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映画感想ブログです。3周年を迎えました♪
相変わらず、日本映画と香港映画が好きです。

いま、会いにゆきます

2006-04-24 10:07:13 | 映画(あ行)
竹内結子、中村獅童、武井証、美山加恋、平岡祐太出演。土井裕泰監督作品。

梅雨が訪れたある日、6歳の息子と暮らす巧(中村獅童)の前に、病気で死んだ妻・澪(竹内結子)が現われた。澪は死ぬ前に、1年後の雨の季節に戻ってくると言い残していたのだった。巧たちは記憶を持たない彼女を迎え入れ、再び家族としての生活を過ごすのだが…。(amazonレビューより)

先週、TV放映をしていたのをビデオにとっておいて、観ました。子どもが出ているという点で、観たら泣く、というのは分かっていたので、敬遠していたのですが、やっぱり泣きました。せつなくて、悲しいけど、共感できるストーリーでした。
脚本が岡田恵和さんだったんですねー。原作は未読なので、脚本と構成が同じなのか違うのか分かりませんが、巧に過去を語らせる方法は意外としっくり来ていたような気がしました。
確かストーリーを以前に聞いた事があったようなんですが、観ている時はすっかり忘れていて、ラストでやっと思い出したので、その点良かったです。知っていても、きっと感動したと思いますが。
子どもが出てきたり、家族の絆の話はどうしても泣けてしまいます。どう見てもそんなにお金がかかってなさそうな映画なのに、かなりヒットしましたよね。みんなこの手の話しに飢えてるのかなぁ。

竹内結子さんは、苦手な女優さんですが、演技は自然でよかったですね。ただ巧役がなぜ中村獅童なのかが不思議です。別に中村獅童である必要がないような・・・・・・ミスマッチな感じが逆に良かったのでしょうか。ミスマッチとか言ったら、実際に結婚した二人に非常に失礼ですが(爆)。
子役の子は、可愛かったですが、演技が上手いとまでは思えませんでした。上手い子役を見過ぎなのかも(笑)
平岡祐太くんは、「NANA」でのあまりな演技にポカーンとし、「チェケラッチョ!!」で、なんだ普通に演技できるのか、と思ったわけですが、この映画ではまたヘタになってました(苦笑)。もちろん、この映画の方がずっと前なわけで、「スウィングガールズ」と同じくらいの時期のようですが、うーん、あの会話の間の悪さというか、わざとらしさはどうにも・・・・・・
松尾スズキさんがフツーの役で驚きました(笑)。ほんとにフツーだった。小日向文世さんもいいドクターでしたねぇ。
そう考えると悪い人が出てこない映画でした。

感動して、涙して、いい映画だったのですが、絶賛できない(しない)のは、私が単にひねくれているからだと思います(笑)。