「ローレライ」観て来ました。うーん。感想を書くのが難しい…
全体的な感想としては、満足と不満足が混在しているような気持ちです。胸に何か引っかかってるような感じ。
絶対また観たい!!というのともちょっと違うけど、もう1回くらいは観ておかないといけないような気分にもなってしまう。
樋口真嗣監督、役所広司、妻夫木聡、柳葉敏郎、香椎由宇出演。
第二次大戦の終わり、東京に投下される原子爆弾を阻止する為に「ローレライ」と呼ばれる秘密兵器を乗せた潜水艦で、原子爆弾を乗せた戦闘機が飛び立つテニアン島を目指す日本帝国海軍兵士たちの物語。
原作は、結局最後まで読めず、文庫本2冊だけ読み終わった時点で、映画を観ました。
なので、知識としては、ローレライシステムがどういう物なのかと登場人物の人となりが分かったくらいで、実際映画で語られるストーリーについては、ほとんど知らず、「え!」という驚きも味わえました。
ただ、原作と映画は別物なので、登場人物も少し違うし、設定も違う。
以下、ネタばれも少し入りますので、ご注意を。
主役の役所さんの演技、良かったと思います。安心して観ていられるという感じ。妻夫木くんは…もちろん悪くはないんですが、キャラがどうも…気持ちの変化が描き切れていなくて、ちょっと不満です。でも主役じゃないので、仕方がないと思うんですけど。髪が短くて、なんか可愛いです。
CGがしょぼいという話をチラっと聞いていたのですが、私はそうは思いませんでした。なかなか迫力ある映像だったと思います。ただ、最後にイ507が浮上した時は、ちょっと笑ってしまいました。ちっとも笑うシーンじゃないんですが。
私は潜水艦に詳しいわけでもなく、海軍に詳しいわけでもない一般人なわけですが、一応、原作を2冊まで読んでいて観たので、分かったシーンというのがありました。
潜航する時、自分の部署に行かない人達は皆、艦首に集まります。それも全速力で走って。艦首に人が集まればそれだけ早く潜航できるから、というのが理由だそうですが、その事は、原作読むまで知りませんでした。普通の人にはなんで走ってるのか分からないよな~と思いながら観てました。部署に行く為に走っている人もいるのでしょうが。別にそんな細かい事はどうでもいいのかな?
あと、ローレライシステムが映画を観ただけだと分かりにくいのではないかと思いました。パウラの手が、水を媒介して、敵の位置を探り、それが実体化するわけですが、映画で観た限り、手は水についてなかったと思うんですが…私が見逃しただけ?セリフで説明はしていましたが、原作を読んでいなかったら、私はイマイチ理解できなかったのではないかと思います。
まぁ、???な疑問がありつつも、折笠と清永が別れるシーンは泣いたし、折笠とパウラを乗せたN式潜を切り離すシーンも感動的でした。
しかししかし。一番印象的だったのが、堤真一さん扮する浅倉大佐。ちょっとしか出てこないのに、なんか強烈でした。
何が強烈って、鶴見真吾さん扮する大湊が部屋に入ってきた時に、大湊を睨みつける堤さんの左眼!(笑)
鬼気迫る迫力がありました。海軍の制服も、役所さんより似合っていたし、エリートな感じがまたステキ。浅倉大佐の考えがどうなのか、じっくり考える間がありませんでしたが、原作読みながら考えたいと思います。堤さんが一番かっこよかったな。(それもどうなんだ)
全体的な感想としては、満足と不満足が混在しているような気持ちです。胸に何か引っかかってるような感じ。
絶対また観たい!!というのともちょっと違うけど、もう1回くらいは観ておかないといけないような気分にもなってしまう。
樋口真嗣監督、役所広司、妻夫木聡、柳葉敏郎、香椎由宇出演。
第二次大戦の終わり、東京に投下される原子爆弾を阻止する為に「ローレライ」と呼ばれる秘密兵器を乗せた潜水艦で、原子爆弾を乗せた戦闘機が飛び立つテニアン島を目指す日本帝国海軍兵士たちの物語。
原作は、結局最後まで読めず、文庫本2冊だけ読み終わった時点で、映画を観ました。
なので、知識としては、ローレライシステムがどういう物なのかと登場人物の人となりが分かったくらいで、実際映画で語られるストーリーについては、ほとんど知らず、「え!」という驚きも味わえました。
ただ、原作と映画は別物なので、登場人物も少し違うし、設定も違う。
以下、ネタばれも少し入りますので、ご注意を。
主役の役所さんの演技、良かったと思います。安心して観ていられるという感じ。妻夫木くんは…もちろん悪くはないんですが、キャラがどうも…気持ちの変化が描き切れていなくて、ちょっと不満です。でも主役じゃないので、仕方がないと思うんですけど。髪が短くて、なんか可愛いです。
CGがしょぼいという話をチラっと聞いていたのですが、私はそうは思いませんでした。なかなか迫力ある映像だったと思います。ただ、最後にイ507が浮上した時は、ちょっと笑ってしまいました。ちっとも笑うシーンじゃないんですが。
私は潜水艦に詳しいわけでもなく、海軍に詳しいわけでもない一般人なわけですが、一応、原作を2冊まで読んでいて観たので、分かったシーンというのがありました。
潜航する時、自分の部署に行かない人達は皆、艦首に集まります。それも全速力で走って。艦首に人が集まればそれだけ早く潜航できるから、というのが理由だそうですが、その事は、原作読むまで知りませんでした。普通の人にはなんで走ってるのか分からないよな~と思いながら観てました。部署に行く為に走っている人もいるのでしょうが。別にそんな細かい事はどうでもいいのかな?
あと、ローレライシステムが映画を観ただけだと分かりにくいのではないかと思いました。パウラの手が、水を媒介して、敵の位置を探り、それが実体化するわけですが、映画で観た限り、手は水についてなかったと思うんですが…私が見逃しただけ?セリフで説明はしていましたが、原作を読んでいなかったら、私はイマイチ理解できなかったのではないかと思います。
まぁ、???な疑問がありつつも、折笠と清永が別れるシーンは泣いたし、折笠とパウラを乗せたN式潜を切り離すシーンも感動的でした。
しかししかし。一番印象的だったのが、堤真一さん扮する浅倉大佐。ちょっとしか出てこないのに、なんか強烈でした。
何が強烈って、鶴見真吾さん扮する大湊が部屋に入ってきた時に、大湊を睨みつける堤さんの左眼!(笑)
鬼気迫る迫力がありました。海軍の制服も、役所さんより似合っていたし、エリートな感じがまたステキ。浅倉大佐の考えがどうなのか、じっくり考える間がありませんでしたが、原作読みながら考えたいと思います。堤さんが一番かっこよかったな。(それもどうなんだ)