Movies!!

映画感想ブログです。3周年を迎えました♪
相変わらず、日本映画と香港映画が好きです。

パコと魔法の絵本

2008-09-24 16:03:39 | 映画(は行)
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役所広司、アヤカ・ウィルソン、上川隆也、妻夫木聡、土屋アンナ、阿部サダヲ、加瀬亮、小池栄子、劇団ひとり、國村隼出演。中島哲也監督作品。

変わり者が集まるとある病院。そこは、大人の俳優に脱皮出来なかった元有名子役や消防車に轢かれた消防士といった患者のみならず、医師や看護師までもどこか変な人たちばかり。中でも大貫の偏屈ぶりは筋金入り。“お前が私を知っているだけで腹が立つ”と傍若無人な振る舞いで病院中の嫌われ者。毎日同じ絵本を読んでいる無邪気な少女パコに対しても容赦なし。そんな大貫は、ある時些細な誤解からパコを引っぱたいてしまう。ところが翌日、何事もなかったようにケロっとしているパコ。実は、彼女は交通事故の後遺症で記憶が1日しかもたないのだった。しかもその事故で両親を失ったことも知らず、毎朝枕元にある絵本をママからの誕生日プレゼントと思い込んでいた。そのことを知り、さすがに反省した大貫が、ふとパコのほっぺに触れた瞬間、“おじさん、昨日もパコのほっぺに触ったよね?”。昨日のことを覚えていないはずのパコが、よりによって大貫のことを覚えていた。ついに大貫の心に大きな変化が生じ、彼はパコのために何かをしてあげたいと思い始めるのだったが…。

公式サイト

総合:★★★★☆
ストーリー:★★★★☆
映像・演出:★★★★☆
アヤカちゃんが、めっちゃ可愛い度:★★★★★

試写会が当たっていたのですが、どーしても行けなくて、劇場へ観に行ってしまいました。観て良かった!!凄く良かったです。
完璧なファンタジーの世界ですが、日本の監督で、ここまで出来る人って、他に浮かばないです。CGもハリウッドに遜色ないと思います。お金かかってそう~(笑)

とにかく、主役のアヤカ・ウィルソンちゃんが、ものすごく可愛い。本当に絵本から飛び出してきたかのようです。顔がアップになるたび、可愛いな~~って思ってました。
それから、上川さん。彼のここまで、はっちゃけた演技は、私、初めて見ましたが(笑)。本当の上川さんなのか、最初疑ってしまいました。はっちゃけてたのは、上川さんだけじゃないですけどね。でも一番衝撃的でした。阿部サダヲさんなんかは、見慣れてるし(笑)、土屋アンナちゃんは、ほとんど地だろうし、小池栄子ちゃんや國村さんも予想の範囲内。ブッキーが、ちょっといつもよりも、イッちゃってる感じはしましたが。

ストーリーもかなり引き込まれたし、映像が凄く綺麗で、すんなりこの世界に入れました。
「下妻物語」「嫌われ松子の一生」からの進化形という感じでしょうか。個人的には、「嫌われ松子の一生」より、この映画の方が好きですね。

そういえば、前の方に座っていた子どもがラストの方、号泣してました。二人くらい。凄い泣き方でした。

笑えるシーンもあるし、泣けるし、子どもでも見れるし、私はオススメですね~。



イキガミ(試写会)

2008-09-19 14:18:21 | 映画(あ行)
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松田翔太、塚本高史、成海璃子、山田孝之、金井勇太、柄本明、井川遥、笹野高史、風吹ジュン、佐野和真、塩見三省、劇団ひとり出演。瀧本智行監督作品。

 “国家繁栄維持法”とは、“死”の恐怖を実感した国民がより充実した“生”を全うすることで国家繁栄に繋げることを企図した法律。全国民は子供の頃に体内に特殊なカプセルを埋め込まれ、それによって1000人に1人の割合で18歳から24歳の若者があらかじめ設定された日時に自動的に死を迎える仕組みになっていた。藤本賢吾(松田翔太)は政府発行の死亡予告証=イキガミをその本人に配達する厚生保健省の職員。そんな彼が今回出会ったのは、メジャーデビューを夢見るストリートミュージシャンの田辺翼(金井勇太)、息子に届いたイキガミを選挙に利用しようとする保守系女性議員を母(風吹ジュン)に持つ滝沢直樹(佐野和真)、そして事故で失明した最愛の妹(成海璃子)のために角膜移植を決断する青年、飯塚さとし(山田孝之)。そんな彼らの最期の24時間を目の当たりにしたことで、やがて藤本の心にも様々な迷いや葛藤が渦巻いていく…。

公式サイト

総合:★★★☆☆
ストーリー:★★★☆☆
映像・演出:★★★☆☆

予告を観て、観てみたいと思っていた映画でした。この映画には、昨日観た「トウキョウソナタ」にも出演していた井川遥さんが出てました。ちょこちょこといい感じの役で出てる女優さんだな~と思ったりして。

映画は最初の方、ちょっと眠くなってしまいました・・・。展開が意外とまったり?だったのでしょうか。目が覚めてから、しっかり観れたし、泣きました。
個人的にはミュージシャンの話と、兄妹の話が好きですね。
監督が「犯人に告ぐ」の人なので、期待していましたが、思ったほどの衝撃とかはなく、比較的淡々としている感じでした。あ、でも「犯人に告ぐ」もそんな感じだったかな(笑)。

以下、ネタばれしますので、ご注意願います。



ミュージシャンの話が最初で女性議員の息子の話と兄妹の話がやや同時進行?な展開でした。
ミュージシャンの話は、一緒にストリートで歌っていた仲間のうち一人がメジャーデビュー出来ることになり、違う人と組まされる。取り残された方は音楽をやめ、肉体労働者になっている。デビューが決まった方にイキガミが届き、あと24時間の命と分かった時に、本当に歌いたかった歌、仲間を想う・・・というエピソードです。途中寝てしまったせいか、泣けそうになくて、泣く感じの映画じゃないのかな~なんて思ってたのですが、Mステみたいなステージで田辺が歌うシーンと同時に、テレビのこちら側で、昔一緒に歌っていた秀和(塚本くん)が、ギターを弾きながら歌っているのを観て、目幅で泣きました(笑)。ああいうの、弱いんだな、私。音楽やっている者同士の繋がり、みたいなものに・・・。
女性議員の息子は、引きこもりで、自分に過度の期待をし、見捨てた母親を恨んでいて、イキガミが届いた自分さえ利用しようとしたことで、母親に復讐しようとしますが、最後の最後で躊躇してしまう、という話。そんなに思い入れなく、観ましたが、躊躇したシーンは悪くなかったです。共感できる部分はありました。
交通事故で視力を失った妹と、やっと一緒に暮らせるようになったところへ、イキガミが届いたさとしは、自分の角膜を妹にあげようとしますが、イキガミ配達人が来たことが妹にバレてしまい一騒動。こういうのには、かなり弱いので、泣けましたね。

設定には、いろいろ無理がありそうですが、自分がこの世界にいて、イキガミを受け取ったらどういう行動をするだろう?と考えてしまいますね。個人的には、「バトル・ロワイヤル」を思い出しました。
24時間後に自分が死ぬとしたら?やっぱり大切な人と過ごしたい、と思うでしょうね。美味しいものを食べて・・・とかって、今は思うけど、実際そうなったら、ご飯食べてる場合じゃないような(苦笑)。これからもずっと一緒にいたい、と思っていた人過ごして、最後は姿を消す(笑)。死ぬところは見せたくないですね。

イキガミ配達人は、死亡予定者と過度に関わってはいけないようですが、結局関わってしまい、自分のしていることに疑問を感じます。
終わり方としては、続きがありそうですね。というか、このパターンでいくつでもエピソードが作れそう。おそらく原作もそうなんでしょうし。

トウキョウソナタ(完成披露試写会)

2008-09-18 11:40:11 | 映画(た行)
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香川照之、小泉今日子、小柳友、井之脇海、井川遥、津田寛治、児嶋一哉、役所広司出演。黒沢清監督作品。

佐々木家はトウキョウに暮らす一見ごく普通の4人家族。平凡なサラリーマンの父・竜平(香川照之)は、家長としての自負を持ち、家族のために懸命に働いてきた。ところが、ある日リストラであっさり会社をクビになってしまう。その事実を家族に伝えられず、毎朝スーツで家を出ては、公園などで時間をつぶす竜平。母・恵(小泉今日子)は、せっかくドーナツを作っても誰にも見向きもされないなど、やり場のない不満と虚無感を募らせる。一方子どもたちも、大学生の長男・貴(小柳友)は、突然アメリカ軍への入隊を志願し、小学生の次男・健二(井之脇海)は家族に内緒でピアノ教室へ通い続けていた。すっかり家庭崩壊への道を突き進む佐々木家だったが…。

公式サイト

総合:★★★☆☆
ストーリー:★★★☆☆
映像・演出:★★★☆☆

舞台挨拶付きの試写会でした。香川さんも、キョンキョンも、たぶん、生で見るのは初めて!キョンキョン、可愛いです。42歳とは思えない・・・。アンジャッシュの児嶋さんが、キョンキョンと共演して、テレビで見てた人で、緊張したと言ってましたが、気持ち分かるな~って思っちゃいました(笑)。
香川さんは、かなりこの映画に思い入れがあるようでした。
カンヌ映画祭のある視点部門で、審査員賞を受賞しています。

映画は一言で言うと、地味でした。ヒットしそうかと聞かれると、う~ん(笑)。凄く分かりやすいというわけでもないので、誰にでも勧めるというのも、難しいかな。でも私は嫌いじゃありません。リアリティを感じる部分と、ぶっとんでる部分があって、ここはツッコミ入れちゃいけないのね、とか、思いながら観てました。
香川さんの演技は、いつも通り、素晴らしいです。家族の長としての威厳、でもリストラされて、仕事がなく、デパートの清掃員にならざるを得ない。そして、それを隠している弱さの部分。ぴったりハマってましたね。
キョンキョンは、正直、あまり演技が上手いとは思わないのですが、映像栄えするんですよね。スクリーンに一人で映っている姿を見ると、存在感があるというか、オーラがあるのでしょうか。19歳の息子がいる設定なので、老けメイクにはなっていると思いますが、観てて、なんかいいなと思ってしまいます。
小柳友くんは、舞台挨拶の時と役柄が全然違って、挨拶ではとてもいい人でした(笑)。演技に目覚めたと言ってましたね。そんなに出番はなかったですが、アメリカの軍隊に入るという突拍子もない設定で坊主になるなど、大変そうでした。
井之脇海くんは、ある意味、主役でもあると思いますが、凄く目がいいです。ちょっと柳楽くんを彷彿するような。演技もなかなか良かったかと。いい役者さんになってほしいです。最後のピアノ演奏は、彼が実際に弾いていたのでしょうか?ずっと手元が映っていたし、音と合っていたので、そうだとしたら、凄いな・・・と。
あのピアノ曲はなんていう曲なんでしょう。聴いたことあるのに、クラシックに弱いもので・・・。
主婦である恵(小泉今日子)を家の外で連れ出す役として、役所さんが泥棒役で、出ていましたが、一人だけテンション高くて、映画の中では浮いてました(笑)。それはそれでいいんでしょうけど。

家族の崩壊と再生というテーマの映画は、よく聞くような気がしますが、意外と観てなかったのかな、と思いました。どんな状況であろうと、母親は家族のためにご飯作っちゃうし、それを食卓でみんなで食べてしまう。変だけど、普通の風景。
家族の再生の象徴というか、希望?という意味でも、上にも書きましたが、ラストのピアノのシーンは、秀逸ですね。

アイアンマン(ジャパン・プレミア試写会)

2008-09-05 16:24:46 | 映画(あ行)
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ロバート・ダウニー・Jr、ジェフ・ブリッジス、テレンス・ハワード、グウィネス・パルトロー出演。ジョン・ファヴロー監督作品。

米国政府と契約を結ぶ巨大軍事企業スターク・インタストリーズの社長で、発明家としての顔も持つトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)。彼はある日、自社新型兵器のデモ実験に参加するためアフガニスタンへ赴き、みごと実験を成功させる。だがその直後、テロリスト集団の襲撃に遭い、胸に深い傷を負ったまま囚われの身となってしまう。さらに、一味のために最強兵器の開発を強制されるトニー。しかし、彼は一味の目を盗んで飛行可能なパワードスーツを開発、それを身につけ、敵の隙をみて脱出し生還を果たす。そして、この一件で自社兵器がテロ組織に利用されているのを目の当たりにし、ショックを受けたトニーは会社として武器製造を中止する一方、テロ撲滅を誓い、秘かにパワードスーツの改良に着手。こうして試行錯誤の末、驚異の攻防力と飛行性能を兼ね備えたパワードスーツ=“アイアンマン”を完成させる。

公式サイト

総合:★★★☆☆
ストーリー:★★★☆☆
映像・演出:★★★★☆
コミカルな部分も面白かった度:★★★☆☆

ジャパン・プレミア試写会に行ってきました。舞台挨拶では、ロバート・ダウニー・Jr以外に、北京オリンピックのメダリストたちが登場!私は2階席だったので、全然見えませんでした・・・(泣)。

北島康介も飛び入り!北京のメダリストたちがハリウッドスターと爆笑トーク

映画は面白かったです。いろんなアメコミがあって、ヒーロー映画があるけれど、そのどれよりも、現実味があるような気がしました。アイアンマンが実際に作れるかどうかは別として(笑)。アイアンマンの飛行能力を試行錯誤しているシーンがなかなか面白かったです。そりゃ最初から上手くは飛べないよね。でも、空を駆け巡っているのを観て、思わず口を半開きにして「すげー」とつぶやいてしまいました(笑)。
やっぱ空飛べるのって、憧れるわ~。
でもって、アイアンマンは苦悩するヒーローじゃないところがまた、いいです(笑)。元武器商人にして天才。自分であれだけのパワードスーツを作っちゃうんだからね~。
アイアンマンのデザイン、なかなかかっこいいんですけど、最初、どーしても「ロボコップ??」って思っちゃって・・・(笑)。ロボコップって飛んだっけ?飛べないよね、確か(笑)。
それに、自分がアイアンマンであることを隠さないところが、またいいです(爆)。

あと、エンドロールの後にもシーンがあります。エンドロール前に注意書き入りますが。
ただ、そのシーン、私は意味が分かりませんでした。セリフも全然分からないし・・・続編があるってこと?くらいしか。出来てた眼帯の黒人さんは誰???


イントゥ・ザ・ワイルド(試写会)

2008-09-03 10:26:08 | 映画(あ行)
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エミール・ハッシュ、マーシャ・ゲイ・ハーデン、ウィリアム・ハート、ジェナ・マローン出演。ショーン・ペン監督作品。

1990年夏、ジョージア州の大学を優秀な成績で卒業した22歳の青年、クリス・マッカンドレス(エミール・ハッシュ)。卒業祝いに新車を買ってあげるという両親の申し出をあっさり断った彼は、通帳にあった預金全額を慈善団体に寄付し、家族に何も告げることなく、文字どおり無一文でアラスカへ向けて旅に出る。道中、様々な出会いと経験を重ねるクリス。サウスダコタでは彼の無鉄砲を諫めてくれる陽気な兄貴分ウェインと親交を深め、スラブスではヒッピーなどアウトサイダーたちが集うコミューンに身を寄せ、そこで美しい少女トレイシーと出会う。彼女はクリスに好意を抱き、クリスにも恋心が芽生えたかに思われたが…。一方その頃、残された家族は音信不通の息子の身を案じ、祈る思いで彼の帰りを待つのだったが…。(allcinema onlineより)


公式サイト

総合:★★☆☆☆
ストーリー:★★★☆☆
映像・演出:★★★☆☆

エミール・ハッシュ、顔と名前は覚えてたんですが、どこで見たっけ?と調べたら「スピード・レーサー」の主役の子でした!!レオナルド・ディカプリオ(の若い頃)にそっくりです。

ストーリーは、上記のあらすじで、十分な感じですが、あらすじを読んだ感じよりももっとドキュメンタリー風な印象がありました。ロードムービーここにあり!な感じ。
ロードムービーは嫌いじゃないです。自分探しってなんかかっこいいけど、なかなか真似出来ないし。でも、私は最近見た「百万円と苦虫女」の方が好きな映画でしたが。自分探しじゃなくて、自分から逃げてると言える強さに共感します。ただ、一度逃げ出した人間は、どこへ行っても何もしても、成し遂げられないことも知ってるんだけど・・・。
旅に出た理由には、両親のことがあったようですね。若さと純粋さゆえに両親が許せなかったのでしょう。そのために、自分が命を落とすというのも、とても残念な結果ですが。

旅の途中で出会う人たちがとてもいい人達です。こういうのを観ると、自分もやってみたくなりますね。やる勇気はないけれど、憧れてしまいます。


アラスカはちょっと無理だけど、どこか遠くへ旅行に行きたいなぁと思ってます。夏休み取ったばかりなのに(爆)。
できれば、屋久島行きたい・・・友達が誘ってくれたけど、日程が合わなかった・・・(泣)京都の大文字山でもいいな~。安藤くんにバッタリ・・・(会わねーよ)


インビジブル・ターゲット(男児本色)

2008-09-02 11:57:22 | 映画(あ行)
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ニコラス・ツェー、ジェイシー・チェン、ショーン・ユー、ウー・ジン、アンディ・オン、サム・リー、ロー・ワイコン、マーク・チェン出演。ベニー・チャン監督作品。

香港の繁華街で現金輸送車襲撃事件が勃発。犯人は大量の爆薬を使用し、その際、香港警察のチャン刑事(ニコラス・ツェー)婚約者も巻き添えとなって命を落としてしまう。一方、手荒な捜査で知られるフォン警部補(ショーン・ユー)も同じ犯罪グループの襲撃に遭い、多数の重傷者を出すと共に自らも大いなる屈辱を味わわされる。そして、心優しいワイ巡査(ジェイシー・チェン)は、上司から自分の兄が犯罪グループの一味ではないかと疑われていた。事情は違えど犯罪グループへの思いを同じくする3人は、やがて協力して犯人の行方を追うのだったが…。(allcinema onlineより)

公式サイト

総合:★★★★☆
ストーリー:★★★★☆
映像・演出:★★★★☆

公開初日、初回に観てきました。ジェイシー・チェンが来日し、舞台挨拶がありました。前日?におたふく風邪で記者会見が中止になったという情報を得たのですが、元気そうでしたねぇ・・・・・・
とても純朴で、純粋そうな感じが可愛いジェイシーくんですが(笑)、舞台挨拶もニコニコしていて可愛かったです。アクションはないと言っていたのに、火の中に飛び込んだりするシーンがあったりして、ベニー・チャン監督が怖いらしいです。司会者の人は、ジェイシーが次もまたベニー・チャン監督とやりたいと言ってくれることを待ってた感じでしたが、怖い、としか言ってませんでした(笑)。

映画は、香港版DVDで英語字幕での鑑賞した後、去年の香港映画祭で日本語字幕で鑑賞済みでした。その際の感想はこちら

だいたいの感想は書いてしまっているし、そんなに評価や感想が変わったわけではないので、短く行きますが。
とにかく爆発が多いですよね。ベニー・チャン監督の特徴でもありますが。何回くらい爆発したんだろ。見ごたえはあります。ハリウッド映画にも引けは取らないかな。

あと特筆すべきは、ジェイシーとアンディ・オンのシーン。前回の感想でも“来世”では善人になりたいと言ったアンディ・オンがせつなくて、凄くいいシーンだと書きましたが、やはりあのシーン好きです。ジェイシーにとってアンディ・オンは兄の仇なのに、自分は警官だから、と撃てないシーンも、ありきたりと言えば、そうなんですが、ぐっときてしまいます。

この映画、アクションとドラマの部分のバランスがいいのかもしれません。

あまり上映館が多くありませんが、ぜひこの“男らしい”映画をたくさんの人に観て欲しいです。



20世紀少年-第1章ー終わりの始まり

2008-09-01 15:13:42 | 映画(な行)
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唐沢寿明、豊川悦司、常盤貴子、香川照之、石塚英彦、宇梶剛士他。堤幸彦監督作品。
出演者一覧は、こちらを参考に。

1969年。小学生のケンヂ(唐沢寿明)は、同級生の仲間たちと原っぱに秘密基地を作り遊んでいた。彼らは、20世紀の終わりに人類滅亡を企む悪の組織とそれを阻止する正義の味方といった物語を空想しては、それを“よげんの書”に書き記し、楽しんでいた。1997年。大人となったケンヂはコンビニを経営しながら、失踪した姉キリコ(黒木瞳)の赤ん坊カンナの面倒を見ていた。その頃、巷では謎の教団を率いる正体不明の教祖“ともだち”が出現、各地で不穏な事件が起き始める。やがてそれが少年時代の“よげんの書”にそっくりなことに気づくケンヂ。20世紀の終わりが迫る中、ついにケンヂはかつての仲間たちと共に人類滅亡の阻止に立ち上がるのだったが…。(allcinema onlineより)

公式サイト

総合:★★★☆☆
ストーリー:★★★☆☆
映像・演出:★★★☆☆

公開初日に観てきました。出演者に好きな人がいるから、というのが、一番の理由ですが(笑)、出演時間は短いものの、楽しませてもらいました。
同窓会のシーンでしたが、ケンヂの同級生で、女性にモテモテ。乾杯の音頭で「ちぃーす!(チアーズ?)」と言い、場を白けさせていたわけですが、劇場内で、おそらく私一人がウケていたかと。どうもありがとうございました(爆)。

上のあらすじを読むと、かなり荒唐無稽で、シナリオのシノプシスとして提出したら、即、却下を喰らいそうですが、原作の漫画は子ども向けなんでしょうか?
原作は、ラストがグダグダだったという噂を聞きましたが、映画は大丈夫なんでしょうか・・・?

正直、三部作なので、血のおおみそかと言われるシーンの前までなのかな~と思ってました。が、そこはしっかり第1章でやってました。びっくりでした。でもそのクライマックスがないと、1本の映画として成り立たないんだろうな・・・連続ドラマじゃないんだし。というか、続きがあるということに驚く・・・。しかもあと2章分。うーむ。どういう展開になるだろう・・・。

ストーリーは荒唐無稽ですが、ケンヂの現在と子ども時代、それから近未来を行き来する展開で、普通だと観ている側の気持ちが途切れたりするんですが、逆に飽きを感じさせない作りになってました。テンポも悪くないです。ただ、ケンヂがテロリストとして、指名手配?されるようになる1997→2000の流れがイマイチ分からなかった。なんか見逃したのかな・・・。

T・レックスの「20th century boy」が予告から流れてましたが、耳に残りますね。原作でもこの曲が出てくるんでしょうか。なんか堤監督がこの手の曲好きそうだから・・・。ワタクシ、監督がライブハウスで「Born To Be Wild」を熱唱するのを聞いた事あるんで(笑)。

個人的に、カンナの赤ちゃん時代の赤ちゃんがとっても可愛いと思いました。子役の子達もみんな演技がなかなか上手いです。
ARATAさんが、最初誰なのか分かりませんでした。坊主頭、ちょっと怖いです・・・。
成長したカンナの役は誰がやってるんだろう?運命の子って?
"ともだち"って誰?あまり引っ張ると、誰でもいいや、って感じになっちゃうけど(笑)

第2章は来年の・・・いつだっけ(笑)。1月?だったかな?撮影は、第1章と並行してたそうですね。
1章観たら、次も観ないわけにいかないので、観に行くと思います。




2008年8月のレビュー

2008-09-01 15:00:16 | 本・雑誌、その他雑記
2008年8月のレビュー

【香港・台湾・中国映画】

【韓国映画】

【アメリカ映画】
「ダークナイト」
「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝(ジャパン・プレミア試写会)」
「ハンコック(先行)」
「ベガスの恋に勝つルール(試写会)」

【日本映画】
「おくりびと(試写会)」
「たみおのしあわせ」
「デトロイト・メタル・シティ(試写会)」
「百万円と苦虫女」
「落語娘(試写会)」

【その他の国の映画】

【アニメ】

【ドラマ・舞台】


8月も順調に観に行きましたね。DVD鑑賞が一つもアップされてないですが・・・。
どれも面白かったのですが、予想外に良かったのが「ダークナイト」。「百万円と苦虫女」も好きな映画です。「おくりびと」はかなり泣けました。この映画は、まだ公開してないですよね(笑)。かなり早い試写会に当たったので。ヒットして欲しいなぁ。
「デトロイト・メタル・シティ」はかなり笑えて面白かったんですが、一般受けするのかな?と正直思ってました。が、ポニョに続いて公開週末で動員数2位になってました。ちょっとびっくりでした。
8月の終わりの方、ちょっとバタバタしてしまい、試写会をブッチしたりしてたので、観れたはずの映画が観れていないんですが、どうしても観たければ、劇場へ行けばいいかな~と思ったり。
今月は「アイアンマン」のジャパン・プレミアが当たってます。(私じゃなくて友人が・笑)。「イーグル・アイ」の予告をずいぶん前から観てるので、試写会当たらないかな~と期待してるんですが・・・。なんとなくどっちの映画も、観たら面白いけど、後には残らなそう(汗)。