投薬の匙加減

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プラセンタ療法の本を読んだ。プラセンタ療法を実践している医者が、プラセンタ療法が如何に優れた治療法であるかを紹介している。プラセンタ療法という予防医学を推奨する根拠にフォーカスすると、現代医学の問題点が浮き彫りになる。私自身、プラセンタ療法の良し悪しの判断は付かないが、少なくとも現代医学に頼っていては大変な事になるという危機感を感じた。

プラセンタ、という本題からは外れるが、現代医学の問題点の一つに、成人への投薬は匙加減がない、という指摘があった。小児は別として、成人への投薬は、２０歳でも７０歳でも、男でも女でも、また、40キロの人でも80キロの人でも、み～んな同じなのはおかしい、という話。私はもそこでツボにはまった。だって、私もずっと以前から、投薬に匙加減がないのが不思議でならなかったから。

日本でも、やっと、予防医学が脚光を浴びてきているが、まだまだ実態が伴っていない。筆者も、医者は現実的には「稼がなきゃ食っていけない」わけで、その結果、予防医学には目をつぶって、必要以上の投薬や手術が行われているという現実を悲観している。

「あぁ、革命の旗手なんだ、この人は」

既得権益集団にいながら、既得権益集団へ抵抗するという構図。プラセンタの良し悪しはわからないが（しつこい(^_^.)）誰もが、「予防医学＞現代医学」という概念をもつ社会に変化する事は絶対に必要だし、なるでしょう。そしたら、薬剤師いらない、なんて、言われそうだけど（笑）