風をあつめて-ぷらり日記-

すっかり山にハマッテマス。でも山ガールではありません。
三線、お遍路、ネパールのこと等も綴ってます。

カラオ谷シャワクラ&グルメ旅 in 芦生 前篇

2012年07月07日 12時29分38秒 | アウトドア

6月末に2年ぶりに田歌舎のシャワクラでカラオ谷へ行くことに。

メンバーは毎回一緒のIさんと、クライミング仲間でめちゃうまのなべさんの3人。
まだ気温は低く水量が多いとのことで、防寒着2着に暖かい紅茶をテルモスに入れて
出発。

前回は9月初めで水量が少なかったうえに天気もよく全然寒くなかったけど、今回は
前週に大雨が降った影響がまだ残っていたらしく初めて来たときと同じくらいけっこうな
水量だった。

それに土曜日に行かないといけなかったので、スタートが前回より30分近く遅いため
がんばって登らないと日が暮れちゃうぞ!最後まで登るぞ~!

 ガイドはよっしー。

そしてサポートに今年から田歌舎に研修に来ているまいちゃんの2人で。
よっしーは何でもないかのようにフリーで登っていくのだが、絶対にありえん・・・。
ましてロープやら入ったザックを持ってだし。すごいね。

で、久しぶりのシャワクラなのもありますが、前より全然へたっぴになってる私なので
下のほうの足場を探せず、何度もトライしてやっとこさ登った。ひ~!最初からこれでは
核心部ではどうなることやら!!

 

それに比べてなべさんの華麗なこと。沢になってもボルダリングの時のムーブを
忘れないできれいに登るねえ。 私は2本目の滝から最後に回してもらい皆の
ムーブを見てから登らせてもらいました。それだとやっぱり楽だわ。(笑)

何本もの滝をどんどん登って行き、とうとう核心部に。

 消えてます。(笑)

いや~、すごい水量だった。ちなみにさすがにここはよっしーは巻いてます。(左の斜面から)
ここは左側にへつる感じで張り付いたら右側に足を張って、滝の中に顔を突っ込み真ん中に
あるガバに手を入れて、左足が乗せられるいい足場が左側にあるので、そこに足を乗っけて
体を引き上げます。そのあと左手で上部の岩をホールドしつつ右手の場所を探すものの、すっ
ぽ抜けそうな隙間があるのみ。滝行の中、フィストでロックして流れに逆らって左手に抜ける
までがもう大変。聞こえるのは「ザバザバザバザバッ・・・」エンドレス。(笑)

なべさんもさすがにここではルートも分からないし、水量もすごいので2度ほど落ちたものの
登り切り、そしてIさんはなんと落ちずに登ってしまった。ヤバい…。ここで登れないと巻くこと
になって時間を取ってしまうし、いやーなプレッシャーが。 張り付くも、水がすごくてなかなか
思うようにできず、私も一度フォール。登れる気がしなかったのだが、何分にも感じられた滝
行にも耐えてなんとか登り切った。ふえ~!!

ここでお昼休憩。今回は時間もタイトなのでアウトドアランチは止めて各自でさっさと食べる。
時刻は13時40分。けっして早くはない。が終えられないほどの時間でもない。なぜならここ
からは最後の滝を除けばそう難しくないから。しかしここまででけっこう疲れてます。
Iさんも足が上がらなくなってきた。



この滝はほとんどの部分が階段状で簡単なのだが、途中右へのトラバース部分に気づかず登って
しまうと、上部はつるんつるんでホールドがないので大変苦労します。

この滝のあとも小さな滝が続き、私は体力温存のため巻いたりして、最後の滝も、もっと登れていた
ころでさえ3回チャレンジしてダメだったのでさっさと巻くことに。
Iさんとなべさんはチャレンジしたみたいだけど、やっぱりだめだったらしく巻いていた。

が、実はこの滝のあとの巻道がかなり怖い。土ドロドロで掴めるしっかりした木もほとんどなく、私は
深く考えず登り始めてから過ちに気が付いたのだった。だって前は全然大丈夫だったのに。(涙) 
なんとか登ったけど、途中で降りることも登ることも出来ず、本当に怖かったよ・・・。

さて、シャワクラは16時前に終了。10時に登って16時。前回は9時半に登って15時半だったと
思うからやっぱりそのくらい時間かかるんだな。

ここから第二部に突入である。急な斜面をがんばって尾根まで登らなければ田歌舎には降りられ
ない。これがあるからシャワクラだけで体力使い切ってはダメなのよね。
結局登り30分、下り1時間の1時間半かけて田歌舎まで戻ってきた。山道はぶよがいっぱいで、
私はポケットからミントスプレーを何度もシュッシュしてセーフ!!しかしIさんとなべさんは・・・。
まぶたやおでこを咬まれて悲惨なことになってました。やっぱりミントスプレーは効くな!



川から上がって田歌舎に行くまでの道にはたくさんのカエルたちが。これがめっちゃ小さい!
体長わずか1cm。それが歩くたびに跳ねるので、踏まないで歩くのが大変でした。

田歌舎に着いたら井栗さんがすでに待っていて、そのまんまの格好で芦生へ。
今宵は井栗さん家にお泊りです。夕飯は田歌舎に頼んで夕食セットを作ってもらっていたのですが、
なんと井栗さんが生きた鮎を用意してくれてました~!



生きてる生きてる!そして大きい。鮎って上流のほうが大きいって知ってた?私は知らなかった。
これは食べごたえあるぞ。



              炭火を起こして塩焼きにしてもらう。んまそ~。



笹の葉まで採ってきてくれて乗せるとまた風情があるねえ。とってもおいしかったです。初鮎。
日本酒に合うねえ。さらに鮎飯も!



            鮎の身がたーくさん入ってて、ごはんはもちろん自家米。



そして田歌舎の夕食セットも豪華~。美山鹿バーグにお野菜もすべて自家栽培、そしてヤギチーズも。
なべさんは初鹿肉でしたがおいしいとよろこんでました。

宴会は夜遅くまで続きましたとさ。


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