Movies!!

映画感想ブログです。3周年を迎えました♪
相変わらず、日本映画と香港映画が好きです。

3周年

2008-02-29 10:44:16 | 本・雑誌、その他雑記
このブログ、2月6日で3周年を迎えました。というのを、昨日、他のブログを見ていて気付きました(笑)。
いやぁ、飽きっぽくて今までの日記なんかはほとんど続いたことのない私が、よくぞここまで続いているなと不思議な気がします。
基本的に映画の感想、そして、誰かに読んでもらうためでなく、自分が後になって、観た映画の内容を思い出すために書いているのですが、不特定多数の人の目に触れる場で書いている以上、やはり読んでくれる人のことは心の隅に置いています。公開前の映画は断りなしにネタばれしないよう心がけているつもりです。でも全く書かないと、映画によっては自分で読み返した時に思い出せなくなってしまうことがあるので(笑)、あえて結末を書くこともあります。

これから観ようと思っている映画の評判を知りたくて読んでくれる方、自分が観た映画を他の人がどういう感想を持っているのか知りたくて読んでくれる方、コメントは書かないけれど、いつもこっそり読んでくれている友人たち、このブログで知り合った映画ファン俳優ファンの友人たち、いつも本当に感謝です。ありがとうございます。
それから、映画制作側・配給元の方々、いつも好き勝手な感想を書いていますが、映画を製作、配給してくれている方々に、いつも感謝しています。これからもどんどん良い映画、面白い映画を作り続けて欲しいです。願わくば、いつでも映画が1000円で観れるといいのに、と思っています(笑)。
試写会ばかり行って、何を言ってんだと怒られそうですが、できるだけ多くの映画を観るには、もっとも最適な方法です。給料の全てを映画を観る為につぎ込めないし(苦笑)。
試写会でも交通費や自分の時間をつぎ込んでいるわけなんですけどね。
試写会で観て良かったと思う映画は、劇場でお金を出して観る事も当然あります。興味がなかったのに、試写会で観てみたら凄く良くて、思わぬ拾い物をすることもあります。そういう時は、もちろんこのブログで絶賛(笑)。ちゃんと宣伝してますよ~。

毎日映画を観るわけではないので、毎日更新することはないのですが、今まで通り、独断と偏見に満ちた(笑)、自分なりの感想を細々と書いていきたいと思います。
これからも気が向いたら、寄ってやって下さい。
よろしくお願いします。

アメリカを売った男(試写会)

2008-02-28 11:39:46 | 映画(あ行)
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クリス・クーパー、ライアン・フィリップ、ローラ・リニー、デニス・ヘイスバート出演。ビリー・レイ監督作品。

ある日、若きFBI捜査官エリック・オニール(ライアン・フィリップ)が上司のケイト・バロウズ(ローラ・リニー)に呼び出され、組織内でもトップクラスの捜査官、ロバート・ハンセン(クリス・クーパー)の監視を命じられる。しかし、オニールにはその真の目的は告げられなかった。そんな中、ハンセンと行動を共にするオニールだったが、何一つ不審な点を見つけることはできない。やがて、自らの任務に不満を持ち始めたオニールは、バロウズからハンセンのスパイ容疑という衝撃の事実を告げられるのだった。

公式サイト

総合:★★★☆☆
ストーリー:★★★☆☆
映像・演出:★★★☆☆

実際に2001年2月に逮捕されたロシアのスパイ・FBI捜査官ロバート・ハンセンの話です。事実に基づいているそうです。
潜入捜査官のエリック・オニールも実在している方で、すでにFBIは退官し、現在は弁護士をしているとのこと。彼が特別顧問として、映画に関わっているそうです。

面白かったです。私はこの手の映画、結構好きなので、楽しめました。が、地味だし、アクションがあるわけでもないし、主役はオッサンなので、日本ではあまりヒットしないだろうなぁ。でもクリス・クーパー渋いよ。カッコいいよ~。
20年間アメリカを欺いてきた人物の元へ潜入し、逮捕に導くのは、容易なことではありませんでしたね。何度も危機が・・・。しかし、エリックは迫真の演技で乗り越えていたし、なんとも口が上手い(笑)。あれくらいじゃないとFBIの捜査官なんて務まらないのかも?
それにしても、シラを切る時のライアンの演技が素晴らしい。ってか、俳優って怖い。ハンセンに疑われた時も全く動揺していない演技が凄かった。(わざと動揺しているシーンもあったけど)あれ、実生活でやられたら、まず見抜けないような気がする(笑)。

ハンセンはかなり信心深い人だったのに、祖国を裏切っていて、なんで?と思うのと同時に、祈ればそれで許されるのか?と思ったり。
世界中にいるアメリカのスパイが50人以上売られ、大半は処刑されているらしい。
神仏を否定するわけではないけれど、謝って済むなら警察いらない、というのと同じで、祈れば許されることではないと思う。もちろん、本人も許されると思っていないだろうけど。
動機については、不満があるらしいことがなんとなく描かれていたけど、私は最近、犯罪を犯す人たちの動機は、そんなに重要じゃない気がしている。世間は皆、理由を欲しがるけれど、なんでこんなことを!という事件に限って、動機は曖昧のような気がする。理由を知って、自分とは違う、と安心したいんだよね。でも毎日少しずつ積もっていく不満と、些細なキッカケがあれば、犯罪を犯してしまう可能性は否定できないと思う。

現在は、ロバート・ハンセンはコロラド州で終身刑になり、1日23時間は独房の中で過ごしているそうです。コロラド州って死刑制度がないのかな?

あ、そうそう。「24」のパーマー大統領(兄の方ね)が出てました。デニス・ヘイスバート。出てきた瞬間、心の中で「パーマー大統領!!!」と叫びました(笑)。


ガチ☆ボーイ(試写会)

2008-02-27 11:50:27 | 映画(か行)
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佐藤隆太、サエコ、向井理、仲里依紗、宮川大輔、泉谷しげる、川岡大次郎、瀬川亮、西田征史、中谷竜出演。小泉徳宏監督作品。

大学生の五十嵐良一(佐藤隆太)は事故で頭を打って以来、一晩眠るとその日の出来事を全て忘れてしまうという“高次脳機能障害”を負っていた。そんな彼が学生プロレスに惹かれ、プロレス研究会の扉を叩く。五十嵐の事情などまるで知らない部員たちは快く迎え入れ、プロレスの基本を教えていく。しかし、肝心の段取りがまるで覚えられない五十嵐は、商店街でのデビュー戦で掟破りのガチンコ・ファイトをしてしまう。しかし、そのガチンコぶりがウケて一躍人気レスラーとなる五十嵐だったが…。

公式サイト

総合:★★★☆☆
ストーリー:★★★☆☆
映像・演出:★★★☆☆
シリアスなシーンが良かった度:★★★★☆

プロレスには興味がないけれど、試写会なら観てみたいなと思っていた映画でした。観てみたら、想像してたより面白かったです。★3.5あげてもいいかな。
五十嵐役の佐藤隆太さんは、いろんなドラマや映画で見かけますが、主演は初めて?
なかなか頑張ってました。腹筋割れてたよ。
学生のうちに司法試験の一次に合格してしまうような秀才には、残念ながら見えないのですが(笑)、ストーリーは五十嵐が学生プロレスの門をたたくところから始まります。
観る前の知識として、頭の障害で1日しか記憶がもたないので、プロレスをやりたくなった、記憶がなくなっても痣が自分の行動を証明してくれる、くらいでしたが、まさにそういう映画でした。が、ここまで感動的に作られているとは思いませんでした。ラストの方は思わず涙してしまいました。

前半はあまりテンポが良くなく、ボラギノール日野がつまらないギャグを言うシーンとか、もう少し面白く撮れそうな気もするんですが、ギャグのシーンで映画の中に寒い空気が流れると、客席も凍る感じだったので、それが面白かった(笑)。
私が面白いなと思い始めたのは、五十嵐の記憶障害が仲間のうちの2人にだけバレてしまったシーンくらいからですね。シリアスなシーンが凄くいい。佐藤さんの演技もいいし、撮り方も上手いのではないかと。その後も五十嵐の父親役の泉谷さんがひとりで愚痴るシーンや、プロレスをやっていることがバレて、五十嵐と父親が話をするシーンも良かった。これで、面白い(はずの)シーンがもっと面白かったらな~~。

主人公が記憶障害という映画というと、「博士の愛した数式」「メメント」なんかを思い出しますが、朝起きて、すべてを忘れているということに気付く恐怖は、どういうものなんだろうと考えてみたけれど、想像を絶する恐怖ですね。毎日、眠るのが怖くなると思う。
それを考えると、安全第一の学生プロレス(ガチンコではない)でも、絶対にギブアップしない五十嵐の気持ちが分かるような気がします。負けず嫌いということだけじゃなくて、一生懸命プロレスをやっている時だけが、生きている証だと、そう考える五十嵐の気持ちに共感できました。
一生懸命練習したジャンプキック(名前分からない・笑)がキマッた時は、かなり感動的です。

この映画、予告はちょっとしか観た事がないんですが、ちゃんと映画の宣伝になってますかね?ポスターを観ると、プロレス映画だということしか分からないような・・・。
漫画原作があるのかな?と思ったら、劇団モダンスイマーズの舞台『五十嵐伝~五十嵐ハ燃エテイルカ~』が元になっているようですね。オリジナルだったら、かなり凄いなと思ったのですが。



ラッシュアワー3

2008-02-25 14:15:00 | 映画(ら行)
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ジャッキー・チェン、クリス・タッカー、真田広之、ノエミ・ルノワール、工藤夕貴出演。ブレット・ラトナー監督作品。07年。

ある日、ロスで行なわれたシンポジウムで、中国マフィアの“シャイシェン”の存在を突き止めた、との発言をした要人が何者かの銃弾に倒れてしまう。その警護に当たっていたリー(ジャッキー・チェン)は、暗殺者を確認し追跡を開始。また刑事から交通係へ左遷され、近くで交通整理を務めていたカーター(クリス・タッカー)も情報を聞きつけ、犯人を追いかける。そして、ついにリーは犯人を追い詰めるが、その暗殺者は、なんと彼と旧知の仲であるケンジ(真田広之)だった。しかし、カーターが駆けつけたスキに逃げられてしまう。やがて、事件の鍵を握る人間がフランスにいることを知るリーとカーター。こうして2人はさっそく現地へと飛ぶのだが…。(allcinema onlineより)

総合:★★★☆☆
ストーリー:★★★☆☆
映像・演出:★★★☆☆
真田さんのアクション、久々に見た気がする度:★★★☆☆

劇場に行こうかなぁと迷いつつ、結局DVD鑑賞になりましたが、面白かったです。コメディなんで、ストーリーは軽いっちゃ軽いんですが、ジャッキーと真田さんのアクション対決って、やっぱり魅力的。アクションといっても、剣での勝負ですけどね。そりゃそうです。カンフーじゃ、ジャッキーと勝負にならない(苦笑)。



真田さんは、今はもうアクションスターとは呼ばないのでしょうが、やはり動けるというのは、ハリウッドでも起用にも繋がるのでしょうね。もちろん、英語も堪能というのもそうですが。真田さんは英語と日本語を話してましたが、つられてジャッキーが片言の日本語をしゃべっていて、ジャッキーの日本語も久々に聞いたなと思いました。
真田さんが悪役をやっている映画って・・・急には思いつかないんですが・・・正義のヒーローのイメージが強いな~。「PROMISE」の真田さんの役は、あれは悪役なのか?(笑)

そうそう、書き忘れてましたが、「ラッシュアワー」も「ラッシュアワー2」も観てません。3も含めて、アメリカではかなりヒットしたそうですね。ジャッキーとクリス・タッカーのコンビがウケているそうで。私はなんとなくクリス・タッカーが好きになれない・・・。なぜだ。
この映画には、工藤夕貴さんも出てました。アクションこなしててびっくり。吹替えも、もちろんあるように見えましたが、頑張ってたんじゃないかな~。英語は綺麗な発音でした。「L change the WorLd」の時の日本語の方が微妙だよ(苦笑)。

私的には見所はジャッキーと真田さんのアクションでしたが、十分楽しめました。お金出して劇場で観るにはちょっと厳しかったかな。でも大きいスクリーンの方が迫力はあったでしょうね。

ライラの冒険 黄金の羅針盤(試写会)

2008-02-21 14:58:07 | 映画(ら行)
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ダコタ・ブルー・リチャーズ、ニコール・キッドマン、ダニエル・クレイグ、エヴァ・グリーン、サム・エリオット、サイモン・マクバーニー出演。クリス・ワイツ監督作品。

われわれの世界と似ているけど多くの点で異なるパラレルワールドの英国オックスフォード。その世界では人々は、それぞれの心が動物の姿で具現化したダイモンと呼ばれる守護精霊と片時も離れず行動を共にしている。幼い頃に両親を亡くし、オックスフォード大学のジョーダン学寮に暮らす12歳の少女ライラ(ダコタ・ブルー・リチャーズ)も“パンタライモン”というダイモンと常に一心同体。粗野で好奇心旺盛なライラは周囲の大人を困らせるほど元気いっぱいなお転婆娘。そんな彼女の叔父、アスリエル卿(ダニエル・クレイグ)はダストと呼ばれる謎の粒子の秘密を解明すべく北の地へと探検に向かう。一方、ロンドン上流社会の実力者コールター夫人(ニコール・キッドマン)はライラへの接近を図る。相前後して、ライラの周囲で子どもたちが行方不明になる事件が相次ぐ。そしてついに親友ロジャーまでも姿を消してしまう。子どもたちが北の地に連れ去られていることを突き止めたライラは、学長から手渡された黄金に輝く“真理計”を手に、北の地を目指し危険な旅に出るのだが…。(allcinema onlineより)

公式サイト

総合:★★★★☆
ストーリー:★★★☆☆
映像・演出:★★★★☆
予想より面白かった度:★★★☆☆

昨日試写会で観てきたのですが、サプライズゲストとして、クリス・ワイツ監督が来ました。ダコタちゃんやニコールも来てくれれば良かったのに(笑)。今日、ジャパン・プレミアですね。
この映画、アメリカでコケたという話を聞き(ヨーロッパではヒットしているらしい)、あまり期待していなかったのですが、十分面白かったです。原作は未読。3部作になっているそうですが、映画は続編の話は決定していないようです。ぜひ続きを作って欲しい。

ほとんど知識なしで観たので、ダイモンが何なのか知らなかったのですが、肉体と切り離された魂のことだそうで、動物の姿をしています。常にそばにいる存在。会話が出来るけど、つまり自分の心を話をしているという感じなんでしょうね。ライラのダイモンはねずみ(ハムスター?)だったり、猫になったり、鳥になったりしていましたが、子どものダイモンは姿が変えられるそうです。これがなかなか可愛い。ダイモンは全てCGだそうで、撮影は大変だったと監督が言っていました。

ライラは勝気な女の子で、男の子とけんかするし、ドアを足で蹴破ったりしてるし、この手のファンタジー映画の主人公としては、ちょっと変わったキャラかもしれません。でも正義感が強く、友情を大切にする子でした。話の展開が早いせいか、ライラは一人で行動して突っ走り、すぐに捕まってしまうというパターンを繰り返してましたね(笑)。なんとなくロールプレイングゲームをやっているような感覚で観てました。ピンチになると助けられて仲間になって、旅を続けていると新しい仲間と出会う、みたいな。

ライラがなんで特別な子なのかが分かりませんでしたが、羅針盤を読めるという能力があり、それを生かしたストーリー展開になっていて、楽しめました。ライラが羅針盤を覗き込むと、時々、頭の中に「テクマクマヤコン」という言葉が浮かんじゃいましたが(爆)。

ライラ役のダコタちゃんは、演技が初めてだそうですが、全然そうは見えなかった。よく頑張ってたのでは?ニコールは苦手な女優さんですが、悪女役は似合ってました。ダニエルは、思ったより出番が少なかった。さらわれた後どうなったのかがよく分からなかったんですが、なんか研究してたっぽい?
あと、イオレクというクマが凄かった。戦いのシーンは迫力があったな。
味方?らしき魔女や気球乗りのオッサンのキャラがなかなか良い。アスリエル卿やコールター夫人との関係が少しずつ分かってきたところで、終了。続く(笑)という感じでした。ニコールは妊娠中だけど、ダコタちゃんが大きくなる前に続きを撮って欲しいな~。

個人的には「ナルニア国物語」より面白かった。映像美はナルニアの方が上かなという感じでしたが。ナルニアは続きを観なくても別にいいけど、こっちは続きが観たいです。

幸福な食卓

2008-02-20 15:52:37 | 映画(か行)
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北乃きい、勝地涼、平岡祐太、さくら、羽場裕一、石田ゆり子出演。小松隆志監督作品。06年。

中学3年生の中原佐和子(北乃きい)は教師の父、専業主婦の母、秀才の兄との4人家族。ごく平穏な家庭に見えた中原家は、しかし少しずつ歯車が狂い始めていた。きっかけは3年前の父の自殺未遂だった。成績優秀な兄(平岡祐太)は大学進学を拒否して農業に精を出し、母(石田ゆり子)は家を出て近所で一人暮らしを始める。それでも家族は朝の食卓を囲み、淡々と日常を送っていた。そんなある日、朝食の席で父(羽場裕一)が突然“今日で父さんを辞めようと思う”と宣言、家族の中に新たな波風が立ち始める。一方、佐和子は陽気な転校生・大浦の強引なペースに引っ張られ次第に絆を深めていくのだが…。(allcinema onlineより)

総合:★★★☆☆
ストーリー:★★★☆☆
映像・演出:★★★☆☆
エンディング曲「くるみ」の音のでかさに驚いた度:★★★★☆

勝地くんが出演しているので、気になっていた映画で、やっと観ました。主役の北乃きいちゃんは、初めて観ましたが、最初は地味だし、あんまり可愛くないなぁ(失礼)と思ったのですが、途中からは可愛いな~~と思いながら観てました。大浦(勝地)との淡い恋愛模様が可愛いかった。
冒頭がなかなかいいですね。真っ暗な画面のまま音だけ聞こえているので、PCが壊れたのかと思いましたが(笑)、あの生卵をかき混ぜる音がなんともいえず、幸福感をかもし出していて、いい感じでした。全然幸福な家庭ではなかったんですが(苦笑)。
母親は家を出て、別の場所で生活しているのに、ご飯作りに帰ってきたり、お風呂を洗ったりしてるし、お父さんは「お父さんをやめる」と宣言するし、兄は頭がいいのに大学に行かずに農業やってるし、主人公の佐和子は梅雨になると具合が悪くなる。ちぐはぐで、壊れているようで、でもかろうじて体裁は保っているという感じの家庭。
お父さんは3年前?に自殺を図ったことがあり、どうもそのせいで母親は家を出ているようでした。お父さんをやめる、というのは、仕事をやめるというのと直結していたのかな?お父さんとしての機能を果たさず、大学受験のために勉強するということなのか・・・。お父さんをやめる宣言の後も、子どもたちは「お父さん」と呼んでたけど。

上にも書いたけど、佐和子と大浦の恋愛パートが心地良い。大浦の「オウ」を佐和子が嬉しそうに真似するのがなんか可愛くて微笑ましかった。あんなにかっこいい男の子が隣の席に座ってたら、惚れるよなぁ(爆)。
給食で出るサバが嫌いな佐和子の分を、代わりに食べてくれた大浦も、実はサバが嫌いだった事が分かった時は微笑ましいなぁと思ったのですが、「みんな、知らないところで守られているんだ」みたいなことを大浦が言った時は「ええ~~~~~~!!??」と声を出して言ってしまいました(笑)。他にもその手のエピソードがあったので、「みんな、守られている」というメッセージは、ちゃんと受け取れましたが。

あっけなく大浦が死んでしまった時が、一番びっくりでしたが、佐和子が大浦のために編んだマフラーがせつなくて、もらったクリスマスプレゼントもマフラーだったことがますますせつなくて、そういえば、自分もむかーし、手編みのマフラーをあげたら、お返しにマフラーをもらったことを思い出したりしました(爆)。
しかし、彼氏にあげるはずだった手編みのマフラーを弟にあげるかな??で、弟も素直にもらうかな??その辺は、私はあまりすんなり受け入れられませんでした。弟がドアから入ってくる時に、「兄によく似ていると言われるんです」と言いながら、勝地くんが出てきたらどうしよう(香港映画の観すぎ・爆)と思いましたが、違う役者さんでした(笑)。着ているセーターの絵がカブトムシだったので、大浦が言っていた「弟はカブトムシに夢中」というのを思い出して吹き出してしまいましたが。

ラスト、北乃きいちゃんが延々歩くシーンは、ミスチルの「くるみ」のPVみたいでしたが、音の大きさにびっくり。歌の効果を狙ってのことかもしれませんが、思わずボリュームを下げてしまいました。恋人を失って、元気のなかった佐和子の表情が柔らかくなっていたのが印象的で、家では母親が食卓に皿を置いているシーンが良かったです。
再生した家族の幸福な食卓、という感じで。

明日への遺言(試写会)

2008-02-14 15:28:36 | 映画(あ行)
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藤田まこと、冨司純子、ロバート・レッサー、フレッド・マックィーン、リチャード・ニール、蒼井優、西村雅彦出演。小泉堯史監督作品。

1945年5月、米軍による名古屋市街への絨毯爆撃が行われ、その際撃墜されパラシュートで降下した米軍搭乗員38名が日本軍により拘束される。東海軍司令官・岡田資中将(藤田まこと)は、彼らを略式裁判によって処刑する。終戦後、岡田中将をはじめとする被告人20名は、捕虜を殺害した罪で起訴された。これに対し岡田中将は、搭乗員はジュネーブ条約の定める捕虜ではなく、無差別爆撃を行った戦争犯罪人であり、かつ、当時の状況では略式の手続きもやむを得なかったとその正当性を主張、この裁判を“法戦”と位置づけ、徹底的に争う意志を貫く一方、部下の行為も含めすべての責任は司令官である自分にあると、部下を守り全責任を負う論戦を展開していくのだった。(allcinema onlineより)

公式サイト


総合:★★★☆☆
ストーリー:★★★☆☆
映像・演出:★★★☆☆
藤田まことの演技が素晴らしい度:★★★★☆

非常に地味な映画ですが、引き込まれました。とは言うものの、前半ちょこっと寝てしまいましたが・・・・・・。
正直、観たいと思ったのは蒼井優ちゃん目当てでしたが、優ちゃんの出演時間はほんの少し。あとでまた出てくるかなと思ったけど、出てきませんでした。西村雅彦さんもしかり。
ほぼ藤田まことさんの独壇場でした。冨司さん(岡田中将の妻役)はモノローグが時々入るものの、台詞は皆無だったような。
映画は法廷内での裁判が9割を占めていました。内容は上のあらすじの通りで、劇的な展開があるわけでもなくほんとに地味なんですが、じわじわ感動が押し寄せます。アメリカ兵を捕虜ではなく、あくまで戦犯として処罰したという主張をし、裁判長がアメリカの法律では報復が認められていると説明し、再び、報復ではないのか?復讐ではないのか?と聞かれても、主張を変えず、責任は自分にあると言い、部下を守った岡田中将でした。
判決が下った時、法廷内に悲しみが広がったあの雰囲気が凄かった。裁判官ですら、眉をひそめ、悲しげな表情。そしてその場にいる人全員が悲しみに包まれているという雰囲気に胸がいっぱいになりました。

何が凄いって、やっぱり藤田まことさんの演技が素晴らしい。今年75歳になられるとはとても思えません。ほぼ出ずっぱりで、台詞も多いし、英語も話します。冨司さんは台詞がないため、目だけで演技してました。時に笑顔、時に目に涙を浮かべて。二人は全然触れ合っていないのに、固い絆で結ばれた夫婦であるということが、しっかり伝わってきました。

地味なので、観る人を選びそうではありますが、日本人として、人としての誇りを考えさせられる映画です。


L change the WorLd(ジャパン・プレミア試写会)

2008-02-08 11:37:03 | 映画(あ行)
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松山ケンイチ、工藤夕貴、福田麻由子、南原清隆、福田響志、鶴見辰吾、高嶋政伸出演。中田秀夫監督作品。

 デスノートを使い新世界の神になろうと目論む夜神月との最終決戦に臨んだL(松山ケンイチ)。やがて、彼の究極の選択によってその壮絶なキラ事件に終止符を打ったが、一方でLが最も信頼できるパートナー、ワタリ(藤村俊二)を失ってしまう。同じ頃、タイでひとつの村が焼き尽くされ消滅。それは世界の崩壊にも繋がる大事件の予兆だった。ある日、Lのもとに、ワタリ宛ての贈り物として一人の幼い少年“BOY”(福田響志)がやって来る。そして彼がタイで消滅した村の唯一の生存者で、その裏では、人間の手で作り出された“死神”を巡って不穏な動きがあることを知らされる。またさらに、真希(福田麻由子)という少女がある物を携えワタリを訪ねてくるのだが…。(allcinema onlineより)

公式サイト

総合:★★★★☆
ストーリー:★★★☆☆
映像・演出:★★★★☆
大きなスクリーン・良い音響の映画館で見ることをオススメ度:★★★★☆

ジャパン・プレミア試写会に行ってきました。松ケンには以前から縁があるようで、「男だちの大和」「デスノート the Last name」での舞台挨拶に続き3回目ですね。今回とうとう自分で当てました!
でもって今回が一番近くで観れましたが、松ケンが会場内のレッドカーペットを歩き、観客に握手しまくり&サインしまくりだったので、びっくりしました。近いといっても、そのレッド・カーペットに近かったわけではないので、双眼鏡でいいな~~~と思いながら眺めていたわけですが。その様子はまるでトム・クルーズのようで(誉めすぎ・笑)サービス満点でした。司会者は間が持たず、大変そうでしたが。
舞台挨拶の時に松ケンは、「スウィーニー・トッド」でジョニー・デップが握手したり写真撮ったりサインしたりしているのを見て、自分はそういうのをやったことがないので、見習おうと思ってやったと言ってました。そうか、ジョニデだったのか。トムクルはもう古いのね。ごめん、松ケン、私が悪かった(笑)。
あとでサインもらった人~~~?と司会者が聞いた時に手を挙げた人がかなりいて、凄いなと思いました。あの時間であれだけサインするのは凄い。本人は、あんなにたくさんのサインをしたことがないので、間違えて書いてしまったものがある、今度は気をつけますみたいなことを言っていたけど、ファンにとってはその方が希少価値があるということを知っているか?(笑)

ところで映画を観終わった後、隣や前後に座っている人たちがパンフを持っているのを見て、ここって関係者席だったのね、来れない関係者の席が回ってきたのかなと思ったのですが、家に帰って指定券を見てみたら「関係者入口からご入場下さい」と書かれていてびっくり(知らずに一般客の入口から入った・笑)。指定券を引き換えた時のことをよーく思い出してみたら、引き換え場所は二列に分かれていて(テープが張られてた)、案内係の人がいたんだけど、他の客と話していたので、早く引き換えたかった私は人が並んでいない方の受付へ行き、ハガキを出して指定券をもらって・・・あそこって関係者が引き換える場所だったのか??そういえば、他の人と指定券の色が違った。私が間違えたのか、受付嬢も気付かなかったのか、そういうハガキだったのか、今となっては分かりません(笑)。関係者入口から入ってパンフもらってくれば良かった(爆)。サインしてあるパンフを持っていた人もいたんだよね~~。しかし、おかしいとは思ったのよね。引き換え開始時間から2時間近く経っているのに、1階席でかなりいい席(見やすい)だったから・・・。

と、前置きが長くなりましたが、映画は面白かったです。以前のレビューで「嫌な予感がする(笑)」と書いてしまったのですが、予告では映画の内容がよく分からなくて、微妙な気がしていたので、そう書きました。でもそんなことはなく、私はかなり良かったと思います。最後のLを堪能できた気がします。ただし、不満な点もあります(笑)。
良かったと思ったのは、最初の爆発のシーン。予告でも流れていますね。大きなスクリーンで良い音響で観たので、かなりの迫力でした。ハリウッド映画に出てくるシーンに引けをとらないと思います。LはデスノートのLとは違う部分もたくさんありますが、行動には理由があるし、違和感は感じませんでした。Lの行く末が分かっているだけに、感動するシーンもありました。印象的な台詞もいくつかありました。

不満な点は、ナンチャンなんだよね・・・・・・。個人的にナンチャンは嫌いじゃないんですが、一人だけ映画の中で浮いてました。非常に残念。友人が「映画の緊張感を彼が一人でプツプツ切っていた」と言っていましたが、まさしくそんな感じ。最初はお笑い要員なのかな?と思ったのですが、面白いはずのシーンもたいして面白くなく、真面目なシーンは白けるという、目も当てられない状態。FBIという設定でしたが、あまりに唐突でなんでLはそんな簡単に信じちゃうんだろう??と思ってしまうくらい。まぁ大して出てこなかったんですが、この配役には大いに不満です。それとは関係なく、L絡みで笑えるシーンはちょこちょこ出てきて、そういうシーンは好きでした。
あとは、工藤夕貴さんの口元(苦笑)。台詞を言う時にやたら口の動きが激しくて、気になって気になって仕方がありませんでした。彼女は今、海外で暮らしているそうなので、日本語をしゃべり慣れていないせい?はっきりと台詞を言おうとしてそうなっているのかもしれません。なのでもちろん台詞は聞き取りやすいんですが、隣でしゃべっている鶴見辰吾さんの口の動きとえらい違うんですよ(笑)。工藤夕貴さん苦手だ(苦笑)。他の役者さんは概ね良かったです。子役の二人がとても良かったです。福田麻由子ちゃんは本当に上手いですね。目の力もあるし。
エンドロールの後にも映像が流れるので、席を立たないで下さいね、と松ケンが言っていたので、ぜひそのシーンも見て下さいね。


以下、ネタばれ含みます。


前作の「デスノート the Last name」の映像も使いつつ、うまく構成していると思いました。ワタリが死ぬシーンでは、ミサミサも出てきたし、まだキラと戦っている最中の裏で動くLとワタリを観る事も出来ました。
子ども二人に翻弄されるLもなかなか笑えて良かった。とりあえず、お菓子の串刺しをあげようとするけど、断られるという空気読めないLが面白いです。ママチャリLも面白かったし、全力で走るLも良かった。背筋を伸ばして、でもやっぱり猫背に戻ってしまうLも面白い。ああ、なんかもう1回見たくなってきた(笑)。それから、鶴見辰吾さんが絶命するシーン、すごい演技でした。凄すぎて、台詞が全く聞き取れない(笑)。一言も聞き取れなかったんですが、Kの動きで予想はついたので、これはたぶん、台詞を分からせようとはしていないな、と思いました。

ストーリーは、世界を変えるために、人類を滅ぼす殺人ウィルスを撒き散らそうとするテロリストたちとLが闘うという感じで、正直、お腹一杯な設定ですが、その辺に目をつぶれば、なかなか上手い構成になっていたと思います。途中ちょっとダレた感じがしなくもないですが、編集もなかなか上手い。これはハリウッド式なのかな~と思いながら観てました。
ラストで、Lは真希のぬいぐるみに声を残します。「明日も良い1日になるといいですね」(だったかな?)BOYには名前を残します。“二ア”という名前を(原作を知っている人は、そう来たか!と思うのでは?)。そして、天才でも一人で世界を変えることはできない、と。Lはいなくなっても、想いは引き継がれていくんだ、と思ったら胸がいっぱいになって泣いてしまいました(笑)。だってもうLには明日はやってこない・・・。Kにすら「あなたは生きてください。ワタリもそれを望んでいます」みたいなことを言っていましたね。

L BOOK PROJECTとして、小説や写真集、公式ガイドが出ているようで、うーん、買ってしまいそうな自分がいる(笑)。

チーム・バチスタの栄光(試写会)

2008-02-04 10:43:37 | 映画(た行)
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竹内結子、阿部寛、吉川晃司、池内博之、玉山鉄二、井川遥、田口浩正、田中直樹、佐野史郎出演。中村義洋監督作品。

拡張型心筋症に対する手術で成功率60%といわれる高難度のバチスタ手術。東城大学病院では、天才外科医・桐生(吉川晃司)をリーダーとする7人体制の専門集団“チーム・バチスタ”を結成、26連勝という驚異的な成功を記録する。だが突如として、3例立て続けに術中死が発生。たまたま不運な事故が続いたのか、あるいは医療ミスか、はたまた故意か? 病院側はことを荒立てずに原因を見極めようと、日陰の存在である心療内科医の田口(竹内結子)に内部調査を命じる。渋々引き受るハメになった田口だったが、外科の素人には荷が重すぎたのか真相解明には至らず確信の持てぬまま「単なる事故」と結論づけようとする。するとそこへ、厚生労働省の破天荒なキレモノ役人、白鳥(阿部寛)が現われ、報告書を一刀両断し、事件を殺人と決めつけるや、困惑する田口を引き連れ強引な再調査に乗り出すのだった。(allcinema onlineより)

公式サイト

総合:★★★☆☆
ストーリー:★★★☆☆
映像・演出:★★★☆☆
阿部ちゃんのキャラが濃すぎて主役・竹内さんの影が薄くなった度:★★★★☆

この映画は、芸能ニュースでクランクアップ時に知りました。たいてい、これだけの出演者が出ている映画はもっと前から知っているんですが、なぜかこの映画に関しては、いつの間にか作られていた、という印象を受けました。撮って出しなのかな・・・とちょっと思ったりして。原作が200万部突破とかでかなり売れているようですね。現役医師の海堂尊さん原作「チーム・バチスタの栄光」です。映画を観てみて、原作を読んでみたくなりました。ストーリーはほぼ同じなんでしょうか?ラストも?主役は男性から女性に代わったらしいですね。男二人で捜査というのは、映画ではやっぱりちょっと華がないので難しいのだと思います。ドラマ「ガリレオ」と同じパターンですね。どっちかが女性になってしまうという。

監督は「アヒルと鴨のコインロッカー」を撮った方。もちろん、全然作風が違う。というのも、見終わって知ったのですが、脚本が斉藤ひろしさんと蒔田光治さんなんだもん。そりゃコメディタッチにもなるって(笑)。原作もそうなのかは分かりませんが。

映画はなかなか面白かったです。阿部ちゃんのキャラが濃すぎるのが気になりましたが。「トリック」の上田を思い起こさせる感じでした。阿部ちゃんは途中から登場なのに、竹内さんが癒し系のキャラのため、阿部ちゃんが主役みたいに見えました。でもキャラは面白かったですけどね。うどんをおかずにそばを食べるシーンにはウケました(爆)。
この映画はミステリーという感覚で観に行ったので、果たしてその辺がどうなのか・・・と思いながら観ましたが、私はすっかりミスリードされました(笑)。まぁこの手のジャンルはあまり考えずに観た方が楽しめるので、勝ち組かな(ちょっと強がり)。
キャッチコピーにもミスリードされたような気がしますが・・・。
納得いく結末なのかと聞かれると、私は正直微妙です(笑)。とってつけた感じがしなくもない・・・。でもつまらないという風には思いませんでした。

ドラマの「医龍」を見ていたので、「バチスタ」という言葉には全然抵抗がありませんでした。難しい医療用語も出てこなかったと思うし、ちゃんと説明があったと思います。ただ、心臓がドクドクと動いているシーンなどがあるので、その手の映像がダメな方にはあまりオススメしません。観客の中でも目をそむけている人がいたような。
予想していたよりも、吉川晃司さんの演技が良かったので、観ていて安心しました。池内さんや佐野さんも良かったですね。

患者の一人に山口良一さんがいて、元気になったら、ロックをやりたいと言い、手術の前に病院の庭でギターを弾きながらマイクで歌うシーンがあるのですが、あのシーンは私的には微妙でした。あんなに長くやる必要があるのかな?あとで田口が泣くシーンに繋がるのだとは思いますが、観ていて非常に微妙な気持ちでした。ぼそぼそ歌うレモンティの歌は悪くないんですけどね、笑える、という所までは行かないし。

ラストの方で落ち込む田口を患者たちが慰めるシーンが個人的に好きでした。心療内科医って地味だけど、やっぱり大変な仕事だと思うんですよね・・・。


最近、試写会ばかりで、観たい映画を全部試写会で観てしまうので、劇場へなかなか行かないのですが、なんと「L change the World」のジャパン・プレミア試写会に当選してしまいました!!(笑)ますます劇場が遠のく(爆)
会社帰りに行くので、席は期待できませんが、前回の「デスノートthe Last name」の時よりはマシな席で観れるといいな~~。

2008年1月のレビュー

2008-02-01 11:57:35 | 本・雑誌、その他雑記
【香港・台湾・中国映画】
「妄想diary」
「ラスト、コーション(ジャパン・プレミア)」

【韓国映画】

【アメリカ映画】

【日本映画】
「陰日向に咲く(試写会)」
「サイドカーに犬」
「Sweet Rain 死神の精度(完成披露試写会)」
「ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ(試写会)」

【その他の国の映画】

【アニメ】
「ビー・ムービー(試写会)」

【ドラマ・舞台】
「鹿鼎記(ろくていき)」

1月で、すでに年間のベスト1位が決まってしまったかのような感じ・・・。いや、これからも期待です。

今月は試写会ばっかり5本(笑)。無料で見て、文句言われた日にゃ、配給会社もやってられね~~という感じでしょうが、良かった映画は良かったと書いてるし、自信のある映画はどんどん試写会やって欲しいです。ちゃ~んと宣伝しますよ!
「鹿鼎記(ろくていき)」は8話まで観ました。が、だんだん観続ける自信がなくなってきた・・・(苦笑)。オープニングの画でカリーナ・ラウの姿が出てくるので、せめて、カリーナが出てくるまでは観続けたいと思うのでした・・・。

今月はこの他に「CSI:科学捜査班」を見ました。シーズン1を観終わりました。やや気持ち悪いシーンもあるものの、面白かったです。たくさん出てるようなので少しずつ見て行きたいです。あと、TVで「リ・ジェネシス」を観終わりました。何度か見逃してしまって、DVDで半分くらい観たかも。「妄想diary」にシーズン2の1話が入っていたので、それも観たのですが、シーズン2の方が面白いかもしれない(笑)。これも引き続き観ようと思ってます。

2月は今日、「チーム・バチスタの栄光」を試写会で観てきます。「L change the World」は当たらなかったようなので、劇場へ行く予定。「デスノート」は好きだったので、期待しているんですが、なんとなく嫌な予感がする(笑)。