風をあつめて-ぷらり日記-

すっかり山にハマッテマス。でも山ガールではありません。
三線、お遍路、ネパールのこと等も綴ってます。

田歌で鶏捌きと芦生自然学校秋チャレ 前編

2010年11月16日 07時26分35秒 | アウトドア
11月2週目の週末、田歌舎で鶏捌きと芦生自然学校で秋のチャレンジウォークに参加してき
ました。

鹿の解体をしたら、やっぱり次は鶏の解体だなと思っていたけど、2年越しでやっとできた。

鹿と違って鶏は自分で絞めるところから始まる。1匹ではなく3匹を講習のために絞めた。

やる前はできるかどうか不安だったけど、今まで見てきた絞め方は鉈で頭を落とすようなやり
方で、私は薪割とかタケノコ掘りとかそういうぶん回し系はちゃんと当てなければいけないとこ
ろに当てられないから超不得意なのだが、田歌舎のはそういうやり方ではなかったから私には
とてもやりやすかった。

鶏は思っているよりずっとおとなしく、でも命を奪っているのは確実で。

 目をつぶってるのが救い。

ここから羽根をむしり、糞等を出して足を落とし、おせき君の指導で解体していった。
1匹はまずおせき君が見本に解体してくれる。
鹿よりずっと細かい作業で、なおかつ行程も多く、目の前でやってもらっても覚えきれない。

次に私もおせき君が部分的に解体していくのに合わせてやってみる。

いわゆる三枚おろしの容量で、両手羽先からモモ肉まで2枚と本体とに分けたら、手羽先、手
羽元、胸肉、モモ肉と切っていく。他にも普段はめったに食べないであろう尻尾とかも食べられ
るので切り取ります。尻尾は脂が乗っていておいしそうだった。

そのあと胸骨をバリっとはがし、背骨もはずして心臓や玉ひも、砂ずり、キモなどを取っていく。
あと、新鮮でないと食べられない卵管も。

解体してみてこれまで山の家なんかで食べていたものが何だったのかやっと分かったって感じ。

とにかく勉強になりました。そして自分の包丁捌きの下手くそさに愕然。(笑)

解体が終わったらおせき君がお昼ご飯を作ってくれるというので、その間に今日の行程をメモる。
あまりに多すぎて、A4の紙に2枚びっしり書き込んだが、それでもちょこちょこ忘れているところ
があって写真を見ながら追加したり。

お昼ごはんは捌いたばかりの鶏を使った炒め物やお刺身をいただいた。おいしかった。

                             

その後三線の練習をしたり、ヤギに餌をやったり、ちょっと畑を手伝ったりして過ごし、夜には
スタッフと持ってきた日本酒で乾杯。

夕食には田歌舎のシェフ、ゆうさんのおいしい手料理が。

 

スパゲッティスクアッシュ(そうめんうり)のグラタン。フォークを入れてくるくる回すとウリの実が
スパゲッティのようになってグラタンと一緒に食べられるアイデア料理。今まで酢の物しか食べ
たことがなかったけど、クセがないから洋風もいける。

 鹿ロースカツ

自家製のトマトソースもおいしい。やっぱロースはやわらか~!

そしておどろきの珍味はこれ。



ジャガイモとトマトの上に乗っているのは、なんと田歌で飼っていたヤギのお乳で作ったチーズ!

もっとクセがあるかと思ったけどそうでもなく、おいしくいただけた。 田歌舎も毎回料理には驚
かされます。



夕食の後は芦生自然学校のANSKIDSの唄をレコーディングするということで、みんなそれぞれ
楽器を担当したりして、みんなで唄って楽しい夕べとなりました♪

明日は秋のチャレンジウォーク。これまで歩いたことのないルートなので楽しみ!