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映画感想ブログです。3周年を迎えました♪
相変わらず、日本映画と香港映画が好きです。

デュエリスト(鑑賞2回目)

2006-04-27 11:59:45 | 映画(た行)
今回は劇場で観て来ました。
「デュエリスト ジャパン・プレミア試写会」のレビューはこちら

前回、ジャパン・プレミア試写会で観た時は、あまりに席が良すぎた(苦笑)ため、非常に見辛かったので、劇場に観に行こう!と決めてました。が、あまり評判がよろしくなく・・・・・・ちょっと気持ちがくじけそうになりましたが、頑張って行って来ました。
今回の席は前回とは真逆で非常に観やすい席でした。座った瞬間ワクワクしてしまった(笑)。前回は2列目(プレスが1列目なので実質1列目)のど真ん中だったのですが、今回は後ろから2列目のど真ん中でした。
前回観た時、ストーリーが分かりづらかったので、観に行く前に、ココを読んで、ストーリーをしっかり把握する事にしました(笑)。

結果として、ちゃんとストーリーに入り込むことが出来て、ナムスンに感情移入し、泣いてしまいました!この間「いま、会いにゆきます」を観た時のように、ダァーダァーと涙を流したわけではありませんでしたが、ナムスンが“悲しい目”への想いに葛藤するシーンで泣けました。思っていたよりもすんなり共感したので、自分でもびっくり(笑)。
観終わって、家に帰り着くまでずっと、映画を観た時の気持ちが残っていて、しんみりしてました。
それで思ったのですが、大泣きしてしまう映画より、あまり泣かないけど、グっと来る映画の方が強い印象を残すのかなぁと。あまり泣いてしまうと逆にスッキリしちゃうんですよね(笑)。
2回目という事もあって、敵味方の区別も前回より出来ました(笑)。ナムスンの仲間の顔を意識的に覚えたので。従事官の顔とかね(笑)。
ただ、やっぱりよく分からないシーンもありました。これって何の意味があるんだろう??というシーンとか。シーンが飛んでいるように感じたり、アンもナムスンも取り囲まれた後のシーンで何事もなかったかのように、出てきてるので、さっきのはどうなったんだろう?取り囲んだ人たちは敵?味方??と混乱したり。
まぁでも、ストーリーがちょっと分かりづらかったとしても、映像が自分の好みならば、ウォン・カーウァイ映画がOKな私には、大した問題ではないです(爆)。

カン・ドンウォンの目はやっぱり良かったですね~。見入ってしまいました。剣の舞もタッパがあるし、見栄えがしますね。ただ剣の舞の時の音楽が・・・・・・以前やっていた番組「おしゃれ関係」で手紙を朗読する時の音楽に似てて、プッと吹きだしそうに(苦笑)。
“悲しい目”の心の動きは、行動と表情とセリフで少しだけ垣間見える感じで、しかも最期まで名前が分からなかったので、彼のキャラをイマイチつかみ切れない感じはしましたが、それも狙いのようなので、仕方がないですね。もう少し伝わってくれば、もっと感動したような気もしますが・・・・・・

“悲しい目”とアン、ナムスンの追いかけっこ(違)の時に出てくる布がヒラヒラしているシーンを見ると「HERO」の秦王と残剣の闘いを思い出したり、“悲しい目”が冒頭で闘うシーンのスローモーションを観ると、「楽園の瑕」での西毒と東邪の闘いなどを思い出しました。山は爆発しないですけど(爆)。
でも舞うように闘うシーンとしては、この映画が一番美しいんじゃないかなぁ。
あと、音楽もなかなか良いです。いかにも、な感じはありますが、そこは乗ってあげることにして(笑)。ラストの夢、または妄想の闘うシーンでは、なぜか涙がこぼれましたが、多分に音楽によって、心を揺さぶられたような気がしました。映画が終わってからもずっとあの音楽が頭から離れず、サントラ出てるのかな・・・と探してしまいました。
明日、日本版が発売予定だそうです。画像はサントラのジャケットです。
「亡国のイージス」のサントラも、ウォン・カーウァイ映画のサントラも買ってないのに(全部レンタル・苦笑)、この映画のサントラ買うのか??と自問自答中・・・・・・
映画はもう観に行かないけど、DVD欲しいなぁ・・・とかちょこっと思ったりして。発売時期になったら、また考えます。
主演二人のファンではないけれど、映画としては、かなり好きです。たとえ世間が酷評しようとも~♪。
世間が酷評した「楽園の瑕」や「RED SHADOW 赤影」が大好きな私ですから、へっちゃらです(笑)。

あ、ところで、全国限定30000枚のクリアファイル、私が行った映画館にはまだあって、もらってきました・・・・・・・。時間が遅めだったせいか、客も少なかったなぁ。