Movies!!

映画感想ブログです。3周年を迎えました♪
相変わらず、日本映画と香港映画が好きです。

誰も守ってくれない

2009-01-26 15:05:07 | 映画(た行)
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佐藤浩市、志田未来、松田龍平、石田ゆり子、佐々木蔵之介、佐野史郎、柳葉敏郎出演。君塚良一監督作品。

ある日突然、未成年の長男が小学生姉妹殺人事件の容疑者として逮捕されてしまった船村家。両親と15歳の妹・沙織は状況も分からぬままマスコミの好奇の目に晒され、激しいバッシングに追いつめられていく。そんな中、刑事の勝浦は容疑者家族の保護という任務を命じられる。さっそく保護マニュアルに則り所定の手続きが進められ、三人別々に保護するため、同い年の娘を持つ勝浦が沙織を担当することに。しかし、沙織を匿おうと懸命に手を尽くす勝浦だったが、マスコミはその度に居場所を嗅ぎつけ執拗に沙織を追いかけ回す。やがて勝浦は、東京を離れ、ある場所へと向かうのだったが…。(all cinema onlineより)

公式サイト

総合:★★★☆☆
ストーリー:★★★☆☆
映像・演出:★★★☆☆

非常に地味な映画だなと思いました。内容的にも重いしね。でも、君塚さんが、取材で知ったこの状況を、なんとか伝えたいと思う気持ちは理解できますね。
すごく難しい問題なんだと思いますが・・・。
どうしたって、世間は被害者に同情的になるし、それが当然だと思う。実際、殺人犯のお兄ちゃんの罪は限りなく重いと思いますし。加害者の家族も責任を取れ、という話になると、これまた難しい。親は、子どもの監督義務があるし、子どもは親の影響を多大に受けると思うので、責任はあると思います。が、兄弟姉妹はどうなんだろう?
しかし、まだ本人が自供してないのに、お母さんが、自殺しちゃうって・・・辛すぎるねぇ。おそらく、実際にこういうケースもあるんでしょうね。

加害者家族の保護で、両親が一旦離婚し、再び、再婚し、姓をお母さんの方にするというのは、もうほぼ強制的にされてましたね。説明されても、納得するも何もなく、ただ流れに乗って、手続きするというの、見ていてすごいなーと思いました。

脚本は、何かで賞をもらってましたね。ただ、演出はどうなんだろう。私は個人的には、君塚さんの演出はあまり・・・(苦笑)。
あのテーマソングがせつなくて、好きです。

前日に放送されたドラマ「誰も守れない」も観ました。こちらは、松田龍平くんの出番が多くて、良かったです。木村佳乃さんも、映画版にちょっと出てましたね。

ミラーズ

2009-01-26 14:42:24 | 映画(ま行)
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キーファー・サザーランド、ポーラ・パットン、エイミー・スマート、メアリー・ベス・ペイル出演。アレクサンドル・アジャ監督作品。

元ニューヨーク市警刑事のベン・カーソン(キーファー・サザーランド)。彼は1年前に同僚を誤って射殺したことから停職処分となり、アルコールに溺れながら妹のアパートに居候する身となっていた。それでも別居中の妻エイミーや子供たちのため、社会復帰して信頼と幸せな家庭生活を取り戻そうともがいていたのだった。そんなベンはある日、5年前の大火災で閉鎖されるも保険関係で現状維持されているメイフラワー・デパートの焼け跡を巡回する夜警の仕事へ就くことに。そして、その不気味な現場へ足を踏み入れたベンは、そこに美しい光沢のまま残された巨大な鏡に引き込まれていく。すると突然激痛に襲われ、鏡の中に焼けただれた女性の姿を見るなど怒濤の恐怖に見舞われてしまう。またそれ以来、ベンの周囲では、奇怪で凄惨な出来事が起こり始め…。(all cinema onlineより)

公式サイト

総合:★★★☆☆
ストーリー:★★☆☆☆
映像・演出:★★★☆☆

2008年の終わりごろから公開していた映画で、1月の上旬に観て来ました。
オリジナルは韓国映画の「Mirror 鏡の中」です。未見です。
基本的に、ホラー映画は映画館で観ないのですが、そこはそれ、キーファーが主演となると、話は別です(笑)。安藤くんが出演した「悪夢探偵」もそうでした。2が公開されて、観てみたいなと思いつつ、結局見にいけませんでした・・・。


以下、ネタバレ含みます。


怖さ的に言うと、それほど怖くはないです。観ていて、ビクーーーっとかには、なりませんでした。

怖いというより、それちょっとどうなのよ、というのがキーファーの妹役の人。霊?に取り殺されちゃうわけですが、殺され方がお風呂に入っているときに、口を裂かれて死にます。その描写が酷すぎる~。そこはさすがに目をそらしました。
だって、妹は、その鏡の中の霊と全然関係ないです。ただベンの妹だった、というだけ。可哀想過ぎました。

ストーリーで、私が一番気になったのは、警備員がなぜ夜中に見回りをしないといけないのか?ということでした。確かに放って置くと、浮浪者が住み着いたりして、マズイのでしょうが、昼間の管理人はいたし、デパートの敷地に入るのにも、別の壁というかドアがあって、鍵がかかっていました。そう簡単には入れないし・・・。でも、あの管理人も、途中でやめちゃってるし、怪しい人だったからなぁ(笑)。
ま、夜中に見回りするシチュエーションがないと、話が始まらないので(笑)、しょうがないのでしょうが。

キーファーは、この映画に出演したのは、主役が諦めずに立ち向かう姿勢が好きだった、というようなことを言っていました。確かに最後までやり通しましたね。自分の家族のために、鏡の中に自分に取り付いた霊を閉じ込めた張本人の修道女を銃で脅して、現場までこさせてまで(爆)。
その強引さがどうにもいただけないような・・・。テロリストじゃないんだから(笑)。ま、家族の命がかかってるからと言われれば、そうなんですけどね。なんとなく腑に落ちないというか。

ラストの終わり方は、どうなんでしょう。あーーホラー映画にありがちーという気がしなくもないですが、修道女が死んじゃったのに、家族は助かって、主人公も助かって、ハッピーエンドっていうのも、なんかねぇ(笑)ということで、いいんじゃないでしょうか。



2008年映画ベスト5

2009-01-22 11:29:08 | 本・雑誌、その他雑記
1位 「ラスト、コーション」
2位 「アフタースクール」
3位 「おくりびと」
4位 「ダークナイト」
5位 「パコと魔法の絵本」

2008年はベスト5にしました。
他にもたくさん候補の映画があったのですが、5本に絞るとなると、なかなか難しいですね。
1位の「ラスト、コーション」はレビューにも書きましたが、非の打ち所が見当たらないというか、観た時に完璧な映画だ、と思いました。あの時みたいな感情の出てくる映画は他になかったので、2008年の1位に選びました。
2位の「アフタースクール」は普通に騙されました。面白かった~。脚本が上手い映画には、甘い評価です、私(笑)。
3位の「おくりびと」は試写会で見たのですが、泣きましたねー。海外で賞を取った後に公開されて、大ヒットしましたね。モックンの所作の美しさに感動しました。
4位の「ダークナイト」は、予想以上に重い話でした。もともとバットマンをちゃんと観たことがなくて、公開前に2作ほど観た程度でした。ヒース・レジャーの遺作になってしまったことで、注目されていましたが、予想通りの怪演でした。もうあの演技が見られないのは、とても残念です。
5位の「パコと魔法の絵本」は邦画にしては、CGが素晴らしく、ちゃんと映画の中で世界観を作っていると思いました。私は中島監督の「嫌われ松子の生涯」があまり好きではないのですが、この映画は素晴らしいと思いました。

今年もまたたくさん映画を観たいです。傑作が出てくることを望みます。

2008年12月のレビュー

2009-01-22 11:21:41 | 本・雑誌、その他雑記
【香港・台湾・中国映画】
「エグザイル/絆」
「レッドクリフ パート1(吹替え版)」

【韓国映画】

【アメリカ映画】
「ワールド・オブ・ライズ(試写会)」

【日本映画】
「K-20 怪人二十面相・伝」

【その他の国の映画】

【アニメ】

【ドラマ・舞台】


アップが遅くなりましたー。
今更あけましての挨拶も変なので・・・今年もよろしくお願いします。
12月は「エグザイル/絆」「K-20」ですかねー
「K-20」は予想していたより楽しめました。
現在もヒット中ですよね。

今年もまた、いろんな映画に出会えるといいなーと思います。
今月はまだ1本しか映画を観に行っていません。これから、行く予定はありますが・・・。