹替え版)

2007-09-19 11:38:15 | 映画(さ行)
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公式サイト

前回(英語版)の感想

日本語吹替え版を観てきました。
最初はやや違和感がありましたね。口が合ってないのに本人の声だし。クエンティン・タランティーノ氏の吹替えは三池監督だそうです。監督はどこ出身の人だろう?ちょっとなまりがあるように感じました。意外といい声ですね。インタビュー受けている時よりもずっといい声のような気がしました。
吹替え版で一番良かったと思ったのは佐藤浩市さん。上手いです。伊勢谷くんは英語の方がいいような(笑)。最初、日本語なのに何言ってるのか分からなかった・・・。しばらくして慣れてきたら分かるようになりましたが。伊藤くんは、もともとセリフが少ない上にかっこつけてるセリフが多いので、日本語にするとセリフがクサイです(笑)。観てる方が恥ずかしくなります。安藤くんは、比較的良かったんじゃないかと思います。感情こもってたし。
そういえば、与一の部下の名前が英語版ではイチロー、マツイだったのに、日本語版ではマツザカ、クワタになってました。すでに英語版を2回観てた私にとって、新鮮な笑いでした(笑)。日本語になって一番違和感があったのが、香川さん。あのノリは、アフレコだと難しいのかも・・・。二重人格になった後は低い声と高い声を使い分けていましたが、その使い方が英語版の方が上手かったように思います。あのキャラ、嫌いじゃないんだけどちょっと長くてダレるんだよね(苦笑)。

あと、上映前にサブちゃんの「ジャンゴ」が流れていたのですが、よく聞くとなんかかっこいい歌だなぁと思ったりして。サブちゃん、歌上手いですよね(って今更何言ってるんだか・笑)。
ジャァンゴォォォ~優しく・・・なれる・・・さぁ~すらぁ~い人よ・・・おおジャンゴォォ~~

って、頭の中をぐるぐる回るんですけど(笑)。

ガンマンの子どもの頃の役をやってた子役の子が可愛いなぁと最初に観た時から思ってました。ちょっと伊藤くんと似てるかな。

さて。前売券があと1枚あるので、また英語版を観に行こうかな。あんまりヒットしてないし(爆)。いやヒットするとは・・・期待してませんでしたけど。
だって、女性がウエスタン映画をワクワクしながら観に行きます??もし安藤くんが出てなかったら、観に行ったかなぁ・・・(苦笑)「包帯クラブ」は観に行ったかもしれないけど。
でも私は好きな映画です。安藤くんが出てる出てないに関わらず。安藤くん出てたって好きじゃない映画は好きじゃないってはっきりレビューに書いてるしね(毒)。

西遊記 リローデッド

2007-09-19 11:33:23 | 映画(さ行)
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ニコラス・ツェー、チェン・ボーリン、ケニー・クアン、スティーブン・チョイ、シャーリーン・チョン、ファン・ビンビン出演。ジェフ・ラウ監督作品。

総合:★★☆☆☆
ストーリー:★★☆☆☆
映像・演出:★★★☆☆
久石譲氏が音楽担当を引き受けたことに驚いた度:★★★★☆

慎吾くんが孫悟空をやった映画ではありませんよ(爆)。劇場未公開の香港映画です。
ニコラス・ツェーが出演していたので、観たのですが、うーん・・・(苦笑)。
ニコファンの私が贔屓目に評価しても、★2個までですな(苦笑)。

以前、久石さんがこの映画の音楽担当ということで、インタビューを受けているのを観た事があったのですが、そこで「スターウォーズみたいだった」と言っていて???だったのですが、観て分かりました(爆)。
西遊記なのにスターウォーズって(笑)。さすが、「大英雄」を撮った監督だけある(笑)。

コメディ映画なので、マジメに西遊記!と思ってはダメです。孫悟空(と、その他ご一行)は最初と最後にちょこっと出てくるだけで、ニコ扮する三蔵法師のラブストーリーですから(爆)。
ファン・ビンビンに至っては、やたら綺麗なだけで、何役なのかよく分かりませんでした(笑)。途中寝てしまって、気がついたら、ファン・ビンビンのパートは終わっていたので、ますます分からずじまい・・・。
宇宙船とかも出てきて、それこそ「スターウォーズ」なり、「宇宙戦争」なんかの様相を呈してました。びっくりしたのが、CGが凄いこと。CGにそんなに金かけて大丈夫だったのか?(爆)
他にもウォン・カーウァイ映画のセリフのパクリが入ってたりしましたね。ジェフ・ラウ監督が製作をしていたからなのだと思いますが。
劇場公開しない映画は危険なので、観てから、DVDを購入するのを決めようと思って借りたのですが、購入はやめておきます(笑)。


幸せのレシピ(試写会)

2007-09-18 15:07:51 | 映画(さ行)
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キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、アーロン・エーカット、アビゲイル・ブレスリン、パトリシア・クラークソン出演。スコット・ヒックス監督作品。

ニューヨークの人気レストランで料理長を務めるケイト(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)は完全主義者。仕事に対する情熱は人一倍。厨房では料理人たちを取り仕切り、目が回るような忙しさの中、正確に、完璧に、すべての料理を仕上げていく。積み重ねてきたキャリア、努力して手に入れた自信と賞賛、やりがいのある仕事、築き上げた自分の居場所。でも、気付かない幸せは、自分が決めたレールの外にあるのかもしれない…。予期せぬ出来事から“完璧な厨房”の外へと踏み出すことになったケイトが見つけた新しい自分とは…。(goo映画より)

総合:★★★☆☆
ストーリー:★★★☆☆
映像・演出:★★★☆☆

この映画、今日がジャパン・プレミアですね~。外れました~(苦笑)。すでに来日しているので、昨日の試写会にも来てくれればよかったのにぃ~~~。

ラブストーリーなので、もっとずっと軽い映画を想像してたのですが、冒頭から結構重いシーンがあったりして、意外としっかり作られている映画だなと思いました。
ゾーイ役の子は「リトル・ミス・サンシャイン」に出ていた子ですね。可愛いです!
キャサリンの相手役で出てくるアーロン・エーカットは、どこかで見た名前、見た顔だ・・・と思ってたのですが、「サンキュー・スモーキング」で主役をやってた人ですね!調子がいい感じがおんなじ!!(笑)。
キャサリン・ゼタ=ジョーンズは、ほんとに綺麗な人ですね・・・。とびっきりの美人が、料理のこと(仕事のこと)しか頭になかったのに、急に子どもを引き取ることになっててんてこ舞い→その間に厨房に入ってきた男に最初は反発したものの、好きになっていく・・・という、まぁありがちなストーリーではありますが、子どもが出てくると私はとたんに弱くなるので(苦笑)、ただのラブストーリーじゃなくて良かったです。
デート映画にぴったり&女性が好きそうな映画ですね~。
私はわざわざ劇場へ行ってまで観ることはなさそうなジャンルなので、試写会で観れて、それなりに楽しめたので、良かったです。


ミルコのひかり

2007-09-18 15:05:29 | 映画(ま行)
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ルカ・カプリオッティ、シモーネ・グッリー、アンドレア・グッソーニ、アレサンドロ・フィオーニ、フランチェスカ・マトゥランツァ出演。クリスティアーノ・ボルトーネ監督作品。

1971年、イタリア・トスカーナ。10歳になるミルコは、ある日自宅にあった銃をいじっていて誤って暴発させてしまう。一命はとりとめたものの、両目の視力を失ったミルコ。当時のイタリアでは、視覚障害者は特殊学校へ入ることが強制させており、ミルコも全寮制の盲学校へ送られる。周囲に心を閉ざすミルコだったが、ある時古いテープレコーダーを偶然見つけると、それでいろいろな音を録音してつなぎ合わせ、音だけで物語を作ることに楽しみを見出すのだった。しかし、規律を重んじる校長によって、一度はテープレコーダーを取り上げてしまうが、彼の才能に気付いたジュリオ神父は、校長に内緒で別のテープレコーダーをミルコに与えるのだった。やがてテープレコーダーを使った“遊び”は、他のクラスメイトたちにも広がり、抑圧されていた彼らの心に夢や希望の光をともし始めるのだったが…。(allcinema onlineより)

総合:★★★☆☆
ストーリー:★★★☆☆
映像・演出:★★★☆☆
フランチェスカが可愛かった度:★★★☆☆

鑑賞券が当たったので、観て来ました。イタリアの映画で、イタリア映画界の第一線で活躍するサウンドデザイナー、ミルコ・メンカッチの実体験を元にしたストーリーだそうです。
この映画の前に1本観て、その後ランチをしていたので、おなかがいっぱいで途中ちょっと寝てしまったのですが、概ね面白かったです。
自分でいろんな音を作ったり、自然の音を使って、音を作り出し、物語に臨場感を加えていくシーンが見ていてワクワクしました。ラジオドラマ(あまり聞いたことないけど)を思い出しますね。
だんだんと仲間が増え、最終的には学芸会までやってしまうのですが、こういう話、嫌いじゃありません。見ていて気持ちがいいです。神父さん、GJ!
イタリアでは、盲人は強制的に特殊学校に行かされるというのは、初めて知りました。それもいずれ閉鎖されたそうですが。

出演者は、主人公の子は盲人ではないと思いますが、クラスメートは実際に盲人の子たちじゃないかな、と思いました。でもみんなイキイキしていて魅力的でした。
管理人(?)の娘のフランチェスカがが一人、紅一点でしたが、可愛い子でした~。

HERO

2007-09-13 11:03:28 | 映画(は行)
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木村拓哉、松たか子、大塚寧々、阿部寛、勝村政信、小日向文世、八嶋智人、松本幸四郎、森田一義、国仲涼子、香川照之、古田新太出演。鈴木雅之監督作品。

東京地検・城西支部に戻ってきた久利生公平(木村拓哉)はある日、容疑者が既にその犯行を認めている傷害致死事件を任される。しかし、初公判で一転、被告は犯行を全面否認し無罪を主張するという事態に。しかもこの一件を担当する被告側の代理人は、刑事事件無罪獲得数日本一の弁護士・蒲生一臣(松本幸四郎)だった。また、この事件の背後には、久利生と過去に因縁のある大物代議士・花岡練三郎(森田一義)の存在があり、事件の判決が政界の贈収賄事件に深く関わってくるという。そして証拠集めに奔走した結果、事件の鍵が韓国にあることを突き止めた久利生は、事務官の雨宮舞子(松たか子)と共に韓国・釜山へ向かうのだが…。(allcinema onlineより)

公式サイト

総合:★★★★☆
ストーリー:★★★☆☆
映像・演出:★★★☆☆
ラストドン引き度:★★★★☆


連ドラはリアルタイムで観ていました。主人公の久利生公平のキャラに凄く好感が持てて、好きなドラマでした。こんな破天荒な検事、いるわけない、と思いつつ、いたらいいな・・・と思わせてくれるキャラでした。
スペシャルドラマも観ましたが、中井貴一さんの演技が絶品でした。感動しましたね。
今回の映画、ストーリーも映像・演出も★3つなのに、総合が★4つなのは、全体的に満足したからです。
昨日はレディースディだったので、女性が多かったのですが(おそらく7割以上)、特にオバチャンが多かったです。オバチャンはことあるごとに、笑う笑う。例のラストのシーン、私はドン引きしたのですが、オバチャンはゲラゲラ笑ってました。そんなに笑わんでもと思う程(苦笑)。

連ドラは再放送していましたが、観なかったので、細かいストーリーは忘れていましたが、主役や事務官の雨宮他、脇役の面々のキャラを、観ているうちに思い出せたので、懐かしさや、良い意味でのマンネリに満足できました。久利生の破天荒さに周りが巻き込まれていくなんて、マンネリ以外の何物でもないですが、それがまたいいのです。
今回、私は特に阿部寛さんの芝山が良かったですね。しかし、やっぱりデカいな阿部ちゃんは(笑)。頭一つじゃなくて二つくらいデカいよ、みんなより。
他の面々は相変わらず上手い演技ですが、松たか子演じる雨宮はより一層キャラが激しくなっていたような(笑)。
大塚寧々さんは、ドラマ「Dr.コトー」あたりから上手い人だなと思うようになりました。今回も綺麗だし、いい感じ。昔のドラマとか、観ていられないくらい下手なんですよ(ファンの方すみません)。いやもうほんとにびっくりするくらい。やっぱり年や経験を重ねないと上手くならないんですね、演技って。

久利生検事の裁判での様子は連ドラではなかったような?今回は半分くらい裁判所での様子を描いてました。久利生検事が「真実を明らかにするために・・・」と裁判で言うのですが、正直、「それでもボクはやってない」を観た者としてはシラーとしてしまうわけで(笑)。ただこの映画はフィクションであり、久利生検事がいる世界の裁判所は、真実を明らかにする場所なんだろう(爆)と、無理やり自分を納得させて観てました。
久利生検事がやっている裁判の裏に大きな陰謀が隠れているとしても、自分の裁判に心血を注ぐ姿勢は、やはり共感するし、全ての検事さんにそうあって欲しいと願いますね。

松本幸四郎さんは、さすがに威厳があり、弁護士役が似合ってましたが、タモリこと、森田一義氏は・・・あれはミスキャストだよねぇ。迫力はないし、大物政治家に見えない・・・。もっと他にいるだろう~~。話題性だけでキャストを決めると映画の質が下がると思います。
あと、イ・ビョンホンが出てきましたが、あれ、韓国である意味がないし(中国の方がよっぽどありえる)、イ・ビョンホンの出演はごくわずか。彼である意味が分からない。なくても普通に成立するストーリーでした。百歩譲っても、あの通訳が一人で頑張ってたとしか言えません。
スペシャルに出演していた中井貴一さんと綾瀬はるかさんが出てましたが、これもいらないパート。テレビで観ていたら、おそらく文句は言わなかったでしょうが、映画だといらないモノは非常に浮いて見えるんですよね。久利生検事が自分の気持ちを吐露するために中井貴一さんが必要だったとすれば、綾瀬はるかさんは、もう本当にいらない。(綾瀬はるかさんには何の恨みもありません・笑)もしかして、続編への伏線なのか?

あと、話題のラストですが(笑)、キスをすることは知っていたのですが、どんなシチュエーションなのかな~と思ってました。が、いざそのシーンになったら、ドン引き(爆)。
あんなにすんなり??もうちょっとドタバタして、あ!っと思った時にはキスしてる、とかそういうのが良かったな~(笑)。雨宮がさらわれたシーンで、車から降りた雨宮が久利生に抱きついたシーンの方がよっぽど意外性があって、ドキっとしましたよ。
二人の気持ちは十分観客に伝わってるので、しなくていいとさえ、思いました。せっかく映画全体としては楽しめたのにな~~。最後にケチがついてしまいました。
ちなみに私はキムタク、好きでも嫌いでもありません。でもキムタクドラマはよく観るかな。外れが少ないので。

ちなみに映画で「HERO」といえば、ジェット・リー主演の「HERO英雄」なわけですよ。なので、自分のレビューのタイトルを「HERO」から「HERO 英雄」と付け足しました(苦笑)。