Movies!!

映画感想ブログです。3周年を迎えました♪
相変わらず、日本映画と香港映画が好きです。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

2009-09-04 21:58:06 | アニメ・バラエティ(映画・TV)
またまたお久しぶりです。

★★★☆☆

アップが遅くなりましたが、観て来ました。私が好きだった矢島作戦は前回出てしまったのと、これから崩れていく(笑)ので、どーかなーと思いましたが、なかなか楽しめました。しかし、レビューが書きにくい内容だ(苦笑)。
思いつくままに、たらたら書いてみると・・・
私の好きなエピソードがそっくり抜けてました。テレビシリーズであったシンクロの話、好きなんですけどね。あと、新しいエヴァに乗ってたのが、鈴木くんからアスカに代わっててびっくり。アスカがぐだぐだ悩むシーンが好きじゃないので(あんたばかぁ?と言ってるアスカが好き)、こっちのパターンの方が好きかな。エヴァのパイロットで新しい子が出てきましたね。メガネの子。ミサト以上に、エヴァやネルフに詳しそう。何より詳しいのは、使徒のカヲルくんですが・・・。存在をすっかり忘れた頃に、ちょこっと出てきますねぇ。ミサトといえば、声の感じが序の時よりも、若くなってました。あえてオバサンっぽい声にしていたというのを何かで読んだんですが、やっぱりミサトはこの声の方がいいなーと個人的には思います。
しかし、シンジはモテモテですな(笑)。レイからもアスカからも好かれちゃって。みんなで食事会見てみたかったなー。
次回も見に行くと思いますが、果たしてどういう展開になるんでしょうね。テレビシリーズをもう1回見ておくかなー。

崖の上のポニョ

2008-07-22 14:25:08 | アニメ・バラエティ(映画・TV)
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声の出演:山口智子、長嶋一茂、天海祐希、所ジョージ、土井洋輝、奈良柚莉愛、吉行和子。宮崎駿監督作品。

海辺の小さな町で崖の上の一軒家に暮らす宗介はある日、頭がジャムの瓶にはまり困っていたさかなの子・ポニョを助け出す。ポニョはクラゲに乗って家出してきたところだった。それ以来、彼らは互いを好きになる。しかし、ポニョはある時、人間をやめて今は海の住人となっている父フジモトによって海の中へ連れ戻されてしまうことに。それでも、いつしか“人間になりたい”という気持ちが強く芽生えていたポニョは、妹たちの力を借りて父の魔法を盗み出し、再び宗介のいる人間の世界を目指すのだったが…。(allcinema onlineより)

公式サイト

総合:★★★☆☆
ストーリー:★★★☆☆
映像・演出:★★★☆☆

連休最終日に観てきました。夕方でしたが、満席でした~。さすがジブリアニメ。
ジブリアニメは、「天空の城ラピュタ」「風の谷のナウシカ」が好きです。でも劇場に観に行ったことはほとんどなく、覚えている限りでは「魔女の宅急便」くらいじゃないかなぁ。行こうと思いつつ、いつも混んでるしな~と行くのをやめていたような。
「となりのトトロ」っぽいという話を聞いていたのですが、まさにそんな感じでした。人間になったポニョの走り方がメイちゃんにそっくり(笑)。顔も似てるし。
ポニョは可愛かったけど、半漁人のポニョはあまり可愛くない・・・(苦笑)。
アンデルセンの人魚姫をモチーフにしたストーリーでしたが、主人公?のソースケが5歳という設定もあってか、想像していたより子ども向けな感じでした。かなりおとぎ話、という感じでしたが、私はイマイチその世界に入り込めなかったかも。世界が滅びに向かっている(月が近づいている)のが、ソースケがポニョを受け入れたことで、大丈夫になたりするんですが、なんか唐突だったし、フジモトのセリフがやたら説明台詞に聞こえて、やや興ざめでした。
絵は相変わらず綺麗で、CGを一切使わなかったそうですね。見てる側としては、どっちでもいいような感じがしましたが(苦笑)。
リサ(ソースケの母親)の声を私の好きな女優さん・山口智子さんがやっていました。いい感じでしたが、私は彼女の演技が見たいよ~~~~。お父さん役の長嶋一茂さんは大丈夫かしら、と思ってましたが、あまりセリフもなく、大丈夫でした(笑)。

なんか、「となりのトトロ」が観たくなってしまった。この間、テレビでやってたみたいですね~。


スカイ・クロラ The Sky Crawlers (ジャパン・プレミア試写会)

2008-07-04 14:49:34 | アニメ・バラエティ(映画・TV)
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声の出演・菊地凛子、加瀬亮、栗山千明、谷原章介。押井守監督作品。

永遠に生きることを宿命づけられた“キルドレ”と呼ばれる子どもたちが暮らす、もう一つの現代で、彼らは“ショーとしての戦争”で戦闘機に乗って戦っていた。戦うことで生を実感する日々を送る中、元エースパイロットの女性指揮官・草薙水素(菊地凛子)と基地に赴任してきたエースパイロット・函南優一(加瀬亮)が出会う。(Yahooレビューより)

総合:★★★☆☆
ストーリー:★★★☆☆
映像・演出:★★★☆☆

公式サイト

ジャパン・プレミア試写会に行ってきました。なんだかいつものプレミアとちょっと違う雰囲気。さすが押井監督の映画(笑)。アニメオタク(押井監督ファン含め)の方々が続々と集結されてました。仕事を終えてから行ったので、席は2階席。うっかり双眼鏡を忘れてしまい、登壇した押井監督、菊地凛子さん、加瀬亮くん、栗山千明ちゃん、谷原章介さんの表情までは見えませんでした。

映画ですが、ワタクシ、ちょっと疲れていたようで、途中寝てしまい・・・・・・内容が全部分かりません。ただでさえ、やや難解かなと思われる作品なのに、途中寝てしまって、これ、キルドレの正体とかが途中で明かされていたら、分からないまま終わってしまう・・・とドキドキしてしまいましたが、いろいろと分かってきたのは終盤でした。ホッ。
キルドレたちは、子どもだということですが、何歳くらいの設定なんだろ・・・。
ショーとしての戦争をすることで、平和を維持するというのが、なんだか凄い考え方。テレビで戦争を眺めている様子は、まるで日本人がテレビで流れる外国の戦争のニュースを「大変ねぇ」と見ているのと同じ感じがしました。
キルドレの設定に、ちょこっとエヴァの匂いがしましたねぇ・・・・・・。
しっかし、ラストが切ない。見終わった後、友人と顔を見合わせてしまいました。なんとも言えない気持ちが・・・。
中盤寝てしまったのが、残念。機会があれば、もう一度観てみたいなぁ。

声優に関しては、今回、押井監督が初めて?俳優を抜擢したとのこと。栗山千明ちゃんは、もともと押井監督のファンだったそうで、監督はコンテ切る時からあてがきしてました、と言ってました。かなりお気に入りのようで、実写でも一緒にやりたいそうです。千明ちゃんの声は、私はかなり良かったと思いました。途中から千明ちゃんの顔忘れて聞いてましたしね。あとは、加瀬亮くんの声が良かった。わざとなのか分からないけれど、アニメ声っぽい感じ。中性的な声というか。合ってると思いました。タニショーは、もともと声が凄い良い俳優さんなのですが、今回は、ちょっと大人っぽすぎるような気がしました。上手いですけどね。菊地凛子さんは、う~ん。肝心なセリフがいまいちキマってなくて、ガクっと来る事がありました。その辺がちょっと残念。当然といえば当然ですが、笹倉役の榊原良子さん(本職の声優さん)の声が凄く良かった~。何か懐かしい感じがしてしまいました。

ところで、映像なんですが、戦闘機や戦闘中の描写のみ、やたらリアルで実写と見間違うくらい綺麗なんですが・・・あれはデジタル処理だから?CG?全然詳しくないので分からないんですが、戦闘機から人の描写に変わると急にアニメチックな映像になるので、かなり違和感がありました。自分は戦闘機に興味があるわけじゃないので、だったら、ナウシカの時みたいに戦闘機も普通にアニメチックな画で十分だなぁと思ったりして。

カンフーパンダ(試写会・字幕版)

2008-06-24 15:25:45 | アニメ・バラエティ(映画・TV)
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声の出演:ジャック・ブラック、ダスティン・ホフマン、アンジェリーナ・ジョリー、イアン・マクシェーン、ジャッキー・チェン、ルーシー・リュー。
監督:マーク・オズボーン、ジョン・スティーヴンソン。

脱獄した悪のカンフー使いタイ・ランが中国の平和の谷を襲った。これに対抗するため、マスター・モンキーやマスター・タイガレスら名だたるカンフーの達人たちがまず腕を競うが、最終的に実力を認められたのはカンフーおたくの小心者パンダ、ポー。彼は達人の師匠に弟子入りするものの、ぐうたらなポーは過酷な試練を乗り越えることができるだろうか……?(allcinema onlineより)

総合:★★★★☆
ストーリー:★★★☆☆
映像・演出:★★★☆☆
ジャッキーのセリフが少なかったのが残念度:★★★★☆

公式サイト

先日、「ドラゴン・キングダム」を試写会で観てきたばかりで(後ほど、感想書きます)、これまたジャッキーの声が聞ける!と思っていたのですが、ジャッキー(モンキー役)のセリフはほとんどありませんでした・・・・・・。声優だけでなく、武術面でのアドバイザーもしたようです。

映画、面白かったです!!パンダが可愛くない、という声がちらほら聞かれますが、これ、パンダが可愛かったら、おそらくあまり面白くないですよ(爆)。可愛くないから笑えるんだと思います。観客もみんな笑ってました。手を叩いて笑っている人も。ラストのエンドロールが終わってから拍手が起こってました。普通の試写会なのに。
ストーリーは非常に単純ですが、しぐさやセリフ、または非常にいい“間”で笑わせてくれます。こういうアニメ、好きだなぁ。誰でも楽しめると思います。子どもには吹替えでもいいのではないでしょうか。個人的にはジャック・ブラックとダスティン・ホフマンが非常に良かったので、字幕もオススメですが。
ただのカンフーおたくだったポーを、師匠が鍛えていくシーンががなかなか面白いです。カンフーに集中しても、上手くいかないので、ある物を取り入れて、鍛えていきます。結構簡単に鍛えられてしまうのは、アニメだから(爆)。面白ければいいんです。ハイ。
パンダの父親がなぜあの姿なのか、とか疑問点(ツッコミどころ)はあるし、後に何も残らない、という素晴らしい長所(笑)がありますが、私は好きな映画です。笑いたい人にオススメ。

ところで、中国四川省でこの映画の上映が中止になったというニュースが流れていましたが、無事に上映が再開されたようですね。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080623-00000029-rcdc-cn
映画の内容に関して、私もなんら問題ないと思いました。シャロン・ストーンの発言のどこまでが本当なのか私は知りませんが、それは個人の発言の問題であって、ハリウッドうんぬんは全く関係ないですよね。中国は、そういうことに敏感すぎ。こんな面白いアニメを見ないなんて、もったいない。それに上映を中止にしたって、結局海賊版が出回(以下略)。
誰が見たって、かなり中国をリスペクトしていると思いますって。上映されるようになって良かったです。



ビー・ムービー/日本語吹替版(試写会)

2008-01-17 15:03:48 | アニメ・バラエティ(映画・TV)
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声の出演:ジェリー・サインフェルド、レネー・ゼルウィガー、マシュー・フレデリック、ジョン・グッドマン。スティーヴ・ヒックナー、サイモン・J・スミス監督作品。

公式サイト

バリーは新米の働きバチ。毎日ハチミツを作り続ける仕事にウンザリした彼は、巣の外へ冒険に出ることに。そして、初めての人間世界を彷徨ったバリーは、心優しい花屋の女性ヴァネッサに救われる。これを機に彼女と意気投合するバリー。そんな彼はある時、スーパーで大量のハチミツを発見。やがて、自分たちがあくせく働いて作ったハチミツが人間に横取りされていると知ったバリーは、人間を相手に裁判を起こすのだが・・・。(allcinema onlineより、省略部分あり)

総合:★★★★☆
ストーリー:★★★☆☆
映像・演出:★★★★☆
台詞が良かった度:★★★★☆

昨日に引き続き、ちょっと甘めな採点?なかなか面白かったです。ちょっと大人向けっぽい感じもするアニメでした。台詞が怒涛のように紡ぎ出されるんですが、それがかなり面白い。日本語吹替版で見たのに聞き取れないこともあったので、子どもだと全部は聞き取れないかもしれませんが、それでもかまわないと思います。
絵もなかなか可愛い。ぱっと見はバリーの目がでかすぎてちょっと引きますが、見ているととても可愛くなってきます。バリーがぼぉ~っとなる所の表情なんて人間が演じるより上手い(爆)。凄い技術だなぁ・・・。
日本語吹替版を見たのですが、吹替えの声優さんの名前をちゃんと見れませんでした。今、調べたけど、見つからない。バリーの声は宮川一郎太さんでした。このアニメは最近よくあるタレントが吹替えるんじゃなく、ちゃんとした声優さんが吹替えてるんだと思います。宮川一郎太さんが声優さんかどうかは別にして(苦笑)、かなり上手いです。

ストーリーは単純です。でもここまで面白く見せられるのはやっぱり凄い。バリーの住んでいる蜂の巣の中はまるでディ○ニー○ンドのよう。ちなみにくまのプーさんのまがいもの(爆)も映画に出演。このシーンは大人がウケてました(笑)。
スティングやレイ・リオッタも出ていて、字幕版では声をあてているようです。シーンとしてはちょっとだけど。
バリー視点でジェットコースターに乗っているかのような映像も見ごたえあります。映画を気楽に楽しみたい人、家族で見るのにオススメ。

ゲド戦記

2007-12-13 11:37:39 | アニメ・バラエティ(映画・TV)
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声の出演:岡田准一、手嶌葵、菅原文太、田中裕子、香川照之、風吹ジュン、宮崎吾朗監督作品。06年。

多島海世界“アースシー”では、西海域の果てに棲む竜が、突如、人間の住む東海域に現われ共食いを始めた。それに呼応して、世界ではさまざまな異変が起こり始める。世界の均衡が崩れつつあるのだった。偉大な魔法使い、大賢人ゲドは、災いの源を探る旅に出る。やがて彼は、心に闇を持つ少年、エンラッドの王子アレンと出会う。影におびえるアレンを伴い、旅を続けるゲドは、ホート・タウンの街はずれにある幼なじみテナーの家に身を寄せる。そこには親に捨てられた少女テルーも住んでいた。彼女は、自暴自棄になっているアレンを激しく嫌悪する…。(allcinema onlineより)

総合:★★☆☆☆
ストーリー:★★☆☆☆
映像・演出:★★☆☆☆
評判を知らずに観たら、もっと悪い評価だったと思う度:★★★★☆

・・・・・・。面白くないよ、という評判は知っていて観たのですが、やっぱりう~ん・・・。
原作は2冊だけ読んだことがあります。確か、映画化を知ってから読みました。
真の名が分かれば、魔法をかけられるという、つまり真の名が分からなければ、魔法をかけられることもない、という設定が面白いなと思った記憶があります。そのために、皆、真の名を隠して生活しているという。「ゲド戦記」ではハイタカが主役で、最初の方では、アレンが自分の影におびえていたように、ハイタカが自分の影におびえているという話だったような。この映画は、「ゲド戦記」のエピソードのひとつというより、その辺を改編しているのかな??全部読んでないので分からないのですが・・・・・・・。

宮崎駿監督の息子が初監督をするということで、かなり話題になりました。どうしたって、お父さんと比較されるよねぇ。かわいそうだけど・・・。私も観ながらやっぱり比較してしまいました。

何より、観ていてワクワク感がない。これが一番痛かった。主人公が暗い、というのは、「エヴァンゲリオン」もそうなんですが(笑)、アレンはあまり魅力的なキャラではなかったな~。かといってハイタカがいいかというと、そうでもない。テルーも?な感じ。
それから、アレンは最初に王であるお父さんを殺して(死んだかどうか分からないけど)家出をしていたけど、なんで殺したのか分からない。アレン自身にも分からないようだったけど、ただ不安だから、じゃ納得できない。しかも、家出した後、誰も追ってこない(笑)。最後まで誰も追ってこなかった。一国の王が刺されて、息子が逃げ出して誰も追ってこないってどういうこと??それこそ、魔法を使ってすぐに探し出せそうなのに。
ラストは、テルー=龍ということでいいのかしら・・・?永遠の命を与える者?途中まではアレンが永遠の命を与える者といわれてたような。その後も普通に生活しているみたいだったし、何をどう解釈して良いのやら。

それから、声優の下手さが気になった・・・。岡田くんは上手い下手を判断するほどしゃべってない印象。別に岡田くんじゃなくても良かったかなという感じ。テルー役の子は新人だけど、ここぞという時に下手で見ていてガクっと来てしまう。唯一良かったのは「テルーの唄」。これは泣けた。予告観た時に劇場で涙出たもん。風吹ジュンさんはどこかで聞いた声だな・・・と思ってて途中でようやく気づいた。悪くはないんだけど、やっぱりここぞという時が下手。アニメって普通のドラマや映画よりももっとわざとらしいというか強調してしゃべっていいのに、声がちゃんと出てないというか、もっと心に訴える声が出せないのかなぁと・・・自分の大事な人が連れ去られるというときは、もっと心の底から叫んでほしいよ、と思ってしまった。これは全員にいえると思うけど。
どの台詞も心に残らないんだよね。変に押し付けがましいし。

話題性としては、人気俳優やタレントを声優に使った方がいいのだろうけど、そのせいで、作品の質が落ちることについて、作り手は何も思わないのかな?
初期の宮崎アニメに出てくる声優さんは、本当にうまい人たちばかりで、何度でも観たくなりました。

ああやっぱりなんか文句ばっかり(苦笑)。絵は綺麗でした。宮崎アニメの絵だった。絵の動きがイマイチだったような気もするけど。

ストレンヂア -無皇刃譚-(試写会)

2007-09-20 14:08:26 | アニメ・バラエティ(映画・TV)
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声の出演:長瀬智也、知念侑季、竹中直人、山寺宏一、大塚明夫、宮野真守。安藤真裕監督作品。

時は乱世。中国大陸より身寄りを亡くした一人の少年“仔太郎”が日本へとやって来る。仔太郎の身体に隠された秘密を狙って、明国より放たれた謎の武装集団が後を追う。その中にひときわ異彩を放つ金髪碧眼の剣士“羅狼(らろう)”がいた。一方、愛犬・飛丸を伴いある寺を目指す仔太郎は、追っ手に襲われたところを一人の男に救われる。男は名を捨て刀を封印した奇妙な剣士“名無し”。2人は反目しながらも道中を共にするのだったが…。(allcinema onlineより)

公式サイト

総合:★★☆☆☆
ストーリー:★★☆☆☆
映像・演出:★★★☆☆
飛丸(犬)が可愛かった度:★★★☆☆

TOKIOの長瀬くんが主役の声をやっていて、話題になってますね。声優をやるのは初めて、と言っているインタビューか何かを見たような気がします。印象としては、かなり抑えてしゃべってるな、と思いました。普段、怒鳴り散らしているイメージがあるからだろうか(笑)。大人な感じの役なので、そういうしゃべり方にしたのでしょうね。知念くんは、最初、これはアカンかも(汗)と思ったのですが、観ているうちに慣れました。頑張ってはいたと思います。知念くんは顔を思い出せないので問題なかったのですが、長瀬くんの方は時々ふと顔が浮かびました・・・。気が散るんだよね(苦笑)。

ストーリーがイマイチでしたねぇ・・・。少年が必要とされる理由があまりにもありがちで、食傷気味です。まぁいつの時代にも不老不死に対する憧れはあるし、権力者というものは、特にそういったことに執着するものなので、モチーフとして使うことは、分からないではないですが、正直、またか・・・という感じがしてしまいました。その割に明国の皇帝は出てこないので、あまりリアリティが感じられなかった。明国の剣の達人が、不老不死や皇帝なんかそっちのけで、強い者と闘いたくなってしまう、というのも、定番通りといった所。抜刀を禁じていた”名無し”が、剣を抜く理由もまたありきたり。でもこれはしょうがないか・・・。
新鮮さは薄かったですが、ラスト、仔太郎が走らせる馬に一緒に乗っている”名無し”が血を流し続けている所を見ると、ハッピーエンドではないのかな・・・という気がしました。それならばちょっとせつなくて、悪くないラストかなと思いました。

闘いのシーンなんかは悪くないですが、とにかく血がドバー!という感じで、これはアニメだからPG指定などは付かないのでしょうが、私はあまり気分が良くなかった。「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」なんかよりずっと嫌でしたねぇ・・・。
ラストの羅狼と“名無し”の闘いのシーンはなかなか良かったのですが、剣の闘いは実写で観た方が面白いし、迫力あるよな~~と身も蓋もないことを考えてしまいました(苦笑)。
絵は観やすくて綺麗だと思います。



ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序

2007-09-06 13:17:21 | アニメ・バラエティ(映画・TV)
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声の出演:緒形恵美、林原めぐみ、三石琴乃、山口由里子、立木文彦。総監督:庵野秀明。

公式サイト

総合:★★★★☆
ストーリー:★★★☆☆
映像・演出:★★★★☆
第6の使徒ラミエルの強さと七変化度:★★★★☆

TVシリーズは友達に勧められて、再放送を観ました。そして、すぐにハマりました。
劇場版の2作も見に行きました。でもその後ぱったり・・・。
かなり好きだったのですが、自分の記憶が確かならば、劇場版を見て、呆れたのではないかと(苦笑)。TVシリーズの最終話にもポカーンだったのですが。

かなり好きではあったのですが、ヲタ度は高くありません。グッズは何一つ持ってないです。漫画は3巻まで買いましたが、少し前に売りました。
TVシリーズの再放送のビデオはとってありました。劇場版もTVでやったはずで、ビデオにとった記憶があるのですが、探しても見当たりません。たぶん、消したんだな。
私はキャラ萌えをしているわけではないので、なんでエヴァがこんなに好きだったのか、考えてもはっきりと答えが出ません。謎があったりするのは私の好みだし、心理描写も興味があったのかもしれませんが、これが理由!というのがないんですよね・・・。自分でも不思議です。TVシリーズは何度見返したことか。いやでも、最初の方だけだったかも(笑)。好きなのはシンジとアスカがユニゾンする話とか、MAGIに使徒が侵入した話とか。そういえば、最近「アーサーとミニモイの不思議な国」という映画を観たのですが、その悪魔の役名が「マルタザール」。どこかで聞いた名前だな・・・と思い考えて思い当たったのは、「バルタザール」という名前。でも何の名前か分からない。SWか何かで出てきた人かな~?と思ってたのですが、エヴァを見直していて、MAGIの中の一つがバルタザールだと思い出しました。覚えてたことにびっくりした(笑)。

今回、リメイク?されることは結構前から知っていたのですが、正直あまり興味が湧かず。世間的にも盛り上がっているとは思えなかったので、一度は見に行こうかなと思ったのですが、やっぱりDVDにしようと思っていました。4部作だというし、全部揃ったところでDVDを見るのが一番いいかなと。
そう思った理由はやっぱり

4作全部作られるのか?

というのが大きいです(笑)。途中で放り出されても困るじゃん・・・十分ありえそうだし。

ところが公開してみると、なんと全国84スクリーンで2億8000万円の興行収入!!堂々1位。これは驚異的な数字だそうです。しかも、内容も概ね好評な様子。
これは見に行かねば・・・というわけでレディースデイで観て来ました。
パンフレットくらいは欲しいかな・・・と思ったけど、甘かった。
グッズ・パンフは全て売り切れ。グッズ売り場は何も置いてなかったです。マジで何もなかった(爆)。あんなにガランとしたグッズ売り場初めて見ました。おそるべし・・・。

ストーリーはTVシリーズの焼き直しということだったので、家にあったビデオを引っ張り出して、15話くらいまで観て、予習していきました。しかし、ビデオテープが古過ぎて、映像が汚いし、テープが劣化してて観にくい・・・。「ShowTime」では、TVシリーズ5話まで無料、6話以降は有料で観る事が出来ます。でも会員(有料)にならないとダメだったはず。

実際、同じシーンやアングルもたくさん出てきましたが、絵は全て新しいもののようです。12年前に比べると当たり前ですが、凄く絵が綺麗です。このクオリティならばDVD買ってもいいかなと思う程でした。
TVシリーズ1~6話までを100分くらいに納めているので、ストーリー展開は早く、私の好きなシーンなども削られていましたが、特に不満は感じませんでした。不満といえば、TVシリーズの時から不満なのは、シンジが最初に「逃げちゃだめだ」というシーン。そこに行くまでの展開が早くて、感情移入しにくいんですよね。

ただ、ちょっとした不満などを吹き飛ばしたのが、第6の使徒ラミエルとの闘いを描いたヤシマ作戦。
これ、TVシリーズを知っている人はびっくりすると思います。実はネタばれを某所で読んで知っていたのですが、それでも仰天しました。目を見開いて、口も開けて観てました(笑)。ラミエル(「天空の城ラピュタ」の飛行石の巨大版みたいなやつ)が七変化してる!!!(笑)しかもめっちゃ強くなってる。思わず笑いが込み上げました。
これ観るためにもう1回観に行ってもいいかなと思うくらいです。
これのおかげで観終わった後の満足感がかなり高かったです。
最後にカヲルが出てきましたが、意味深な言葉を吐いてましたねぇ。ていうか、ゼーレと繋がってるんだっけ?ストーリー覚えてないや・・・(苦笑)

とりあえず、観づらいのを我慢して、最終話までビデオを観て、「ShowTime」で劇場版を観直そうかなと思ってます。で、また「はぁ?」ってなるかもしれないけど(笑)。

10年前と声優さんは代わってないですね。ミサトの声が弱冠大人っぽく(オバサンぽく?)なっていましたが、これはわざとやっているのかなと思いました。ミサト役の三石さんはバラエティ番組などでナレーションをやっているのをよく聞きますが、その声の方がミサトっぽいのです。なので、この映画ではもうちょっと大人っぽい声を出しているのかも。シンジやレイは全くといっていいほど同じでした。それも凄いよねぇ。
ネルフのマークが何種類かになっていたり、人類補完計画の第~次中間報告とかの数字が以前と違ったりしていましたが、リメイクというより、別世界(別次元?)の話にしているのかな??

次作の「破」では、新しいエヴァなども出てきて、ストーリーもTVシリーズとは違うものになっていくようです。
無事に出来上がって観る事が出来ますように・・・。


鉄コン筋クリート

2007-08-03 14:52:13 | アニメ・バラエティ(映画・TV)
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(声の出演)二宮和也、蒼井優、伊勢谷友介、宮藤官九郎、大森南朋、本木雅弘、田中泯。マイケル・アリアス監督作品。

義理と人情とヤクザの街・宝町。そこを根城として自由に飛び回る“ネコ”と呼ばれる2人の少年、クロとシロ。かつあげやかっぱらいをしながら毎日を生きる2人は一心同体。そんなある日、昔なじみのヤクザ・鈴木、通称“ネズミ”が街に戻ってきた。ずっと変わらなくみえた宝町に、再開発という名目の不穏な動きが見え始める。背後にチラつく謎の男“蛇”の影。やがて、自分たちの街を守ろうと抵抗を始めたクロとシロにも冷酷な“蛇”の魔の手が迫ってくる…。(allcinema onlineより)

総合:★★★☆☆
ストーリー:★★★☆☆
映像・演出:★★★☆☆

何度か劇場に行こうとしたのですが、時間等が合わず、DVD鑑賞になりました。
見始めてすぐに、作品の雰囲気というか、世界観に引き込まれましたね。
ストーリーは正直、よく分からない所もありましたが、それはそれでいいかな~と感じました。ストーリーについていろいろ書くには、見てから時間が経ってしまっているので、割愛して、サラっと声の出演者について書いてみます。

以前から、二宮くんと蒼井優ちゃんの声の演技が素晴らしいと聞いていましたが、蒼井優ちゃんは、凄く上手いですね。あんな声が出るんだ、と驚きでした。しゃべり方も特徴があって、~~なのね。とか真似したら癖になりそう(笑)。叫んでいる声とかも、よくあんな声が出るなと思いました。
クドカンもモックンも、観ている時は分かりませんでした。大森南朋さんだけ、あれ?もしかして、とは思ったのですが。

友人によると、原作の世界観を上手く描いているそうで、原作にもちょっと興味が湧きました。
二宮くんと蒼井優ちゃんの声で読んでしまいそうです(笑)。

ベクシル -2077日本鎖国-(試写会)

2007-07-30 11:47:56 | アニメ・バラエティ(映画・TV)
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(声の出演)黒木メイサ、谷原章介、松雪泰子、朴路美、大塚明夫、櫻井孝宏、森川智之。曽利文彦監督作品。

21世紀初頭、バイオ技術とロボット産業が急速な発展を遂げ、その両方で世界を大きくリードする日本は市場を独占してしまう。そんな中、国際連合は安全性や倫理的な問題を理由に厳格な国際協定を設けて規制を強化する。日本はこれに反発して国際連合を脱退、そして2067年、ハイテク技術を駆使した完全なる鎖国を開始する。それから10年、一切の闇に覆われた日本の実態を把握するため、米国特殊部隊“SWORD”は潜入作戦を決行、隊長レオン(谷原章介)の身を挺した行動と謎の日本人マリア(松雪泰子)の助けにより、女性兵士ベクシル(黒木メイサ)が潜入に成功する。その後マリアと行動を共にしながら、次第に日本を牛耳る企業“大和重鋼”が企む巨大な陰謀に巻き込まれていくベクシルだったが…。(allcinema onlineより)

総合:★★★☆☆
ストーリー:★★★☆☆
映像・演出:★★★★☆
映像と音楽の迫力度:★★★★☆

公式サイト

3Dライブアニメ、と言うそうです。「アタゴオルは猫の森」と似たようなジャンルなのかな?
とにかく、絵が綺麗で、迫力があるし、音楽も凄かったです。よみうりホールでの試写会だったのですが、音響が良い。前からあんなに良かったっけ??(笑)2階席で観たのに、迫力ありました。
ストーリーはまぁまぁ面白かったです。この手のSFは嫌いじゃないし、予告は観ていったのですが、あまりストーリーをあれこれ想像せずに言ったので、単純に「へぇ~~」という感じで観れました。
敵(DAIWA)を倒すために、自らの犠牲をいとわずにトンネルを走る(飛ぶ?)シーンは迫力あるし、ドキドキしながら観ていて、気がついたら、涙ぐんでました(苦笑)。ああいうのに弱いのよね・・・。
ラストは日本人としては、えええ~~~?!という感じでしたが、まぁああならないように気をつけましょう、という事ですかね。昨日の選挙の結果を見ても、日本の国民は分かりやすいなぁと思う反面、まだまだ自分たちの意見を主張できるんだなと思いましたしね。かくいう私は昨日遊びまくって、選挙に行かなかった非国民ですが(爆)。

声優・・・というか、声あてをした俳優の中では、松雪さんが一番良かったです。声が艶っぽいんですよね。実写で観ると、あまり気付かないんですが、かなり色っぽい声で、上手かったです。別に色っぽい役じゃないですけど(笑)。谷原さんは、あまり出番がなかったですが、もともと声が素敵な人だし、もっと声優の仕事してもいいんじゃないかなと思ったり。黒木メイサちゃんも上手かったですよ。あまりメイサちゃんの声だ、という意識をせずに観れました。

このアニメは、音響の良い劇場で観るといいと思います。斜め後ろから声が聞こえてきたりして、いい感じです。
しかし、先日観たばかりの「トランスフォーマー」といい、ロボットづいてるなと観ながら思いました(笑)。