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エーザイから出ている強心薬「ノイキノン」。一般名はユビデカレノン錠 。効能は心筋の代謝を改善し、心筋の収縮力を高めて、心不全の症状を改善する薬だ。
調べたらユビデカレノンとして通常成人は1回10mgを1日3回食後に経口投与が常用量。そして副作用は1.46%の発現率。 消化器 胃部不快感、食欲減退、吐気、下痢 過敏症 発疹。
強心薬が必要ない人にこの情報を与えて「ところでこのノイキノン飲んでみない?」って言ってみたらどんな反応するだろう。一方、「これ飲んだら若返るわよ。アンチエイジングの代表サプリ」と言ってCOQ10を渡したら果たしてどうだろう。
実は、この2つ、行為としては同じ事を意味する。いや、場合によっては、後者の方が問題かもしれない。1粒に30mgとか60mg、100mg含まれるCOQ10が世にごまんとあるわけだから。
ノイキノンの一般名はユビデカレノン。このユビデカレノンとコエンザイムQ10が化学的にあるいは代謝過程でどの程度同じ事を意味するのか詳しくはわかりかねるが、「ノイキノン」の能書(薬効や副作用の説明書)を読んだ薬剤師は怖くてCOQ10など飲まないと聞いた。
> 副作用は1.46%の発現率。 消化器 胃部不快感、食欲減退、吐気、下痢 過敏症 発疹。
・・・なるほど。思うに、COQ10のブーム後1年以上たった今、大腸の機能を整えることを謳った薬「ザ・ガード」や「パンシロンN10」がこのところ目立っているのはもしかしてCOQ10が原因で大腸の機能が乱れた人が多くなったという事? パンシロン整腸錠などはパンシロンN10と命名して、なんだかコエンザイムQ10と呼応している感じ(笑)
このノイキノンについてgooヘルスケアにと~っても辛辣なコメントがあった。
海外ではほとんど使われていませんが,日本での発売会社の多いことに注目してください。実際はなくてもよい薬です。循環器の専門医だったら使わないでしょう。
とはいえ、実害がないと早々簡単には自分事にはできない。なのでこれらはまるで他人事。まだまだ私は飲みますょ、COQ10様様