人気blogランキング >>クリックしてね
「iモード事件」という本を半分位まで読んだ。著者であり主人公でもある松永真理さんがNTTドコモにリクルートから引き抜かれてiモードのサービスを立ち上げていく話。
はなしのおもしろさは、松永真理さんは、リクルートでの編集時代に、新規事業立ち上げを得意としてきたものの、ITやネットや携帯ヘビーユーザーでもないのにドコモから引き抜かれても、戸惑いひとつないという大物感が伝わってくる点。そんな大物なのに「新規事業とはこういうものだ」という押し付けがない点。さらに、ドコモがプロジェクトに雇った理論うちあげ派のマッキンゼーに対して、現場で修羅場をくぐった人間としての意見をぶつけていく姿。
ジグソーパズルを組み上げてみて最後ピッタリ合うものはいいが合わなければパズルが悪いと判断するタイプの人には、新規事業は難しいだろうが、ジグソーパズルは最後ピッタリ会うようにピースを成型しながらでも組み上げていくタイプの人には、新規事業ほどわくわくするものはないだろう。
また、新規事業は、事業毎に描かれるスケッチも違い、ピースの大きさや数や形がちがうから、「新規事業とは○○だ」なんて言いきるのもおかしい。
ピースの成型だなんて簡単に言ったが、一つ形を変える事で、近隣のピース一つとは限らず、場合によっては複数のピースの調整が必要となる。これが松永真理さんが言う「現場の修羅場」と言ったところだろうか。
後半の見所は、彼女は結局何に「達成感」を得たかという点。想像通りなような気がするがよみすすめてみる
![]() | iモード事件 (角川文庫)松永 真理角川書店このアイテムの詳細を見る |
はなしのおもしろさは、松永真理さんは、リクルートでの編集時代に、新規事業立ち上げを得意としてきたものの、ITやネットや携帯ヘビーユーザーでもないのにドコモから引き抜かれても、戸惑いひとつないという大物感が伝わってくる点。そんな大物なのに「新規事業とはこういうものだ」という押し付けがない点。さらに、ドコモがプロジェクトに雇った理論うちあげ派のマッキンゼーに対して、現場で修羅場をくぐった人間としての意見をぶつけていく姿。
ジグソーパズルを組み上げてみて最後ピッタリ合うものはいいが合わなければパズルが悪いと判断するタイプの人には、新規事業は難しいだろうが、ジグソーパズルは最後ピッタリ会うようにピースを成型しながらでも組み上げていくタイプの人には、新規事業ほどわくわくするものはないだろう。
また、新規事業は、事業毎に描かれるスケッチも違い、ピースの大きさや数や形がちがうから、「新規事業とは○○だ」なんて言いきるのもおかしい。
ピースの成型だなんて簡単に言ったが、一つ形を変える事で、近隣のピース一つとは限らず、場合によっては複数のピースの調整が必要となる。これが松永真理さんが言う「現場の修羅場」と言ったところだろうか。
後半の見所は、彼女は結局何に「達成感」を得たかという点。想像通りなような気がするがよみすすめてみる