風をあつめて-ぷらり日記-

すっかり山にハマッテマス。でも山ガールではありません。
三線、お遍路、ネパールのこと等も綴ってます。

2011年初登りは旧摩耶道~学校林道~天狗道~掬星台~上野道

2011年01月03日 07時55分58秒 | ハイキング・登山

さて、昨日は特に予定もないし、いつまでも喰っちゃ寝してるわけにはいかないので、初登りに
行くことにしました。

洗濯物など済ませたら、11時30分に出発。

いつも行っているルートじゃつまらないので前からちょっと興味があった旧摩耶道を登ることに。

新神戸の東側の道を適当に登っていくと、目印の布引中学校と神社があり、豪勢な住宅の上
に登山口になる雷声寺が見えた。

 

地図では雷声寺の東側を登るようになっているが、実際には境内に入って本堂を通り過ぎ、
階段を登りきったところにあるお不動さんの横が登山口だ。そこまでは一つも標識はない。

 なのに登山道はしっかりしている。

ここからは間違えようがないくらいちゃんとした登山道で、最初のほうは階段だけど途中からは
段差も少なく歩きやすい。

 目印の鉄塔広場

ここを抜けてしばらく行くと、絶景スポットが。



実際は大阪湾もグルッと見渡せるのだが、上の写真は淡路島と明石海峡大橋。
実は四国も見えてるんじゃないかと思うんだけど。

なかなかこんな向きで見渡せる場所はないので、お勧めです。寒くなかったらゆっくり眺めて
いたかったけど、先に進むことに。

このへんからは雪もかなり出てきて、寒い!



でも歩いている人が少ないので裏六甲のようにつるつる滑るように踏み固められてはおらず、
雪山気分が味わえる。

学校林道に入り、さらに天狗道に合流するともっと雪が増えた。
それだけでなく、天狗道は六甲山のメインルートなもんだから、おもいっきりツルッツルに。
平坦な場所や登りはいいが、天狗道は摩耶方面でも下りがあるので大変だ。

しばらくがんばって歩いていたが、どうにもならない場所に遭遇。



もともと階段状のキツイ下りのうえ、真ん中部分は踏み固められてツルッツル。しかたなく
ここで軽アイゼンを取り出し装着。ちょっと負けたようで悔しいが。

みんなアイゼンなしでよく行くなあ、と思っていたらアイゼンの痕も見つけてちょっと気が済んだ。

軽アイゼンを着けてからはサクサクっと登って行き、14時10分に掬星台に到着。

 寒い!

東屋でカップスープ用のお湯を沸かそうと思ってたのに、掬星台の水道は凍結防止のため
止められていた。(ガーン!) なんで私、水持ってこなかったんだ。ばかーっ。

でもこれはどっちにしても寒いから早く降りたほうがいいよっていう神様の思し召しかも、と思う
ことにしてパンを1個食べたらさっさと下山することに。

上野道の様子はどうなのか心配だったのだが、こちらは最初の階段だけちょこっと雪が残って
いる程度で、摩耶山上寺跡の階段なんてこのとおり。

 

ここを過ぎれば雪は跡形もなく消えて、表六甲ってこんだけ違うもんなのかとびっくり。

途中の展望台からはきれいに街が見渡せた。イヤになるくらいの人工物だな。



このあと無事下山したら、灘温泉で暖まって帰りました。

いい運動になりました。