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風をあつめて-ぷらり日記-

すっかり山にハマッテマス。でも山ガールではありません。
三線、お遍路、ネパールのこと等も綴ってます。

明日から

2005年12月22日 14時40分38秒 | 2005年おへんろ日記(徳島編)
 えー,こんなホワイトクリスマスな時期になん
ですが,お遍路行ってきます!
          

 今日は神戸もが降って,えらく寒い
天気になってますが,なんとかなるでしょう。

 今回は,前回打ち終わった立江寺からスタート
して,1回目に行けなかった星の岩屋をお参りして
ふれあいの里さかもとに宿泊。
 次の日に鶴林寺,太龍寺,平等寺を打って山茶花
で宿泊。
 最後に日和佐薬王寺まで打って,今年の打ち止め
としたいと思います。

 ならそれはそれで楽しいでしょう。
 雨はちょっとかなしいけど,,,。

 余裕があれば,いつものように中継したいと思い
ます。寒いから余裕ないかもしれませんが。

 今回は夜行虫さんも一緒に歩くので,それも楽しみ
です。

 ではでは,行ってきます~!!

うれしい便り

2005年12月16日 09時28分37秒 | 2005年おへんろ日記(徳島編)
 えらく間があいてしまったのだけど,実は奈良大師講
に参加したあと,うれしいお便りがあった。

           

   


 これは2日目の宿泊先旅館吉野で出会った仙台のお遍路
さん「あけもん」さんから。
 絵を描く人だとは知らなかったので,届いたときはびっくり!

 実はこの大師講の時は,一緒にサポーターとして同行さ
れたOさんが私に赤マーカーを1本下さったので,かすれた
へんろシールを塗っていってたのだ。

 こうやって絵にしてもらって俳句まで付けてもらえるなんて,
うれしかった~。

              

 そのあと掬水へんろ館の談話室であけもんさんが書き込み
されてるのを見て,さらにびっくり。
 実はへんろに行く前に,すでにあけもんさんの談話室での
書き込みは読んでいたけど,まさかその書き込みをしてる人
とお遍路で会うなんて思いもよらなかった。

 出合いって不思議ですねえ。
     

みんなで完歩

2005年11月27日 15時49分46秒 | 2005年おへんろ日記(徳島編)
 お昼ごはんを食べて再度雨の中を出発。
 先発隊はもう大日寺に到着しているだろうか?

 さっきよりは弱くなった雨の中,車道に沿って
歩いて行く。途中で5月にも見かけたへんろ小屋に
立ち寄る。

 5月の時はとても暑かったので,冷房のない締め
切った小屋にはとても入る気がしなかったのだけど,
今回はなんと,神戸のコベルコから提供された風力
発電機により冷蔵庫や扇風機を利用できるようになっ
ていた。
 冷蔵庫には飲み物や果物が置かれていて,こんな
雨の日には屋根もあるし,風もしのげて助かります。

           

 この「おやすみなし亭」を作ってくださった森さん
そしてコベルコさん,ありがとうございました。

            

 さて,そうこうしているうちに大日寺に到着。
 お参りし終わって納経し終わったところで,半端
じゃない数の納経帳を持った二人のガイドさんを見
かけた。たまたま私が先だったけど,こんなのが先に
来てしまってはとんでもない時間を待たされるよ~。

 でも,基本的に納経を先に済ませるのはいやだ。
 だけど今回は団体行動で,ただでさえ自分達は
遅れているところに日曜のバスツアーで待たされると
全体に迷惑をかけることになる。

 なので,この後は先に納経を済ませることにした。
 しょうがないよなあ。

           

 常楽寺にはすぐ到着。でも,意外と道は覚えてなかっ
た。そして常楽寺はやっぱりぼこぼこだった。(笑)

 常楽寺への階段を見て,前回はここでおへんろさんが
休憩していたなあ,,と思い出したりして。

            

 次は国分寺。ここも変わらずちょっとぼろいです。
 でも,納経所が右奥にあったこともすっかり忘れてま
した。やっぱりお寺が短距離で続いていると,覚えて
いないもんですね。

 観音寺はその際たるもので,まったく覚えてなかった
お寺でしたが,今回はりっさちゃんがこの手前で合流
したので大丈夫です。猛スピードで逆方向から走ってく
るおへんろさんは,誰から見ても「大変な忘れ物をした
おへんろさん」にしか見えませんでした。(笑)

 残念ながら観音寺は本堂が工事中で,狭い境内の大師
堂で,大勢が読経していました。
 ここの納経所は混んでいて,ここでもさっきのガイド
さんが後ろに,,。
 あ,危なかった,,。

 ちなみに私達と1日目から前後している歩き遍路の
グループがいたのだけど,納経所で「8人です。」と
言っていた先達さん,本当は5人ですよね?(爆)
 私には関係ないけど,ちょっと微妙~に反応してしま
いました。歩きでもそんなことするんだなあと,,。

 気を取り直して,残すは井戸寺。
 他のメンバーはすっかり出発して,トイレにも行っ
ていた私を待ってくれたRさんとりっさちゃんとの
3人で歩く。

 予定していた4時には十分間に合いそうだ。

 井戸寺に着くと,みんなちょっと安心した顔で待っ
ていた。先発隊はちょうど徳島駅に向けて出発する
ところ。
 私はすこしゆっくりとお参り。

 ここで,1番でタオルをお接待してくださった新開
さんに再会。もし歩けない人がいた時に車でピックアップ
してくださるとのこと。ありがたい。

 どうせ次回には井戸寺まで戻ってくるから,徳島駅
まではもう歩きたくないなあ,,なんて思ったけど,
奈良大師講として全員が徳島駅まで歩き通すということ
に意味があるんだろうと思って最後まで歩いた。

 もう疲れてしんどそうなメンバーも,あともう少し
とがんばって,5時30分頃に到着。
 駅ビルの居酒屋さんで祝杯をあげて,みんなでささや
かなお祝いの宴。

 終わってみれば早かった。
 そして,脱落者もなく全員完歩だ。

 みんなよくがんばりました!
 お疲れ様。そしてこれからも歩き続けてください。

 今度会うのは四国のどこかで,,。

やはり雨で,,,

2005年11月25日 07時24分30秒 | 2005年おへんろ日記(徳島編)

 歩き遍路講座4日目の朝。 やはり。  
 それもかなりの降りですぞ。 とほほ,,,。

 ま,でも3日間晴れただけもうけもん,と思って準備
する。

 朝ご飯をいただき,予定通り6時45分に宿を後に。
 鍋岩荘の皆さんお世話になりました。

               

 今日の最初の難関は,玉が峠だ。
 毎回えらい道だなあと思うのだけど,やっぱりしんど
かった。雨なので休憩も出来ないし。
 峠に着いたときにはみんな雨具を着ていて相当暑かっ
ただろう。ちょうど雨は小降りになってきたので,雨具を
脱いで歩くメンバーも。

 そうなのです。ちょっと雨が降ったくらいの時は
雨具を着るかどうか様子を見ておいた方がよいのです。

                

 峠を下って行く頃にはほとんど雨は止み,奥山の
里道を楽しく下っていく。
 前を並んで歩くKご夫妻が,とても仲睦まじくて絵に
なる。ちょっとうらやましいなあ。

   

  そうして下りきったところで,鮎喰川を渡る橋の
近くの集落で軒下を借りて少し休憩。雨模様でも
きつい降りではないので,楽しんで歩ける。

 橋を渡り,道沿いにさく何とかトランペット(適当
という南国の花から田中一村の話題で盛り上がり
つつ歩いていった。
 途中で,この先のお楽しみを見越して,みぃは写真
を撮るべく先を行ったら手前のRさんのグループに
追いついてしまった。

    

 すると,わたしが来たのが見えたんでしょう。
 Rさん,ちゃっかり橋の上で写真を撮ってもらうべく
待ってます。(笑)
 しょうがないなあ,もう。

  ここから先はずーっと車道で,あまり面白味はない
のですが,思ったより交通量も少なくって良かったです。
 しかし最後尾グループがかなり遅れ気味になって
きたので,心を鬼にしてちょっと早めに歩く。でも,全体
のペースは上がらず,,とほほ。

               

  そうして今日の昼食場所「ガーデンタイム」に到着。
暖かいうどん定食でホッと一息。ここで偶然にも神戸に
住んでいて自転車でお遍路をしているネイソンさん親子
に会った。自転車で16日間の予定で回るとのこと。

 四国に来ると,いろんな人との出合いがありますな。
 


鍋岩荘にて

2005年11月22日 09時38分02秒 | 2005年おへんろ日記(徳島編)

 話しは先々週に戻ります。見にくくてごめんなさい~!
 続きは,3日目の下りから,,。

                  

 たろぉさん達と合流して,Rさんと私と4人で鍋岩荘
までは一緒に降りていくことになった。
 杖杉庵でお参りして,さらに梅林を下っていく。やっ
ぱり結構きつい下り坂だ。

 鍋岩のへんろの駅でバスの時刻を見ると,ちょうど
15分後くらいにバスが来るようなので,たろぉさん達
とはここでお別れ。
 わざわざ来てくれてありがとう。楽しかったです。

                

 焼山寺でかなりゆっくりしたので,鍋岩荘には4時頃
に着いた。ここも初めて泊まる宿だったのだけど,保養
所で鍋岩荘という名前から,もっと古い建物だと思いこ
んでいた。
 しかし,なんのなんの,とてもステキな木造りの家で,
きれいなお宿でした。

    

 着いたらすぐにお風呂へ。木のお風呂でいいのだ
けど,男女のお風呂のしきりが昔の銭湯風に上が
抜けてるので会話が筒抜け。(笑)
 待ち合わせも出来そうです。(必要ないけど,,。

 6時になったので階下に降りて,みんなで食事です。
今夜も私たちの団体で貸し切りだったので,最終日に
向けての乾杯(?)と,ここまで来ての感想等を個々に
話しつつ,楽しい夜は過ぎていきました。
 すっかりメンバーもうち解けて,いい感じ。
 ご飯も山や川のもの満載のおいしいお食事でした。
 デザートには下り道でお接待でいただいた柿をいた
だきました。ごちそうさまでした。

 明日は6時15分にお食事,6時45分には出発です。
遍路ころがしは終わったものの,疲れも溜まっている
ところに,札所は5つもあり,徳島駅まで歩くとなると
31キロの道のりで,かなりの強行軍となります。
 正直,みんながみんな最後までは無理じゃないかと
思ってました。

 最後の打ち合わせでは,やはり私は最後尾を,そして
先頭グループと中盤グループとにそれぞれリーダーを
分けて付け,ペースをついつい上げすぎてしまい,体力
的にしんどそうなDさんにはRさんが専属で付くことに。

 先頭グループのリーダーは,いろいろと配慮しなければ
ならないことが多くて大変だなあと感じつつ,私はいつも
楽ちんな最後尾でごめんなさい。

 ま,でも私が一番最後に付くことで,女性メンバーも無理
しないでいいと思ってくれてるようなので,これでいいのだ。

 天気予報は, 降水確率80%!
 Rさん本領発揮?(笑)


うどんのはなし

2005年11月21日 09時28分36秒 | 2005年おへんろ日記(徳島編)
 今回打ったお遍路で一番の印象に残ったことは
やはりみぃふぁんさんから聞いていた,うどん
屋さん
を見つけられたことでしょう!

   

 大体の場所しか聞いていなかったことと,今回は
地蔵峠越えのため,同じ道沿いを歩かないのでは
と思っていたのです。

 なので,30分程前にバッテラ寿司を買ってバス停
で食べちゃいました。

 けれども,県道の勝占橋を通っていたら,不意に
右側に手書きの「釜うどん1杯200円」の文字が!

 あきらかにチェーンや一般の店ではないことが分か
る看板だったので,迷わずSKⅡ!ならぬうどんやへ
走る私。(笑)

 うどん屋への道には,「お金より味優先!」の看板が。

 入ってみると,おじさんが一人カウンター(?)の向こうに
立っていました。

   

 釜うどんの小を注文して,お店を見渡すと,いろいろと
おもしろいです。

  「当店は注文を受けてから茹であげます。8分くらい。」

 おじさんはもともと骨董やさんだったらしく,仲間で骨董
の集まりをしていた時にうどんを出したら好評だったので
それから始めたとのこと。

      

  今も薪で炊いている,おじさんの精魂込めた
おうどん。暖かくて,ほんとうにおいしかったです。

  ごちそうさまでした~!