Movies!!

映画感想ブログです。3周年を迎えました♪
相変わらず、日本映画と香港映画が好きです。

カイジ

2009-11-15 18:38:12 | 映画(か行)
またしても、久々の更新です。
映画を観る本数が激減したのと、仕事中の更新をやめたせいで(笑)、どうしても更新が滞ってしまいます。
夕飯を作り始めるまでの、ちょっとの時間に更新……。

★★★☆☆

確か10月に観に行きました。公開初日だったかな?
さすがに満席でしたね。

マンガ原作なのを知っていたのと、藤原竜也くんが主演で、松ケンも出演とのことで、あら、「デスノート」…なんて思いながら観に行ったのですが、感想としては、まーまーでした。
心理戦みたいなストーリーは好きなので、楽しみにしていたのですが、なんかちょっと間延びしたところもあったなと。
ビルからビルで渡る?シーンも長すぎて、ちょっと飽きてしまいました……。
松ケンの最期も、ええええ??って感じでしたし。

心理戦はなかなかおもしろかったですが、カイジが熱すぎる(笑)。
藤原くんは、舞台の人だし、大げさな演技になるのは、しょうがないのかもしれませんが、ちょっと引きました。
「デスノート」の時のライトは、よかったんですけどね…。

K-20 怪人二十面相・伝

2008-12-31 16:27:49 | 映画(か行)
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金城武、松たか子、國村隼、高島礼子、仲村トオル出演、佐藤嗣麻子監督作品。

1949年、第二次世界大戦を回避した日本の都市、帝都。そこは、19世紀から続く華族制度により極端な貧富の格差が生まれ、ごく一部の特権階級が富を独占する社会となっていた。折しも巷では、そんな富裕層だけを狙い、鮮やかな手口で窃盗を繰り返す怪人二十面相、通称“K-20”が出現し世間を騒がせていた。ある日、サーカス団に所属する天才曲芸師・遠藤平吉は、見知らぬ紳士から羽柴財閥の令嬢・羽柴葉子と名探偵・明智小五郎の結納の儀を写真に撮ってほしいとの依頼を受ける。しかし、それは二十面相の罠だった…。

公式サイト

総合:★★★☆☆
ストーリー:★★★☆☆
映像・演出:★★★☆☆

観てから、またしても時間が経ってしまったのですが、今年最後に劇場で観た映画なので、レビューをあげておきます。
総合は★3.5あげてもいいと思います。なかなか面白かったです。お正月映画として最適じゃないでしょうか。エンターティメントに徹していて良かったと思います。
戦後の貧困層などの描写がありますが、特に説教臭いわけでもなく。
江戸川乱歩の怪人二十面相は読んだような読んでないような…という程度でよく知りません。この映画の原作も読んだことがなかったのですが、特に問題なく楽しめました。あまり予備知識を入れていかなかったので、怪人二十面相が誰のかとか、全然考えずに観てたので、普通になるほど~と納得したりして、お手軽な客でした(笑)。
CGがすごいな~と思ったら、「Always 三丁目の夕日」のスタッフだったのですね。あれ、観てて、引くというか、なんだこりゃと冷める人もいるかもしれませんが、私は普通にすごーいと思いました(笑)。
アクションもなかなか見ごたえがありましたが、金城くんは、足にけがをしていたとかで、どこまで本人がやったのか分かりませんが…。

予告での金城くんを観て、コメディタッチだなぁと思ったのですが、正直、ここまでコメディタッチだと思いませんでした。いい意味で裏切られた感じ。金城くんは、コメディが似合うんだよね~。松たか子さんも同じく。
ヒロインが松たか子さんだし、主役が金城くん、仲村トオルさんが出演って、メインが年齢層高いなぁと思ったのですが、予想以上に松たか子さんが綺麗でした。さすが女優さんなのか、私生活でも結婚されて、より一層綺麗になったのか…。

今年最後のレビューでしたが、来年も劇場で映画を観たいと思います。
来年も楽しい映画がたくさん観れるといいな~。

年間ベストは、年が明けてから書きたいと思います。
今年もブログを読んでくれて、ありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。

皆様、良いお年を~。

カンフーダンク!(試写会・吹替)

2008-07-17 14:24:36 | 映画(か行)
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ジェイ・チョウ、シャーリーン・チョイ、チェン・ボーリン、エリック・ツァン、ン・マンタ、

武術学校で育った孤児の世杰(ジェイ・チョウ)は、並外れたカンフーの腕前を持っている上に、神業的な投球コントロールを備えていた。ある日、詐欺師・王立(エリック・ツァン)が世杰のカンフーの才能を使ってひと儲けしようと企てる。王立にそそのかされ、世杰は結果的に武術学校から追い出されてしまうハメに。それを知った王立は、世杰を大学のバスケットボール部に入部させるのだが…。(Yahooレビューより)

公式サイト

総合:★★☆☆☆
ストーリー:★★☆☆☆
映像・演出:★★★☆☆

「男おばさん」の試写会に行ってきました。軽部アナと笠井アナが登場し、ゲストに南海キャンディーズの山ちゃんが来ました。山ちゃんのお父さんはプロのボクサーで、お兄さんがキックボクサー、山ちゃんは中・高・大とバスケをやっていたということで、この映画にもってこいのゲストでしたが、最初の客の反応は微妙でした(爆)。
やはりバスケをやっていたという笠井アナとフリースロー対決をしたりして、盛り上がりましたが、そのトークショーが一番盛り上がってたような。映画は、正直、微妙でした(汗)。

観る前から、なんとなく寝そうな予感がしたので、ミントガムを噛んだりして、予防してたのですが、途中でガムを出したとたんに寝ました(爆)。
主役のジェイがカンフーの達人で、投球コントロールが抜群で、バスケをやることで、親を探す・・・というところあたりまでは見てたのですが、その後、気が付いたら試合でした(苦笑)。友人に聞いた所によると、練習をしてたみたいですが・・・・・・。
まぁメインは試合なので、いっか~という感じで見てましたが、この映画、カンフーダンクというだけあって、「少林サッカー」なんかの流れを汲んでいるんだと思いますが、残念ながら、そこまで笑えない。やや中途半端な感じ。
編集も微妙なところがあり、エピソードの入れ方もイマイチ。そういう?というところも吹き飛ばす笑いがあれば別なんですが、そこまではいっていない感じでした。笑えるシーンももちろんあるんだけどね。最後の試合の審判には思わず声を出して笑ってしまった。瞬間移動の秘儀は、どこで生かされるのだろう?と思ったら最後に出てきたし。ただ、師匠が瞬間移動の技の最中に亡くなったのは分かりましたが、ジェイの本人が得とくしていたのかどうかが・・・?でした。

チェン・ボーリンがかなりいい男でしたね。アル中っぽかったですが。可愛い子というイメージがあったので、ヒゲもあるし、なんだか男前に見えました。エリック・ツァンもなかなか良かったです。ン・マンタさんがヘラヘラ笑っているのも、なんだか安心して観れました。
ただ、ジェイの演技が・・・ちと微妙でした。なんだかまた下手になったような??
「王妃の紋章」でジェイの演技がかなり良くなったなと思っていたら、また「頭文字D」の頃に逆戻りした感じ。素朴な少年のような演技が微妙に見えるんでしょうか。PVの中のジェイの方がずっといいなぁ~。

近距離恋愛(試写会)

2008-07-02 15:00:30 | 映画(か行)
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パトリック・デンプシー、ミシェル・モナハン、ケヴィン・マクキッド、キャスリーン・クインラン、シドニー・ポラック出演。ポール・ウェイランド監督作品。

大学時代から10年来の大親友であるトムとハンナ。性格も境遇も対照的ながら2人は互いを知り尽くし、恋人同士のように度々一緒に出掛け、ひいては何でも打ち明けられる男女の壁を越えた間柄だった。そんなある時、ハンナがスコットランドへ6週間の長期出張に発つ。するとトムは、いつも自分のそばにいることが当たり前の彼女と離れたことで、初めてハンナへ恋していると気付くのだった。そして、彼女が帰国したらこの想いを伝えようと腹を決めたトム。しかし、再会したハンナは、出張先で出会ったという恋人を連れてきていた。さらにその恋人との婚約を報告された挙げ句、結婚式での彼女の筆頭花嫁付添人(メイド・オブ・オナー)を頼まれ、結局その役目を引き受けてしまうトムだが…。

公式サイト

総合:★★★☆☆
ストーリー:★★★☆☆
映像・演出:★★★☆☆

ラブストーリーが苦手な私ですが、予告を観て、これなら観れるんじゃないかなと試写会に応募したら当たりました。ラブコメは、日本ではなかなかヒットしないと言われているようですが、う~ん、この映画もベタではあるな・・・・・・。
私はなかなか楽しめました。スコットランドの結婚式(あれが一般的なのかどうか分からないけど)も観れたし。
お決まりのハッピーエンドですが、ハンナが出張先で出会うコリンには、非がないところがちょっと可哀想で同情したくなりました。一度は結婚を決めておいて、やっぱり元サヤ(サヤに入ってなかったけど)に、というのは、ちと自分勝手な感じが・・・・・・。コリンの気になる非は、鹿を撃ってるくらいで(笑)、家族も嫌な人というわけじゃないし。

ハンナが出張へ行く前に、なんとな~くトムに気がありそうなしぐさをしたので、最初は、トムの気を引く為にハンナとコリンが演技しているのかな?と勘ぐってみましたが、二人のディープキッスに観て、違った、と思いました(笑)。

ところで、パトリック・デンプシー、私はそんなにイケメンとは思えないんですが・・・・・・。映画の中ではかなりモテてましたね~。

告発のとき(試写会)

2008-06-12 13:56:56 | 映画(か行)
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トミー・リー・ジョーンズ、シャーリーズ・セロン、スーザン・サランドン、ジョナサン・タッカー、ジェームズ・フランコ出演。ポール・ハギス監督作品。

2004年11月1日、元軍警察のハンク・ディアフィールドのもとに、軍に所属する息子のマイクが行方不明だとの連絡が入る。軍人一家に生まれ、イラク戦争から帰還したばかりのマイクに限って無断離隊などあり得ないと確信するハンク。不安に駆られた彼は、息子の行方を捜すため基地のあるフォート・ラッドへ向かう。同じ隊の仲間に話を聞いても事情はさっぱり分からず、念のため地元警察にも相談してはみたものの、まともに取り上げてはもらえず途方に暮れる。そんな中、女性刑事エミリー・サンダースの協力を得て捜索を続けるハンクだったが、その矢先、マイクの焼死体が発見されたとの報せが届く。悲しみを乗り越え、真相究明のためエミリーと共に事件の捜査に乗り出すハンクだったが…。

公式サイト

総合:★★★☆☆
ストーリー:★★★☆☆
映像・演出:★★★☆☆

これまたしぶ~い、地味~な映画を観てきました。イラク戦争帰還兵の帰国直後の死に焦点を当て、真実を明らかにしていく映画ですが、ミステリー調かというと、ちょっと違うかも。私は観ながら、誰が犯人なのか、という推理はしませんでした。そっちよりも、やはり戦争での異常な状況、麻痺していく感覚を描き、反戦へのアピールを感じます。
ラストで犯人が告白するシーンも、犯人は淡々と話し、罪の意識があるようには思えなかったし。
トミー・リー・ジョーンズは、渋いですね~~。顔のシワを見るだけでも、人生の重みを感じます。ただ、ちょっとコミカルなシーンがあると、どうしても缶コーヒーのCMを思い出してしまう(爆)。これってちょっとマイナスじゃないかな・・・・・・。
シャーリーズ・セロンは事件を追っていく刑事の役で、母子家庭の母親でもありました。シャーリーズの子どもをトミーが寝かせようするシーンがちょっと笑えましたね。場違いな感じで。
シャーリーズはとても綺麗でした。
ハリウッド映画のパターンだと、トミーとシャーリーズにラブな感じが見え隠れしたりしそうですが、そういうこともなく、地味~にイラク派兵を含めた戦争への疑問を呈している映画でした。

クライマーズ・ハイ(試写会)

2008-05-28 13:37:13 | 映画(か行)
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堤真一、堺雅人、尾野真千子、遠藤憲一、山崎努、高嶋政宏出演。原田眞人監督作品。

1985年8月12日、乗員乗客524名を乗せた日航機123便が、群馬と長野の県境に墜落、その一報が北関東新聞社に入る。編集部で全権デスクに任命された悠木和雅(堤真一)は記者として扱う一大ニュースに対する興奮を禁じえないが、中央紙とのスクープ合戦や組織や家族との衝突を経て、命の重さに対しわき上がる使命感を覚える。(Yahooレビューより)

公式サイト

総合:★★★☆☆
ストーリー:★★★☆☆
映像・演出:★★★☆☆

横山秀夫氏が実際に記者として取材した体験を反映した同名小説が原作です。未読ですが、面白そうですね。ドラマも佐藤浩市さん主演でNHKで放送され、好評だったそうです。こっちも興味あり。ぜひ観てみたいです。
社会派ドラマは好きなジャンルなので、この映画、とても楽しみにしていました。ちょっと期待しすぎたかな~という印象。まぁまぁ良かったのですが、もうちょっと面白い(笑えるという意味ではなく)かと思ってた。正直に言えば、もっと面白く出来たんじゃないかと・・・・・・。

友達は思っていた映画と違ったと言っていました。私は事故の話ではなく、事故を取材した記者と新聞社の中の話だと知っていたので、それは想像通りでした。
上に書いた通り、原作は未読なので、原作がどうなっているのか分かりませんが、1985年と2007年を同時進行で追うという形の描写で、2007年は、山(というか山壁)を登る様子でした。タイトルがクライマーズ・ハイなので、それにもかけて、大変な状況を乗り越える、といったリンクをしているのかなと思いましたが、私的には、現代の描写はかなりウザかった(苦笑)。堤さん老けメイクだけど、体型は若いまんまで、初老に見えないし・・・・・・。実際の登った状況を撮影したのでしょうか?(そんなわけないか?)今朝、群馬での完成披露の様子をニュースで流してましたが山登り大変だったみたいなことを堤さんが言ってたような。それなのに、あのシーンいらないとか言っちゃうとちょっと申し訳ない気持ちがしますが(笑)。
今よりも古い時代の話(時代劇ではなくて)の場合、必ずと言っていいほど、現代のシーンも出てきますよね。やっぱり仕様なんでしょうか。

全体的に役者の皆さん、力入ってて、演技は良かったと思うのですが、いかんせん、セリフが聞き取りにくい。試写会なので音響うんぬん言っても仕方がないのですが、堤さんと女性以外の出演者は、聞き取りにくいことが結構ありました。セリフも専門用語が多いし、高嶋さんなんかは方言も入っている感じで、全く(9割くらい)聞き取れませんでした(汗)。出演シーン少ないのに・・・・・・(苦笑)。
堺さんは、もともとぼそぼそしゃべるタイプなのに、電話でこそこそしゃべるシーンが多くてやっぱり聞き取れないセリフが多々ありました。できれば字幕つけてほしいくらいでした・・・・・・。

日航機墜落事故は、23年経った今でも忘れられない事故ですね。子どもながら、非常に衝撃を受けたことを覚えています。生存された4人の中の1人に女の子がいて、その子が当時ファンだったアイドルグループから直筆サインをもらったという報道を見て、不謹慎ながら、羨ましいと思ったことを思い出します。羨ましいけど、そんなこと思っちゃいけない、家族を失うほうがずっと辛いんだからと自分に言い聞かせてましたね。
私が大学生の頃にその子と話をしたことがあるという人に聞いた話だと、彼女はあのあと、死にぞこない、と言われ、いじめられたそうです。それを聞いた時、激怒して、それから泣きましたね。天地がひっくり返っても言ってはいけない言葉ってあると思う。彼女は看護師になって今は結婚していると何かで聞きました。幸せでいて欲しいです。

映画では墜落現場のシーンや、現場の状況の手記、なくなった人の手記などが少し出てきますが、そちらに焦点を当てているわけではないので、それを期待すると肩透かしを食らうと思います。あくまで、記者と地元の新聞社に焦点を当てています。

奇跡のシンフォニー(試写会)

2008-05-16 10:18:19 | 映画(か行)
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フレディ・ハイモア、ケリー・ラッセル、ジョナサン・リース=マイヤーズ、テレンス・ハワード、ロビン・ウィリアムズ出演。カースティン・シェリダン監督作品。

孤児院で育ったエヴァン(フレディ・ハイモア)には豊かな音楽の才能が備わっていた。ある晩、エヴァンは不思議な音を追い、施設からマンハッタンへと導かれる。さまざまな出会いにより、エヴァンの音楽の才能は開花。同じころ、離ればなれとなっていた両親も、それぞれの思いを胸にニューヨークへと赴いていた。(Yahooレビューより)

公式サイト

総合:★★★☆☆
ストーリー;★★☆☆☆
映像・演出:★★★☆☆

試写状1枚につき、一人しか入場できない試写会でした。ヤクルトホールなのに珍しい・・・。友人が行きたがっていたのに、誘えず残念でした。
映画は、定番の音楽・感動モノでした。嫌いではないけど、ラストが思っていたより感動できなかったので、ちょっとマイナス。でもクライマックスに向けて、またしても障害が!というストーリー展開は上手いと思いましたが。
フレディ・ハイモアくんが少しずつ大人びてきて、可愛さが2割ほど半減(苦笑)。仕方がないのですが・・・・・・。
ギターを弾くシーンは凄いと思いました。実際に弾いてるようだったし。まぁ弾くというよりは叩いているシーンの方が多かったかな(笑)。
前半はやや退屈ですが、フレディくんがギターを弾き始めるあたりから、ラストまで音楽はなかなか感動的。ケリーのキャラが良かったですね。ジョナサン・リース=マイヤーズは、あれ?この人もうちょっとかっこよくなかったっけ?と正直思ったのですが、ラストの方が少し挽回してたかなぁ。フレディくんとのギターのシーンは良かった。
観る前から展開が分かりきっているので、音楽好きで、感動したい人にはオススメかな。

個人的にテレンス・ハワードを最近よく観るのですが、とても温和な顔つきで結構タイプだなぁと観るたびに思います(笑)。ロビン・ウィリアムズは今回はっちゃけた役(やや悪役?)でした。


ぐるりのこと。(試写会)

2008-05-13 16:08:13 | 映画(か行)
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木村多江、リリー・フランキー、倍賞美津子、寺島進、安藤玉恵、八嶋智人、寺田農、柄本明出演。橋口亮輔監督作品。

1993年、何事にもきちょうめんな妻の翔子(木村多江)と法廷画家の夫カナオ(リリー・フランキー)は、子どもを授かった幸せをかみしめていた。どこにでもいるような幸せな夫婦だったが、あるとき子どもを亡くしてしまい、その悲しみから翔子は心を病んでしまう。そんな翔子をカナオは温かく支え続け、2人の生活は少しずつ平穏を取り戻してゆく。(Yahooレビューより)

公式サイト

総合:★★★☆☆
ストーリー:★★★☆☆
映像・演出:★★★☆☆
木村多江さんの演技が素晴らしかった度:★★★★☆

以前に、監督のティーチ・イン付き試写会が当たったのですが、仕事で行けず、譲った友人から木村多江さんの役は監督自身の投影だと言っていた話を聞いていました。監督の話し、聞きたかったな~。
総合は★3.5です。なんてことない日常で、きっと誰にでも起こりうることなんだろうなと思いました。いい映画でした・・・が、監督、作風変わりましたかね?2作くらいしか観た事ないですが、「ハッシュ!」はもっとはっちゃけた映画だったような記憶が。
でも、ところどころ笑えるのは、特徴でしょうか。

木村さんの演技が素晴らしかったです。特にウツ状態の時。ああいう状況になったことはないけれど、共感してしまいました。几帳面な人は、うまく出来ないことが凄く辛いんだな~とあらためて実感。私なんて、結構いいかげんだから、まぁいいや、で済ませることの多い事・・・・・・(苦笑)。
時々、下ネタがありますが、観客のおっちゃん、おばちゃん笑いすぎ(爆)。
木村さんの演技も素晴らしかったですが、リリー・フランキーさんの自然な演技がとてもよかったです。彼の自然な演技でくすくす笑えたし。演技してないような感じに見えました。ただの作家ではなかったのか(失礼な)。なんかいそうなんだもん、ああいう感じの人。
近々、裁判所で傍聴をしてこようと思っているのですが、リリー・フランキーさんの役が法廷画家で、ちょうどそういうシーンがいろいろ出てきて、興味深かったです。実際にあった事件をモチーフにしているのが、ありましたね。なんとか真理教とか(笑)。幼児誘拐殺人事件とか・・・。

木村多江さんのラストの方の幸せそうな笑顔がなんとも言えず癒されました。

紀元前1万年(試写会)

2008-04-22 13:42:44 | 映画(か行)
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スティーヴン・ストレイト、カミーラ・ベル、クリフ・カーティス出演。ローランド・エメリッヒ監督作品。

人類とマンモスとが共存する紀元前1万年の世界。狩猟部族のデレー(スティーヴン・ストレイト)は若きリーダーへと成長し、幼い頃から想いを寄せていた美しいエバレット(カミーラ・ベル)もついに射止める。そんなある時、彼の村が正体不明の一味による急襲に遭い、多くの村人に加えてエバレットまでもさらわれてしまう。そこでデレーは彼女たちを救うため、仲間と共に一味の跡を追うことに。そして彼らは、獰猛な野獣との死闘など過酷な道程を経て、ある広大な文明の地へ辿り着く。そこは巨大なピラミッドがそびえ立ち、何万もの人々が奴隷として休むことなく働き、“大神(おおかみ)”と呼ばれる絶大な権力者によって完全に支配されていた…。

公式サイト

総合:★★★☆☆
ストーリー:★★★☆☆
映像・演出:★★★★☆
突っ込み所は多々あると思う度:★★★★☆

そんなに興味はない映画だったのですが、試写会なので行ってきました。ローランド・エメリッヒ監督は「インディペンデンス・ディ」「ディ・アフター・トゥモロー」の監督です。
そうか。「ディ・アフター・トゥモロー」を見た時もいろいろ突っ込み入れた気がする(笑)。
未来はともかく、過去の話だと、フィクションとノンフィクションの間で悩んでしまいました。ピラミッドを作っている最中にあんなになってしまって・・・でも、結局ピラミッドは出来上がったよなぁ、おそらくものすごい数の奴隷が作業しただろうなぁ・・・と思ってしまうわけで。そうするとこの映画、無意味??いや、そういうこともあったよね、きっと。という風に捉えればいいのかな。なんだか、あの後、ピラミッドどうなったんだろう?とか、関係ないことを考えてしまいました。フィクションでいいんだけどさ・・・・・・。

広大な文明に辿り着くまでのシーンが結構良かったかな。大鳥に追っかけられるシーンの迫力は凄かった。ホラー入ってるくらい怖かったし、そのシーンが終わったあとは、ホッとしました。文明に辿り着いてからは、建設中のピラミッドのCGが凄い。圧巻の映像です。正直、マンモスやトラのCGは微妙でしたが。トラはなんだかリアルすぎて、この時代にほんとにいるのかな?と思ってしまいました。質感がちょっと変な感じ。
ラストがね、ちょっとね・・・やっぱり突っ込み入れたくなります。大いなるファンタジーという感じになってしまう。それでいいのかな・・・。
部族同士の絆の描き方は良かったですね。人種が違おうと、力を合わせればなんでも出来るというのは、現代社会へのメッセージとも受け取れました。

全体的には、まぁまぁでしたが、私が思うに、日本人はあまりこういう映画、好みじゃない気がします。私もあまり好みじゃないし(笑)。どういう人たちが見たいと思うんだろう?


ゲゲゲの鬼太郎

2008-03-12 11:45:31 | 映画(か行)
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ウエンツ瑛二、井上真央、内田流果、田中麗奈、大泉洋、間寛平、利重剛、橋本さとし、YOU、小雪、西田敏行、室井滋出演。本木克英監督作品。07年。

妖怪世界で目玉おやじや猫娘(田中麗奈)たちとのんびり暮らしていた鬼太郎(ウエンツ瑛二)。そんな鬼太郎のもとに、人間界の小学生・健太(内田流果)が助けを求めてきた。彼が父・晴彦(利重剛)、姉・実花(井上真央)と暮らす団地では、テーマパーク建設のため、裏山の稲荷神社の解体工事が始まってからというもの、不気味な妖怪たちが出現し、住民たちを震え上がらせていたのだ。一方同じ頃、妖怪世界でも大事件に揺れていた。恐るべき魔力を秘め、地下深くに厳重に封印されていた“妖怪石”が忽然と消えてしまったのだった。やがてその妖怪石はひょんなことから健太と実花の手に渡る。妖怪石を狙う邪悪な妖怪たちの魔の手から姉弟を守るため、鬼太郎が立ち上がる。(allcinema onlineより)

総合:★★★☆☆
ストーリー:★★★☆☆
映像・演出:★★★☆☆
鬼太郎のキャラクターは微妙だった度:★★★☆☆

興味はあったのですが、劇場に行くのはちょっと、ということでDVDで観ました。B級っぽさ満載でしたが、それなりに楽しめました。
が、評価にも書いたように、鬼太郎のキャラが微妙でした。アニメの鬼太郎のキャライメージ(not墓場の鬼太郎)が強すぎるのかなぁ。前半は鬼太郎、なんだか暗いキャラじゃなかったですか?観ながらなんか違うと思ってしまいました。別にアニメと一緒である必要はないんですけど、だったらなんか違うと思う暇を与えないくらいテンポよく進めるとか、濃いキャラにするとか、もうちょっとやりようがあったのではないかと。ウエンツのコスプレ自体には何の文句(髪の色が違えど)もないんですけどねぇ。他のキャラクターもそれなりに笑えるコスプレなので、全然問題なかったです。鬼太郎のキャラよりも、健太のキャラが良かったですね。お父さんとの約束を頑なに守るいい子でした。可愛かったな。
ハマってたのが、大泉洋さんのねずみ男と西田敏行さんの輪入道。特に西田敏行さんの輪入道最高!!キャラが凄く面白かった。これだけで、この映画観て良かったと思いました(笑)。
あと、一反木綿のキャラが変わってて、「はぁい!どちらまで!」とか言ってるので笑ってしまったんですが、声を柳沢慎吾ちゃんがやってたんですね。それ知って、また笑ってしまいました(笑)。
闘いのシーンなども含め、B級ならB級で全然OKだと思います。子どもたちが楽しめる内容には十分なっていたと思うので。続編の公開が決まっているようですが、鬼太郎のキャラクターをもうちょっと修正して欲しいなぁ。