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映画感想ブログです。3周年を迎えました♪
相変わらず、日本映画と香港映画が好きです。

この胸いっぱいの愛を

2006-04-30 20:55:26 | 映画(か行)
伊藤英明、ミムラ、勝地涼、富岡涼、宮藤宮九郎、吉行和子、愛川欽也出演。塩田昭彦監督作品。

2006年、百貨店に勤める鈴谷比呂志は、出張で小学生時代を過ごした北九州・門司を訪れた。そこで郷愁に浸る比呂志だったが、その時ふと一人の少年に出くわす。彼はなんと、“ヒロ”と呼ばれていた20年前の自分だった。比呂志は知らぬ間に1986年にタイムスリップしていたのだった。そしてある出来事がきっかけで、比呂志は祖母の旅館でヒロと奇妙な共同生活を始めることに。そんなある日、彼は憧れの女性“和美姉ちゃん”と再会する。難病を患いながらも手術を拒否してこの世を去ってしまった彼女を、今なら救えるかも知れないと考える比呂志。一方、比呂志と同じ飛行機に乗り合わせた3人の男女も同様にタイムスリップしていた。彼らもまた、20年前のこの時代にそれぞれある思いを残していたのだった。(allcinema onlineより)

冒頭からあまりテンポが良くないなぁと思いながら観ていたのですが、比呂志が突然、旅館に現れたシーンを観て、飛行機から旅館まではどーなっとんじゃ、と普通に不満ブツブツで観てて、あとでオチが分かった時、は~なるほどね……だから見せられなかったのね(苦笑)と思いました。
上にも書きましたが、前半はあまりテンポが良くないように感じましたが、途中からはグっと良くなった気がしました。

以下、ネタばれ含みます。

比呂志が実は飛行機事故で亡くなっていたという事が分かってからは、面白くなりました。ただ過去を変えるのは、どうなのよと思いましたけど(笑)。
事故で行方不明になった人の最後の遺体が発見されたというラジオのニュースのシーンはなぜか後味が悪いなぁ…と思いながら観てしまいました。
かなり泣いたのですが、観終わって考えてみると、うーん、どこかで観た映画を足して割ったような感じがしなくもない(苦笑)。

伊藤英明くんと子役の富岡涼くんのコンビが結構いい感じだったなぁと思いました。富岡くん可愛い。
勝地涼くんは、思っていたより出演シーンが多かったです。が、チンピラ役の似合わないこと……(笑)
彼はもっと違う役が観てみたいですねぇ。この間の「恋するハニカミ」すごくかっこよかったですよ~~
高校生をカツアゲしていて、ジャンプさせるシーンを観て「キッズ・リターン」を思い出しました(爆)
クドカンは……見せ場が1シーンしかなかったけど……あれで良いの?(苦笑)なんか微妙でした。

ツッコミ所が多々あったような気もしますが、泣きたい人にはお薦めじゃないでしょうか。
私的にはラストシーン(みんなが幸せそうなやつ)はいらないです。ハイ。