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風をあつめて-ぷらり日記-

すっかり山にハマッテマス。でも山ガールではありません。
三線、お遍路、ネパールのこと等も綴ってます。

高野月参り(如月)その12

2006年02月19日 19時23分18秒 | 高野山お参り(+その近辺)

 長い車道を下りていく。

 現在11時30分でバスならもう立里荒神に着いてる時刻だ。
まんさく社長にさも着いたかのようにメールを打つ。(笑)
 まあ、ここまで来ちゃったら隠さなくてもいいんだけどね。

 しばらく歩いていくとやがて役場の近くまで来て、立里から
高野山へ帰るバスとすれ違った。
 雪かきをするおじいさんに荒神さんへの道を尋ねて、分岐を
左にとりグリーンセンターへ向かって歩く。

                 

 途中で柴犬が楽しそうに雪の中遊んでいた。
 ひもも付いてないから放し飼いか?

  

 車道を走る車の邪魔になりそうだったのと、普通でも目立っ
てるのに、犬と遊んでるともっと変に見られそうだったので
早々にお別れする。

 グリーンセンターは目の前で、どうやら開いてるみたい。
時間的にも急いでないし、この分だと予定の3時には余裕で
着きそうなのでコーヒー休憩を取ることにした。
(グリーンセンター前には公衆トイレもありました。)

                

 お店に入るとどうやら地元の人達がお昼を食べるのに利用
してるみたい。
 格好を見て、おじいさんがどこから来たのか聞いてきたので
高野山から、と答えると、他のお客さんが驚いた。(笑)

 そしておじいちゃん達(二人いた)はとんでもないことを言う。

 「自殺してる人おらんかったかあ?
  野迫川村は極楽に一番近いところじゃから、多いんじゃ。(笑)」

 やだ~!!
 どうも私をからかってるみたい、、。
 でも、おかげで地元の人達といろんなお話が出来て楽しかった。

 1時過ぎまで休憩して出発することに。荒神さんまでは5キロ
くらいだろうと言ってたけど、そうすると2時過ぎには着くはず。
 最後におじいちゃんがお店にあったみかんをお接待でくれた。
 葉っぱ付き!
 そうして傾斜のきつい車道をえっちら登っていく。

 すぐに暑くなって上着を脱いで歩いていく。長い長い車道だけど
途中雲の上温泉の看板にはあと2.5キロ程度と書いてあった
ような、、?雲の上温泉から荒神さんまでは歩いて行ける距離の
はずなので、もしかしたら5キロもないのかも。

 歩いていると、写真を撮りに来た人達や荒神さんにお参りに来た
人達とあったりしてお話する。ある人は奥駆道や那智での修行も
している修験者さんのようでありました。

 のどが渇いたので、さっきもらったみかんを取り出していただく。

   

 そして、歩くこと50分ほどでジャスト2時に荒神さんに到着。

   

 また来ましたよ~。
 今日はここの参籠所に泊まります。

 宿泊客は私一人です~。


高野月参り(如月)その11

2006年02月18日 09時23分01秒 | 高野山お参り(+その近辺)

 立派な休憩所も今は雪の中なので、休憩はせずに
そのまま歩くことにした。
 その前に、携帯を見ると電波ちゃんと3本立ってる!
 りっさちゃんに電話、電話。

 が、かけてみると
 「現在電波の届かないところか電源を切って、、」(笑)

 りっさちゃんもそういうところ、歩いてるんだよね。

 で、メールを入れておくことにした。これで大丈夫!

              

 そして集落の端っこまできたら、杉木立の道が。
 いい感じ~

  

 天気も良くなってきて、木漏れ日の中を一人歩く。
 気持ちいい~!

 ちょっとお腹も空いてきたので、CoCoストアで買っておいた
ボリューム満点のカツサンドおにぎりを頬張りつつ歩く。
 おいしい、、。やっぱ高野山CoCoストア最高。(笑)

               

 そして天気はピーカンになって、空を仰げば青空。

 

 ここはどこ~? いいねえ、いいねえ高野山。

 お腹も満たされて、ペースもよく歩いてきてて、危険も少ない
ことが分かってきたのですっかりリラックス。
 ある程度登った後はほとんど平坦で、右手には山々が見えて
来た。ちょっと尾根道っぽいので、もしかして龍神スカイライン
近いのかな?

 そう思ったら、出てきました。車道が。

  例の道標も。


  車もほとんど走ってないので、車道を歩く。
 が、今までは土の道なので大丈夫だったのに、車道は
微妙に坂道で滑って歩きにくい!そのうえ、木がないから
ちょっとした雪でも風が車道を渡ってきて吹き付ける。
  前が見れないよう!

 「早く終わらないかな、スカイライン、、、。」と思っていたら
見覚えがある看板が見えた。

          

 来た来た。よかった。左に下りる車道はちょうど日が
当たるので暖かく、車道の雪はほとんど溶けてるので
歩きやすい。

 で、曲がったところに野迫川村の観光マップ看板が
出ていたので見てみるが、距離感は分からない。

 でも、そのとなりにこんなものが。

   お!パンフレット欲しかったの!

  ということで、道の端っこは雪が残っていたけどざくざくっと
踏み分けてパカッと開けてみたら、、

                 
   ないし~。(笑) 


  さて、気を取り直して歩くべ、、、。


高野山月参り(如月)その10

2006年02月17日 07時45分59秒 | 高野山お参り(+その近辺)

 さて,橋を渡ったら,早速の急登!

   

 ぐはぁっ!なんちゅー坂!
 舗装してあるけど,車も降りて来れないよこれは。

 ちなみに写真は帰りに撮ったので足跡がありますが
この足跡は私のであって,他には誰も歩いてません,,。

               

 正直言って,ここの坂が一番しんどかった!
 えっちらほっちら登りました。
 そしたらほんとの車道が見えてきて,例の道標が。

    

  そして,手作りっぽい道標も。

         

  こっちのほうが味があるネ。

 そうしてさらに坂道の車道を右手にぼちぼち登って
いく。(車も通ってないよ,,。)
 ここでやっと雪よけのためのスパッツを装着。
 これでこれからの山道は大丈夫!(って遅い?)

 5分ほど歩くと集落に到着。
 ここに驚くほどきれいなお手洗いが設置されていた。

  

 わあぁ!!やった~!
 今回は野迫川までトイレなしと覚悟してたのに。

 トイレはとてもとてもきれいで(ウォームレットだし)
ここで小辺路の地図もGetして,ありがたやありがたや。

 トイレを出ると,空き地にはこれまた立派な休憩所と
案内板が設置されていた。

   

           

 世界遺産になるってすごいねえ。
 まあ,あんまり整備されすぎても,それはつまら
なかったりする時もありますが。

 また,お手洗いは作っても管理する必要があるので,
あとあと問題になったりもすると思うのですが,管理し
てくださっている方々にはほんと,感謝です。
 ありがとうございます。

 これで安心して野迫川まで歩けるなあ。
 よかった,よかった。


高野山月参り(如月)その9

2006年02月16日 08時56分38秒 | 高野山お参り(+その近辺)

 さあ,ここまでは林道のような道だったけど,大滝までは
どんな道か分からないぞ!(ドキドキ)

             

 道標から左手に下る道をおそるおそる下っていき,カーブ
を曲がったら,意外にもしっかりした道が続いていた。

      

 おお,手すりまであるよ~。さすが世界遺産だな。
(ってちょっと違う?) 
 すこし安心して気持ちにも余裕が。 
 そうなると,景色を見ながら歩けるようになって,
楽しくなってきた~っ!

       

    雪景色にうっとり。

  

   きれいだなあ

   と,写真ばかり撮ってるのでなかなか進まない!
   けど,楽しい~。

 倒木もありましたが 

 どんどん下っていくと,丁石に到着。

  

  石になんて彫られてるのか読もうとしたけど,解読
 不可能だった。
  結局丁石はこの一つだけ。

                 

  そうして下ること10時30分には大滝の橋のたもと
まで来れた。
  ここまで来るとますます安心してしまった。

    「御殿川」だって。

 お正月の時に見に来た大滝が当然見えるんだと
思い込んでいたら,実際はずっと上流のほうみたい。
 残念~!

 で,橋を渡ると,,

 おおぅ! 

 高所恐怖症は渡れないですね。この橋。
 あとで考えたら,雪が積もらないようになんだね。

 さて,下ったら上がるのが鉄則。
 どのくらい登るんだろう,,。

                (まーだまだ続く!)

 


高野山月参り(如月)その8

2006年02月15日 08時51分19秒 | 高野山お参り(+その近辺)

 りっさちゃんと境内を外れて金剛三昧院の方角へ
歩いていき,途中の山道を登っていく。 
 お正月よりずっと雪は少なくなってて,ちょっとホッと
したりして。
              
 そして女人道のろくろ峠への分岐に到着。
 すると,りっさちゃんの祈りが通じたように,空からは
ぼたん雪が舞ってきた。
 ぎえっ!!ちょっと不安,,。どんどん降ってきたら
どうしよう~。
             
 まあ,無理そうだったら引き返してこようっと。

 りっさちゃん付いてきてくれてありがとう。
ちょっと心細かったんだ。 でも,がんばりますっ!!

              

 で,ここまでで随分暖まったので上着を脱いで,
雪がすごいのでいつもの簡易ポンチョを着て,行って
きます~。
   「気を付けてね~!

 心配顔のりっさちゃんに,大滝まで降りたら公衆電話
からでも連絡入れるからと約束してお別れした。

 雪はまだまだ降ってきて,今回は菅笠もないのと帽子も
ツバがないので顔を上げにくい。
 やっぱりメガネやめてコンタクトにしたらよかったよ。
  とほほ。

     

 そうしてズンズン歩いていったのだけど,薄(すすき)峠
はけっこう奥のほうだったので,この雪ではろくろ峠にいる
りっさちゃんは全然見えない~。
 でも,一応叫んでみた。
   「りっさちゃーん!!

 返事はなかった。(笑)

              

 早く薄峠出てこないかなあ?
 この本に書いてある「NTTの電波塔より50m手前って
いったいどこよ??」と一人で本に突っ込みながら歩く。
 私が買った本には,女人道の道標はあっても小辺路への
道標はないと書いてあったので,見落としては!!と不安
だった。
 途中で左手に電波塔っぽいものがあったので,もしやこれ?
と思ったけど,50m前に分岐なんかなかったぞ!

 が,その本の内容は古かったらしい。
 さすがに世界遺産登録された後だからか,そのちょっと
先にきれいな道標がありました。 
  なんだもー。

         

 ということは,きっとここから先もこの道標があるん
だな。よかった。
                

 と,ちょっと一安心したのでした。 


高野月参り(如月)その7

2006年02月14日 09時18分14秒 | 高野山お参り(+その近辺)
 次の日の朝,この私が睡眠4時間で起床。

 5時から顔を洗ったりなんだりして,準備を整えて
ちゃんと6時のお勤めには間に合いました。

            

 本堂にはホットカーペットとストーブがありましたが
これからお勤めが長いのでと上着を着てくるように勧め
られました。

 本堂はたくさんの釣り灯籠が天井にかかっていて,いい
感じです。長めのお経を住職さんがお読みになってる間に
北面大師も拝見させていただいた。
 なかなか人間味のあるよいお姿だった。

 お坊さんの数は少ないけど,私たち4人のためにしっかり
とお経をあげていただき,とうとう祈願の時!

 「みいの~ 良縁『獲得』のため~(ポクポク)」

 てな具合でみんなの前で読み上げられるので,吹き出し
ちゃいそうだった。(笑)
 いかんいかんっ!本気で祈らないとっ!!

 でも,4人だけじゃなかったら絶対やらない(というか
恥ずかしくて出来ない!!)ので,ある意味貴重な体験でし
たよ。ほんと。
             

 で,お勤めのあとは朝ご飯なのですが,これがまたおい
しいのっ!!
              

 ここの「ひろうず」はおいしかったなあ。ひろうずそのもの
をこのお寺で作ってるとは思えないし,だとすると,高野山
内で買えないかしら?と思ったくらい。
 ごはんもつやつや。今日はたくさん歩くので,しっかり2膳
いただいて元気はつらつ!

               

 さて,まずはこの2人をうまく交わさなければ,,。

 ということで,ご住職達にお礼を申し上げてお寺を後にする。
 本当にお世話になりました。ありがとうございました。

 で,Yさんは昨日歩けなかったからということで,一人で町石道
を歩いて下ることにしたとのこと。
 歌先生は京都の方で出席しなければいけない講演会があるそう
なので,千手院橋のバス停でまずYさんをお見送り。一人で
大門の方に歩いて行かれた。続いて歌先生のバスが来たのだけど,

 「あれ,みいさんは乗らないの?

 「あ,,ちょっと時間があるので私はりっさちゃんと山内を
  散歩します。

 と言い訳して,歌先生を見送った。
 よし!うまくいったぞ!あとはまんさく社長だけ。

 立里に行くことは実は知ってるのだけど,歩いていくことは
内緒だったりする。そして社長はバスの時間が9時50分発だと
いうことも知ってたりする。
 今は9時。りっさちゃん大荷物のところ悪いけど,ろくろ峠
まで見送りに来ておくれ~。そんで,バスが出ていった頃に
まんさく社長のところに行って,

「みいちゃんは,朝準備でばたばたしたので,また月曜日に
 来ます。よろしくって言ってました。」
 と伝えてくれ~。

 ということで,とうとう立里へのお参り決行なのです!

  

高野月参り(如月)その6

2006年02月13日 09時48分45秒 | 高野山お参り(+その近辺)
 さて、祈願の話で盛り上がりすぎて、いつもならとっくに
お洗濯しに行っているところなのがもう9時過ぎになってる!

             

 お風呂入らないと洗濯できないのと、お風呂は10時まで
(それも男女兼用。混浴じゃないよ!)なので、二人に断って
カラスの行水状態で急いで入ることに。
 高野山の宿坊のお風呂は大抵狭いところが多いけど、ここは
比較的広かったのと、外が見えて意外にお風呂もGOOD!
 寒いのでゆっくり浸かっていたいけど、早々に出て洗濯しに
行った。
 お寺の勝手口の開け方が分からず四苦ハ苦!

            

 外は夕食の間にいつのまにか降り積もった雪で真っ白だった。
7時前には皆無だったのに、、。すごいところだよ、高野山。

 そしてりっさちゃん走る走る!!
 (ま、走らせたのは私ですが、、。

 とても付いていけないので、途中から歩きつつ考えることは
明日のこと、、。
 (こんな雪で、はたして立里までの山道歩けるかしら?
  歩きたいなあ、、、。


 で、遅れてコインランドリーに到着。
 が、りっさちゃんはまだ洗濯してなかった。というのも、
小銭がなかったから。(笑)

 まんさく社長、お待たせしてごめんなさい。
 今からだと終わるのは10時半超えちゃう、、。うう。

 おとなしく洗濯が終わるまで二人でランドリーで待つつもり
だったのだけど(社長カゼ治りきれてなさそうだったし。)
 が、宿坊に帰ったあとの宴会のため(!?)の買出しにCoCo
ストアーまで車で連れて行ってくれただけでなく、中の橋まで
ドライブしてくれました。
 りっさちゃんは、中の橋でもRunしました。若いね~。

 で、そのとき例のオープンカフェの場所を教えてもらったん
だけど、開いてる! なんで?!9時までじゃないの?
 まんさく社長いわく、もともとバーだったからお客がいたら
その時の気分で遅くまで開いてることもあるそうで、、。
 じゃあ、社長を私たちの洗濯にお付き合いさせる必要もなかっ
たんだけど、、。ほんまにすんません。
 そうこうして、洗濯も済ませて結局お寺まで送ってもらっちゃっ
た。

  お世話になりっ放しですわ。ほんと。


 で、帰ってから宴会は滞りなく開会(?)され、ほかに宿泊客
がいないのをいいことに、1時まで飲んだのでした、、。
 いや、ほら、高野山はお酒禁止してないし。(笑)

 あ、でも明日のお勤め起きられるかなあ?

高野月参り(如月)その5

2006年02月12日 07時29分08秒 | 高野山お参り(+その近辺)
 とりあえず大門から今日泊まる「三宝院」に荷物を
置きに行くことにした。

 でも、あんまりお腹が空いたので、途中高野のパン屋
「カボ」でピーナッツバターをはさんだパンを買って食べ
ながら歩いた。(学生かい!)
 おいしかったです。
 ちなみに「カボ」の意味は何か聞いてみたら(聞けと
りっさちゃんに言われた。)、「奥さんの昔のあだ名です。」
との意外な返事。でも、それとパン屋のあひるの絵がどう
関係するのかを聞くのを忘れた。
             

 三宝院に着いたらお坊さんに部屋まで案内されたのだが、
部屋自体は正直言って狭い。これだと国民宿舎の巴陵院と
あまり変わらず、4000円も高いのに~と二人でがっかり
する。
 宿坊なのでそんなことを期待する方がおかしいんだけど、
四国に比べても宿泊代は高いので、ついつい期待してしまう
んだよね。
 ただ、まんさく社長の家にはけっこう近いので、そういう
意味で○。(笑) 
               

 で、夕食をYさんと歌先生が来るという7時にしてもらう
ことにして、まんさく社長に会いに行くことにした。
 いつものようにコーヒーをいただいて、今日のこととか
話してたらあっという間に6時30分に!
 いかんいかん、もう行かなければ~!

 まんさく社長、またあとで洗濯に来ます~。

 そうして宿坊に帰ると2人は隣の部屋でへんろ小屋プロジェ
クトについて真面目に話し合っているようだった。
 そっか、町石道歩かなくても、2人で会ってすることは
盛りだくさんなのね、、。とは思うものの、そういうところ
は大人じゃないので、夕飯の時にここぞとばかり歌先生をいじ
めるりっさちゃんと私なのでした。(笑)

              

 さて、お食事なのですが、実はこの日の宿泊客は私達4人
だけだったので、お部屋は貸し切り状態。そしてお料理は、、
 うまーいっ!!
 4人だけだからかもしれないけど、天ぷらも揚げたてだし
盛りつけはきれいだし、味付けもすばらしい~。
 食事前にはご住職がわざわざご丁寧に挨拶に来て下さったし。
 どんどんお寺に対する評価が

 そして、たいていの宿坊では、夕食までに明日のお勤めの際
に行う回向や祈願の受付を済ませるのだけど、Yさんが、

 「せっかくだし、へんろ小屋プロジェクトの成功祈願を
  しませんか?
  私は娘が結婚するので、その幸福祈願もします。

  とおっしゃった。

  ここで、他の3人が物申す!

  「娘さんは結婚するんだから幸せになって当然でしょう!
   むしろ私達の良縁祈願してっ!!」(笑)


 まあ、半分冗談だったんですけど、なぜか最後には歌先生が
私たちの分も祈願してくれることに。(笑)
 町石道歩かなかったこと、高く付きましたね。

 正直言って、良縁祈願なんて初めてだわ~。
 想像すると笑ってしまう。明日が楽しみだね。



高野月参り(如月)その4

2006年02月11日 09時08分59秒 | 高野山お参り(+その近辺)
 矢立茶屋に長々とお邪魔して,2時半にもなったのに
まったく園児達が到着する気配がない。
 茶屋のお姉さんはいったいどこの園児なのか気になって
るらしく,しきりに店の中から伺ってたけど,ずっと
待っててもしょうがないので出ることにした。

 お姉さんに,「どこのテレビ局か確認して下さいね~!」
とお願いした。(笑)

             

 矢立から次の展望台までは結構長くきつい登りになって
いるので,今回は二人だけだし,たまに短い休憩を取りな
がら歩いたらいつもよりはしんどくなかった。
 やっぱりこまめに休憩は取るべし!

            

 で,38町に近い展望台に着いた。
 今日は天気がいいので,海も見える。その向こうの神戸
も見えるよ!

 ここはろうそく祭りの時に,一緒に歩いたI口さんがハチ
に刺されて飛び回った場所なので,二人で「ハチ展」と
呼ぶことにした。(笑)
 ここでりっさちゃんのバーナーでコーヒータイム~

              

 が,あまりにも寒くてなかなかお湯が沸かないのだ!
 ペットボトルからこぼれた水が見る間に凍っていくっ!!

    

 いったい何度なんだろ、、?
 神社とこの時の寒さは半端じゃなかったです。

 ここでも20分ほど休憩していたのですが、やっぱり
誰も来ない。
 もしかして園児達は途中リタイアしたのか?
 そしてテレビではそんなところは全く見せずに大門に
歩いてきたように見せかけるつもりなのか?(笑)
 気になってしょうがないが、もう3時半だし行かないと。


 で、ここまでくればもう少し。
 毎回恒例になりつつある、大門の気温を当てっこする。
 「私はマイナス3.1度 
 「いやー、そんなに寒くないやろ~。私はマイナス2.8度

 とか言いながら歩いてたのだけど、、。

 最後りっさちゃんはスパートをかけて、私はゆっくりと
登り、4時半に大門にゴール。

 そして気温は驚きの、マイナス5.8度!!!

    

 りっさちゃんが着いた時はマイナス6度だった。
 高野山恐るべし、、。

高野月参り(如月)その3

2006年02月10日 08時41分22秒 | 高野山お参り(+その近辺)
 丹生都比売神社でお昼を食べて、本当はゆっくりしたい
ところだけど、あまりにも寒いので早々に出発する。

             

 ここからの八丁坂、これさえなきゃねえ、丹生都比売神社
にもっと寄る気にもなるのにね、なんて二人で話しながら
歩いていく。
 やっぱりすごい坂なのだけど、今回は道すがらおもしろい
ものを見たのでけっこう楽しかった。

 おもしろいものとは、これ。 なんだと思う?

  


 実はこれ霜柱。
 でも、下から出ているんじゃなくて真横から生えてるのだ!
 長さは5センチ以上もあって、道の横にずらーっとヒゲみたい
に出てた。

 りっさちゃんと私は「白ヒゲ白ヒゲ」と言いながら杖でじゃら
じゃらと落としたりして遊びながら登っていったので、二つ鳥居
にはいつもよりずっと楽に登れた気がした。

 ありがとう、白ヒゲ。(笑)

               

 そして二つ鳥居はまたまた園児達でいっぱいだった。
 お昼御飯をこの展望台で食べているらしい。
 私たちは遠回りして正解だったな。

 そのまま二つ鳥居をあとにして、ゴルフ場を抜けてどん
どん歩く。
 この辺は下りや平坦な道が多いので楽なんだ。

 そうして矢立茶屋に2時前に到着。
 いつもは焼き餅だけ頼むけど、今日はお抹茶もいただく
ことにした。

      

 おお? 冬はおもちを焼いて食べることが出来るんだ~!
 いいですねえ

 網の上で焼いて食べると、表面はパリッとしてて食べると
柔らかくておいし~い!!
             

 ということで3つも食べてしまいました。(笑)
 (写真はすでに3つ目のためほうじ茶です。

 矢立茶屋のお姉さんと園児達の話などしつつも、へんろ
小屋のことも忘れずちょっと探りを入れてみた。(えらい?)

 というのは、矢立茶屋の裏は空き地になっていて、普段は
お店に入らないハイカー達がお弁当を食べたりできるように
してくれてるので、ここにへんろ小屋を立てるというのも
いいんじゃないかなあと思ってたのだ。

 でも、お姉さん曰く、

 「この土地はこの茶屋の社長さんので、時期自宅を建てら
  れるんですよ。

 とのこと。 残念でした~。