Movies!!

映画感想ブログです。3周年を迎えました♪
相変わらず、日本映画と香港映画が好きです。

紀元前1万年(試写会)

2008-04-22 13:42:44 | 映画(か行)
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スティーヴン・ストレイト、カミーラ・ベル、クリフ・カーティス出演。ローランド・エメリッヒ監督作品。

人類とマンモスとが共存する紀元前1万年の世界。狩猟部族のデレー(スティーヴン・ストレイト)は若きリーダーへと成長し、幼い頃から想いを寄せていた美しいエバレット(カミーラ・ベル)もついに射止める。そんなある時、彼の村が正体不明の一味による急襲に遭い、多くの村人に加えてエバレットまでもさらわれてしまう。そこでデレーは彼女たちを救うため、仲間と共に一味の跡を追うことに。そして彼らは、獰猛な野獣との死闘など過酷な道程を経て、ある広大な文明の地へ辿り着く。そこは巨大なピラミッドがそびえ立ち、何万もの人々が奴隷として休むことなく働き、“大神(おおかみ)”と呼ばれる絶大な権力者によって完全に支配されていた…。

公式サイト

総合:★★★☆☆
ストーリー:★★★☆☆
映像・演出:★★★★☆
突っ込み所は多々あると思う度:★★★★☆

そんなに興味はない映画だったのですが、試写会なので行ってきました。ローランド・エメリッヒ監督は「インディペンデンス・ディ」「ディ・アフター・トゥモロー」の監督です。
そうか。「ディ・アフター・トゥモロー」を見た時もいろいろ突っ込み入れた気がする(笑)。
未来はともかく、過去の話だと、フィクションとノンフィクションの間で悩んでしまいました。ピラミッドを作っている最中にあんなになってしまって・・・でも、結局ピラミッドは出来上がったよなぁ、おそらくものすごい数の奴隷が作業しただろうなぁ・・・と思ってしまうわけで。そうするとこの映画、無意味??いや、そういうこともあったよね、きっと。という風に捉えればいいのかな。なんだか、あの後、ピラミッドどうなったんだろう?とか、関係ないことを考えてしまいました。フィクションでいいんだけどさ・・・・・・。

広大な文明に辿り着くまでのシーンが結構良かったかな。大鳥に追っかけられるシーンの迫力は凄かった。ホラー入ってるくらい怖かったし、そのシーンが終わったあとは、ホッとしました。文明に辿り着いてからは、建設中のピラミッドのCGが凄い。圧巻の映像です。正直、マンモスやトラのCGは微妙でしたが。トラはなんだかリアルすぎて、この時代にほんとにいるのかな?と思ってしまいました。質感がちょっと変な感じ。
ラストがね、ちょっとね・・・やっぱり突っ込み入れたくなります。大いなるファンタジーという感じになってしまう。それでいいのかな・・・。
部族同士の絆の描き方は良かったですね。人種が違おうと、力を合わせればなんでも出来るというのは、現代社会へのメッセージとも受け取れました。

全体的には、まぁまぁでしたが、私が思うに、日本人はあまりこういう映画、好みじゃない気がします。私もあまり好みじゃないし(笑)。どういう人たちが見たいと思うんだろう?


ハンティング・パーティ(試写会)

2008-04-16 14:39:06 | 映画(は行)
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リチャード・ギア、テレンス・ハワード、ジェシー・アイゼンバーグ出演。リチャード・シェパード監督作品。

紛争から5年、未だ危険地帯のある2000年のサラエボ。かつては花形戦場リポーターだったサイモン(リチャード・ギア)、彼とともに戦火をくぐったカメラマンのダック(テレンス・ハワード)、そして新米テレビプロデューサーのベン(ジェシー・アイゼンバーグ)は、国連にもCIAにも捕らえられない戦争犯罪人“フォックス”を追うことに……。(yahooレビューより)

公式サイト

総合:★★★☆☆
ストーリー:★★★★☆
映像・演出:★★★☆☆
ちょっと重いけど、エンターティメントとして楽しめる度:★★★★☆

あらすじを読んで、興味を持っていた映画でした。実在のジャーナリストが体験したことを元に作った映画だそうです。映画の最初に「この映画は“まさか”と思うことが真実」とテロップが出ました。なるほど、そういう映画なのね、と理解して観たので、なかなか面白かったです。総合評価は★3.5でもいいかな。
社会派ドラマとして、風刺映画として、エンターティメントとして、よく出来た映画だと思いました。ストーリーも先が分からず、ドキドキするし、笑えるコミカルなシーンもあります。殺される!!!という時に○○が○○○時はウケました(笑)。

ラストの方で、「ここからは現代の神話」として語られている部分も面白かったです。「世間的には、まだ戦争犯罪人を追っている」というのもね。実際の世界でも、「捕まえられるけど、捕まえない戦争犯罪人」は絶対いると思うし。CIAがそんなに無能なわけないですよ。
自分に出来ることは、テレビで報道されることを全て鵜呑みしないことくらいですね。

リチャード・ギアが、まだ違った面白い役に挑戦していて、なかなか良かったと思います。テレンス・ハワードは「プレイブ・ワン」(レビュー書いてません)で最近観たばかりだったので、覚えてました。


パンズ・ラビリンス

2008-04-15 11:48:40 | 映画(は行)
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イバナ・バケロ、セルジ・ロペス、マリベル・ベルドゥ、ダグ・ジョーンズ、アリアドナ・ヒル、アレックス・アングロ出演。ギレルモ・ベル・トロ監督作品。06年。

1944年のスペイン。内戦終結後もフランコ政権の圧政に反発する人々がゲリラ闘争を繰り広げる山間部。内戦で父を亡くした少女オフェリア(イバナ・バケロ)は、臨月の母カルメン(アリアドナ・ヒル)と共にこの山奥へとやって来る。この地でゲリラの鎮圧にあたるビダル将軍(セルジ・ロペス)と母が再婚したのだった。冷酷で残忍な義父に恐怖と憎しみを募らせるオフェリア。その夜、彼女は昆虫の姿をした不思議な妖精に導かれ、謎めいた迷宮へと足を踏み入れる。そこでオフェリアを出迎えたパン<牧神>(ダグ・ジョーンズ)は、彼女が地底の魔法の国のプリンセスの生まれ変わりで、満月の夜までに3つの試練を乗り越えれば、魔法の国に帰ることが出来ると告げる。オフェリアはその言葉を信じて、与えられた3つの試練に立ち向かう決意を固めるのだったが…。

公式サイト

総合:★★★☆☆
ストーリー:★★★☆☆
映像・演出:★★★☆☆

なるほど、ダーク・ファンタジーという位置づけなのね・・・。ファンタジーというか、壮大な夢オチというか・・・。貶しているわけではないです。面白い、というと語弊がある気がしますが、なかなか良かったです。
不幸な少女が現実逃避し、夢想・空想するというのは、理解出来るし、これが現実であってほしいなぁとさえ、思ってしまいました。それくらい、その当時の状況は悲惨なものだったのでしょう。オフェリアにすっかり感情移入してしまいました。

妖精や巨大な蛙、パンなどの容姿はそれなりにグロく(笑)、気持ちのいいものではありませんでしたが、まぁアニメじゃないしねぇ。
オフェリアに与えられた試練の2つ目で、食べたり飲んだりしてはいけないというのがあったのですが、何のためらいもなく食べてしまうオフェリアにちょっとびっくり(笑)。まぁまともな食事をしていなかったのかもしれないですが・・・・・・。

パンに弟の血を生贄にするように言われた時、それを拒否して、結果的に自分の血を捧げることになりますが、私は意外とアッサリ観てしまって、もうちょっと感動できてもいいかなぁなんて思ったりしました。

ファンタジーではありますが、内容が重い分、心に残った感じがします。

NEXT-ネクスト-(試写会)

2008-04-15 11:08:41 | 映画(な行)
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ニコラス・ケイジ、ジュリアン・ムーア、ジェシカ・ビール、ピーター・フォーク出演。リー・タマホリ監督作品。

ラスベガスの二流マジシャンとして生きるクリス・ジョンソン(ニコラス・ケイジ)。実は、彼は自分の周囲だけだが2分先の未来を予知できる能力を持っており、その秘密を誰にも悟られないよう目立たず日々をやり過ごしていた。そんなある時、クリスの前に女性FBI捜査官のカリー(ジュリアン・ムーア)が現われる。彼女らFBIは、核兵器を持つテロリストがロサンゼルスを爆破する計画を企てているという情報を掴んだことから、予知能力を持つクリスへ捜査協力の依頼に来たのだった。しかし、面倒な他人事に巻き込まれたくないと要請を断るクリス。一方、時折彼の頭によぎっていた美しい女性リズ(ジェシカ・アルバ)との出会いを果たし、ほどなく惹かれ合うのだが…。

公式サイト

総合:★★★☆☆
ストーリー:★★★☆☆
映像・演出:★★★☆☆
ラストのどんでん返しにびっくり度:★★★★☆

2分先の未来が予知できるという能力、なかなか面白そうと思い、観て来ました。クリスの能力は、やはりなかなか面白かったのですが、FBIがクリスをマークしていて、核を探すことに協力させようとするところがイマイチ説得力に欠ける気がしました。なんでかな~?なんかちょっと唐突な感じがしたんでしょうか。しかも、核をロスで爆発させようとしている悪者の方もクリスを追っているし・・・。

まぁでもそんなことは吹っ飛ぶくらいのラストでした。いや、誉めてるわけでは・・・・・・(笑)。
この映画、面白いと思う人と金返せと思う人に二分されるような気がします。私は金払って観たわけじゃないので、まぁまぁ楽しめました。ネタばれ知らずに観た方がいいと思います。でも自己責任でお願いします(爆)。

以下、ちょっぴりネタばれ含んでます。


しかし、2分先の未来が分かるとなんでもありか、と思えてしまいました。危険を避けることができる為、観ていて気持ちがいい分、なんかずるい、と思ってしまったり(笑)。分身の術(笑)を使って、自分のいろんな未来を見れるんだもの。
ただ、2分先の未来が見えるといっても、その時点での未来であり、それはどんどん変わっていくということを繰り返し言ってましたね。それも伏線だったんだな(笑)。
普段は自分の未来しか見えないのに、なぜかリズの未来は見える、というのも伏線。

あとは、観ながら、展開遅くないか~?と思ったんですよね。1時間40分くらいの上映時間だと知っていたので、あれ、このままだと・・・・って。
ラストのどんでん返しで、会場の客が失笑してましたが、あれはもう笑うしかないよ(苦笑)。宣伝文句に騙された感はするよね・・・。

出演者にピーター・フォークがいて、びっくり。年とったね~。刑事コロンボさん。出演はちょっぴりでしたが、吹替えの小池朝雄さんの声に変換して聞いてました(笑)。



砂時計(試写会)

2008-04-14 11:34:01 | 映画(さ行)
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松下奈緒、夏帆、井坂俊哉、池松壮亮、戸田菜穂、藤村志保、風間トオル出演。佐藤信介監督作品。

両親の離婚で東京から母の実家がある島根に引っ越してきた14歳の水瀬杏(夏帆)。最初は田舎暮らしに馴染めずにいた杏だったが、同い年の大悟(池松壮亮)や月島兄妹との出会いが彼女を元気にしていく。そんなある日、母(戸田菜穂)が杏を残して自殺してしまう。悲しみに暮れる杏を親身に支える大悟。その後、2人が愛を育み始めた矢先、杏は父(風間トオル)に引き取られ東京へと連れ戻されてしまうのだった…。

公式サイト

総合:★★★☆☆
ストーリー:★★★☆☆
映像・演出:★★★☆☆

王道のラブストーリーでした。どちらかというと暗めですね。主人公の母親が自殺してしまい、大人になっても、そのトラウマから抜け出せないままなので。
私はラブストーリーが苦手ですが、トラウマを比較的ちゃんと描いているので、母親が死んだことを告げに来た人たちを見て、主人公がショックを受けるシーンを何度も思い出すところなどは、いいと思いました。お母さんが出て行く時に自分も行くと言ったのに、連れて行ってくれなかったシーンも繰り返し思い出してましたね。母親がお留守番してなさいと言ってくれたことが、母親の精一杯の愛情だった、と気付けた時に、きっとトラウマを克服したのでしょう。

出演の割合は、子ども時代の夏帆ちゃんの方が多いような気がしたんですが、どうでしょう?それに子ども時代の方が良かったし・・・。今まで天然キャラを観ることが多かった夏帆ちゃんも、いい演技をしていたと思います。大人っぽくなったね~。池松くんの演技も好感が持てました。
松下奈緒さんは、まぁ普通(笑)。井坂さんは、観た瞬間、織田裕二に似てるなぁと思ってしまって集中できませんでした(汗)。織田裕二さんに似てるというか、織田裕二さんのモノマネをやっている人に似てるというか(爆)。
一番良かったシーンは、松下奈緒さんとおばあちゃん役の藤村志保さんのシーンかな。あれは泣かされました。

ドラマは未見、原作も読んでないので、違いは分かりません。概ね一般の人にも受け入れられる映画じゃないかと思いました。私はお金出して観ませんけど(苦笑)。


スパイダーウィックの謎(試写会)

2008-04-08 11:26:03 | 映画(さ行)
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フレディ・ハイモア、サラ・ボルジャー、メアリー=ルイーズ・パーカー、ニック・ノルティ、ジョーン・ブロウライト、デヴィッド・ストラザーン出演。マーク・ウォーターズ監督作品。

双子の兄弟ジャレッドとサイモン(フレディ・ハイモア二役)、そして姉のマロリーは、両親の夫婦関係が悪化したことから母親のヘレンに連れられ、森の奥にひっそりと建つ一軒の古い屋敷に引っ越して来る。そこはかつて、消息不明の大叔父アーサー・スパイダーウィック(デヴィッド・ストラザーン)やその娘である叔母のルシンダも住んでいた。だが、この屋敷に住み始めて間もなく、邸内で次々に不思議な現象が起こる。そして、ジャレッドたちは屋根裏部屋で、“決して読んではいけない”とメモが貼られた一冊の書を発見。しかし彼らはそれを開いてしまうと、そこには80年以上前にアーサーが調べた様々な妖精たちの研究内容が記されていたのだった。するとそれ以来、屋敷の周囲では色々な妖精が姿を現わし、さらにジャレッドたちは悪の妖精一味の凶行に巻き込まれていく…。(allcinema onlineより)

公式サイト

総合:★★★☆☆
ストーリー:★★★☆☆
映像・演出:★★★☆☆
妖精の容姿が結構グロテスク度:★★★★☆

allcinema onlineの解説「「チャーリーとチョコレート工場」のフレディ・ハイモアが一人二役に挑んだミステリアス・アドベンチャー。」を読んで、びっくり。
フレディくん、一人二役だったんだ・・・・・・。
凄く似てるなと思ったんだけど、身長が違うような気がしたし、表情もちょっと違うかなと思ったので、まさか一人二役とは・・・。双子という設定も今知った(笑)。
最初にゴブリンがジャレットとサイモンを間違えるというエピソードがあるので、そのために一人二役をやったのか。それだけのために(笑)。凄いな~~~。

ストーリーは想像してた通り、子ども向けで、ラスボスやその仲間のやっつけ方とかのあっけなさなんかは大人が見ると納得できないかも?と思いましたが、私は概ね面白かったと思いました。
ただし、子どもの見るには、妖精(ゴブリンとかの悪い妖精の方ね)の容姿がかなりグロテスクで怖いです。暗い映像が多いし、その中でジャレットたちが追いかけられたりするので、そういうのが苦手な子どもには不向きかなと思いました。
アーサーおじさんやルシンダおばさんのオチのつけ方なんかは、私は好きです。

“スパイダーウィック”ってなんだろう?と思ってたら、おじさんの名前だったとは(笑)。何も知らずに観に行ったもので・・・。
そのアーサー・スパイダーウィック役のデヴィッド・ストラザーンは、「マイ・ブルーベリー・ナイツ」でアーニー役をやった人ですね。「ボーン・アルティメイタム」にも出てました。(レビュー書いてないわ・・・)でも、この映画を観てる時は誰だっけ~?と分かりませんでした(汗)。

ブラックサイト(試写会)

2008-04-02 11:31:58 | 映画(は行)
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ダイアン・レイン、ビリー・バーク、コリン・ハンクス、ジョセフ・クロス出演。グレゴリー・ホブリット監督作品。

警官だった夫亡き後、母親と幼い愛娘と共に暮らすFBI特別捜査官ジェニファー(ダイアン・レイン)。サイバー犯罪が専門の彼女は、インターネット上にはびこるあらゆる犯罪を取り締まっていた。そんなある日、“killwithme.com”という不審なサイトの情報が入る。それは身動きのとれない動物が衰弱していくさまをライブ中継したもので、しかも主謀者を突き止められないよう巧みに操作されていた。やがて今度は、縛り付けられ薬物を投与されている男が映し出される。しかも、アクセス数が増えるごとに薬物の投与量も増やされる仕掛けが施されていた。そしてジェニファーらの捜査も虚しく、男はアクセス増加によって命を落としてしまう。なおも犯行が続く一方で捜査が行き詰まる中、ジェニファーは驚愕の映像を目の当たりにする…。(allcinema onlineより)

公式サイト

総合:★★★☆☆
ストーリー:★★★☆☆
映像・演出:★★★☆☆
予想よりちゃんとしてた映画だった(笑)度:★★★★☆

携帯電話を使ったイベントをやるとのことで、ゲストが来たのですが、川村ゆきえさんというグラビアアイドル?でした。会場の客、無反応(苦笑)。すみません、知らない・・・。
観客がチラシに書かれたサイトにアクセスし、映画に出てくるサイトのように”Kill with me?”に入るとカウントされ、4000を超えたらゲストが登場。8000を超えたら水着に着替える(笑)というイベントでしたが、実際には水着ではなく、ヘソ出しルック(死語?)でミニスカ、FBI捜査官のコスプレでした。「みんなを逮捕するわよ!」みたいなことを言っていた気がしますが、やはり会場の客、無反応。これ・・・彼女のファンを会場に入れてあげないと可哀想だと思う・・・。こんな寒い状況のまま、映画を観る私たちの身にもなってくれ(笑)。ま、観始めたら、全然関係なかったけど(爆)。

この映画、R-15指定です。ま、当然ですね。な映画でした(笑)。ホラー映画ではないけれど、食事をしてから観ない方がいいと思います。映画の前に、花見かよ!という感じでロビーで食事をしている人たちがいましたが、帰りに会場の前でリバースした状態を見たので・・・・・・(苦笑)。
正直、あまり気持ちのいい映画ではないし、その手のグロい映像もあるので、苦手な人はやめた方がいいです。ただ、私はもっとキツイかと思ってました。一番ヤバいだろうというシーンはなかったり(つまり死ぬ瞬間)、アップではなかったり、一瞬だったり、という感じで配慮されている気がしました。なので、多少耐性がある人は目をそらすくらいで済むのではないかと。
あと、これも予想と違ったのですが、犯人の動機をしっかり描いてましたね。ネット犯罪で、この手のものは、犯人が誰なのか最後まで分からなくて、動機も判明せず・・・みたいな後味悪い感じかと思っていたので。悪意のない(全然ないわけじゃないと思うが)一般市民のアクセスによって、死期が早まるという恐怖はありますが、こういう犯罪はいつでも起こりうる、という恐怖はあまり感じませんでした。
時代が近未来な感じだったし、外国のサーバーを経由していて、特定できないという言い方はしていたものの、それについて詳しく描かず、アクセスが増えるごとに薬物の投与が増量されるというのは、説明で分かりますが、映像ではやり方がはっきり分からないので、映画に触発されて、こういう犯罪が起きないように、かなり配慮されてますね。当然でしょうけど。
ラストの終わり方にちょっと驚き。余韻なくサクっと終わりました。私は結構好き(笑)。FBIだぞ、コンニャローみたいな感じで。

ちなみに、ボックス刑事役のビリー・バークは、「24」のシーズン2に出てた人。「炎のメモリアル」にも出てましたね。観た事ある~と思ったのですが、どこで見たのか調べるまで分からなかった(笑)。コリン・ハンクスはトム・ハンクスの息子。似てる(笑)。

2008年3月のレビュー

2008-04-01 13:51:00 | 本・雑誌、その他雑記
【香港・台湾・中国映画】

「王妃の紋章(試写会)」
「マイ・ブルーベリー・ナイツ(試写会)」

【韓国映画】

【アメリカ映画】
「ジャンパー」
「ノーカントリー」
「バンテージ・ポイント」
「ヒットマン(試写会)」

【日本映画】
「あの空を覚えてる(試写会)」
「犬と私の10の約束(試写会)」
「うた魂♪(試写会)」
「映画 クロサギ(試写会)」
「ゲゲゲの鬼太郎」
「ぼくたちと駐在さんの700日戦争(試写会)」

【その他の国の映画】
「善き人のためのソナタ」
「潜水服は蝶の夢を見る」

【アニメ】

【ドラマ・舞台】


3月は結構本数見ましたね。これ以外にDVDで、「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」「それでも生きる子供たちへ」「ヒーリング・ハート」「ローグ・アサシン」「トゥルー・ロマンス」を観ました。あら、結構観てるわ・・・。「ヒーリング・ハート」書き忘れてた。すでに忘れかけてる。でもこの中では、「ヒーリング・ハート」(トニー・レオン主演)が一番微妙だった(笑)。
今月はなかなか充実してました。面白い映画が多かったです。「マイ・ブルーベリー・ナイツ」はもう一度、劇場で観たいと思ってます。できれば明日。
今日は「ブラック・サイト」の試写会です。携帯電話を使ってイベントやるみたい。
九段会館のホールの中って携帯ほとんど繋がらないんですけど・・・(爆)。いつ使うんだろ??
4月は毎週残業の日があるので、試写会が減るかもしれません。